異世界ぼっち

オレオレ!

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58.名前

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マキさんに色々疑問を書いている途中で寝落ちして、夢の中で
ココロにチューする処で目が覚めた
マキさんへの手紙を書き終えたころ約束の時間になったので、受付に行き手紙を頼み、執事のアナさんに会うと、ココロも一緒に来てた
「おぁ!、ココロお嬢様、おはよう御座います」
「なぁに、おぁ!って、ふふっウケる、昨日買った馬が可愛かったんでついて来ちゃった」

なんか不意をつかれてドキドキする

アナが手綱を僕に手渡す
「では頼んだ」

「はい!」手綱を受取り
僕は馬をつれて、出発した

乗馬は小学6年生の時にいった牧場の乗馬体験の1度だけ、いきなり馬に乗るのは無理な気がしたので
とりあえず共に歩く

一緒に歩きながら、
馬に名前をつける
「お前の名前は、シンバ、うんシンバにしよう」

ちなみに、ディズニーのライオンの王様のお話がスキとかそういうことではなく、真の馬、シン・馬、シンバ、であることは誰にも言うつもりはない

ふと気配察知に魔物、「シンバ、ここで待ってて」
手綱を離す
シンバは動かない「賢いね」

ダッシュで狩ってダッシュで戻って手綱を手に取る、
そしてはじめから馬に括り付けられていた袋からエサを取り出しあげた、
「偉かったね、ご褒美」
そろそろ、怖がらせずに乗れそうな気がする
僕は馬にまたがった、おとなしい
よし、いけた、
馬に乗っての旅が始まる

1時間程走って川辺で休憩
お尻がいたい

1時間程走って平地で休憩
腰もいたい

乗馬って難しい

そんなこんなで1日が過ぎ、2日目、馬車に到着
馬に括り付けられていた袋から金具を取り出して、馬と馬車を繋げる
従者の席にすわり出発

馬に跨がるよりよっぽど楽だよこれ
ただ本来ならなら2匹で引張る馬車、だれも乗ってないし荷物も無いとはいえ、1匹だと負担も大きいだろうから、結局休み休み走ることとなる

1日後、ギルドに到着、馬車をギルドに渡しクエスト終了、
報酬の馬は既に貰っているので
これで終わり、執事アナに会うことも、ココロに会うことも無いまま
クエストが終わってしまった

受付嬢が呼び止める
「夕さん、マキさんから手紙を預かってます」
そうだった手紙書いてたんだった
雑魚寝部屋を借りて手紙を読む
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