刑事×怪盗の秘密

カルキ酸

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探偵登場

手錠と会陰とシックスナイン

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 ラブホのキーを開けた瞬間に、2人は貪るようなキスを交わした。何度か壁に押し付けたり、向きを変えたりして楽しむ。
 そのまま寄り道しながらベッドに倒れ込み、口腔内で舌を舐め合う。
 刑事は、プチ、プチ、とブラウスのボタンを外していく。毎度ご丁寧なことに、下着まで完璧な女装。淡い水色レースの、可愛いブラジャーだった。

「あ・・・」
待って、というように怪盗は起き上がる。
「シャワーに・・・」
ベッドを降りようとした彼を、刑事は肩を掴み再び押し倒す。
「そんなの、待てるか」
強引に舌をねじ込みながら、馬乗りになる。スカートの中に手を入れ、タイツを引き摺り下ろした。

「あ、嫌っ、・・・におい、とか・・・」
 羞恥心に駆られて、怪盗は赤面する。普段は強請るようにすぐ股を開くくせに、今日は内股で膝に力を入れていた。
「だ、駄目ですよ、汚い・・・っ」

 タイツと下着が、膝で止まって脱がせられない。
「や」
 ぐるりとうつ伏せになって、風呂場に這っていく怪盗を上から押さえつける。
「逃げるな、逮捕する」

 カシャン。

 後ろ手で、手錠がかけられた。

「な、なんで持っ・・・」
 解こうとすると、ガチャガチャと鳴る。
「はは、油断したな」
 刑事は、スカートもタイツも下着も剥ぎ取ったあと、怪盗の腰を持ち上げ、尻を突き出すような体勢にする。
 尻やももよりワントーンくすんだ色の性器が、ぶらんと垂れ揺れる。

「や、やだぁっ!・・・あっ!」
 怪盗の悲鳴も聞かず、刑事は会陰の細い筋の上をなぞる。
 触れた指先を嗅ぐと、ツンと刺激臭がした。
「舐めて掃除してやるよ」
 先ほどと同じ箇所を、今度は舌でなぞる。

「ひ、ぁ、・・・っ!だ、めっ、やっ!」
 羞恥心と罪悪感に涙を浮かべるも、意識とは裏腹に性器はみるみる膨張していく。

 向きを変えられ、横向きになった怪盗の目の前に、刑事の脚が投げ出される。
 スラックスと下着を脱ぎ、露わになったものを、怪盗はそっと咥えて舐める。刑事も、怪盗のを前から舐めていく。
 お互いムッとする臭いに軽い吐き気を感じながらも、舐めるのがやめられなくなった。

「んあ、んっ」
 甘噛みすると、刑事の腰がビクッと跳ねた。
 お返しにか、刑事は舌先で怪盗の鈴口だけを舐めて焦ったくする。

 お互いに、真面目に攻めるときと、焦らすのを交互にして、いつのまにか、耐久戦になっていた。

「ああ、もう駄目だ」
 咄嗟に口を離して言うも、すんでの所で間に合わず、刑事は怪盗の口の中に出してしまった。

「・・・ぅえ」
 生臭く苦いものに我慢できず、シーツに吐き出す。
それに合わせて、まだ射精していないのに怪盗も萎んでいく。


「はぁ・・・ちょっと休憩」
刑事は、ごろんと仰向けになる。

 不完全燃焼で終わった怪盗は、得体も知れない気持ち悪さを性器に感じていた。自分で慰めたくとも、 手錠が後ろにあるせいで出来ない。

「このやろっ」

 怪盗は、限界まで開脚し、自分の体重をかけながらベッドに股を押し付けた。腰を前後に動かすと、シーツの擦れる音が響く。
 相手が真隣で始める床オナニーに、刑事は釘付けになる。

「あ、んっ・・・」

 再び熱を帯びた先端に、ドクドクと血液が流れる。

「・・・っ!」

 急に、腰を捩り、犬の小便のように片脚を上げた怪盗は、ビルルッと精液を飛ばした。

「あっつ!」

飛んだ液が刑事の顔にかかる。

「あははっ」
満足そうに怪盗は笑った。

「やったなぁ」
刑事は、怪盗に飛びかかる。しばらく幼い子どもみたいに戯れあって、疲れたら眠りについた。
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