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8章 アレクシアと竜の谷の人々
それぞれの感情
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ミルキルズとオウメの完全なる復活に沸く一方で、何故か一人だけ浮かない顔のデズモンドに気付いたアレクシア。
「デズモンド、どうしたんでしゅか?お腹が痛いんでしゅか?」
そう言ってよちよちとデズモンドに近づいて行くアレクシアだが、彼はパタパタと飛び回っているウロボロスへと視線を向けた。
「ウロボロス、何故そんな力があるならアリアナに使わなかったのですか?」
デズモンドの核心を突いた問いに一気に静まり返る一同。
「この力を使っていたらアリアナは今も生きていたかもしれない!」
声を荒げるデズモンド。
『⋯俺だって⋯使おうとした!でも⋯出来なかったんだ!』
ウロボロスはその時を思い出してポロポロと涙を流しながらデズモンドを睨み付ける。
「デズモンド。ウロボロスを責めないで下しゃい。全部シアが⋯あたちが悪いんでしゅ」
「どういうことだ?お前が死んでから俺がどんな気持ちで過ごしていたか分かるか!?何も言わずに⋯俺を置いて先に逝きやがって!寿命だから?年老いたから?そんな事どうだって良い!俺はお前が歳を取っても、それでも死ぬまで一緒にいたかった!」
普段の冷静なデズモンドからは考えられない切羽詰まったような姿を見て胸が苦しくなるアレクシア。昔、王位や何もかもを捨ててアリアナと共に歩む事を宣言した時の彼を思い出した。魔国に暫くの滞在の後にまた旅に出る事にしたアリアナはデズモンドから最後に全てを捨ててでも一緒にいたいと渾身のプロポーズをされたのだ。その気持ちはとても嬉しかった。だが、アリアナの心を抉るよな出来事があり、その後はデズモンドの事を考えて敢えて会いに行かなかったのだ。
「お前が死んだと聞いた時⋯俺の中で生きる意味を失った」
皮肉っぽい言い方をして小さく笑うデズモンド。
「そんな事言わないで下しゃい!あんなに可愛い子供達がいるじゃないでしゅか!?」
さすがに反論するアレクシア。
「あいつらにはこんな父親で申し訳がないと思っている⋯それほどお前を愛してるんだ。だからこそ納得がいかない!」
デズモンドの想いを黙って聞いていた人達もウロボロスとアレクシアの答えを待っていた。だが、先に話し出したのはアレクシアの足元にいた白玉達であった。
『主しゃまを責めないで下ちゃい!』白玉はポロポロと涙を流している。
『そうでしゅ!主しゃまは優しいから⋯疲れちゃったんでしゅよ!』黒蜜はアレクシアに擦り寄って泣き出した。
みたらしやきなこ、あんこもポロポロと泣いていた。
「お前達⋯。あたちはみんなが思っているより臆病で愚かな弱い人間なんでしゅ⋯こんなに愛されていたのを忘れてまちた⋯うぅ⋯」
アレクシアは涙を流しながら当時の思いを話し始めた。旅をしている時、ふとウロボロスが現れた時があった。驚く彼女にウロボロスは寿命を延ばす魔法を使ったが彼女の意志で弾き返されてしまったのだ。唖然とするウロボロスに大賢者アリアナはこう言った。
「あたちはこのまま死ぬって言いまちた。ウロボロスは悪くないんでしゅ⋯」アレクシアは弱々しく話し始めた。
「おい!どういう事だ!?お前⋯何で⋯」唖然とするゼスト。
『昔こいつは人族をあんなに助けたのに⋯あいつらはこいつの力を散々利用しといてある時に手のひらを返した様に悪魔だとか反逆者だとか言いやがって!感謝してもしきれない奴らなのにこいつに石を投げつけて、唾を吐き捨てた!』
ウロボロスは悔しそうに言い放った。
「なのに⋯アリアナは馬鹿だから⋯それでも人族を嫌いになれずに苦しんで⋯もっと大事な人達の気持ちを考えなかった愚か者でしゅ」
今まで我慢していた思いを吐露して泣き崩れそうになった愛娘を優しく支えるルシアード。
「お前は優しいな。だから愚か者なんて決して言うな。もしお前を愚か者だと言う奴がいたら俺が許さない」
ルシアードは愛娘を抱き締めながらも周りを睨み付ける。
『⋯俺はそんな世界が嫌で滅ぼそうとした⋯。でもこいつがいつも笑顔で人が好きだと言っていたのを思い出して⋯滅ぼしたらもう笑ってくれないかなって⋯うぅ⋯』
「ウロボロス⋯ごめんね⋯」
アレクシアは近づいて来たウロボロスを愛しそうに抱き締めお互いに声を出して泣いた。そんな光景を見ていたデズモンドは何も知らずに責めるような事ばかり言った自分を恥じた。
「デズモンド⋯ジジイ⋯みんな⋯ごめんなしゃい⋯こんなに大切に思ってくれた人達が近くにいたのに⋯」
泣きながらも謝る愛しい人を抱き締めるデズモンド。ゼストも込み上げる涙を拭う事をせずにただ愛しい娘の頭を撫でる。
「⋯湿っぽい話はここまでじゃ!今は再会を喜ばせておくれ!」
「そうです!アリアナ様にどんなに会いたかったか!」アレクシアを見つめながら涙を流すオウメ。
ミルキルズはそう言ってアレクシアを手招きして呼ぶ。涙を拭ったアレクシアは笑顔でミルキルズやオウメの胸に飛び込んだ。
「ミル爺!オウメ!会いたかったでしゅよ!」
広場に集まった竜族の人々は目の前にいる煌めく金髪の美少年と銀髪の美少女を唖然と見つめていた。そして直ぐに視線を少し下に向けてあの有名な悪童の生まれ変わりだという幼子を見る。
「皆よ!この子は今はアレクシアというんじゃが正真正銘のアリアナじゃ!そしてわしはミルキルズじゃ!」
「何でしゅか!その自己紹介!」ミルキルズの紹介を聞いて爆笑するアレクシア。
そんなアレクシアを愛おしそうに見つめるデズモンドと、そんなデズモンドが気に入らないルシアードとゼストが二人の間に割って入る。五匹は泣き疲れてアレクシアの足元ですやすやと眠っていた。
ふと強烈な視線を感じたアレクシアはその方向を見ると、先程の傷ついた子竜を頭に乗せた厳つい大男が立っていた。
「ウリド!」
アレクシアが手を振ろうとしたら、そんなウリドを押し退けて赤髪を靡かせた絶世の美女とウリドよりも大柄な白髪混じりの赤髪の老人がこちらに飛び込んできた。
「デズモンド、どうしたんでしゅか?お腹が痛いんでしゅか?」
そう言ってよちよちとデズモンドに近づいて行くアレクシアだが、彼はパタパタと飛び回っているウロボロスへと視線を向けた。
「ウロボロス、何故そんな力があるならアリアナに使わなかったのですか?」
デズモンドの核心を突いた問いに一気に静まり返る一同。
「この力を使っていたらアリアナは今も生きていたかもしれない!」
声を荒げるデズモンド。
『⋯俺だって⋯使おうとした!でも⋯出来なかったんだ!』
ウロボロスはその時を思い出してポロポロと涙を流しながらデズモンドを睨み付ける。
「デズモンド。ウロボロスを責めないで下しゃい。全部シアが⋯あたちが悪いんでしゅ」
「どういうことだ?お前が死んでから俺がどんな気持ちで過ごしていたか分かるか!?何も言わずに⋯俺を置いて先に逝きやがって!寿命だから?年老いたから?そんな事どうだって良い!俺はお前が歳を取っても、それでも死ぬまで一緒にいたかった!」
普段の冷静なデズモンドからは考えられない切羽詰まったような姿を見て胸が苦しくなるアレクシア。昔、王位や何もかもを捨ててアリアナと共に歩む事を宣言した時の彼を思い出した。魔国に暫くの滞在の後にまた旅に出る事にしたアリアナはデズモンドから最後に全てを捨ててでも一緒にいたいと渾身のプロポーズをされたのだ。その気持ちはとても嬉しかった。だが、アリアナの心を抉るよな出来事があり、その後はデズモンドの事を考えて敢えて会いに行かなかったのだ。
「お前が死んだと聞いた時⋯俺の中で生きる意味を失った」
皮肉っぽい言い方をして小さく笑うデズモンド。
「そんな事言わないで下しゃい!あんなに可愛い子供達がいるじゃないでしゅか!?」
さすがに反論するアレクシア。
「あいつらにはこんな父親で申し訳がないと思っている⋯それほどお前を愛してるんだ。だからこそ納得がいかない!」
デズモンドの想いを黙って聞いていた人達もウロボロスとアレクシアの答えを待っていた。だが、先に話し出したのはアレクシアの足元にいた白玉達であった。
『主しゃまを責めないで下ちゃい!』白玉はポロポロと涙を流している。
『そうでしゅ!主しゃまは優しいから⋯疲れちゃったんでしゅよ!』黒蜜はアレクシアに擦り寄って泣き出した。
みたらしやきなこ、あんこもポロポロと泣いていた。
「お前達⋯。あたちはみんなが思っているより臆病で愚かな弱い人間なんでしゅ⋯こんなに愛されていたのを忘れてまちた⋯うぅ⋯」
アレクシアは涙を流しながら当時の思いを話し始めた。旅をしている時、ふとウロボロスが現れた時があった。驚く彼女にウロボロスは寿命を延ばす魔法を使ったが彼女の意志で弾き返されてしまったのだ。唖然とするウロボロスに大賢者アリアナはこう言った。
「あたちはこのまま死ぬって言いまちた。ウロボロスは悪くないんでしゅ⋯」アレクシアは弱々しく話し始めた。
「おい!どういう事だ!?お前⋯何で⋯」唖然とするゼスト。
『昔こいつは人族をあんなに助けたのに⋯あいつらはこいつの力を散々利用しといてある時に手のひらを返した様に悪魔だとか反逆者だとか言いやがって!感謝してもしきれない奴らなのにこいつに石を投げつけて、唾を吐き捨てた!』
ウロボロスは悔しそうに言い放った。
「なのに⋯アリアナは馬鹿だから⋯それでも人族を嫌いになれずに苦しんで⋯もっと大事な人達の気持ちを考えなかった愚か者でしゅ」
今まで我慢していた思いを吐露して泣き崩れそうになった愛娘を優しく支えるルシアード。
「お前は優しいな。だから愚か者なんて決して言うな。もしお前を愚か者だと言う奴がいたら俺が許さない」
ルシアードは愛娘を抱き締めながらも周りを睨み付ける。
『⋯俺はそんな世界が嫌で滅ぼそうとした⋯。でもこいつがいつも笑顔で人が好きだと言っていたのを思い出して⋯滅ぼしたらもう笑ってくれないかなって⋯うぅ⋯』
「ウロボロス⋯ごめんね⋯」
アレクシアは近づいて来たウロボロスを愛しそうに抱き締めお互いに声を出して泣いた。そんな光景を見ていたデズモンドは何も知らずに責めるような事ばかり言った自分を恥じた。
「デズモンド⋯ジジイ⋯みんな⋯ごめんなしゃい⋯こんなに大切に思ってくれた人達が近くにいたのに⋯」
泣きながらも謝る愛しい人を抱き締めるデズモンド。ゼストも込み上げる涙を拭う事をせずにただ愛しい娘の頭を撫でる。
「⋯湿っぽい話はここまでじゃ!今は再会を喜ばせておくれ!」
「そうです!アリアナ様にどんなに会いたかったか!」アレクシアを見つめながら涙を流すオウメ。
ミルキルズはそう言ってアレクシアを手招きして呼ぶ。涙を拭ったアレクシアは笑顔でミルキルズやオウメの胸に飛び込んだ。
「ミル爺!オウメ!会いたかったでしゅよ!」
広場に集まった竜族の人々は目の前にいる煌めく金髪の美少年と銀髪の美少女を唖然と見つめていた。そして直ぐに視線を少し下に向けてあの有名な悪童の生まれ変わりだという幼子を見る。
「皆よ!この子は今はアレクシアというんじゃが正真正銘のアリアナじゃ!そしてわしはミルキルズじゃ!」
「何でしゅか!その自己紹介!」ミルキルズの紹介を聞いて爆笑するアレクシア。
そんなアレクシアを愛おしそうに見つめるデズモンドと、そんなデズモンドが気に入らないルシアードとゼストが二人の間に割って入る。五匹は泣き疲れてアレクシアの足元ですやすやと眠っていた。
ふと強烈な視線を感じたアレクシアはその方向を見ると、先程の傷ついた子竜を頭に乗せた厳つい大男が立っていた。
「ウリド!」
アレクシアが手を振ろうとしたら、そんなウリドを押し退けて赤髪を靡かせた絶世の美女とウリドよりも大柄な白髪混じりの赤髪の老人がこちらに飛び込んできた。
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