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翔大
翔大⑧
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駅前
夕方の駅前で人通りが多く、時計台の周りには沢山の人達がいる。裕太はその周りを見て奏太を探す。奏太は時計台から離れた所でうずくまっている。裕太は奏太に近付き、スマホを取り出し電話しているフリをして奏太に声を掛ける
裕太「お前何やってんだよ!」
奏太「あー裕太?」
裕太「翔ちゃんの事分かったのか?」
奏太「分かったよーもうこんなんやらないからなー今日も泊めてくれよー」
裕太「まーそれは良いけど・・・それで?何が分かったんだ?」
奏太「・・・・・・」
奏太は立ち上がり時計台を見やる。裕太も時計台を見る
奏太「翔ちゃんはここから直ぐの交差点で交通事故で死んだんだよ。母親と待ち合わせをしてたみたいで・・・でも母親はどんなに待っても来なかった。そして、翔ちゃんは1人で帰ろうとして・・・」
裕太「交通事故に合ったのか」
奏太「なんでも母親は始めから来るつもりが無かったみたいだけどな」
裕太「どうして?」
奏太「母親外に男作ってその男と逃げようとしてたみたいだ」
裕太「・・・そうか・・・」
時計台の時計が18時丁度を指した時、翔大は現れ、女の人に話掛けている。裕太は急いでそこに向かう。奏太も後に続く
女「分かった。じゃあそこに」
裕太「待って!!」
女「え?」
裕太「この子俺の知り合いなんです。ご迷惑をお掛けしました!」
女「そうなの?」
翔大「・・・・・・」
女「じゃあお願いします」
翔大は裕太を睨み付けている。女の人はその場から居なくなる
翔大「お前誰だよ」
裕太「翔ちゃんだろ?」
翔大「・・・・・・」
翔大は後ろに居る奏太を見やると裕太を見上げる
翔大「・・・そいつお兄ちゃんの友達?」
裕太「そうだよ」
翔大「へー・・・ならお兄ちゃんが俺のお家に連れて行ってくれるの?」
裕太「あー。行き方教えてくれよ」
奏太「バカ!!お前」
翔大「いいよ。でも教えるのはお兄ちゃんだけだよ」
裕太「・・・分かった」
奏太「おい、お前」
裕太「大丈夫だから」
裕太は奏太を少し離れた所に連れて行く。
裕太「不知火さんに連絡しろ」
奏太「お前ふざけんなよ!!あいつは本当にヤバいんだよ!!」
裕太「分かってる」
裕太は翔大の所に戻り、それを苛立ちながら見送りその場から消える奏太
夕方の駅前で人通りが多く、時計台の周りには沢山の人達がいる。裕太はその周りを見て奏太を探す。奏太は時計台から離れた所でうずくまっている。裕太は奏太に近付き、スマホを取り出し電話しているフリをして奏太に声を掛ける
裕太「お前何やってんだよ!」
奏太「あー裕太?」
裕太「翔ちゃんの事分かったのか?」
奏太「分かったよーもうこんなんやらないからなー今日も泊めてくれよー」
裕太「まーそれは良いけど・・・それで?何が分かったんだ?」
奏太「・・・・・・」
奏太は立ち上がり時計台を見やる。裕太も時計台を見る
奏太「翔ちゃんはここから直ぐの交差点で交通事故で死んだんだよ。母親と待ち合わせをしてたみたいで・・・でも母親はどんなに待っても来なかった。そして、翔ちゃんは1人で帰ろうとして・・・」
裕太「交通事故に合ったのか」
奏太「なんでも母親は始めから来るつもりが無かったみたいだけどな」
裕太「どうして?」
奏太「母親外に男作ってその男と逃げようとしてたみたいだ」
裕太「・・・そうか・・・」
時計台の時計が18時丁度を指した時、翔大は現れ、女の人に話掛けている。裕太は急いでそこに向かう。奏太も後に続く
女「分かった。じゃあそこに」
裕太「待って!!」
女「え?」
裕太「この子俺の知り合いなんです。ご迷惑をお掛けしました!」
女「そうなの?」
翔大「・・・・・・」
女「じゃあお願いします」
翔大は裕太を睨み付けている。女の人はその場から居なくなる
翔大「お前誰だよ」
裕太「翔ちゃんだろ?」
翔大「・・・・・・」
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翔大「・・・そいつお兄ちゃんの友達?」
裕太「そうだよ」
翔大「へー・・・ならお兄ちゃんが俺のお家に連れて行ってくれるの?」
裕太「あー。行き方教えてくれよ」
奏太「バカ!!お前」
翔大「いいよ。でも教えるのはお兄ちゃんだけだよ」
裕太「・・・分かった」
奏太「おい、お前」
裕太「大丈夫だから」
裕太は奏太を少し離れた所に連れて行く。
裕太「不知火さんに連絡しろ」
奏太「お前ふざけんなよ!!あいつは本当にヤバいんだよ!!」
裕太「分かってる」
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