7 / 9
朝の排尿
しおりを挟むアイザックは、寒さを感じて目を覚ました。
ふと気付くと、腕に抱いていたエレミアの姿が無い。半身を起こしてテントの中を見渡すも、姿は見当たらなかった。
テントのファスターを開け、外へ顔を出す。日は高く、強風も止み、穏やかな気候となっていた。
視線を遠くにやると、川辺に立つエレミアの姿があった。
「エレミア!」
その後ろ姿に声をかけるも、川の流れの音で、彼には届いていないようだった。
そっと近付こうとした時、エレミアがするりとズボンを下ろしたのが目に入り、一時停止する。
川へ向かって小便でもする気か?と息を潜めて歩み寄る。
斜め後ろから覗きこむと、エレミアは空の瓶に彼自身の性器を当てがい、中へ排尿をしているところだった。
「へぇ。その回復ポーションて、やっぱお前の小便だったんだな」
急に話しかけられて、エレミアはビクッとする。そのせいで瓶口から性器が外れ、ビチャビチャと地面に尿が溢れた。
「急に、な、何を」
股間を手で覆い、内股になりながらエレミアは焦る。
「今さら隠すなよ。昨晩、あんなことした仲だろ」
目線を外し、ボリボリと頭を掻きながらアイザックは言う。
エレミアの顔が一気に赤くなる。
昨晩のことをしっかり思い出してしまったようだ。股を直に触っている手をもじもじさせながら、エレミアは俯いた。
「神父様が聖水出すとこ、俺、もっと見たいなぁ」
アイザックはニヤニヤしながら、エレミアの近くにしゃがみ込み、頬杖をついた。
「そんな、見せるものじゃ・・・」
そう言いつつも、エレミアの手からパタパタと液体が滴る。アイザックに声をかけられて、無理に排尿を止めたようだった。
「ほら、我慢は身体に良くないぜ?」
エレミアの足元に出来た水跡を指差しながらアイザックは言う。
「~~~っ!」
耳まで真っ赤にしながら、エレミアはおずおずと手を離し、瓶口へ性器の先を戻した。
「おしっこ、出して」
アイザックは優しく言う。
「ん・・・」
エレミアは目を閉じると、ゆっくりと排尿を始めた。
ショロロ・・・ジョボ・・・・・・ピチャ・・・チョロ、チョロ・・・
性器がピクピクと動く度、尿が出たり、止まったりして不規則な水音を立てる。
アイザックが凝視していると、エレミアの性器はだんだんと赤みがさしていき、大きく上向きになっていく。
「・・・おしっこ、出な、い・・・・・・」
困ったような表情をしながら、エレミアは瓶を外し、蓋をしめた。
「・・・エレミアのエッチ」
アイザックはするりとエレミアの背後に回り込み、そのまま前から下へ手を伸ばし、彼の性器に触れた。
「そんなの・・・お互い様じゃないですか」
エレミアは目を伏せながら、アイザックの手の甲に触れた。
「あれ?神父様、ちょっと積極的になった?大歓迎だよ」
アイザックは嬉しそうにしながら、エレミアの性器を愛撫し始めた。
「オナニーのやり方、教えてやるよ」
アイザックは、力を強めてエレミアの性器を握り、何度か前後に擦った。
「っ!」
性感帯に当たり、エレミアは身体を震わせた。
「やっぱり、ここ?」
アイザックは亀頭とのくびれのあたりを強く握り、裏筋を指先で擦った。
「っ、あ!」
ドクドクッと脈打ち、エレミアの性器の先から精が放出された。
「・・・・・・」
エレミアはますます顔を赤らめ俯く。
アイザックの手のひらの中で、エレミアの性器は徐々に柔らかく萎んでいった。
すっかり柔らかくなった頃、不意にショロロ、と尿が排出された。
「ハハ、まだ出るんだ」
エレミアの性器に触れたままで、愉快そうにアイザックは笑う。
チョロチョロと断続的に排尿は続いていた。
「俺もおしっこしたくなってきたなー」
そう言ってアイザックは自らも性器を露出させ、エレミアの股の下をくぐらせた。
エレミアの性器の隣にアイザックの性器も並ぶ。
「な、何を」
排尿が終わったばかりのエレミアが慌てる。
「一緒にしようぜ」
アイザックは2本の性器を手に持ちながら、放尿した。
大きな放物線を描き、川へジョボジョボと注がれる。
水音に釣られて、出し切ったはずのエレミアも少しだけ尿を絞り出した。
1
お気に入りに追加
76
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。


久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。
でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。
けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。
同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。
そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?


ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる