効率厨による異世界冒険

大西信寺

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第3話 白い部屋と幼女×神様○

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(ああ、これってもしかしずにあれだなっと)


小さなほっぺを膨らませている幼女の格好は古代のギリシャ人、または古代のローマ人のような簡素な服なのだ!


具体的には一枚の布を体に巻きつけているだけの!ちょっと絵だと犯罪臭く、条例に引っかかってしまうのでは信が思ってしまう格好であった。


「さっきからロリロリうるさいよ!!」


「いや! 誰もロリなんて言ってねーよ!!」


「あれ? そうだっけ? テヘペロ♪」


(クッ! 流石自称神か……凄まじい可愛さなのだが、あまりにもあざと過ぎて俺の守備範囲外だな。 あーあ、ロリコンじゃなくて良かった良かった。)


「あれ?なんか、反応悪くない?」


(チッ! この幼女無駄に勘が良いな、まぁどうせこんな時に言われるのはあれだろうからとっとと済ませるか)


「猿芝居はやめて、早く本題に入ろうぜ」


「あ、やっぱり分かってちゃった?」













よーするに幼女(コイツ)の話を要約すると………


お前さ、とりあえず異世界行けや!ということだ。


なんかゴニョゴニョと言っていたようだが、そんなのは飛ばされる俺には関係のないことだろう。


「ゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョ」


「1つ頼みがあるんだが……」


「ゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョ」


「おい! 話しを聞け!!」


「ゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョゴニョ」


「神様……お話しを聞いてください………」


「え? なーに?」


幼女(コイツ)は満面の笑顔でどうした? 何かあったか? とでも言いたげな顔で今まで何もなかったかのように白々しく反応してきた。


まじこの笑顔殴りたい


具体的には、腹パンしてえづいているところに更に蹴りをかましたいくらいだ。


俺はこのどうしようもない怒りを堪えて堪えて、このクソ幼女に頼み込んだ。


これは、せめての……いや、俺の大事な大事な異世界ライフを左右させてしまうことなのだから
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