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誘惑
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「馬鹿言うな。ほら、はやく取り調べ室行くぞ」
そう言って背を向けた瞬間、怪盗は後ろから香坂刑事に抱きついた。
正確には、腕で輪を作り、輪投げのように彼の首にすっぽりと落としたのだ。背の高い香坂刑事に、つま先立ちになった怪盗は、そのまま彼の背に寄りかかる。
「・・・おい。戯れるのもいい加減にしろよ」
「香坂刑事、我慢は良くないですよ」
「おもらししたお前が言うな。放せ」
香坂刑事は、しゃがんで腕からすり抜けようとする。
「・・・見たいです」
ぎゅっと腕に力入れ、逃げられないようにされる。
「あー、分かった分かった。したら、大人しく取り調べを受けろよ」
ずりずりと引きずりながら、香坂刑事は排水溝に向かい、チャックを下ろした。
「・・・刑事は、何歳なんです?」
背後から覗きながら怪盗は問う。
「25だよ」
先端から弧を描いて落ちていく。シャワー室に、放尿音が響く。
「ふふ、私と同じですね」
「へぇ・・・そうか。それより、よく喋るじゃないか。ついに逮捕されて、自暴自棄か?」
「えぇ。そうかもしれません」
排尿が終わり、軽く腰を振って雫を落とす。
「・・・自暴自棄ついでに」
「なんだ?」
「・・・刑事とセックスしたいです」
そう言って背を向けた瞬間、怪盗は後ろから香坂刑事に抱きついた。
正確には、腕で輪を作り、輪投げのように彼の首にすっぽりと落としたのだ。背の高い香坂刑事に、つま先立ちになった怪盗は、そのまま彼の背に寄りかかる。
「・・・おい。戯れるのもいい加減にしろよ」
「香坂刑事、我慢は良くないですよ」
「おもらししたお前が言うな。放せ」
香坂刑事は、しゃがんで腕からすり抜けようとする。
「・・・見たいです」
ぎゅっと腕に力入れ、逃げられないようにされる。
「あー、分かった分かった。したら、大人しく取り調べを受けろよ」
ずりずりと引きずりながら、香坂刑事は排水溝に向かい、チャックを下ろした。
「・・・刑事は、何歳なんです?」
背後から覗きながら怪盗は問う。
「25だよ」
先端から弧を描いて落ちていく。シャワー室に、放尿音が響く。
「ふふ、私と同じですね」
「へぇ・・・そうか。それより、よく喋るじゃないか。ついに逮捕されて、自暴自棄か?」
「えぇ。そうかもしれません」
排尿が終わり、軽く腰を振って雫を落とす。
「・・・自暴自棄ついでに」
「なんだ?」
「・・・刑事とセックスしたいです」
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