異世界ぼっち

オレオレ!

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1.プロローグ

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・・・ここは?

・・・どこだ?

さっきまで学校の教室、数学の授業中
突然、床が光ったと思ったら、気付くと薄暗いレトロな部屋に僕らはいた
見ると槍を持ち鎧を着た兵士に囲まれているのがわかる

何が起きた、、、

同級生たちは、皆パニクってる
恐怖で泣いてる子もいる、
スマホで写真を撮ってる馬鹿もいる(度胸があるなー)

そんな中、場違いな緑色のドレスを着た知らない女性が話し出す
「そろそろお話しをして宜しいでしょうか?、皆さんは地球とよばれる星の民で宜しいですね」
彼女の話によると、僕らは異世界に呼ばれた様だ、勝手に

彼女の話がまだ終わっていないと言うのに、「ステータスオープン」とか叫んでいる馬鹿がいる、
と思わずにやけてしまったが、そいつを見てると実際にステータスが表示したらしく
「わっ、出た」とか言い出して、他人には見えないのかな?何もない所をじっと見ている、
それを見た周りもまたざわつく
ざわつきが止まらない

こっそり自分もやってみる
≪ステータス≫
   名前:荒井 夕
   レベル:1
 [スキル]
 ガチャ×2
 [術技]POINT:0

なんか出た!! 何?ガチャ×2 って
とか、思っていると変化した

≪ステータス≫
   名前:荒井 夕
   レベル:1
  [スキル]
 ガチャ×1
 魔法効果無効(パッシブ)
 [術技]POINT:0
さらに、変化

≪ステータス≫
   名前:荒井 夕
   レベル:1
   [スキル]
 魔法効果無効(パッシブ)
 物理攻撃無効
 [術技]POINT:0
 
なんかチートなスキルがでた
僕には魔法による攻撃や殴られるなどの物理的な攻撃は効かないってことかな、
パーティーを組んだら、盾役、タンク役とか呼ばれることになるのかな、えぇー体力ないから嫌だとか思っていると、女性の話が終わってた。 しまった、結局全然話を聞いてない
まっ、後で誰かに聞けばいいや

「さて、それでは、先程も言いましたが、ここは最果ての大地、魔王の城のすぐ近くにある、聖なる祠です、
魔素が充満しているこの場所でなければ皆さんを召喚する事ができなかったとは言え、非常に危険な場所なのです。
そこの階段を上がった所に、中継地点に転移する転移魔方陣が描かれた部屋があります、そちらに移動しますので、ついてきてください。」

僕らは狭くて急な階段をのぼり転移魔方陣のある部屋に移動する
「それでは、転移魔方陣を発動しますね、」そう言って彼女は呪文を唱えると、魔法陣が光りだし、
そして祠にいた人すべてが消えていった

僕を残して
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