異世界ぼっち

オレオレ!

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63.ドラゴンの足止め

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「ファイヤーランス」
「うぉー、3連撃、3連撃」
「くらえ、ダブルショット」
うん、なんか、わちゃわちゃ攻撃してるけど聞いてるのかよくわからんね
「ブレスがくるぞー」
「「マジックシールド」」
「マジックシールド」

ブレス長い、これは僕に効くのか効かないのかはわからないけどこの長いブレスなら空気も熱せられてやばいと思う

はっ

縮地タン、ズドン

踏み潰されそうな生徒を助ける
「荒井、サンキュ」

僕は親指立てて見せる、
はっ、「しっぽ!」叫ぶ

思いっきりしっぽを叩きつけてくる
2人程犠牲者が出た、咄嗟に救助に向うか、抱えてヒーラーの元へ

ふと見ると、叩きつけたしっぽから2人よじ登っている

「魔法使い、彼らに援護を」
「物理攻撃者は、ドラゴンの注意をこっちにひきつけて」

僕はドラゴンの注意を僕に惹きつける為にドラゴンの右足
狙いは一番内側の指の骨
狙いを定めて、ハリケーンショット、ドゴーン
右腕が痺れるが咄嗟に剣を、左手に持ち替えて、左のハリケーンショット、ドゴーン

今のは効いたのか、暴れる、
ドラゴンに乗っかってる二人が必死にドラゴンの背中にしがみついていた、ごめんなさい

両腕が痺れて動かないので、急いで距離を取る、ドラゴンは今の攻撃はお前か!って感じて僕を、見ている
やばい、僕に向けてブレスがくる
「ブレスがくるぞー」
魔法使いの元へ走る
「マジックシールド」
ブレスがはかれる
「縮地」ダン
ぎりぎりセーフ

ん、ドラゴンが体に合わないサイズの翼を広げはじめる
「やばい!飛ぶぞ」

「そうはさせるかよ!!」
ドラゴンにへばりついていた二人が術技を放つ
ドラゴンの目の前で強烈な光の魔法、そして、ドラゴンの耳に槍の術技、それらがちょうどドラゴンが空を飛ぼうとジャンプした時に食らったためジャンプして落ちる形となる

チャンスとばかり、僕はドラゴンの翼に向う
ドラゴンは倒れてたので地面から翼に到達した

両腕の痺れはもう取れたので
再度必殺のコンボをお見舞いする
「左のハリケーンショット」ドゴーン
「右のハリケーンショット」ドゴーン

両腕が痺れる、急いで逃げる
ドラゴンは起き上がる

翼は痛めつけた、しばらくは飛べないはずだ

「ギアエェェー」
すごい雄たけびをあげる

「わっ」
ズドン
僕は思いっきり踏みつけられる
ズドン、ズドン
何度も踏みつけられる
「荒井!」
「大丈夫!」ズドン「大丈夫!」
ようやく腕の痺れが取れてきた、
縮地で脱出

ふぅ、

誰かが言う「見ろ、天守閣から閃光が出始めた、魔王の部屋も戦いが、始まったんだ」
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