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おまけ
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夕陽が眩しくて、怪盗は目を覚ました。
隣では、香坂刑事が穏やかな寝息を立てて眠っていた。寝顔は可愛らしく、無邪気な少年の面影が残っている。
怪盗は、彼を起こさないように、そっと布団を出て、ふらふらと全裸のままトイレに入り、用をたす。
先に付いた数滴の尿を振って落とした時、後ろからダラリと透明な液体が垂れた。
一瞬、刑事に中に出されたっけ?!と思い、ビクッとする。
いや、違う。ローションがまだ中に残ってただけか。
冷静になって、トイレットペーパーで念入りに拭き取ると、流してトイレを出た。
それから。
怪盗は、クローゼットの中から、ワイシャツとスーツを拝借して着た。少し袖が長いのを折りながら、そっと寝室に戻る。
今日のことは、本当に感謝してるんですよ、刑事。
心の中で、そう呟く。
お礼は、またいつか必ず。
怪盗は、眠る刑事に、軽くキスを落とした。
「うぅん・・・」
刑事は、寝返りを打つも、まだ起きる気配はない。
怪盗は、そのまま静かに、刑事の部屋を立ち去った。
隣では、香坂刑事が穏やかな寝息を立てて眠っていた。寝顔は可愛らしく、無邪気な少年の面影が残っている。
怪盗は、彼を起こさないように、そっと布団を出て、ふらふらと全裸のままトイレに入り、用をたす。
先に付いた数滴の尿を振って落とした時、後ろからダラリと透明な液体が垂れた。
一瞬、刑事に中に出されたっけ?!と思い、ビクッとする。
いや、違う。ローションがまだ中に残ってただけか。
冷静になって、トイレットペーパーで念入りに拭き取ると、流してトイレを出た。
それから。
怪盗は、クローゼットの中から、ワイシャツとスーツを拝借して着た。少し袖が長いのを折りながら、そっと寝室に戻る。
今日のことは、本当に感謝してるんですよ、刑事。
心の中で、そう呟く。
お礼は、またいつか必ず。
怪盗は、眠る刑事に、軽くキスを落とした。
「うぅん・・・」
刑事は、寝返りを打つも、まだ起きる気配はない。
怪盗は、そのまま静かに、刑事の部屋を立ち去った。
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