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2章 国王陛下とルル
閑話 ルルとチロの出会い②
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私がチロにアンリを紹介する。だがチロは怯えてまた部屋の隅に隠れてしまう。アンリはチロを見つめて溜め息を吐く。
「面倒くさそうな子ね」
アンリはチロの前まで行くとチロに声をかける。
「あんたチロって言うの?」
「……チロでしゅ」ぼそりと言うチロ
「ふーん………よし!遊ぶか!」
「アンリいきなりどうしたの?」驚くルル。
「遊んでれば仲良くなるでしょ!」
するとチロが近づいてきた。
「チロとあしょんでくれるの?」
「そうよ?何で?」アンリが聞く。
「……チロくちゃいからみんにゃあしょんでくれないにょ…」
「もう臭くないでしょ?臭くてもあたしはチロと遊ぶよ?」
「私もチロと遊ぶよ!」
その言葉にチロが泣き出した。アンリとルルはそんなチロを抱き締め、ある程度落ち着いたので遊ぶことにした。
「よし!兵士さんごっこやろう!」
「あんた…」
「だって男の子皆やってるでしょ?チロにも教えないと!」
「へいししゃん?」
ルルは兵士の説明を雑にする。アンリは苦笑いしている。
「チロもへいししゃんになってあくをちゅかまえる!」
「よし!チロ兵士!悪を退治しに行くよ!」
「あい!」
「アンリ兵士も行くぞ!」
「はいはい」
「ハイは一回!」
部屋から匍匐前進で進むルルとチロ。アンリは服が汚れるので歩いている。そして階段の前まで行くとチロは怖がるので背中に乗せて下りるルルとキャッキャ喜ぶチロ。それを見て爆笑するアンリ。
「チロ兵士!悪がいたぞ!院長先生を食べようとしてる!」
「なんでちゅってーー!」
するとルルがある人を発見してチロに言う。チロの反応の仕方にまたしても爆笑するアンリ。
「院長が食べられる前に助けるぞ!」
「あい!」
ルルとチロは走っていき悪の背中を叩く。
「いてて!おい、ルルと…………誰だ?」
「効いてるぞ!もっと叩け!」
「あい!」
チロは細い手でポカポカ叩く。それを見た悪ことジョンさんが苦しみだして倒れる。
「やったぞ!悪を退治したぞ!」
「やったーー!ちぇんちぇいだいじょぶー?」
「あらあら、ありがとう。」
院長先生がチロを誉める。チロは嬉しかったのかジョンさんの上でポーズをとる。それを見て微笑むルルとアンリ。
「よしチロ!ご飯を食べよう!腹が減っては戦が出来ん!」
「あい!」
チロを連れて食堂にいくルルとアンリ。
「俺はいつまで死んでればいいんだ?」
「面倒くさそうな子ね」
アンリはチロの前まで行くとチロに声をかける。
「あんたチロって言うの?」
「……チロでしゅ」ぼそりと言うチロ
「ふーん………よし!遊ぶか!」
「アンリいきなりどうしたの?」驚くルル。
「遊んでれば仲良くなるでしょ!」
するとチロが近づいてきた。
「チロとあしょんでくれるの?」
「そうよ?何で?」アンリが聞く。
「……チロくちゃいからみんにゃあしょんでくれないにょ…」
「もう臭くないでしょ?臭くてもあたしはチロと遊ぶよ?」
「私もチロと遊ぶよ!」
その言葉にチロが泣き出した。アンリとルルはそんなチロを抱き締め、ある程度落ち着いたので遊ぶことにした。
「よし!兵士さんごっこやろう!」
「あんた…」
「だって男の子皆やってるでしょ?チロにも教えないと!」
「へいししゃん?」
ルルは兵士の説明を雑にする。アンリは苦笑いしている。
「チロもへいししゃんになってあくをちゅかまえる!」
「よし!チロ兵士!悪を退治しに行くよ!」
「あい!」
「アンリ兵士も行くぞ!」
「はいはい」
「ハイは一回!」
部屋から匍匐前進で進むルルとチロ。アンリは服が汚れるので歩いている。そして階段の前まで行くとチロは怖がるので背中に乗せて下りるルルとキャッキャ喜ぶチロ。それを見て爆笑するアンリ。
「チロ兵士!悪がいたぞ!院長先生を食べようとしてる!」
「なんでちゅってーー!」
するとルルがある人を発見してチロに言う。チロの反応の仕方にまたしても爆笑するアンリ。
「院長が食べられる前に助けるぞ!」
「あい!」
ルルとチロは走っていき悪の背中を叩く。
「いてて!おい、ルルと…………誰だ?」
「効いてるぞ!もっと叩け!」
「あい!」
チロは細い手でポカポカ叩く。それを見た悪ことジョンさんが苦しみだして倒れる。
「やったぞ!悪を退治したぞ!」
「やったーー!ちぇんちぇいだいじょぶー?」
「あらあら、ありがとう。」
院長先生がチロを誉める。チロは嬉しかったのかジョンさんの上でポーズをとる。それを見て微笑むルルとアンリ。
「よしチロ!ご飯を食べよう!腹が減っては戦が出来ん!」
「あい!」
チロを連れて食堂にいくルルとアンリ。
「俺はいつまで死んでればいいんだ?」
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