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始まり
真実①
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空凛・奥の部屋
早朝。リビングのソファーに座り向かい合いながら座っている小百合と優希。
小百合「どうしてあんな所に居たの?」
優希「・・・・・・」
小百合「優希。何があったの?」
優希「・・・父さんが・・・」
竜と遥架が入ってくる
優希「父さんが怪しい奴らと話てるのを見かけて・・・それで」
竜「自分で調べたの?」
優希「・・・はい」
竜「やるじゃん。あそこまで行けるなんて」
優希「・・・俺、父さんが姉ちゃんを・・・」
遥架「売ったかもって?」
優希「・・・・・・」
小百合「そんな、お父さんでも流石に」
竜「可能性はあるよ」
竜がパソコンを開きキーボードを打ち込み、喜島の銀行口座を見せる。そこには5億円が振り込まれている。日付は丁度小百合が行方不明になった日になっている
小百合「・・・な、なんですか、これ」
優希「・・・やっぱり・・・あのクソ親父!!」
遥架「お前が見た怪しい奴ってこいつか?」
遥架が優希に深影の写真を見せる
優希「そうです!!!こいつ・・・でもどうして・・・」
竜「そいつの名前は深影雅紀。国際指名手配犯だよ」
小百合「どうしてそんな人が父と」
遥架「もしかしたら、足元見られたのかもな」
小百合「足元?」
竜「君達のお父さん、借金してるよね。一千万」
優希「え?」
小百合「そんな、父が借金だなんて」
竜「ごめんね、少し調べさせてもらったんだ」
竜が小百合と優希に喜島の事を伝える。
選挙に向けてお金が必要だった事。借金までして、他の政治家達に賄賂を渡していた事。深影と知り合い、人身売買を手伝っていた事。そして、小百合をわざと深影達に渡し、自分達に依頼をして小百合を探させる事。全て本当は知っていた事を
早朝。リビングのソファーに座り向かい合いながら座っている小百合と優希。
小百合「どうしてあんな所に居たの?」
優希「・・・・・・」
小百合「優希。何があったの?」
優希「・・・父さんが・・・」
竜と遥架が入ってくる
優希「父さんが怪しい奴らと話てるのを見かけて・・・それで」
竜「自分で調べたの?」
優希「・・・はい」
竜「やるじゃん。あそこまで行けるなんて」
優希「・・・俺、父さんが姉ちゃんを・・・」
遥架「売ったかもって?」
優希「・・・・・・」
小百合「そんな、お父さんでも流石に」
竜「可能性はあるよ」
竜がパソコンを開きキーボードを打ち込み、喜島の銀行口座を見せる。そこには5億円が振り込まれている。日付は丁度小百合が行方不明になった日になっている
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優希「・・・やっぱり・・・あのクソ親父!!」
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竜「君達のお父さん、借金してるよね。一千万」
優希「え?」
小百合「そんな、父が借金だなんて」
竜「ごめんね、少し調べさせてもらったんだ」
竜が小百合と優希に喜島の事を伝える。
選挙に向けてお金が必要だった事。借金までして、他の政治家達に賄賂を渡していた事。深影と知り合い、人身売買を手伝っていた事。そして、小百合をわざと深影達に渡し、自分達に依頼をして小百合を探させる事。全て本当は知っていた事を
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