異世界ぼっち

オレオレ!

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60.死闘

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鬼を探し見つけて戦いを挑む

鬼との死闘が始まる

鬼が縮地で一気に僕との距離を詰める、同じタイミングで僕は1メートル後に飛ぶ、
金棒が空振りする
後に飛んで着地の瞬間地面を蹴って前に飛ぶ、金棒をかわして居合
空振り、鬼は上にジャンプ
居合の剣が、振り抜かれ体制を崩した背中に金棒を振ってくる

とっさに逆手に持ち替えて、振り下ろされる金棒に合わせて、後向きのまま斬りつける

金棒が僕の背中に当たる
地面にめり込む、だが、悲鳴を上げたのは鬼の方
金棒を振り下ろしたことで
逆手でもって固定した剣により
鬼みずからの力で、鬼の右手親指を切り落とす形となった

切った親指は数秒ほどで生えて来た 
キモっ
っと思った瞬間鬼が、縮地してきた
「しまった」

ドーン

ふっ飛ばされる

「油断した」

だが、転ばさせられることは、無かった

転ばされる瞬間地面を蹴って上に飛ぶ

そして追撃の為に縮地してきた鬼に垂直斬り
鬼は金棒でガード

そのまま離れる

「ふぅ」

仕切り直しとなる

今度はこちらから縮地を仕掛ける
当然かわされることを承知で突っ込む
鬼のいた場所に突きを放つが外れる反撃をカウンターするために
気配察知を行なうも、鬼は2m離れていた

チャンスに見せかけてるのがバレバレだったかな?

短い戦いの中、鬼の仕掛けるタイミングがわかってきた

「そこっ」
短剣を投げると、短剣を投げた先に鬼が縮地で飛んできた

短剣は縮地で飛んできた鬼の顔に当たるがそのまま弾かれる

その意味を鬼も理解する、そして怒りだす、やれるもんならやってみろとでも言うように、僕は縮地で
距離を取る

仕掛けるタイミング、縮地で飛んでくるスピード、それら全てを先程の
短剣が当たる位置にむけ、完璧なタイミングで、必殺技を放つ

鬼は僕が居合で来ると読んで
僕がいると思われる場所に
金棒を突いてきた

しかし、その場所に僕は居ない
僕はあえて、無理な体制で
必殺のハリケーンショットをはなっていた

それにより、鬼の顔が、縦に、横に、突きにより吹っ飛んだ

その後、顔のない鬼の体は
バタンと倒れた

「ふぅ!!」

深呼吸する

ジワリジワリ勝利を確信する

そして、大声で叫んだ
「勝ったぞー」

    
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