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エピローグ
しおりを挟む終わった・・・。
梨沙は、はぁ、と息をついた。下腹部には、じんわりとまだ感触と快感が残る。全てを出し切りスッキリしたものの、おしっこを撒き散らしてしまったリビングの掃除は憂鬱だった。
「梨沙、やっぱ最高」
和希は、梨沙の唇にキスを落とし、覆いかぶさった。和希の全体重が梨沙にかかる。裸同士の下半身が密着する。既に柔らかくなった和希の性器が、股にぐにゃりと当たり柔らかい。梨沙は和希の硬くなったそれで突かれるより、事後に柔らかいまま押し当てられるのが少し好きだった。
「もう一回、やろう?」
悪戯っぽく梨沙を見下ろしながら彼は言う。
「・・・もう、嫌です!」
梨沙はツンとそっぽを向く。
「そう言わずにさ」
和希は、するりと梨沙の股に顔を埋め、舌で愛撫を始めた。
「やだっ、汚ッ」
梨沙の制止を聞かず、和希は続ける。小さな突起や襞の隙間、溝まで丁寧に舐めていく。
「んっ」
恥ずかしさとくすぐったさに、梨沙の身体は再び熱を帯びていく。
不意に、チョロチョロっとおしっこが漏れる。和希は気に求めず舐め取った。少し塩味を帯びた苦みが広がる。
さっきのセックスは今までで1番気持ちよかった。それが、限界まで我慢したおしっこを一気に出したせいなのか、よく分からない。
・・・もう一度、してあげても良いような気がしてきた。
けれど梨沙は敢えて口に出さず、和希に身を任せていた。
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