恋桜の魔法

姉

「優菜ちゃん、約束の場所に来たよ」
「皆さんおはようございます。来てくれてありがとうございます。では最後の部活始めます。今日のゲストは、青島安絵さんです今日は宜しくお願いします」

姉が働いていた、研究所で演説をする。彼女は前回同様の場所に移動する。

「加島優菜私こそ、復活の復讐者Kです」
「優菜ちゃんが、復活の復讐者！？……もしかして、お姉さんである礼柰さんの復讐のため？」
「青島さんが、知ってるってことは、聞いて調べたんですね」
「お姉さんである礼柰さんは、生きてます。来て下さい」

警察の車から、落ちて来た女性を見た彼女は、女性に話しかける。

「何故、研究所が爆破しました。でも生きてるのですか？」
「やっぱり説明必要だよね。実はあの研究所には、地下に繋がる道があったから、優菜の前に立つことが出来た。一人にしてすまなかった」

研究中突然、研究所が爆破し、その犠牲あったと思われた加島礼柰が語りだす。

「貴女が本当の姉がなら、武道で勝負願えますか？」
「何処からでも良いわよ」

加島優菜は、余裕を見せる姉礼柰に勢いよく走り出し思いっきり蹴り飛ばす。

「いい蹴りだな優菜」
「ありがとう。ならこれはどうかな」

思いっきり、蹴った右足を軽く弾じいた一瞬で、左足で礼柰の首を狙う。

「やっぱりやるね」

次の瞬間、何処からか撃たれた弾丸は、加島礼柰を貫通し、そのまま倒れ込んでしまう。

「優菜ごめん。私は…もう無理みたい。その前に伝えておきたいことがある。それはな両親について、話そう」

加島礼柰が、誰からか撃たれた一部始終を見ていた青島安絵は、警察無線で警察と救急車を呼び出す。

「優菜は両親から、見捨てたられた思っているかも知れないけど、それは断じて違うわ。両親が見捨てた一番の理由は…優菜を守り幸せになって欲しいから。両親はこう考えたのだろうね。自分達といると、怖い思いや、嫌な思いさせてしまう。そんな気持ちは自分だけでいい考えた両親は、海外へ飛んだそれが優菜のことが大好きだった両親の願い」

そうやって加島礼柰は妹の手の上で、この世を終えた。そして加島礼柰暗殺の正体もわからず、加島礼柰は命を落としてしまった。それから加島優菜は、青島安絵と一緒に警察署に行き逮捕された。