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第2章 商店街魚人闘争
16話 橋中悠貴=レグルス・カノープス
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「なぁ亜人になれるんだったら聖龍軍の強いやつにしてくれよ。」
悠貴が嬉しいそうに美少女女神ペルセウスにそう言った。
「残念ね。人間が亜人になる場合何族の亜人になるかわからないし、絶対に傍観軍の亜人になるのよ。」
と悠貴に返した。人間が亜人になる場合実際亜人になってみないとわからないらしい。それに軍も強制的に傍観軍に…
「おい、傍観軍って何だ?魔王軍と聖龍軍の2つだけじゃないのか?」
「基本はそうなんだけど、転生してきた人間には軍なんて無いでしょ。だから新しく作ったって言ったらわかる?」
「あぁ、なんとなく。要するに傍観軍=転生してきた人間って考えていいんだな。」
亜人たちは生まれながらにして魔王軍もしくは聖龍軍のどちらかに属している。が、転生してきた人間に軍に属することは許されない。なのでどちらの争いにも属さない傍観軍というものが誕生した。
「とにかく俺は亜人として転生する。どうやったら亜人になれるんだ?」
「あの、もう既になってます。亜人に。」
「えっ?」
そう言われ悠貴は鏡のほうを見た。そこには猫人族の亜人がいた。顔は悠貴そのものだが、髪の色が鮮やかな橙色で何よりも特徴があるのは頭から耳が生えていることだ。それ以外は特に変化がなさそうだ。
「これが、亜人の姿の橋中悠貴なのか…」
「いいえ、レグルス・カノープスこれがあなたのこれからの名前よ。」
『レグルス・カノープス』これが悠貴のこれからの名前だ。レグルスもカノープスも星の名前に由来する。確か、ミラの名前である、ミラもシリウスも星の名前であった。これも何かの縁なのだろうか。
「現在あなたの能力は人間だった時の数倍にもなります。攻撃力、防御力、魔力、瞬発力どれにおいてもです。さらにあなたに伝説剣も授けましょう。」
「まじで!?ありがとう!」
「ただし一つ二つ忠告を。あなたのその跳ね上がった能力に体がついていけるようになるまで無理はしないで下さい。でないとあなたは死んでしまいます。あとエクスカリバーはいざという時しか抜けないので注意を。」
悠貴の体はまだレグルスの力についていけない、慣れていない。なので慣れるまでは無理に動くのはいけないらしい。
しかし無理をしてまでも彼女たちを守るのだと、そうレグルスは自分に言い聞かせていた。だから、
「なんだか考えているように見えるけど、絶対にダメなんだからね。」
「わっ、わかってるよ…」
ペルセウスに念を押されて言われたので暫くは無理しないでおこう。
まぁ彼女たちからしてもレグルスが無理をして体が壊れては困るだろうし。
「あと魔法の属性について話しを…」
「えっ!?俺も魔法使えんのか!?」
「まぁ使えるけど…これだけは守って…」
「────?」
「あなたの体は火属性の魔法に適性があります。なのでそれ以外の属性の魔法は使えません。」
悠貴が嬉しいそうに美少女女神ペルセウスにそう言った。
「残念ね。人間が亜人になる場合何族の亜人になるかわからないし、絶対に傍観軍の亜人になるのよ。」
と悠貴に返した。人間が亜人になる場合実際亜人になってみないとわからないらしい。それに軍も強制的に傍観軍に…
「おい、傍観軍って何だ?魔王軍と聖龍軍の2つだけじゃないのか?」
「基本はそうなんだけど、転生してきた人間には軍なんて無いでしょ。だから新しく作ったって言ったらわかる?」
「あぁ、なんとなく。要するに傍観軍=転生してきた人間って考えていいんだな。」
亜人たちは生まれながらにして魔王軍もしくは聖龍軍のどちらかに属している。が、転生してきた人間に軍に属することは許されない。なのでどちらの争いにも属さない傍観軍というものが誕生した。
「とにかく俺は亜人として転生する。どうやったら亜人になれるんだ?」
「あの、もう既になってます。亜人に。」
「えっ?」
そう言われ悠貴は鏡のほうを見た。そこには猫人族の亜人がいた。顔は悠貴そのものだが、髪の色が鮮やかな橙色で何よりも特徴があるのは頭から耳が生えていることだ。それ以外は特に変化がなさそうだ。
「これが、亜人の姿の橋中悠貴なのか…」
「いいえ、レグルス・カノープスこれがあなたのこれからの名前よ。」
『レグルス・カノープス』これが悠貴のこれからの名前だ。レグルスもカノープスも星の名前に由来する。確か、ミラの名前である、ミラもシリウスも星の名前であった。これも何かの縁なのだろうか。
「現在あなたの能力は人間だった時の数倍にもなります。攻撃力、防御力、魔力、瞬発力どれにおいてもです。さらにあなたに伝説剣も授けましょう。」
「まじで!?ありがとう!」
「ただし一つ二つ忠告を。あなたのその跳ね上がった能力に体がついていけるようになるまで無理はしないで下さい。でないとあなたは死んでしまいます。あとエクスカリバーはいざという時しか抜けないので注意を。」
悠貴の体はまだレグルスの力についていけない、慣れていない。なので慣れるまでは無理に動くのはいけないらしい。
しかし無理をしてまでも彼女たちを守るのだと、そうレグルスは自分に言い聞かせていた。だから、
「なんだか考えているように見えるけど、絶対にダメなんだからね。」
「わっ、わかってるよ…」
ペルセウスに念を押されて言われたので暫くは無理しないでおこう。
まぁ彼女たちからしてもレグルスが無理をして体が壊れては困るだろうし。
「あと魔法の属性について話しを…」
「えっ!?俺も魔法使えんのか!?」
「まぁ使えるけど…これだけは守って…」
「────?」
「あなたの体は火属性の魔法に適性があります。なのでそれ以外の属性の魔法は使えません。」
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