異世界ぼっち

オレオレ!

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51.お嬢様と執事

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まずは、助けてくださってありがとうございます

ネコの獣人のお嬢様の名はココロ、執事はプードルの獣人アナ、鎧の護衛はネコの獣人オレヲ、

自己紹介されたので僕も名前をおしえる

ココロ様、御一行はジュウジの町に帰る途中だったのだが、ご覧の通りのありさま、
引っ張るウマと馬車の運転していた従者が殺された事でもう馬車を引くことは出来なくなっていた

「ここからジュウジの町まで歩きましょう、夕さんお願いがあります
私達の護衛として、一緒にジュウジの町まで動向して貰えないでしょうか、もちろんお金は渡します」

僕は、快く引き受けた
どの道向かう場所は一緒なので
小遣い稼ぎにちょうど良かった

死んだ従者の遺品をカバンに詰め
土を掘り従者を埋め祈りを捧げる
遺品は家族の元に送るとのこと

最初に遠投で倒した盗賊は
目が覚めたところで、目の前で
両腕を折る、ポキポキ、
「ギャー」
その後、オレヲから縄を借りてぐるぐる巻に、ジュウジの町の守衛に引き渡す為に連れて行く

そうして僕らは歩き出す
歩きながらの会話

自分の事を話す、
「今の僕は、術技、縮地を覚える為に修行中の冒険者、それを覚えて最果ての大地で単独で鬼に勝つ事が、目標なんだ」

「すごーい、カッコイイ」

執事のアナはココロの行動にソワソワしている
オレヲは警戒を怠らない

ココロは、ジュウイチジの村に住む貴族の娘さんらしい
今はジュウジの町にある魔法学園の生徒として、執事アナと共に生活しているとのこと
ちなみにオレヲは冒険者ギルドで雇ったC級冒険者らしい

ある程度進むと僕に向けて矢が飛んできた
ゴン、イテッ
とっさにココロ達の前に出る
また飛んできた、僕の肩にあたる
ゴン
弓は1人だね時間がかかりすぎ
僕は石を拾う
今度は矢が直線的に1本同じ場所から左右に放物線を描きながら向かってくる2本、計3本が僕に直撃
おそらく弓術の術技

だが今ので確実に相手の位置がわかったのでそこに術技、遠投、
「ぐわっ」

オレヲにココロの擁護を頼んで
今倒した盗賊を捕まえに行く
そして、腕を折る
これで治るまで弓は使えないだろう
そのまま皆の元に連れて行く
オレヲが持っていた縄でぐるぐる巻にして、オレヲに持たせる
「盗賊二人目ゲット」

「矢が、何本も当たっていたけど、大丈夫ですか?」

「あぁ、スキル持ちだからね」
「すごーい、カッコイイ」
執事のアナはココロの行動にソワソワしている
あれっ、デジャヴ?
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