2 / 13
ベランダから
しおりを挟む「高層ビルのベランダとかさー、高いところから、小便したら開放的なんだろうなー」
なんて、確かに酔った俺は言った。
けれど!けれどさぁ!
自分の裸になった下半身に目を落としながら、俺は赤面した。
しかも、M字開脚させられ、彼氏に羽交締めされているときている。
「どうした?おしっこしたいんだろ?」
後ろから囁かれる。まるで、小さい子どもを諭すように。
「こ、こんな所で、出来るかよ」
ここは11階のマンションのベランダ。
柵の間からペニスの先を出され、放尿すれば外に撒かれる状態だった。
「誰かに見られでもしたら・・・」
きゅっと下腹部に力が入る。今すぐ漏らしてしまいそうなくらいには、おしっこの我慢は限界だった。けれど、だからと言って・・・
「大丈夫。もう深夜だし、誰も見てやしないって」
くいっと指でペニスの根本を摘まれ、ベランダの外へと促される。
「~~っ!」
尿意と、羞恥心でピクピクと小さく痙攣する。
もう出して、楽になりたい。
「あぁ、クソ」
耐え切れなくなって、力を抜く。
その瞬間、シュイイイィと音を立てて決壊していく。
夜景を見ながら外にぶち撒けたのがちょっと気持ちよかったなんて、後ろのコイツには絶対に言ってやらねぇ。
1
お気に入りに追加
58
あなたにおすすめの小説

待てって言われたから…
ふみ
BL
Dom/Subユニバースの設定をお借りしてます。
//今日は久しぶりに津川とprayする日だ。久しぶりのcomandに気持ち良くなっていたのに。急に電話がかかってきた。終わるまでstayしててと言われて、30分ほど待っている間に雪人はトイレに行きたくなっていた。行かせてと言おうと思ったのだが、会社に戻るからそれまでstayと言われて…
がっつり小スカです。
投稿不定期です🙇表紙は自筆です。
華奢な上司(sub)×がっしりめな後輩(dom)



体育座りでスカートを汚してしまったあの日々
yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。


怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる