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2.プロジェクト始動
5.冷静であれ
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何故なんだろう。
榊といると等身大の自分でいられる。
お金のために就職したことなんて誰にも言ったことがない。
だけど、榊には馬鹿正直に話してしまった……というか話せたのだ。
安心して、話してしまう。
小塚にはない、安心感。
随分年下なのに、どっしりと大きい器を感じた。
私は……この人を求めていたのだろうか。
「もうあっという間に晩ご飯前になりましたね。そろそろ帰りますか」
自分から提案しておいて帰りたくないのはどういうつもりだろう。
そんな本音をしまいつつ、頷いた。
「そうですね。また明後日に会えますし」
「ああ、第一回目の顔合わせですね。全員揃う感じの」
月曜日に全体会議がある。
その際に信田も来ることになっている。
スポンサーである我が社、株式会社ティンパニー、フューチャーロード、そして専門家である信田に貿易支援関係者である。
と言っても小さな事業なので大したことではない。
取り組む内容は農業支援に関するものであり、灌水事業である。
株式会社ティンパニーが手がける自動灌水システムで作業効率化を図り、農民たちの生活向上を試みるといったものである。
太陽熱発電機を利用するので、エコでもある。
「これから忙しくなりますね。カンボジアには2週間ほど滞在しますし」
榊が言うと、私は少し不安な顔をする。
「カンボジアでの生活がちょっと想像つかなくて……。ちゃんと出来るのか不安です」
「大丈夫です、僕がついてますから。ティンパニーさんからはありすさんだけでしょうか?」
「そうですね、一応1回目のは私だけです。2回目からはティンパニーのプログラマーが派遣されると思いますが」
「始める時期がちょっと不安ですね。雨季がそろそろ始まるので……」
1回目はまだ5月だから大丈夫だろう。
2回目を急がねば雨季に入り、なかなか思うように計画が進まない恐れがある。
社長の思いつきからスタートしたこの事業が失敗するとは思えないが、難航する可能性は大いにある。
「ま、大丈夫だと思いますよ」
経験値の高い榊が言うのだから大丈夫だろう。
離れ難い気持ちを抑えて、榊と別れた。
その帰りの電車の中で、榊からのラインが届いた。
『今日はすごく楽しかったです。また来週もどこかへ行きましょう!』
グループラインの方は全く動いていないのに、榊との個人ラインは一番上に表示されている。
なんだか隠れて会ってるような、ちょっとした背徳感がある。
グループでのやり取りだけが全てはないのだな、とつくづく思う。
大学時代のサークルでも、一人だけすごく可愛い子がいて、彼女中心に動いていた。
私は蚊帳の外で、おまけみたいなものだった。
グループラインで男子どもがお互いに牽制し合っていて、それが全てだと思い込んでいた。
だけどーー。
彼女はしっかりとサークル内で一番人気である男子と個人ラインでやり取りし、愛を深めていたのだ。
大学卒業と同時に結婚すると公表された時は男子全員が顔を真っ青にしていた。
いつの間にか、と面食らったようだ。
彼女もこうやって秘め事をしている気分だったのだろうか。
スリルがあって、なかなか味わえない醍醐味。
それで気持ちが加速していき、結婚に向かったのだろうか。
今なら、分かる。
秘め事というスパイスが私の心を揺さぶりをかけてくるのだ。
だからこそ冷静にならねばねらなかった。
でも万が一。
榊と付き合えるのならーー。
いや、やっぱり考えるのをよそう。期待値が上がってしまい、違った時の失望感が強くなる。
もう純粋に目の前のことだけを考えて楽しめば良い。
少しだけ素直になれたら、それでいい。
ただし、冷静であれ。
若い時のように血迷うことがあってはならない。
家に着いてから昂った気持ちを落ち着けた後に返事を返した。
『無事に家につきました。こちらこそありがとうございました! 色んなお話を聞けて楽しかったです。また来週楽しみにしています』
すると榊から即レスがついた。
『美味しいものを食べるのが好きって言ってましたよね。他にもおすすめの店があるので、行きませんか、来週』
ラインのラリーが別れてからも続いていく。
あれが好きだ、これが苦手、など、ラインならではのやり取りができて楽しい。
あっという間に日を跨いでしまったようだ。
おやすみなさいラインをして、その日を終えた。
日曜日は用事があったのでラリーが途切れがちだったが、榊のおはようから始まって、スローペースでのやり取りが続いた。
月曜日になって全体会議の時間が近づくと、榊と臼田がやってきた。
数分後には信田が関係者を連れてやってきた。
私はなるべく榊と目を合わせないように意識してしまった。親密な雰囲気を出して小塚に悟られたくなかったからだ。
全体会議が始まる前に自己紹介を一人ずつ行なっていく。
ティンパニーからは私と小塚、そして担当するプログラマー2名だ。
フューチャーロードからは榊と臼田。
そして専門家である信田。
貿易サポート関係者といっても、事業を行うにあたっての申請手続きなどを両国間でサポートするだけだ。
日本において輸出事業に力を入れ始めているところである。
円安における外資稼ぎを奨励しているのだ。
外資稼ぎで国力を上げるーー真っ当なビジネスだ。
向こうの国の法律や手続き関係などを貿易サポート担当が行うので正直有り難かった。
「では、宜しくお願いいたします」
会議が終わり、解散するところで信田に声をかけられた。
「やあ、こないだは失礼いたしました」
「あ、信田先生」
「この後時間はありますか? カンボジアのことで色々お話ししたいこともありまして」
「いいで」
「信田先生!」
私が言いかけたところに榊が割り込んできた。
「おや、榊君」
「皆さんそんなところで何をやってるんです?」
さらに小塚がやってきて、顔を覗き込んでくる。
「そうだわ、皆さんでランチはいかがですか? カンボジアのことも教えて欲しいですし、皆様のことも知りたいと思っておりますので」
私が提案したことで、少し悪くなった空気が和らいだ。
会社近くの大勢で入れる個人経営のレストランがあるので、そこを案内した。
「マスター、いつも急な予約でごめんなさいね」
「いやいや、構いませんよ。こちらはウェルカムです」
美味しい料理を作るのに、立地が悪過ぎてお客さんがそこまで入ってこないのだ。
皆の料理が出揃ったところで、信田が口を開いた。
「鷲尾さんは胃腸が丈夫な方ですか?」
「あ、はい、割と」
「なら良かったです。カンボジアの水道水は飲まないようにしてくださいね。ついでに言うとサラダも気をつけた方がいいです」
「そうらしいですね、聞きました」
カンボジアの水道環境は劣悪だ。
一流のホテルでさえも衛生面で飲まない方が良いとされている。
「あとはそうですね……」
信田は本当にカンボジアのうんちくしか言わなかった。
私を口説くそぶりは一切見られず、杞憂に終わった。
そもそも親切で言っているだけなのだろう。
私は安堵して、榊を見やる。
榊は小塚と話しているようだ。何を話しているのかと耳をそばだてると、どうやら異性の話をしている。
「榊さんはどんな女性がタイプなんですか?」
小塚の純粋な好奇心なのだろうか? その割には興味なさそうにご飯は頬張っている。
「そうですね……。自立した女性でしょうか」
「ふーん。それはどうしてなんですか?」
「僕がいなくても生きていけるって知っていると安心して一緒に過ごせると思うので」
「死んだらってことですか?」
「それもありますけど、仕事柄海外に行きますからね」
「ああ」
「まあそんな女性はなかなかいないんですけどね」
「カンボジアには可愛い子いないんですか?」
小塚が前のめりにして聞く。そんな姿を見たくもないので、目を逸らしてご飯だけに集中する。
「いますよ、たくさん」
なんか、やだな。
榊の口からそんな言葉が出るのは。
「小塚さんが行けばモテモテでしょうね。経済力がありそうですし、男らしさも。女の子たちが群がると思いますよ」
「へえ! それなら行こうかなー」
「はは」
榊の乾いた笑いが聞こえてきた。
臼田はそんな会話にも興味を示さずに黙々とご飯を食べ続けている。
「これだから男ってやつはって言いたげな顔をしてますねー」
信田がひょっこりと私の顔を覗き込んできた。
「っ!!」
あまりの近さに私はびっくりした。
「先生、近いですよ」
榊が苦言を呈すると、信田がごめんごめんと笑った。
「すみません、鷲尾さん。こんな話なんて聞きたくないですよね」
榊も困ったように眉を八の字にして謝ってきた。
「いえいえ……、慣れてますし」
「慣れちゃダメですよ」
榊に嗜められて、私は口をつぐむ。
榊といると等身大の自分でいられる。
お金のために就職したことなんて誰にも言ったことがない。
だけど、榊には馬鹿正直に話してしまった……というか話せたのだ。
安心して、話してしまう。
小塚にはない、安心感。
随分年下なのに、どっしりと大きい器を感じた。
私は……この人を求めていたのだろうか。
「もうあっという間に晩ご飯前になりましたね。そろそろ帰りますか」
自分から提案しておいて帰りたくないのはどういうつもりだろう。
そんな本音をしまいつつ、頷いた。
「そうですね。また明後日に会えますし」
「ああ、第一回目の顔合わせですね。全員揃う感じの」
月曜日に全体会議がある。
その際に信田も来ることになっている。
スポンサーである我が社、株式会社ティンパニー、フューチャーロード、そして専門家である信田に貿易支援関係者である。
と言っても小さな事業なので大したことではない。
取り組む内容は農業支援に関するものであり、灌水事業である。
株式会社ティンパニーが手がける自動灌水システムで作業効率化を図り、農民たちの生活向上を試みるといったものである。
太陽熱発電機を利用するので、エコでもある。
「これから忙しくなりますね。カンボジアには2週間ほど滞在しますし」
榊が言うと、私は少し不安な顔をする。
「カンボジアでの生活がちょっと想像つかなくて……。ちゃんと出来るのか不安です」
「大丈夫です、僕がついてますから。ティンパニーさんからはありすさんだけでしょうか?」
「そうですね、一応1回目のは私だけです。2回目からはティンパニーのプログラマーが派遣されると思いますが」
「始める時期がちょっと不安ですね。雨季がそろそろ始まるので……」
1回目はまだ5月だから大丈夫だろう。
2回目を急がねば雨季に入り、なかなか思うように計画が進まない恐れがある。
社長の思いつきからスタートしたこの事業が失敗するとは思えないが、難航する可能性は大いにある。
「ま、大丈夫だと思いますよ」
経験値の高い榊が言うのだから大丈夫だろう。
離れ難い気持ちを抑えて、榊と別れた。
その帰りの電車の中で、榊からのラインが届いた。
『今日はすごく楽しかったです。また来週もどこかへ行きましょう!』
グループラインの方は全く動いていないのに、榊との個人ラインは一番上に表示されている。
なんだか隠れて会ってるような、ちょっとした背徳感がある。
グループでのやり取りだけが全てはないのだな、とつくづく思う。
大学時代のサークルでも、一人だけすごく可愛い子がいて、彼女中心に動いていた。
私は蚊帳の外で、おまけみたいなものだった。
グループラインで男子どもがお互いに牽制し合っていて、それが全てだと思い込んでいた。
だけどーー。
彼女はしっかりとサークル内で一番人気である男子と個人ラインでやり取りし、愛を深めていたのだ。
大学卒業と同時に結婚すると公表された時は男子全員が顔を真っ青にしていた。
いつの間にか、と面食らったようだ。
彼女もこうやって秘め事をしている気分だったのだろうか。
スリルがあって、なかなか味わえない醍醐味。
それで気持ちが加速していき、結婚に向かったのだろうか。
今なら、分かる。
秘め事というスパイスが私の心を揺さぶりをかけてくるのだ。
だからこそ冷静にならねばねらなかった。
でも万が一。
榊と付き合えるのならーー。
いや、やっぱり考えるのをよそう。期待値が上がってしまい、違った時の失望感が強くなる。
もう純粋に目の前のことだけを考えて楽しめば良い。
少しだけ素直になれたら、それでいい。
ただし、冷静であれ。
若い時のように血迷うことがあってはならない。
家に着いてから昂った気持ちを落ち着けた後に返事を返した。
『無事に家につきました。こちらこそありがとうございました! 色んなお話を聞けて楽しかったです。また来週楽しみにしています』
すると榊から即レスがついた。
『美味しいものを食べるのが好きって言ってましたよね。他にもおすすめの店があるので、行きませんか、来週』
ラインのラリーが別れてからも続いていく。
あれが好きだ、これが苦手、など、ラインならではのやり取りができて楽しい。
あっという間に日を跨いでしまったようだ。
おやすみなさいラインをして、その日を終えた。
日曜日は用事があったのでラリーが途切れがちだったが、榊のおはようから始まって、スローペースでのやり取りが続いた。
月曜日になって全体会議の時間が近づくと、榊と臼田がやってきた。
数分後には信田が関係者を連れてやってきた。
私はなるべく榊と目を合わせないように意識してしまった。親密な雰囲気を出して小塚に悟られたくなかったからだ。
全体会議が始まる前に自己紹介を一人ずつ行なっていく。
ティンパニーからは私と小塚、そして担当するプログラマー2名だ。
フューチャーロードからは榊と臼田。
そして専門家である信田。
貿易サポート関係者といっても、事業を行うにあたっての申請手続きなどを両国間でサポートするだけだ。
日本において輸出事業に力を入れ始めているところである。
円安における外資稼ぎを奨励しているのだ。
外資稼ぎで国力を上げるーー真っ当なビジネスだ。
向こうの国の法律や手続き関係などを貿易サポート担当が行うので正直有り難かった。
「では、宜しくお願いいたします」
会議が終わり、解散するところで信田に声をかけられた。
「やあ、こないだは失礼いたしました」
「あ、信田先生」
「この後時間はありますか? カンボジアのことで色々お話ししたいこともありまして」
「いいで」
「信田先生!」
私が言いかけたところに榊が割り込んできた。
「おや、榊君」
「皆さんそんなところで何をやってるんです?」
さらに小塚がやってきて、顔を覗き込んでくる。
「そうだわ、皆さんでランチはいかがですか? カンボジアのことも教えて欲しいですし、皆様のことも知りたいと思っておりますので」
私が提案したことで、少し悪くなった空気が和らいだ。
会社近くの大勢で入れる個人経営のレストランがあるので、そこを案内した。
「マスター、いつも急な予約でごめんなさいね」
「いやいや、構いませんよ。こちらはウェルカムです」
美味しい料理を作るのに、立地が悪過ぎてお客さんがそこまで入ってこないのだ。
皆の料理が出揃ったところで、信田が口を開いた。
「鷲尾さんは胃腸が丈夫な方ですか?」
「あ、はい、割と」
「なら良かったです。カンボジアの水道水は飲まないようにしてくださいね。ついでに言うとサラダも気をつけた方がいいです」
「そうらしいですね、聞きました」
カンボジアの水道環境は劣悪だ。
一流のホテルでさえも衛生面で飲まない方が良いとされている。
「あとはそうですね……」
信田は本当にカンボジアのうんちくしか言わなかった。
私を口説くそぶりは一切見られず、杞憂に終わった。
そもそも親切で言っているだけなのだろう。
私は安堵して、榊を見やる。
榊は小塚と話しているようだ。何を話しているのかと耳をそばだてると、どうやら異性の話をしている。
「榊さんはどんな女性がタイプなんですか?」
小塚の純粋な好奇心なのだろうか? その割には興味なさそうにご飯は頬張っている。
「そうですね……。自立した女性でしょうか」
「ふーん。それはどうしてなんですか?」
「僕がいなくても生きていけるって知っていると安心して一緒に過ごせると思うので」
「死んだらってことですか?」
「それもありますけど、仕事柄海外に行きますからね」
「ああ」
「まあそんな女性はなかなかいないんですけどね」
「カンボジアには可愛い子いないんですか?」
小塚が前のめりにして聞く。そんな姿を見たくもないので、目を逸らしてご飯だけに集中する。
「いますよ、たくさん」
なんか、やだな。
榊の口からそんな言葉が出るのは。
「小塚さんが行けばモテモテでしょうね。経済力がありそうですし、男らしさも。女の子たちが群がると思いますよ」
「へえ! それなら行こうかなー」
「はは」
榊の乾いた笑いが聞こえてきた。
臼田はそんな会話にも興味を示さずに黙々とご飯を食べ続けている。
「これだから男ってやつはって言いたげな顔をしてますねー」
信田がひょっこりと私の顔を覗き込んできた。
「っ!!」
あまりの近さに私はびっくりした。
「先生、近いですよ」
榊が苦言を呈すると、信田がごめんごめんと笑った。
「すみません、鷲尾さん。こんな話なんて聞きたくないですよね」
榊も困ったように眉を八の字にして謝ってきた。
「いえいえ……、慣れてますし」
「慣れちゃダメですよ」
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