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6章 それぞれの旅立ちとこれから
先王登場!?
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「「先王!?」」
「驚かせてごめんなさいね。お父様がどうしてもって言うから…」
驚くルルとアンリと見て、エチカが申し訳無さそうに謝る。
「おお!お主がルルか!グズっ…苦労をかけたな…」
鼻水を垂れ流して泣く先王にドン引きのルルとアンリ。そこへちり紙を持ち先王の元へ駆けつけるヨシュア。
「じーじ、はいどーじょ!」
「孫~優しいの~!」
ちり紙を受け取りながら感動する先王ヨルド。ヨシュアはヨルドの大きい背中を小さな手で擦っている。
「微笑ましい風景だな」呟くアンリ
「ホホッ、済まんのう。最近涙脆くてな…歳じゃな!」
「初めまして、ルルと言います。ヨルドお祖父様、お元気ですか?」
「おおっ!礼儀正しい孫じゃのう!」驚くヨルド
すると、おちび達が横一列に並び大声で自己紹介を始める
「ぼきゅはヨシュアでしゅ!しゃんしゃいでしゅ!」
「ぼきゅはリクでしゅ!おにゃじくしゃんしゃいでしゅ!」
「ぼ…ぼきゅはエドワードでしゅ!しゃんしゃいでしゅ!」
皆が敬礼しながら挨拶する。ヨルドはデレデレになりながらおちび達の頭を撫でると、最後の1人を見る。
「あ、エドワードの姉でありますアンリです!宜しくお願いいたします!」
「ホホッ皆いい子じゃな!教えるのが楽しみじゃ!」
「お手柔らかにね!」釘を刺しておくエチカ。
ヨルドの後を雛のようによちよちと付いていくおちび達。その後ろからルルとアンリそしてエチカと続く。だが途中でリクが立ち止まり、スッと手を挙げる。
「何じゃ、坊主?」
ヨルドが尋ねるが、その前にエチカが手際よく小脇に抱えて歩き出す。
「おい、エチカ!人様の子を小脇に抱えるな!」
「急ぐ時はこれが一番なの!」
リクは黙って小脇に抱えられて何時もの場所に連れていってもらう。
「他にはいない?」ルルが聞く
「ヨシュアもうんちでりゅ~!」手を挙げるヨシュア
それを聞いて唖然としていたヨルドだが、ルルがヨシュアを小脇に抱えて行くのを見て爆笑する。
「エドワードは大丈夫?」アンリが聞く
「はい!うちでちてきたかりゃだいじょぶー!」
どや顔で言うエドワードに、笑いが止まらないアンリ。
「元気な子供達じゃな…眩しいくらいじゃ!」染々言うヨルド。
アンリはそんなヨルドを見て、ポツリと話し出す。
「この子達はずっとあのまま仲良くいて欲しいです。」
「…坊主達は大丈夫じゃ、ルルやお主が付いているからな!」
ヨルドはそう言うと、アンリの肩を優しく叩く。
「痛いから!」
思いの外、力が強いヨルドについつい我が出たアンリだった。
「驚かせてごめんなさいね。お父様がどうしてもって言うから…」
驚くルルとアンリと見て、エチカが申し訳無さそうに謝る。
「おお!お主がルルか!グズっ…苦労をかけたな…」
鼻水を垂れ流して泣く先王にドン引きのルルとアンリ。そこへちり紙を持ち先王の元へ駆けつけるヨシュア。
「じーじ、はいどーじょ!」
「孫~優しいの~!」
ちり紙を受け取りながら感動する先王ヨルド。ヨシュアはヨルドの大きい背中を小さな手で擦っている。
「微笑ましい風景だな」呟くアンリ
「ホホッ、済まんのう。最近涙脆くてな…歳じゃな!」
「初めまして、ルルと言います。ヨルドお祖父様、お元気ですか?」
「おおっ!礼儀正しい孫じゃのう!」驚くヨルド
すると、おちび達が横一列に並び大声で自己紹介を始める
「ぼきゅはヨシュアでしゅ!しゃんしゃいでしゅ!」
「ぼきゅはリクでしゅ!おにゃじくしゃんしゃいでしゅ!」
「ぼ…ぼきゅはエドワードでしゅ!しゃんしゃいでしゅ!」
皆が敬礼しながら挨拶する。ヨルドはデレデレになりながらおちび達の頭を撫でると、最後の1人を見る。
「あ、エドワードの姉でありますアンリです!宜しくお願いいたします!」
「ホホッ皆いい子じゃな!教えるのが楽しみじゃ!」
「お手柔らかにね!」釘を刺しておくエチカ。
ヨルドの後を雛のようによちよちと付いていくおちび達。その後ろからルルとアンリそしてエチカと続く。だが途中でリクが立ち止まり、スッと手を挙げる。
「何じゃ、坊主?」
ヨルドが尋ねるが、その前にエチカが手際よく小脇に抱えて歩き出す。
「おい、エチカ!人様の子を小脇に抱えるな!」
「急ぐ時はこれが一番なの!」
リクは黙って小脇に抱えられて何時もの場所に連れていってもらう。
「他にはいない?」ルルが聞く
「ヨシュアもうんちでりゅ~!」手を挙げるヨシュア
それを聞いて唖然としていたヨルドだが、ルルがヨシュアを小脇に抱えて行くのを見て爆笑する。
「エドワードは大丈夫?」アンリが聞く
「はい!うちでちてきたかりゃだいじょぶー!」
どや顔で言うエドワードに、笑いが止まらないアンリ。
「元気な子供達じゃな…眩しいくらいじゃ!」染々言うヨルド。
アンリはそんなヨルドを見て、ポツリと話し出す。
「この子達はずっとあのまま仲良くいて欲しいです。」
「…坊主達は大丈夫じゃ、ルルやお主が付いているからな!」
ヨルドはそう言うと、アンリの肩を優しく叩く。
「痛いから!」
思いの外、力が強いヨルドについつい我が出たアンリだった。
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