108 / 142
9章 アレクシアとアウラード大帝国の闇
エレノアの誤算②
しおりを挟む
「さっきから何なのよ!!うるさいわよ!!」
「うわっ!血塗れオババ⋯怖いでしゅね⋯」
鬼の形相の血塗れエレノアに睨まれてアレクシアは思わず後ずさる。
「何でシアがお前の呪術にかかっていないのか聞きたくないんでしゅか!?」
「⋯あの呪術を解くなんて絶対に無理よ!絶対に⋯あり得ないわ!」
アレクシアに反論するエレノアだが、実際にアレクシアは術にかかる事なく今自分を挑発している。
「髪の毛⋯そうよ!髪の毛は奪ったはずなのにいつ偽物とすり替えたのよ!!」
「だからそれはワシじゃよ!!」
血塗れのエレノアに自分だと手を挙げてアピールするミルキルズ。
「ミルキルズ⋯最古の竜⋯もう死んだと思っていたのに何故若返って⋯」
「ワシはアレクシアと楽しく冒険するんじゃ!生きるんじゃ!」
嬉しそうにそう話すミルキルズを忌々しそうに睨みつけるエレノア。
「あなたもゼスト様も世界を統べる力を持っていながら⋯下等な人族を育てるなんて気が狂っているとしか思えないわ!⋯魔国にも優秀な者が沢山いるのに見向きもしないでアリアナばかり⋯」
「お主はアリアナが羨ましいんじゃな」
ミルキルズの発言に目を大きく見開き、歯を剥き出しにして獣のように襲い掛かろうとするが、アランカルトの拘束魔法によって簡単に拘束された。
「羨ましいですって!!このジジイ!もう一度言ったらタダじゃおかないわよ!下等な人族を羨ましいですって!?」
「下等下等と言っていますが、あなたもその下等な人族ですよね?しかも魔力低レベルで人の魔力に“頼って”得た力も⋯こんなものですか」
怒りで暴れるエレノアに対して、遠慮なく毒を吐くアランカルト。
「お主は確かにアレクシアの髪の毛を抜いた。だがそれをわしがどさくさに紛れて無くてもすり替えたんじゃ!」
そう言いながら指を鳴らす仕草をするミルキルズを見てエレノアは血が滲むほど唇を噛んで悔しがる。
「爺様。面倒くさいからこれ以上刺激しないで下さいよ」
ゼストに止められたミルキルズはつまらなそうに後ろに下がった。
「それからはこのウロボロスが大活躍したんでしゅ!!術にかかったようにエレノアと意識を一時的に繋げてくれたり、プリシラオババの呪術を解いてくれたり!ヨッ!この万能竜!」
『止めろ!恥ずかしすぎる!!』
アレクシアの大袈裟な言い方と拍手にウロボロスは恥ずかしくなりパタパタと忙しく飛び回る。
「いくら竜族でも術は解けないはずよ!!」
アレクシアの言い分にエレノアは異議を唱えるが、この後に衝撃的な事実を知る。
「普通の竜族じゃないでしゅ!ウロボロスは何と“原初の竜”でしゅ!!」
「⋯⋯は?」
「「はあ!?」」
エレノアもそうだが、ロインとローランドも驚愕してつい大声を出してしまう。原初の竜とは神々が創り出したとされる全知全能の神竜である。
「ハッ!伯父上とじいじもいた!」
『イデデ!おい!』
二人がいる事を忘れていたアレクシアはウロボロスの尻尾を持って急いで父親であるルシアードの後ろに隠れた。
「ウロボロス⋯ここにいる最強軍団の中で一番怖いのは誰だか分かりましゅか?」
『俺の中ではある意味お前だな』
そう言ってキャッキャ笑うウロボロスだが、それはゆっくりと近づいてくる。
「うぅ⋯シアは馬鹿ちんでしゅ!父上!シアを守って下しゃいな⋯ヒイ!!」
「そんなに怯えられては私も傷つきますよ?」
アレクシアの前に立っていたのは、何故か笑顔のロインだった。しかも笑顔なのに目が一切笑っていないのだ。
「む。ロイン、アレクシアは今日はまだ何も悪いことはしてないぞ?」
「今日はって何でしゅか!一言余計でしゅよ!!」
ルシアードを後ろからパンチするアレクシアを見て、五匹の子犬従魔たちは足下で大爆笑していた。
「陛下、陛下もこんな大事な事を黙っていたんですか?他の方も知っていたんですか?」
ロインの作ったような笑顔を向けられたルシアードは固まったままだ。デズモンドとゼストは目を逸らし、ランゴンザレスはいつの間にかいなくなっていた。ポーポトスとミルキルズはボケたフリをしていて、アランカルトは我関せずだ。五匹の子犬従魔達は早々に降参の腹見せポーズをしていた。
ウロボロスはやっとアレクシアの言っている意味を理解した。
「あたしも知らなかったわよ!!⋯⋯まさか、その⋯げんしょの竜だったなんて⋯?」
「姉上は原初の竜という存在自体知りません」
「おい!知ってるわよ!!⋯神様でしょ!」
ステラをジト目で見ながらユウラが真実を暴露する。そんなユウラも興奮で震えが止まらない。先程ウロボロスとアレクシア、そしてミルキルズやポーポトスがコソコソと何やら話していたのは気付いていたが、まさか昔から知る邪竜ウロボロスが“原初の竜”だったとは思いもしなかった。
「原初の竜ですって⋯あんな御伽話を信じているの!?」
「人族はいまだに古竜を神として崇めていましゅよ?でも実際には古竜は普通に存在しましゅ!それと同じでしゅよ!」
だが納得せず、エレノアは疑い深くウロボロスを凝視する。プリシラは何のことか分からずに状況を見守っていた。
「兎に角!エレノア・ヤノース公爵!!たくさんの悪事!シアをお陀仏にしようとした罪!プリシラオババの人生を奪った罪で拘束しましゅ!!」
アランカルトに既に拘束されていたが、更にアレクシアが拘束魔法を上乗せした。
「む。こいつは俺が地下牢に連行する。聞きたい事もあるしな」
ルシアードはプリシラを一瞬だけ見るとすぐに逸らし、ロインとローランドと共にエレノアを地下に連行して行った。
プリシラはいつの間にか戻っていたランゴンザレスが支えていた。アレクシアはそんな衰弱しているプリシラに近づいて行く。
「オババ⋯大丈夫でしゅか?」
「ごめんなさい⋯私が弱いばかりにルシアードを傷付け⋯あなたにも迷惑をかけて⋯」
泣き崩れるプリシラを優しく励ましていたアレクシアは、何かを思い立ったのかいきなり立ち上がる。
「エレノアから魔力を取り戻しましゅよ!!そしてオババの人生も取り戻しましゅ!!ウオーーでしゅ!!」
『『『『『ウオーーー!!!!!』』』』』
アレクシアと五匹の子犬従魔達は気合いを入れると、ウロボロスの頭を掴み地下牢へ急ごうとする。
『イデデ!お前は何で頭や尻尾を掴むんだ!!』
「アレクシア、俺が抱っこしてやる」
デズモンドがさらりとやって来てアレクシアをヒョイと抱えた。
「おい!俺が抱っこする!!」
「ワシじゃ!!」
ゼストとミルキルズも参戦して言い争いを始めたので、アレクシアが怒ろうとした時だった。皇宮の正門の方から凄まじい魔力を感じた瞬間に小さい爆発音が聞こえた。
「おーー!悪い悪い!!ただ聞きたい事があるんじゃがーー!!」
その聞き覚えのある声に驚いたアレクシア達は急遽正門に向かったのだった。
「うわっ!血塗れオババ⋯怖いでしゅね⋯」
鬼の形相の血塗れエレノアに睨まれてアレクシアは思わず後ずさる。
「何でシアがお前の呪術にかかっていないのか聞きたくないんでしゅか!?」
「⋯あの呪術を解くなんて絶対に無理よ!絶対に⋯あり得ないわ!」
アレクシアに反論するエレノアだが、実際にアレクシアは術にかかる事なく今自分を挑発している。
「髪の毛⋯そうよ!髪の毛は奪ったはずなのにいつ偽物とすり替えたのよ!!」
「だからそれはワシじゃよ!!」
血塗れのエレノアに自分だと手を挙げてアピールするミルキルズ。
「ミルキルズ⋯最古の竜⋯もう死んだと思っていたのに何故若返って⋯」
「ワシはアレクシアと楽しく冒険するんじゃ!生きるんじゃ!」
嬉しそうにそう話すミルキルズを忌々しそうに睨みつけるエレノア。
「あなたもゼスト様も世界を統べる力を持っていながら⋯下等な人族を育てるなんて気が狂っているとしか思えないわ!⋯魔国にも優秀な者が沢山いるのに見向きもしないでアリアナばかり⋯」
「お主はアリアナが羨ましいんじゃな」
ミルキルズの発言に目を大きく見開き、歯を剥き出しにして獣のように襲い掛かろうとするが、アランカルトの拘束魔法によって簡単に拘束された。
「羨ましいですって!!このジジイ!もう一度言ったらタダじゃおかないわよ!下等な人族を羨ましいですって!?」
「下等下等と言っていますが、あなたもその下等な人族ですよね?しかも魔力低レベルで人の魔力に“頼って”得た力も⋯こんなものですか」
怒りで暴れるエレノアに対して、遠慮なく毒を吐くアランカルト。
「お主は確かにアレクシアの髪の毛を抜いた。だがそれをわしがどさくさに紛れて無くてもすり替えたんじゃ!」
そう言いながら指を鳴らす仕草をするミルキルズを見てエレノアは血が滲むほど唇を噛んで悔しがる。
「爺様。面倒くさいからこれ以上刺激しないで下さいよ」
ゼストに止められたミルキルズはつまらなそうに後ろに下がった。
「それからはこのウロボロスが大活躍したんでしゅ!!術にかかったようにエレノアと意識を一時的に繋げてくれたり、プリシラオババの呪術を解いてくれたり!ヨッ!この万能竜!」
『止めろ!恥ずかしすぎる!!』
アレクシアの大袈裟な言い方と拍手にウロボロスは恥ずかしくなりパタパタと忙しく飛び回る。
「いくら竜族でも術は解けないはずよ!!」
アレクシアの言い分にエレノアは異議を唱えるが、この後に衝撃的な事実を知る。
「普通の竜族じゃないでしゅ!ウロボロスは何と“原初の竜”でしゅ!!」
「⋯⋯は?」
「「はあ!?」」
エレノアもそうだが、ロインとローランドも驚愕してつい大声を出してしまう。原初の竜とは神々が創り出したとされる全知全能の神竜である。
「ハッ!伯父上とじいじもいた!」
『イデデ!おい!』
二人がいる事を忘れていたアレクシアはウロボロスの尻尾を持って急いで父親であるルシアードの後ろに隠れた。
「ウロボロス⋯ここにいる最強軍団の中で一番怖いのは誰だか分かりましゅか?」
『俺の中ではある意味お前だな』
そう言ってキャッキャ笑うウロボロスだが、それはゆっくりと近づいてくる。
「うぅ⋯シアは馬鹿ちんでしゅ!父上!シアを守って下しゃいな⋯ヒイ!!」
「そんなに怯えられては私も傷つきますよ?」
アレクシアの前に立っていたのは、何故か笑顔のロインだった。しかも笑顔なのに目が一切笑っていないのだ。
「む。ロイン、アレクシアは今日はまだ何も悪いことはしてないぞ?」
「今日はって何でしゅか!一言余計でしゅよ!!」
ルシアードを後ろからパンチするアレクシアを見て、五匹の子犬従魔たちは足下で大爆笑していた。
「陛下、陛下もこんな大事な事を黙っていたんですか?他の方も知っていたんですか?」
ロインの作ったような笑顔を向けられたルシアードは固まったままだ。デズモンドとゼストは目を逸らし、ランゴンザレスはいつの間にかいなくなっていた。ポーポトスとミルキルズはボケたフリをしていて、アランカルトは我関せずだ。五匹の子犬従魔達は早々に降参の腹見せポーズをしていた。
ウロボロスはやっとアレクシアの言っている意味を理解した。
「あたしも知らなかったわよ!!⋯⋯まさか、その⋯げんしょの竜だったなんて⋯?」
「姉上は原初の竜という存在自体知りません」
「おい!知ってるわよ!!⋯神様でしょ!」
ステラをジト目で見ながらユウラが真実を暴露する。そんなユウラも興奮で震えが止まらない。先程ウロボロスとアレクシア、そしてミルキルズやポーポトスがコソコソと何やら話していたのは気付いていたが、まさか昔から知る邪竜ウロボロスが“原初の竜”だったとは思いもしなかった。
「原初の竜ですって⋯あんな御伽話を信じているの!?」
「人族はいまだに古竜を神として崇めていましゅよ?でも実際には古竜は普通に存在しましゅ!それと同じでしゅよ!」
だが納得せず、エレノアは疑い深くウロボロスを凝視する。プリシラは何のことか分からずに状況を見守っていた。
「兎に角!エレノア・ヤノース公爵!!たくさんの悪事!シアをお陀仏にしようとした罪!プリシラオババの人生を奪った罪で拘束しましゅ!!」
アランカルトに既に拘束されていたが、更にアレクシアが拘束魔法を上乗せした。
「む。こいつは俺が地下牢に連行する。聞きたい事もあるしな」
ルシアードはプリシラを一瞬だけ見るとすぐに逸らし、ロインとローランドと共にエレノアを地下に連行して行った。
プリシラはいつの間にか戻っていたランゴンザレスが支えていた。アレクシアはそんな衰弱しているプリシラに近づいて行く。
「オババ⋯大丈夫でしゅか?」
「ごめんなさい⋯私が弱いばかりにルシアードを傷付け⋯あなたにも迷惑をかけて⋯」
泣き崩れるプリシラを優しく励ましていたアレクシアは、何かを思い立ったのかいきなり立ち上がる。
「エレノアから魔力を取り戻しましゅよ!!そしてオババの人生も取り戻しましゅ!!ウオーーでしゅ!!」
『『『『『ウオーーー!!!!!』』』』』
アレクシアと五匹の子犬従魔達は気合いを入れると、ウロボロスの頭を掴み地下牢へ急ごうとする。
『イデデ!お前は何で頭や尻尾を掴むんだ!!』
「アレクシア、俺が抱っこしてやる」
デズモンドがさらりとやって来てアレクシアをヒョイと抱えた。
「おい!俺が抱っこする!!」
「ワシじゃ!!」
ゼストとミルキルズも参戦して言い争いを始めたので、アレクシアが怒ろうとした時だった。皇宮の正門の方から凄まじい魔力を感じた瞬間に小さい爆発音が聞こえた。
「おーー!悪い悪い!!ただ聞きたい事があるんじゃがーー!!」
その聞き覚えのある声に驚いたアレクシア達は急遽正門に向かったのだった。
682
お気に入りに追加
6,786
あなたにおすすめの小説
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
[完結]いらない子と思われていた令嬢は・・・・・・
青空一夏
恋愛
私は両親の目には映らない。それは妹が生まれてから、ずっとだ。弟が生まれてからは、もう私は存在しない。
婚約者は妹を選び、両親は当然のようにそれを喜ぶ。
「取られる方が悪いんじゃないの? 魅力がないほうが負け」
妹の言葉を肯定する家族達。
そうですか・・・・・・私は邪魔者ですよね、だから私はいなくなります。
※以前投稿していたものを引き下げ、大幅に改稿したものになります。
公女様は愛されたいと願うのやめました。~態度を変えた途端、家族が溺愛してくるのはなぜですか?~
朱色の谷
ファンタジー
公爵家の末娘として生まれた6歳のティアナ
お屋敷で働いている使用人に虐げられ『公爵家の汚点』と呼ばれる始末。
お父様やお兄様は私に関心がないみたい。愛されたいと願い、愛想よく振る舞っていたが一向に興味を示してくれない…
そんな中、夢の中の本を読むと、、、
旦那様、前世の記憶を取り戻したので離縁させて頂きます
結城芙由奈@12/27電子書籍配信中
恋愛
【前世の記憶が戻ったので、貴方はもう用済みです】
ある日突然私は前世の記憶を取り戻し、今自分が置かれている結婚生活がとても理不尽な事に気が付いた。こんな夫ならもういらない。前世の知識を活用すれば、この世界でもきっと女1人で生きていけるはず。そして私はクズ夫に離婚届を突きつけた―。
【完結】勤労令嬢、街へ行く〜令嬢なのに下働きさせられていた私を養女にしてくれた侯爵様が溺愛してくれるので、国いちばんのレディを目指します〜
鈴木 桜
恋愛
貧乏男爵の妾の子である8歳のジリアンは、使用人ゼロの家で勤労の日々を送っていた。
誰よりも早く起きて畑を耕し、家族の食事を準備し、屋敷を隅々まで掃除し……。
幸いジリアンは【魔法】が使えたので、一人でも仕事をこなすことができていた。
ある夏の日、彼女の運命を大きく変える出来事が起こる。
一人の客人をもてなしたのだ。
その客人は戦争の英雄クリフォード・マクリーン侯爵の使いであり、ジリアンが【魔法の天才】であることに気づくのだった。
【魔法】が『武器』ではなく『生活』のために使われるようになる時代の転換期に、ジリアンは戦争の英雄の養女として迎えられることになる。
彼女は「働かせてください」と訴え続けた。そうしなければ、追い出されると思ったから。
そんな彼女に、周囲の大人たちは目一杯の愛情を注ぎ続けた。
そして、ジリアンは少しずつ子供らしさを取り戻していく。
やがてジリアンは17歳に成長し、新しく設立された王立魔法学院に入学することに。
ところが、マクリーン侯爵は渋い顔で、
「男子生徒と目を合わせるな。微笑みかけるな」と言うのだった。
学院には幼馴染の謎の少年アレンや、かつてジリアンをこき使っていた腹違いの姉もいて──。
☆第2部完結しました☆
魔力∞を魔力0と勘違いされて追放されました
紗南
ファンタジー
異世界に神の加護をもらって転生した。5歳で前世の記憶を取り戻して洗礼をしたら魔力が∞と記載されてた。異世界にはない記号のためか魔力0と判断され公爵家を追放される。
国2つ跨いだところで冒険者登録して成り上がっていくお話です
更新は1週間に1度くらいのペースになります。
何度か確認はしてますが誤字脱字があるかと思います。
自己満足作品ですので技量は全くありません。その辺り覚悟してお読みくださいm(*_ _)m
平民の娘だから婚約者を譲れって? 別にいいですけど本当によろしいのですか?
和泉 凪紗
恋愛
「お父様。私、アルフレッド様と結婚したいです。お姉様より私の方がお似合いだと思いませんか?」
腹違いの妹のマリアは私の婚約者と結婚したいそうだ。私は平民の娘だから譲るのが当然らしい。
マリアと義母は私のことを『平民の娘』だといつも見下し、嫌がらせばかり。
婚約者には何の思い入れもないので別にいいですけど、本当によろしいのですか?
辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
雪月 夜狐
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。