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カミンズ伯爵の逆襲
14 車内とペットボトル
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その後、応援に駆けつけた警察官が美術館の地下を捜索するも、カミンズ伯爵もその部下も姿を消していた。
「あれ?香坂刑事は?」
館内を捜索中に逸れた安田巡査は柊巡査に聞く。
「さぁ?この人を着替えさせるからって、どっか行ったけど」
柊巡査は、伸びをする。
そして、欠伸をしながら、もう置いて帰ろうぜと言った。
香坂刑事の車の中で、怪盗は、普通の服装に着替えていた。
「ありがとうございます。刑事には、いつも助けられてばかりですね。何かお礼が出来たら良いのですが」
怪盗は、苦笑いをした。
「お礼か・・・」
ハンドルに寄りかかりながら、刑事はバックミラーをチラリと眺める。薄暗い後部座席では、怪盗が下着を脱いだところだった。
綺麗に脱毛された恥部が露わになる。その尿で濡れた亀頭の紅さに目を奪われ、刑事はごくりと生唾を飲んだ。ムラムラと欲望が湧き上がる。
「・・・カーセックスは、まだしたことなかったよな」
刑事は、鍵を回し、エンジンをかける。
「人目のつかないところに、車を移動する」
シートベルトを締めながら、刑事は言う。
「お礼は身体で、ですか」
ほんのり顔を赤らめながら、怪盗は、後部座席から助手席に移った。
白いシャツの上に大きめサイズの黒いセーターに、スキニーの黒パンツ、ローカットの白いバッシュ。怪盗は、普通の大学生のような服装をしていた。
「お手柔らかに、お願いします」
怪盗は、恥ずかしそうに目を伏せながら、自らの内腿を撫でた。
股間の辺りに服のキツさを感じながら、刑事はアクセルを踏んだ。
街の中心から、人通りがない場所に向かう途中、刑事の運転する車は、渋滞にハマってしまった。
助手席では怪盗が、脚を開いたり閉じたりしながら、ソワソワしていた。利尿剤の効果が、まだ残っていたらしい。
「・・・んっ」
怪盗は、股間を押さえ、指先で紛らわすように奥を揉んだ。
「おしっこ、漏れちゃ・・・」
涙目になりながら、怪盗は悲鳴をあげる。
渋滞で、進まない中、左右も他の自動車に挟まれ、車を降りて野ションをすることも出来ない。
「あっ・・・ぁ」
もう限界。漏らしてしまう!怪盗の頭の中が真っ白になる。
しかし、前屈みになりながら、怪盗は必死で我慢する。その肩は、小刻みに震えていた。
助けてやりたくて、目を泳がせた刑事は、緑茶の入った500mlのペットボトルを発見した。
「待ってろ、今、ラクにしてやる」
蓋を開け、一気に緑茶を飲み干した刑事は、空のペットボトルを彼に渡した。
「ほら!」
怪盗は、切羽詰まったようにペットボトルを奪いとると、慌ててファスナーを下ろして性器を外に出した。
先端を飲み口に当てるや否や、ジュイイイイイィッと放尿音が響く。少し零しながらも容器の中に注がれた液体は、ジョボジョボと鈍い音を立てて溜まっていく。
「はぁ・・・」
怪盗は、ホッとしたように息をつき、目を閉じて背もたれに寄りかかった。
ペットボトルの容量ギリギリまで出し切ると、怪盗は、そっと股からペットボトルを離す。何度も出したせいか、色の薄い尿が、そこには入っていた。
「あれ?香坂刑事は?」
館内を捜索中に逸れた安田巡査は柊巡査に聞く。
「さぁ?この人を着替えさせるからって、どっか行ったけど」
柊巡査は、伸びをする。
そして、欠伸をしながら、もう置いて帰ろうぜと言った。
香坂刑事の車の中で、怪盗は、普通の服装に着替えていた。
「ありがとうございます。刑事には、いつも助けられてばかりですね。何かお礼が出来たら良いのですが」
怪盗は、苦笑いをした。
「お礼か・・・」
ハンドルに寄りかかりながら、刑事はバックミラーをチラリと眺める。薄暗い後部座席では、怪盗が下着を脱いだところだった。
綺麗に脱毛された恥部が露わになる。その尿で濡れた亀頭の紅さに目を奪われ、刑事はごくりと生唾を飲んだ。ムラムラと欲望が湧き上がる。
「・・・カーセックスは、まだしたことなかったよな」
刑事は、鍵を回し、エンジンをかける。
「人目のつかないところに、車を移動する」
シートベルトを締めながら、刑事は言う。
「お礼は身体で、ですか」
ほんのり顔を赤らめながら、怪盗は、後部座席から助手席に移った。
白いシャツの上に大きめサイズの黒いセーターに、スキニーの黒パンツ、ローカットの白いバッシュ。怪盗は、普通の大学生のような服装をしていた。
「お手柔らかに、お願いします」
怪盗は、恥ずかしそうに目を伏せながら、自らの内腿を撫でた。
股間の辺りに服のキツさを感じながら、刑事はアクセルを踏んだ。
街の中心から、人通りがない場所に向かう途中、刑事の運転する車は、渋滞にハマってしまった。
助手席では怪盗が、脚を開いたり閉じたりしながら、ソワソワしていた。利尿剤の効果が、まだ残っていたらしい。
「・・・んっ」
怪盗は、股間を押さえ、指先で紛らわすように奥を揉んだ。
「おしっこ、漏れちゃ・・・」
涙目になりながら、怪盗は悲鳴をあげる。
渋滞で、進まない中、左右も他の自動車に挟まれ、車を降りて野ションをすることも出来ない。
「あっ・・・ぁ」
もう限界。漏らしてしまう!怪盗の頭の中が真っ白になる。
しかし、前屈みになりながら、怪盗は必死で我慢する。その肩は、小刻みに震えていた。
助けてやりたくて、目を泳がせた刑事は、緑茶の入った500mlのペットボトルを発見した。
「待ってろ、今、ラクにしてやる」
蓋を開け、一気に緑茶を飲み干した刑事は、空のペットボトルを彼に渡した。
「ほら!」
怪盗は、切羽詰まったようにペットボトルを奪いとると、慌ててファスナーを下ろして性器を外に出した。
先端を飲み口に当てるや否や、ジュイイイイイィッと放尿音が響く。少し零しながらも容器の中に注がれた液体は、ジョボジョボと鈍い音を立てて溜まっていく。
「はぁ・・・」
怪盗は、ホッとしたように息をつき、目を閉じて背もたれに寄りかかった。
ペットボトルの容量ギリギリまで出し切ると、怪盗は、そっと股からペットボトルを離す。何度も出したせいか、色の薄い尿が、そこには入っていた。
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