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3巻
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しおりを挟む第1話 ルウズビュード国の歴史
竜人族の国ルウズビュードには、とある悪習がある。
〝王家に生まれた女の赤子は災いをもたらす。故に殺さねばならない〟
その風習は数千年にわたって王家に継承され、多くの王女が生まれて間もなくこの世を去った。
しかし、現在のルウズビュード王家には二人の王女がいる。
一人はユリア。先代国王の娘で、〝神の愛し子〟でもある。数多くの伝説の魔物を〝友達〟として側に置く、世界最強のテイマーだ。
もう一人はルイーザ。先々代国王の娘だが、少し前まで死んだものと思われていた。訳あって赤子の姿のまま成長が止まっており、血縁上は伯母ながらユリアの妹分として育てられている。
今の王家を取り仕切る者達は、悪習廃止を大々的に宣言するべく、日々保守的な貴族達と交渉を続けており、あと一歩というところまで漕ぎ着けていた。
そんなある日、いつものように子供達が庭で遊んでいると、ユリアが奇妙な箱を土の中から掘り起こした。
箱からは「ここから出せ」と謎の声がして、ユリアはそれを開いてしまう。中から現れたのは、黒い長髪を靡かせた一人の竜人の男。
彼はジェス・ルウズビュードと名乗った。
ジェスは初代国王にして、悪習を生み出した張本人だ。王宮の庭は今、静かに緊張に満ちていた――
†
「本当にジェス・ルウズビュードなら、私がこの手で殺したいわね‼ 自分の娘を殺した暴君ジェス!」
ユリアの祖母、フローリアは、娘のルイーザを固く抱きしめながら、初代国王と名乗った男を睨み付ける。ユリアの母アネモネや、九尾の妖狐の桔梗も、子供達を自分の背後に隠して警戒している。
ジェスには娘がいた。しかし、娘が生まれた直後、国中に疫病が流行り、ルウズビュードは滅亡寸前に追い込まれる。妻までも失ったジェスは、娘が災いを呼んだのだとして殺してしまった。
そして正気を失ったとみなされた彼は、息子のジェード――二代目国王に討たれたと伝わっている。
ジェードもまた女の赤子を恐れ、忌み子として処分するよう固く命じた。これが悪習の始まりとされている。
だが、ジェスはフローリアが放った言葉に首を傾げた。
「何を言ってるんだ? 俺は独身だぞ⁉ 結婚する前にあの箱に封印されたんだ!」
ジェスが悔しそうに言い放つ。
「「「はぁ?」」」
「俺は人族にとって脅威だったみたいでな、何故か〝魔王〟と呼ばれて恐れられていたんだ」
話を詳しく聞いていくと、ジェスのとてつもない力を恐れた人族達は協力して〝魔王〟の討伐を試みたのだが全く歯が立たない。そんな中、自国に裏切り者がいて、その者と人族の魔術師達によってやっと封印されたらしい。
「そんなことが……」
衝撃の真実に驚くフローリアとアネモネ。
「俺がもし自力で封印を解いたとしても、その瞬間に消滅するはずだった……。まぁどちらに転んでも俺に未来はなかったが、このおちびの力なのか今もこうして生きている」
「もう! ユリアでしゅよ!」
おちびと言われて、アネモネの陰に隠れながらぷんすか怒り出したユリア。
「あたしは裏切り者が誰なのか気になるねぇ~」
桔梗がジェスに裏切り者の名を尋ねる。
「ああ……コーナスだ。コーナス・ロンド……俺の親友で、右腕のような奴だったが見事に裏切られた」
そう言って自虐的に笑うジェス。
「「ロンド⁉」」
ロンドという姓に反応するフローリアとアネモネ。
「知ってるのか?」
「ええ、今の王宮魔術師団長の名がガイナス・ロンドっていいます」
皆がこの流れに黙ってしまう中、ユリアがよちよちとジェスの元へ歩いていくと、じっと彼を見つめる。
「何だおちび……じゃなくてユリア?」
「おにゃかすいたー! 抱っこちて!」
突然のユリアの行動に唖然とするジェスだが、次第に笑いが込み上げてくる。
「俺に子供がいたらこんな感じだったんだろうな……よしこっち来い!」
ユリアはジェスに抱っこされると、彼の頭を優しく撫でる。
「じぇちゅはいいこでしゅ!」
その何気ないユリアの言葉に自然と涙が溢れるジェス。時の流れを感じない漆黒の闇の中で一人過ごし、ついに封印を解いてくれる人物に出会えて、もう楽になれると思った。だがその人物は思いがけないチャンスをくれたのだった。
「ありがとうな、ユリア……」
ジェスはチャンスをくれたその小さな天使に心から感謝した。
ユリアが懐いていることもあり、ひとまずジェスへの警戒を解いたアネモネ達は、王宮の広間に彼を連れていくことにした。話を聞くついでに子供達におやつを食べさせようという算段である。
先程のやり取りを見守っていた妖精のコウも列に加わっている。ジェスが現れる前の箱の騒動で気を失ってしまった子供フェンリルのフェンは、庭に寝かされていた。
「でも……ジェス様が独身なら誰が王位を継いだのかしら?」
廊下を歩きながらアネモネがふと疑問を口にした。
「俺も分からない……。封印されてからはずっと暗闇を彷徨っていたからな」
時間感覚すら失われていたので、一日しか経っていないのか、それとも数千年経っているのかも分からない状態だった。さすがのジェスも精神状態が限界にきていた時、まるで救いの手を差し伸べるように光が差し込んだのだ。
「歴史書では奥方がいたのですが……キリヤ様なんですがご存知ですか?」
フローリアが恐る恐る問うと、ジェスはいきなり立ち止まり青ざめ始めた。
「おい! どうしてそうなるんだ! キリヤは俺の妹だぞ! あ~鳥肌が……」
「「妹⁉」」
まさかの答えに驚愕するフローリアとアネモネ。
そんな大人達をよそに、ユリアの友人の二人の少年――カイルとルウは桔梗と手を繋いで楽しそうに歌っており、ユリアはそれに手拍子をつけて小躍りしていた。
「おちびには癒されるな……」
そんな自由な子供達を見ながらしみじみ言うジェス。
「じぇちゅ! いいかげんおこりまちゅよ! おちびじゃにゃくてユリアでしゅよ!」
ジェスがおちびと言ったのを聞いたユリアは、腰に手を当てて怒り始めた。
「もう怒ってるだろ!」
プンスカ怒る可愛い天使を見て、つい笑って抱き上げてしまうジェス。
ルウズビュード国初代国王であり〝魔王〟と言われたジェスにも物怖じしないユリアに、ヒヤヒヤするアネモネ。だが、そんな母親の気持ちなど知らずに二人の会話が続けられていく。
「じぇちゅはなんちゃいでしゅか~?」
「んー、確か五百二十歳だな、人族年齢で言うと二十六歳だ」
「ん……んー? よくわからにゃい! ユリアはしゃんしゃいだよ~」
そう言って一生懸命に指を三本出すユリア。
「三歳か……人族年齢でか?」
ジェスはアネモネに聞く。
「いえ、竜人年齢ですのでまだ赤子です」
アネモネは気まずそうに答える。
「ふむ……それは変だな? まだ赤子なのに歩いて話している……それにもうだいぶ成長しているぞ」
まだ自分に向かって三本指を出してドヤ顔しているユリアを不思議そうに見ながら、疑問をぶつけるジェス。
「私達も不思議で……まだ乳飲み子のはずですが……これも愛し子と関係があるのかしら?」
「愛し子だって⁉」
アネモネが言った信じられない言葉を聞いて、唖然とするジェスだったが、次の瞬間にはユリアを床に降ろして興味深そうに観察を始めた。
目を開閉させたり、舌を出させたり、挙げ句の果てにユリアをコンコンと軽く叩いている。
「う~ん……普通のおちびだな」
「もう! なんでしゅか! いいかげんにちなちゃい! おこりましゅよ!」
「だからもう怒ってるだろ、あはは!」
ユリアの可愛い反応に思わず大笑いしてしまうジェス。
「ぐにゅにゅにゅ!」
ユリアは笑われたのが悔しくて、得意(?)のパンチ攻撃を仕掛けるが、ジェスに軽く避けられて小脇に抱えられる。すると今度は楽しくなったのか、簡単に機嫌が直りはしゃぎ出した。
「はは! 子供はいいな!」
楽しそうにユリアと戯れるジェスに、フローリアが国の歴史を話し始める。
「ジェス様の次に王を継いだのは、歴史書では第一王子のジェード様となっているのですが……」
その名前にピクリと反応するジェス。
「ジェードは俺の弟だ……あいつが継いでくれたのか?」
広間にやって来たフローリア達は、伝えられている歴史と忌々しい悪習の話をジェスに詳しく説明した。
それを聞いたジェスは驚くと共に、凄まじい怒りが込み上げてきたようで、声を荒らげた。
「何だその話は! 俺が王の時は流行り病なんてなかったし、キリヤも元気だったぞ! 誰かが歴史をねじ曲げたな! くそ!」
「くちょ! くちょ!」
悔しくてつい出てしまった悪態を聞いたユリアが、真似し始めた。
「ユリア……やめなさい!」
アネモネが急いで注意する。ユリアには大人の良くない口癖を真似するところがあった。
気を利かせた桔梗が、ユリアと他のおちび達を連れて手を洗いに行かせる。戻ってくる頃には変な悪態を真似することは忘れ、席に着くなりテーブルに並べられたおやつに一直線だ。
今日のおやつは様々なケーキである。
ジェスも興味津々に見定めると、チョコレートケーキに手を伸ばす。ユリアはショートケーキでカイルとルウはクッキーに夢中だ。妖精のコウは別に用意してもらったフルーツを貪っている。
「ユリア! これ旨いな! 何ていうんだ?」
「もぐもぐ……ちょこりぇーとけーき……もぐもぐ」
おちびに挟まれて椅子に座り、並べられたデザートをじっくりと味わいながら食べているジェス。
「ちょこりぇーとか……時代は変わったな」
そんな光景を見ながらも、フローリアとアネモネは真剣に話し合いをしている。ルイーザはそんなフローリアの腕ですやすやと眠っている。
「まさか初代国王が目の前にいるなんて……それに歴史が改ざんされたものだったとはね」
「私も驚きました……改ざんしたのはその裏切ったコーナス・ロンドなんですかね?」
ルウズビュードの知らない闇の部分が出てきて動揺するフローリア達は、このことを皆にどう説明するか悩む。
「一度ガイナス・ロンド公爵に話を聞きましょうか……」
「そうですね」
フローリアとアネモネが頭を抱えながら話し合いをしていると、急におちび達が騒がしくなる。ジェスがチョコレートケーキを全部食べてしまったらしく、食べたかったユリアとカイルが大泣きしていた。
アネモネが二人の元に行き慰め、フローリアは女官にチョコレートケーキのおかわりを持ってくるように指示する。
「ちょこりぇーとけーき、にゃくなったーー! うわーーん!」
ユリアがアネモネにしがみついて泣きじゃくっている。
「うわーーん!」
カイルも珍しく声を出して泣いている。ルウはケーキを食べながら器用にジェスをポカポカ殴り、二人の仕返しをしている。
そこへジェスの件を聞いた男性陣が駆けつけた。ユリアの兄のオーランド、祖父のオルトスである。
緊迫した様子で来た彼らの前では、ユリアが口の周りをクリームだらけにして泣いていて、カイルも椅子に座ってお行儀良く泣いている。そしてルウが見たことのない一人の男性をポカポカと殴っている。
まさにカオスな状態に、唖然とするオーランドとオルトス。
「悪かったよ! 泣くな!」
ジェスがルウの攻撃を軽くかわしながらユリアとカイルに素直に謝る。
「お前ーー! 石ころにしてやる!」
ユリアやカイルを泣かしたジェスにぷんすか怒る妖精コウは、呪文を唱え始めた。
「たぁー!(やれー!)」
いつの間にか目覚めたルイーザはそんなコウを煽っている。
妖精コウが怒りに任せてジェスに魔法を放とうとするのを必死で止めるフローリアは、それを煽るルイーザも同時に止めている。
そこへ、気絶から復活したフェンが何も知らずにトコトコとこちらにやって来た。
『おりぇをおいていくにゃーー! ん? こいちゅはだれだ?』
フェンがジェスの周りをぐるぐる回り、匂いを嗅いでいる。
「いつも賑やかだな……」
そんなカオスで自由な光景に苦笑いするオルトスだった。
†
「すん……すん……もぐもぐ……すん……もぐもぐ」
泣きながらも食べるのはやめないユリアは、女官が急いで持ってきてくれたチョコレートケーキを大事に食べ進めていた。
「器用だね~ユリア」
妹のやることなら何でも褒める、現国王で兄でもあるオーランドは、何故かユリアではなくまだグズっているカイルを抱っこしている。
その光景に驚愕するフローリアとアネモネ。
「ユリアじゃなくてカイル君を抱っこしてるわ!」
「どういうことかしら?」
オーランドは、カイルの母ナタリーと密かに交際しており、カイルとも親しい関係を築きつつあった。その噂が王宮に広まるのは時間の問題だったが、まだ知らない者の方が多い。
ユリアは泣きながらも、追加で来たチョコレートケーキをひたすら食べている。コウとルウも食べるのを再開して落ち着いてきたが、下でキャンキャンと可愛く鳴いている魔物がいる。
『おりぇもくうぞ! ユリア、肉くりぇ! 肉ーー!』
「すん……すん……」
ユリアは隣に座るアネモネに視線を向ける。
「すん……かーしゃん……フェンしゃまが……にきゅたべゆって……」
魔物の声は、人化しない限り普通の人間には聞こえない。
ユリアの通訳を聞いたアネモネが指示すると、女官が生肉を運んでくる。ユリアは生肉を自分であげたいと言い出した。
「う~ん……あげたらお手々を洗いなさいよ?」
ユリアは素直に頷きお皿に生肉をドンと載せると、下で激しく尻尾を振るフェンの前に置く。
「どーじょ」
『わーい!』
嬉しそうに食べ始めたフェンを見て、ユリアはやっと笑顔になり、手を洗ってから自分もまた食べ始めた。
その横ではオルトスが、オーランドを横に連れてきてジェスの前に跪いていた。
「私は四代目国王のオルトスと申します。ここにいるのが、孫で現国王のオーランドでございます。まさか初代様にお会いできるとは!」
「そうかしこまるな」
ジェスは跪くオルトスとオーランドを立たせる。そして緊張気味の二人を椅子に座らせると、フローリアに頼んで先程の話をしてもらった。
「信じられない……私達は何のために!」
フローリアに抱えられているルイーザを見て、色々な感情が溢れ出すオルトス。
「たぁ! ばぁー!」
ルイーザはそんなオルトスを励ますように懸命に手を伸ばしている。
「ルイーザ……愛しい我が子よ……」
オルトスはフローリアとルイーザを思わず抱きしめる。
「俺も結婚したかったなぁ~!」
家族の温かい光景を見たジェスはしみじみと言う。すると、ケーキを食べ終わったユリアがよちよちとこちらへやって来る。
「どうした?」
「じぇちゅ! こりぇたべていいよ!」
泣き腫らした顔でニコッと笑い、食べかけのチョコレートケーキが載った皿を持ってきてジェスに渡そうとしてきた。
「食べかけじゃねーか!」
「エヘヘ~」
「エヘヘじゃねーよ……お前が食べろ!」
「……じぇちゅは、ちょこりぇーとけーきしゅきでしょ~?」
「お前……さては腹いっぱいなんだな? 白状しろ!」
ユリアは目を泳がせている。
「分かりやすいな!」
隠し事のできないユリアを見て笑うジェス。
「もう~! いらにゃいの~? おいちいのに~!」
「じゃあお前が食えよ」
ユリアはそんなジェスを無視して、フォークでケーキを刺すとジェスの口に押し付ける。
「ふごぉ!」
「どーじょ」
「ユリア! やめなさい!」
オルトスが止めに入るが、間に合わずにジェスの口の周りはチョコレートまみれになってしまう。
「お前……無茶苦茶だな!」
もぐもぐしながら呆れるジェス。
ユリアはポケットからハンカチを出してジェスの口の周りを拭くが、チョコレートが更に広がり顔全体が真っ黒になってしまう。
「ありぇ~?」
「……顔を洗ってくる」
そう言ってジェスが立ち上がる。
「じゃあユリアがあんにゃいしゅるー!」
そんなユリアに引っ張られて、中腰で付いていく〝魔王〟ジェス。
その光景を見て、妹が大好きすぎるオーランドに良からぬスイッチが入り、ジェスを密かに〝敵〟と見なしてしまったのだった。
†
ユリアとジェスが顔を洗いに行った後すぐに、ユリアの父オーウェンがシロや仲間達を連れて帰ってきた。彼らはつい先程まで、ある不審な貴族の取り調べをしに出払っていたのだ。
「只今帰りました、お祖父様。すぐに報告したいんですが、会議室に来ていただいて良いですか?」
厳しい顔のままオルトスにそう言ったのは、ユリアの次兄ケイシー。オーウェンも真剣な顔でその横に並んでいるが、フェンリルのシロと竜王クロノスは、ユリアを探して辺りを見回す。
「おい、ユリアは何処だ?」
見える範囲にいないため、急いでユリアの気配を探し出そうとするシロ。
「……おいおい、またやらかしたな!」
クロノスが何かを感じ取ったのか苦笑いしていると、ドアが開きユリアが覚束ない足取りで入ってきた。シロが嬉しそうに近寄ろうとしたら、ユリアが誰かを引っ張ってくるのが見える。
「おい! 引っ張るな! いてて……」
ユリアのために中腰で歩いているその男性は、腰を押さえている。シロやオーウェン達はその男性を訝しげに見る。
「あれは誰ですか?」とオルトスに聞くオーウェン。
「驚かないで聞いてくれ。あの御方は初代国王であるジェス様だ」
「「……はぁ?」」
全く理解できないオーウェンとケイシー。
オルトスとフローリアは詳しい事情をオーウェン達に話すことになる。それを待つジェスにクロノスが近付くと、ジェスは酷く驚いた顔をする。
「貴方様はまさか竜王の血筋では?」
「ああ、初代は俺の親父だ。俺は二代目竜王のクロノスだ」
「何と! あの幼子がこんなに逞しくなられて……ラクロウは……初代竜王陛下はお元気ですか?」
「ピンピンしてる。よくお前の話をしていたよ、何故おかしくなってしまったのかとな。妻キリヤのことは残念だが、子を殺すなどやりすぎだ」
その言葉で皆の視線がジェスに集中する。
「そのことですが、何故そんな話になっているんですか⁉ キリヤは妻ではなく妹ですし、子供もいませんよ! 逆に結婚したかったですよぉ~俺……」
自分で言っていて悲しくなり、落ち込んでしまったジェスを一生懸命に励ますユリア。
「じぇちゅはけっこんできまちゅよ!」
そう言ってジェスの頭を優しく撫でている。
応援ありがとうございます!
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