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第4章 天空からの贈り物

特別番外編 ミッション・イン・ハロウィーン

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「トリック オア トリート!おかしくれなきゃいたずらするぞ!」

「わぁ~い、いたずらしてくださぁ~い」

今日は10月31日。つまりハロウィーンの日。今日、この日だけは俺たち亜人は仮装と称して本来の姿でいることができる日である。ミラはサキュバスの服装をし、背中からは悪魔の翼を、お尻からは悪魔のしっぽを生やしている。このミラの姿は本当に久しぶりに見た。否、ミラだけではない。カンナの立派な翼と美しい毛並みで汚れなき純白の毛が生えたしっぽも久しぶりだし、凛の先が尖った長い耳を見るのも久しぶりである。そういう俺は頭から猫の耳を、お尻からは猫のしっぽを、そして、猫人族の象徴とされる鋭い爪を生やしている。
さて、話を戻そう。こんなかわいい彼女3人がいたずらしてくれるらしい。むしろご褒美ではないか。

「もう、ちゃんとやってよ。ここはおかしをあげる場面でしょ。なんでいたずらがご所望なのよ。」

「そうだよ、いたずらといってもとんでもないいたずらなんだよ。悠貴だってこのいたずらにはさすがに....」

「とっ、とんでもないいたずら、だと....。受けて立つぜ。」

完全に俺はハロウィーンという日の雰囲気と、目の前の彼女3人の姿によってテンションがおかしくなっていた。
3人は「なんで嬉しそうなのよ。」というツッコミのあと、呆れた様子でいたので俺は3人にあめ玉を2つずつあげた。
ミラとカンナは嬉しそうにあめ玉を舐めていた。
――――――――――――――――――――――――
「それにしてもすごい盛り上がりようだな。」

俺たちは都心の方へやってきた。
ちなみに、今日はアクセルとアルケナは別の用事があるらしくここにはいない。登場人物を増やすと描写の量が増えて、書くのがめんどくさくなるなどといった作者側の問題ということは断じてない。
ここら一帯では仮装した人たちで溢れかえり、既にお祭り騒ぎになっていた。
俺は人混みがあまり好きではないので、こういうイベントには来ないのだが、とある理由があって都心に来た。
その理由というのは、ミラが治安維持隊の仕事があるということだ。
治安維持隊というのは亜人界の警察のパトロール隊的な存在だと以前ミラから聞いたことがある。
普通は亜人界でのみの活動であるが、ハロウィーンだけは別であるらしい。なんでも、

「こうやって私たちが仮装と称して本来の姿でいるように人間界こっちに来ている亜人が本来の姿でいる場合があるの。そして、その中には悪さをしようとしている亜人がいる可能性がある。そこで人間界いる治安維持隊の私に任務を任されたのよ。」

「なるほどな。でも、こんなに人がいるんだ、仮装した人間と本来の姿でいる亜人を見分けるなんてできるのか?」

「何を言ってるのよ。亜人と人間の違いは、マナを放っているかどうかで見分けができるでしょ。私ぐらいのレベルになれば半径100m内のマナを感知することができるわ。あとはその亜人が悪者かどうかを直接確かめるだけ。」

俺の疑問に対して凛が答える。なるほど、言われてみればそうだ。亜人は常に少量マナを放っている。それを感知すればいいのか。俺はせいぜい半径10m内のマナしか感知できないのだが、果たして俺はいるのだろうか。
まぁ、すこしスリリングなデートみたいな感じでいるとするか。
――――――――――――――――――――――――
「なぁ、子供じゃないんだからさ。こんなに人がいる所で堂々と手を繋いで歩くのはさすがの俺も恥ずかしいんだが。」

「ダーメ、悠貴はたったの10m離れただけで私たちの居場所がわからなくなるでしょ。確かに私たちなら悠貴の居場所の特定はできるけど、この人混みじゃ会いに行くのも難しいから黙って手を繋いでいて。別に悪い気はしてないくせに。」

「───。」

確かに悪い気はしてない。
しかし、「この人混みじゃ会いに行くのも難しい」って言ってたよな。それ、悪者探しも同じなのではないか?
亜人を見つけたとして、その亜人の元へ行くもの困難なのではないだろうか。
そう思って俺が空を見上げると、ミラが空を飛んでいるのが見えた。そこで俺は大体察することができた。
空を飛べば、亜人を見つけた際、直接会うことができる。そして、この人混みの中、誰もミラが飛んでいることに気がついていない。なるほど、闇属性吸収系魔法の応用『認識阻害』か。定めた人物から存在を認識されなくなるこの『認識阻害』。ミラは闇属性吸収系統魔法の頂点に君臨する吸収極地ドレインマスターである。そのため、彼女は種族単位で認識を阻害することができる。俺がミラと出会ってしばらくの頃はこの力を使って人間から認識されないようにしていたが、いつしかこの力も使わなくなっていた。これも久しぶりに見ることができて、少し嬉しい気もする。
俺は凛に手を握られた状態で人混みの中を歩いて行った。
――――――――――――――――――――――――
「少しずつ暗くなってきたな。全然悪者いないじゃねぇか。」

「別にそれはいいことじゃない。」

「そんなこの人間界に災厄をもたらすような亜人なんて『絶対』いないって。もう帰ろうぜ。」

「────。」

今まで普通にしゃべっていたミラ、カンナ、凛が一瞬にして静かになり、冷たい視線を俺に送ってくる。俺が機嫌を悪くしてワガママを言ったから?いや、違う。まだここにいたいから?いや、違う。
答えは俺でもすぐにわかったが、すぐに答え合わせができた。

「あの、今完全にフラグが建ったんですけど。そのへんどのようにお思いですか?」

「わっ、悪い....。」

あぁ、ダメだ。完全にミラの目が死んでる。視線が痛ぇよ。自分のせいだけど。
まぁ、自分で撒いた種なんだ。それぐらい自分で処理してやる。

「もっ、もしここで悪者が現れたら俺が倒すから。なっ?許してくれ。」

「討伐じゃなくて捕獲ね。捕まえたあとは本部に報告して身柄を本部に届けてもらうから。」

「りょーかい。なぁカン....ナ....?」

俺が、カンナに話しかけようと後ろを振り向いた時、カンナは俺の足元で倒れていた。辺りを見渡してみると他の人たちもみんなのバタバタと倒れていく。一体この現象は何なのか。


『バタッ──』

すると、俺の隣にいた凛も倒れてしまった。が、意識はまだあるようだ。

「急に、力が抜けて....、睡魔が襲ってきたの....。おそらく、これは睡眠薬....ね。他のみんなも....同じだと思う。みんな眠っているだけだよ....。あぁ、ダメ....。私も、もう....。あとは、任せた....ょ....。」

そう言い残すと、凛のまぶたは静かに閉じられた。
確か凛は睡眠薬の影響だって言ってたな。でも、俺やミラは全く影響を受けていない。むしろ、目が覚めているような。
そんなことを思っていると、俺の声でもミラの声でもない、第三者の声が聞こえてきた。

「トリック オア トリート!おかしくれなきゃいたずらするぞ~!ってもういたずらしちゃったんだけどねぇ~。ここのおかしは全部私がいただくわ。あれ?まだ起きている人がいる?」

「私は治安維持隊セレクト支部部員、ミラ・シリウス。あなたは一体何者なの?これはあなたの仕業なの?」

「あら、丁寧にご苦労。そうよ、私の仕業よ。この世界のおかしはおいしいって聞いてたから来てみたの。私は魔王軍魔女族のパンドラっていうの。よろしくね~。」

パンドラと名乗ったその女性は、見た目は20代後半のように見えるが、おそらく予想の10倍は年をとっているのだろう。髪は薄紫色のストレートヘア。目はタレ目で紫色の瞳をしている。いかにも魔女といったような黒いドレスに身を包んでいる。
そして、パンドラの周辺には大小様々な大きさをした4つの箱が浮いている。これがよく耳にする「パンドラボックス」というものなのだろうか。

「なぜ睡眠薬なんかをばらまいたの?」

「これは睡眠薬なんかじゃないよ。闇属性吸収系魔法を応用した、『禁忌の箱パンドラボックス第1の箱、睡眠箱スリープボム』だよ。」

闇属性吸収系統の魔法なのか。だから、同じ魔王軍であるミラには吸収魔法が逆の効果として働いたと。そして、俺の場合は天邪鬼の性質で逆の効果で働いたのか。

「私の邪魔をするって言うなら、容赦はしないよ。」

パンドラのその優しそうな目に敵意が宿る。無事にフラグを回収したことだし、戦闘体制をとるとするか。しかし、

「相手が女性だもんな。容易く殴れるほど、俺は....」

「そう。だったら下がっていて。足手まといになるだけよ。これは人間界の安寧を守るための大事な任務なの。半端な覚悟でいるならそのへんで観戦していて。私1人でやるから。」

「──ッ。そう、だよな....。ごめん、俺が悪かった。覚悟を決めたよ。ミラの指示通りに行動するよ。俺は何をすればいい?」

「とりあえずよけて、相手が召喚獣を呼び出したよ!」

「えぇ!?こういう場面では攻撃しないのが約束なのでは!?」

パンドラが禁忌の箱パンドラボックスで呼び出した召喚獣の炎のブレスをなんとか回避する。
ってか亜人にはお約束ってものがわからないのか。難しい。

「ここでは人が多すぎるから、フィールドを作るわ。『幻想郷ユートピア』」

すると、辺りの景色が歪んだような気がした。そして、すぐに目の前が暗くなり、気がついた時には何もない不思議な空間に、俺とミラとパンドラと召喚獣だけがいた。

「ここなら人々に被害が及ばなくて安心でしょ。」

「そうね。私もおかしが食べたいだけだもん。人を傷つけたいわけじゃないからね。私がこの戦いに勝てば好きなようにおかしをいただいていいのね?」

「あぁ、構わないぜ。でも、お前が負けた場合、ミラの言うことを聞いて、素直に治安維持隊に連行されるんだぞ。」

お互いに同意したところで、バトルが始まった。
こういうお互いに同意を得てのバトルは初めてだな。
――――――――――――――――――――――――
パンドラが呼び出した召喚獣が咆哮する。
その声に威圧され、怖じけそうになる。しかし、これはミラの仕事のお手伝いなんだ。この世界を守るためにも退くわけにはいかない。

「にしてもデケェ竜だな。なぁミラ、これなんて名前の竜なんだ?」

「これは魔王軍領にある火山地帯、ヴォルガラに生息している上位魔獣ハイレベルモンスターの『爆炎竜・ヴォルガルド』よ。名前の通り、やつの吐いた炎は爆発することで有名なの。とにかくとっても強いから慎重にね。」

「なるほど、強いのか。倒しがいがあるじゃねぇか。」

今の俺はやっと見せ場が来たと思っており、不敵な笑みを浮かべていたかもしれない。ただ、目の前の強敵を倒したいという衝動が、俺の体を動かした。

「───ッ!?」

「やっぱり言うだけ無駄だったわね。」

炎を纏った俺の拳は、ヴォルガルドの頬に強力な一撃を叩き込み、そのままヴォルガルドは横転してしまった。
パンドラは両手で口を覆い、目を見開き驚く素振りを見せる。一方のミラはこうなることがわかっていたかのように呆れた素振りを見せる。
確かに今の一撃はよかったが、致命傷にすらならない。その証拠にヴォルガルドはすぐに起き上がり、その巨大な尻尾で薙いできた。俺は猫人族特有の軽い身のこなしでひょいと攻撃を躱した後、火属性魔法で作った炎の槍を三本ほど放っておいた。
炎の槍はヴォルガルドの横腹に突き刺さり、槍が刺さった場所からは滝のようにヴォルガルドの鮮血が流れ落ちる。
しかし、それでもなお意識は強くもっているらしい。

「さすがしぶといな。これで倒せると思ったのに。」

「そうね。私もさっきから吸収魔法をかけているのに。」

ヴォルガルドが炎を吐いてくる。俺たちは容易に回避したが、吐かれた炎はすぐに爆発し、その爆発に俺は巻き込まれてしまった。
骨が軋むような音を立て、内臓が握り潰されるような感覚に襲われ、意識が朦朧とし、頭と口からは血を流し、俺はその場に倒れこむ。これは人間だったら確実に死んでただろう。しかし、こんな痛みを負うなら死んだ方がマシなのではないか?いや、ダメだ。俺にはまだやり残していることがたくさんある。まだ、彼女たちの夢の1つも叶えさせていない。まだ、目の前の竜を、魔女を倒していない。だから、こんなところで倒れるわけにはいかないのだ。
俺は砕けそうなほど痛い膝を押さえながらなんとか立ち上がる。

「ほほぅ、まだ立ち上がるか。」

「悠貴!?もういいよ。ヴォルガルドは倒れたわ。後は私がなんとかするから。」

「───ァ....?」

視線を前に向ける。そこには倒れてピクリとも動かないヴォルガルドが光の粒子となってこの世からいなくなっていた。おそらく、ミラの吸収魔法で力尽きたのだろう。とりあえず厄介な敵を倒せてよかった。

体力吸収HPダウナー。どうせ私が言っても悠貴は止まる気はないんでしょ。これで私が回復させるから」

ミラの魔法によってどんどん傷が癒されていく。痛みも徐々に治まってきた。俺は深呼吸をして呼吸を整える。静かに目を閉じて、再び深呼吸をして今度は気持ちを整える。ミラの魔法で傷もほとんど癒えてきた。俺は目を見開き、黒いドレスの魔女、パンドラをその双眸に映す。
俺は伝説剣エクスカリバーを抜き、パンドラの方へと走っていく。

禁忌の箱パンドラボックス第2の箱、召喚箱オーダーボム。出でよ『深海の主・クラーケン』!!」

瞬間、パンドラボックスが開き、中から紫色をした毒々しい煙が現れ、光の粒子が集まり、超巨大なタコが現れた。
しかし、今の俺はそんなことでは動じない。ひた走るその足を止めることなく動かし続け、

「邪魔だぁ!!どけぇぇ!!」

俺は伝説剣エクスカリバーでクラーケンの腹部を突いた。そのひと突きでクラーケンの腹部に風穴を開け、風穴を開けられたクラーケンは風船のように弾けとんだ。

「───ッ!?」

これまたパンドラは両手で口を覆い、驚く素振りを見せるが、今回は迫り来る俺に対しての焦りが垣間見えた。
俺は伝説剣エクスカリバーを大きく振りかぶり、そしてパンドラを一刀両断。
しかし、斬った感覚がない....

「悠貴!後ろ!」

「しまっ、」

「残念、それは影分身ドッペルゲンガーよ。くらえ、幻想拳ファントムパンチ

俺が反応できた時には既に俺の周囲に5つほどの闇属性の魔法陣が描かれており、その魔法陣から一斉に闇の拳にタコ殴りにされた。さっきタコを倒したから今度は俺がタコ殴りに....、いやそんな冗談を言っている余裕などない。
今ので完全に骨が粉々に砕かれた。ただ、ミラの魔法で治癒されていく。そして再び戦えるように。確かにゲームなどでボス戦ではHP管理が重要だというが、改めて自分がその戦う身になってみると、これはまるで不死身ではないか。痛みはあるがすぐに癒える。そう思うと戦いたくなくなってくる。だから、早くこいつを倒さなければ。

幻想斬撃ファントムスラッシュ

再び俺の周囲に5つの魔法陣が描かれる、そしてそこから闇の剣が俺を切り刻み、

「甘いな、ホワイトチョコみたいに甘いぜ。2度も似たような攻撃に引っ掛かるほど俺はバカじゃないんだよ。」

俺は伝説剣エクスカリバーで闇の剣を斬り、攻撃を打ち消す。
そして、そのままパンドラの方へ突っ走り、

「今度は外さねぇ!」

俺は、パンドラを斬った。もちろん女性を傷つけるという罪悪感が俺の心を蝕んでくる。少しの後悔もある。けれども、この戦いは人間界の将来がかかっているのだ。仕方がないと自分に言い聞かせた。
パンドラの血が傷口から勢いよく噴き出し、辺りの地面に紅色の血が飛び散る。返り血を浴びた俺の服は真っ赤に染まっている。
ミラが落ち着いてパンドラに手錠をかけて、治安維持隊の本部に捕獲の報告をする。

「悠貴もお疲れ様。悠貴が戦っている姿を見てたら、惚れ直しちゃった。」

ミラが笑顔で笑いかけてくる。
先ほど戦いたくなくなると言ったが前言撤回をしよう。どんなに傷を負おうが、どんなに痛みが生じようとも、どんなに苦しくても、どんなに死にそうになっても、この笑顔と愛の言葉をかけてくれるなら、こんな最高のご褒美があるのなら、いくらでも戦ってやろう。そう思った。

「まじか~、惚れ直したか~。俺も罪な男だなぁ~。」

「ごめん、やっぱり勘違いだったかも。」

「えぇっ!?嘘だよね?嘘だって言ってくれよぉ~。」

「さぁ~?し~らないっ。」

いつものひといちゃつきを挟んだところで、ミラが作った夢の世界に別れを告げる。と、その前に、

「はい、これ。この世界のおかしよ。クッキーっていうおかしなの。あっちの世界できちんと罪を償ったら、今度は普通にこっちの世界に遊びに来てね。」

ミラがパンドラにクッキーをあげる。ハロウィーンの日に何もおかしをもらえないまま返すことに気が引けたのだろうか。

「あっ、ありがとう。うん、わかった。そのときはいろんなおかしを教えてね。」

ミラはパンドラにピースサインを送った。
次第に目の前が暗くなり、次に目が覚めた時には元の場所にいた。もうそこにはパンドラの姿はない。
寝ていた周囲の人たちが次第に目を覚まし、自分が何故こんな所で寝ていたのかという疑問を持ったまま、再びハロウィーンのお祭り騒ぎが始まった。

「ねぇ、結局どうなったの?本当に熟睡しちゃって、何も知らないのよ。」

「私も知りたい。何があったの?」

「ん~っとねぇ。悠貴がかっこよかったよ。」

「へぇ~、そうなんだ~。私も見たかったなぁ。」

「恥ずいから本人の前でそういうこと言うのやめろ///それより早く家に帰ろうぜ。俺たちもハロウィーンパーティーをしよう。」

皆が眠っている間に起きたことをミラが話そうとするが、とてつもなく恥ずかしかったので俺はお茶を濁して、早く家に帰るように促した。
冬も近付くこの季節。日が沈んだ5時過ぎは身に染みる寒さになるが、俺の両手は繋がれた手で温かかった。                    【完】
───────────────────
【あとがき】
ハッピーハロウィーン!トリック オア トリート!ということで皆さんはハロウィーンをいかがお過ごしでしょうか?ちなみに僕は家でのんびりしております。
なんとかハロウィーンの日に投稿が間に合ってよかったです。(まぁ、もうすぐ終わるんですけどね。)
最近寒くなってきてますので、ハロウィーンで仮装をするという方は寒くならないようにインナーを温かくしてお過ごしください。(まぁ、もうすぐ終わるんですけどね。)

さて、この特別番外編を投稿したので今週の小説投稿と、この4章の章末の番外編はございません。ご了承ください。
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