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10 後の戯れ
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2人で一緒にイって果てたあとも、向かい合って布団に入りながら、互いの性器を愛撫し、余韻に浸っていた。
すっかり柔らかくなったものを指の間に挟んだり、揉んだりして楽しむ。時々キスも交わす。
「んー、ん」
何度目かの軽いキスのあと、怪盗は、睡魔で重い瞼と戦っていた。
「はは、眠いか」
刑事は、怪盗の股間を弄る手を止めて抱きしめる。そして、額に音を立てて軽くキスをする。
「刑事として、泥棒は許せないが、今日だけは逮捕しないでやるから、安心して眠れよ」
耳元でそっと囁く。
「・・・起きたら、また敵同士ですね」
今にも寝そうな声で、怪盗は答える。
逮捕されなくても、もう刑事に自分は捕まっているというのに。と思いながらも、声に出せるほどの体力もない。瞼は完全に閉じて、開けていられそうになかった。
「おやすみなさい刑事」
刑事の胸に潜り込み足を絡めながら抱きつく。
そんな彼の頭を、刑事は優しく撫でた。
窓の外は、すっかり明るくなっていた。近くの道路を走る車の音が騒がしい。
もう通勤ラッシュの時間か。と思いながら、刑事も睡魔に襲われる。
ピリリリリリッ
突然、枕元に置いていた刑事のスマートフォンに着信が入る。
2人は、ビクッとして飛び起きて、別に誰かに見られているわけでもないのに、慌てて離れる。
刑事はスマートフォンを手に取り画面を見る。柊巡査からだった。おそらく、昨晩の報告書や処理についてだろう。急に面倒になって、刑事は電源を落とした。
「あーぁ」
刑事はぐったりとベッドに倒れこむ。
「今日はサボろう」
そう言って、目を閉じる。
ふふ、と笑って、怪盗も刑事に寄り添いながら布団に潜る。目を閉じたまま、刑事も怪盗に抱きつく。
「今度こそ、おやすみなさい」
「あぁ」
それからすぐ、2人は眠りに落ちていった。
すっかり柔らかくなったものを指の間に挟んだり、揉んだりして楽しむ。時々キスも交わす。
「んー、ん」
何度目かの軽いキスのあと、怪盗は、睡魔で重い瞼と戦っていた。
「はは、眠いか」
刑事は、怪盗の股間を弄る手を止めて抱きしめる。そして、額に音を立てて軽くキスをする。
「刑事として、泥棒は許せないが、今日だけは逮捕しないでやるから、安心して眠れよ」
耳元でそっと囁く。
「・・・起きたら、また敵同士ですね」
今にも寝そうな声で、怪盗は答える。
逮捕されなくても、もう刑事に自分は捕まっているというのに。と思いながらも、声に出せるほどの体力もない。瞼は完全に閉じて、開けていられそうになかった。
「おやすみなさい刑事」
刑事の胸に潜り込み足を絡めながら抱きつく。
そんな彼の頭を、刑事は優しく撫でた。
窓の外は、すっかり明るくなっていた。近くの道路を走る車の音が騒がしい。
もう通勤ラッシュの時間か。と思いながら、刑事も睡魔に襲われる。
ピリリリリリッ
突然、枕元に置いていた刑事のスマートフォンに着信が入る。
2人は、ビクッとして飛び起きて、別に誰かに見られているわけでもないのに、慌てて離れる。
刑事はスマートフォンを手に取り画面を見る。柊巡査からだった。おそらく、昨晩の報告書や処理についてだろう。急に面倒になって、刑事は電源を落とした。
「あーぁ」
刑事はぐったりとベッドに倒れこむ。
「今日はサボろう」
そう言って、目を閉じる。
ふふ、と笑って、怪盗も刑事に寄り添いながら布団に潜る。目を閉じたまま、刑事も怪盗に抱きつく。
「今度こそ、おやすみなさい」
「あぁ」
それからすぐ、2人は眠りに落ちていった。
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