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自室にて承和さんを想う
しおりを挟む帰宅した佑は、すぐさまベッドに倒れこんだ。
今日は、承和さんに会えた。じんわりと自分の頬が熱を帯びているのを感じる。
お客様が夜のお店で働く人に恋することはよく聞くけれど、お客様に恋するなんて・・・
好きになったって、仕方ないのに。
佑は枕に顔を埋めた。
しばらくじっとしていると、妙にムラムラしてきた。
うつ伏せのまま、少し尻を上げて、右手を下着の中へ。
既に熱を帯びて半勃ちしていたものを慰める。手と重力で圧をかけながら、承和さんを思い浮かべた。
承和さんは、今、何をしているのだろう。
家族は?恋人はいるのかな。
自分以外ともおしっこプレイをするのかな。
オナニーする時はやっぱりスカトロ系のAVを見るのかな。
出来ることなら、承和さんとお店以外で会って、おしっこプレイしたい。承和さんの口に直接おしっこを注いで、お掃除フェラされたい。
逆に承和さんのおしっこしてるところも見てみたいな。そして、僕が舐めて綺麗にしてあげるんだ…
様々な妄想をしながら、佑はベッドの上で仰向けになった。
スラックスと下着を膝の辺りまで下ろし、すっかり硬くなった性器を出して手で擦る。
承和さん・・・!
微笑む彼の顔を思い出しながら、佑は手の中に射精した。
熱くて粘り気のあるものが手のひらに付く。
「はぁ・・・」
呼吸を整えながら、枕元のティッシュを取り、精液を拭う。
どっと疲れが出て、下着とスラックスを履き直すと佑はすぐに眠りについた。
**********
「あっ、承和さんっ・・・!」
ベッドに横たわる佑の性器を、承和さんは咥え、舌で愛撫した。
「で、出ちゃう・・・」
ぶるっと身体を震わせると、佑は彼の口腔内に排尿した。
口の中でおしっこに浸された性器が熱い。飲み切れずに溢れた尿が、佑の股間へ、脚へ・・・
はっ、と佑が目を覚ますと、そこはいつもの自分の部屋だった。
またやってしまった。
布団を捲ると、見事なシミが出来ていた。濡れて肌に張り付く下着とスラックスがまだ生温かくて気持ち悪い。
また新しい布団を買わなくては、と思いながら、ベッドからおりて服を脱ぐ。
びしょ濡れになった下着を剥ぐと、ぬるぬるとした液体が性器から糸を引いた。
抜いて寝たのに、夢精までするとは。
自分を軽蔑しながら佑は脱いだ服を抱えながらシャワールームに向かった。
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