異世界ぼっち

オレオレ!

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7.レベルアップ

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抱きしめてるオオカミも危険を察知したのか、首への噛みつきをやめて逃げ出そうと暴れだす

急に抱きしめたオオカミが重くなった、攻撃をやめたからか
でも、もう遅い、僕は魔法陣に入る

腕に噛み付いてたオオカミは慌てて逃げたけど
抱きしめたオオカミは逃げられずにいっしょに六芒星魔法陣の中へ

中に入った瞬間暴れてたオオカミから黒い霧がでて、そして最後は動かなくなっていった


テテテテッテッテー
頭の中に効果音、そしてアナウンスが流れる
(レベルが上がりました、レベルが上がりました、レベルが上がりました・・・)

ステータスオープン

≪ステータス≫
   名前:荒井 夕
   レベル:8
   [スキル]
 魔法効果無効(パッシブ)
 物理攻撃無効
 [術技]POINT:21
 武術基本技:気配察知LV1
 短剣術基本技:水平切りLV1
 柔術基本技:タックルLV1
    

なんか特技という項目が増えてる
武術と短剣術と柔術が増えた
特技として、気配察知と水平切りとタックルを覚えた

気配察知
 武術の基本技の1つ、気配察知と思うことで発動する、2m以内の気配を察知する

水平切り
   剣術の基本技の1つ、剣を横に切る事で発動する、切れ味が良くなる

タックル
   柔術の基本技の1つ、タックルする事で発動、相手の動きを2秒止める

うーん、水平切りは、オオカミの魔物の首を切ろうとした事で覚えたのか、全く効かなかったのに
タックルは、抱きかかえたからか
なんだろう
気配察知は、突然首を噛まれたからか?、
本当にレベルアップしたのだろうか?感覚的には何も変わってない

次にあのオオカミに出くわして水平切りで首が切れればレベルアップの実感がわくかも

でも、今日はもういいや疲れた寝たい
でも、その前に魔物の死体を
片付けなきゃ
ふとみると魔物の角が取れて落ちていた、なんとなくコレは持っていようと思った

残りの死体だが、
魔法陣の外に穴を掘って埋葬した

ちなみに魔法陣の外に出た時に、もう一匹のオオカミがリベンジ仕掛けてくるかと思ったけど
それは来なかった
多分魔法陣の近くでは不利と判断したのかもしれない

埋葬が終わったので、今日はもう寝る事にした




一方その頃、クラスメイト達は
お城の中で座学を学んでいた
「王都付近は魔素の量が最果ての大地の半分ぐらいしかありません
必然的に最果ての地の魔物は強くなります。
例えば、黒狼鬼、角の生えた黒いオオカミですが、王都周辺では
拳くらいの大きさのファイヤーボールと、相手の動きを2秒ほど封じる黒魔法を放つ魔狼です、こいつを1人で倒せる様になればハンターとして1人前と言われる相手ですが
最果ての大地にいる、黒狼鬼は、真・黒狼鬼といわれていて、人の胴体ほどあるファイヤーボールと、相手の動きを1分間止める魔法を放ってきます、一対一で戦うと、まず動きを止められて死にます・・・」


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