刑事×怪盗の秘密

カルキ酸

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逃走する怪盗はトイレに行きたい

セフレ以上の関係

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「んっ・・・」

 ベッドの上で、お互いに裸になり、久しぶりのキスを味わう。息継ぎのたびに、怪盗は艶めかしい吐息をこぼした。
 両手をしっかり握り合いながら、腰を擦り付けていく。

「怪盗・・・」
 唇を離してわずか10cmのところで、刑事は真剣な目で相手を見つめる。
「愛してるよ」

 怪盗は、瞬時に顔を真っ赤にして、目を泳がせる。散々いままで身体を重ねてきたくせに、こいつはド直球に弱い。

「わ、私も・・・」
 耳まで真っ赤にして、怪盗は目を閉じて顔を背ける。
「あ、あい、愛して・・・ます」
 彼は、甘い空気に耐えきれなくなって、手で顔を覆う。肌越しに怪盗の脈が速くなるのが分かる。


「何だよ、顔見せろよ」
 ちょっとした加虐心に駆られながら、手を外させようとする。

「無理です、無理!」
頑として顔を見せようとしない怪盗は、そのまま転がって、うつ伏せになり枕に顔を埋める。

「今日は恥ずかしすぎて無理です!」
くぐもった声が聞こえる。その姿が、堪らなく可愛い。
 刑事は、そっと怪盗の耳の後ろや耳たぶを舐め始めた。

「っ!」

 快感にビクンと肩が震える。
 刑事は反応を楽しみながら、わざと音を立てて舌を這わせ誘惑した。

 怪盗は、微かに腰を動かす。それを合図に、肩を掴んで仰向けにすると、熱っぽい視線で見つめられた。

 首すじに吸い付き、痕をつけると、怪盗は吐息を震わせた。
 下半身に向かって、ゆっくり手と舌で愛撫する。気持ちよくなっていくのに比例して、怪盗は股を開いていく。
 その中心に生える、興奮して上向きになった陰茎を、舐めながら口に含む。

「ぁ・・・んッ」
 息を荒くしながら、怪盗は刑事の頭を撫でる。
 何度か営んできて、怪盗は挿入されるより、フェラをされるのが好きなのだと気付いた。舌で探られ感じる箇所も、刑事はすっかり熟知していた。
 
 はやく挿入して腰を振りたいのを我慢して、丁寧に舌と唇でサービスする。
 彼の言葉にならない声が、快感を表していた。

 怪盗が達しそうになったので、待ってくれとフェラを止めて、挿入口のほぐしにかかる。
 焦らしたな、と不満気に見つめる怪盗を無視して、ローションを塗った指を掻き回す。

 柔らかくなった頃に、腰をぐっと押し付けた。
 怪盗は、善がりながら、下の口で飲み込んでいく。よく締まった中は、しっかりと吸い付いて熱い。
 動き始めると、彼は痛がることもなく、気持ち良さそうに目を閉じ、抱きついてきた。

「今日は、ゆっくりして欲しいです」
 とろけた表情で、そう強請ねだる。
 分かった、と言うように、刑事は、彼を強く抱きしめた。




「あっ、ぁ・・・アァッ!」

 じっくりと擦られて、怪盗は身体を反らせながら興奮する。溜まっていた精子をなんども放出させ、それでも萎えない性器からは、透明な液体が流れ出ていた。

「んッ・・・もっと」

 性器をピクピクさせながら、怪盗は何度も欲しがる。

「・・・ん」

 腰を揺らしながら、キスを落として舌を絡める。側面や舌の裏をなぞる熱が心地よい。
 刑事は、ドクドクっと既に一度射精したが、まだ繋がっていたくて、惰性で動きを続けていた。

「んんっ・・・!」
 最後の精液を搾り出すと、怪盗は、そっと唇を離した。どうする?まだ、する?と目が問いかけていた。

「・・・俺のも、舐めてよ」
 刑事は、まだ硬い性器をそっと引き抜き、腰を突き出すようにしゃがみ、両手を後ろについた。

 怪盗は、刑事のしていたコンドームを指先で摘んで外す。真っ白な液体が流れ出て、シーツの上に落ちた。
 それをゴミ箱に捨ててから、怪盗は、刑事の陰茎を頬張った。軽く吸いながら、側面を、亀頭を、鈴口を舐めていく。唾液が、尿道の中に伝って落ちる。

「はぁ・・・っ」
 刑事は小さく喘ぐ。イきたいのを我慢して、腰を前後させ楽しむ。
 怪盗は、根元をぎゅっと握りながら、カリと裏筋を刺激する。
「ッ!」
 堪え切れなくなった刑事は、怪盗の口の中にたっぷりと注ぎ込んだ。


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