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毎週金曜日①
しおりを挟む夕食後、梨沙が皿を洗っていると不意に背後から彼氏の和希に抱きしめられた。
「ちょっと・・・危ないよ」
洗剤塗れのグラスを置き、微かに振り返りながら梨沙は咎める。
しかし、和希は抱きしめる腕を緩めることなく、梨沙の尻に自らの股間を押し付けた。
「今日は金曜日だろ。もう・・・我慢出来ないんだけど」
梨沙は自分の尻に硬いものを感じ、一気に顔が熱くなった。前回の行為の感触を思い出し、恥部がきゅっと締め付けられるような感覚がする。やがて、じわりと下着が濡れた。
毎週金曜日は、梨沙も和希も休み前ということで、何となく身体を重なる日になっていた。
「・・・はやく、しよ?」
和希は梨沙のスカートを捲り上げ、下着の中に手を滑り込ませた。和希の中指が梨沙の敏感な突起に触れる。
身体中に電撃のような快感が走った。
「んっ・・・」
控えめながらも艶めかしい声が漏れる。何度かの情事を経て、和希は梨沙の弱いところを熟知していた。
和希は必要に、その小さな突起を摘んだり押したりする。
「やっ、駄目っ!」
ぐいぐいと押されると、尿意が強くなっていく。和希は毎回、梨沙のおしっこを我慢する姿を愉しんでいた。
「もう、おしっこしたい・・・?」
指先の動きをより強くしながら、和希は言う。
言葉に導かれるように、梨沙は太ももを擦らせ始めた。下腹部には甘く冷たいような焦燥感が走る。
最後にトイレに行ったのはいつだっけ。リビングの時計を探すために振り返った瞬間、梨沙は唇を塞がれた。
ぬるりと生温かい舌が挿し込まれ口腔内を乱される。舌が触れ合う気持ち良さに、梨沙はゆっくりと瞳を閉じた。
そっと手を引かれ、キッチンから離れ、やがてリビングのソファに押し倒される。薄目を開けると、和希の切羽詰まった顔と蛍光灯が見えた。
再び目を閉じると深いキスが再開される。和希は梨沙の服の下から手を入れ、下着の上から梨沙の豊満な胸を撫で始めた。
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