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旅立ち

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「踏込みが遅いよもっと本気で来て」
「炎剣撃込!!(ブレイブキャノン)」
「吉孝いいね」
「喰らえ。炎剣撃込」

マシンガンの如く、撃ち込むも黒は剣技だけで、炎剣撃込の弾丸を全て斬り俺の目の前に立つ。

「参った。炎剣撃込を斬るとか、本当に黒はやばいな」
「ありがとう。吉孝も強くなった。剣技の稽古も期待しとくよ」
「おう。よろしく頼む師匠」

俺は魔法で剣を作り出し、構えると黒も構え打ち込む。

「俺に遠慮なく、来ていいよ」
「わかった。では今日も遠慮なしで行くぞ」
「吉孝は日に日に、強くなってるのが分かる」
「それはありがとう」

二人の俺と黒の力比べは、両者譲らないでいると黒は
右腕を引っ張り、片手で俺を投げ木刀を俺の前に差し出す。

「降参だ」
「今から魔物狩りに行こう」

そうして俺達は、稽古所を出ると
玄がいた。

「お疲れ兄ちゃん。黒狩りに行くか。健児殿にも連絡した」
「ありがとうございます。今日はオリハルゴンを狩りに行こうと思います。準備万端ですか?」
「オリハルゴンって、オリハルコンが取れる魔物であってるか?」
「そうだよ。ってことでオリハルゴンを狩りに行こう」

俺等4人は、オリハルゴンがいる洞窟に行く。

「オリハルゴンって、幻か伝説の魔物なんじゃ」
「え?……そうなの?手強いとは思ってたけどね」

オリハルゴンを狩りに俺達は、オリハルゴンがいるという地下階数を下がって行った。

「吉孝にミスリルとオリハルコンで作った杖、をあげる使ってくれ」
「ミスリルとオリハルコンで作った杖?そんな貴重な物貰えない」
「それなら吉孝専用の武器、出来るまで使って欲しい」

すると一緒にいた、二人はびっくりした様子でこちらを見ていた。そして受け取るのであった。

「そろそろオリハルゴンがいる下宮層(ラビリンス)に着く覚悟はいい?」
「大丈夫だ」

黒はオリハルゴンがいる扉を開ける。とそこには、たくさんな黄金の中に大きな岩が突然、動き出し戦いが始まった。
「玄さんお願いします。健児さんは火の魔法を使って」
「俺も毒と火支援する」
「そうしてくれ吉孝」
「毒鎖(ポイズンチェイン)」
「毒竜剣!!(バジリスク)」
オリハルゴンの大きな体に、鎖りが絡み付きそこへ無数の剣がオリハルゴンを串刺しにすり。
「焔炎」
「焔炎」
動けないオリハルゴンを毒竜剣で、オリハルゴンを串刺に成功する。
そこに二人の焔炎で追い討ちする。
「行ったか。」
「まだだけど、最後は任せて。炎獄列火斬!!(えんごくれっかざん)」
黒の攻撃でオリハルゴンが倒れたのか、ガタガタという音が聞こえ、突然風圧が起き俺等は吹っ飛ぶのであった。
「皆大丈夫?」
「俺は大丈夫だ。黒はしかし何故、吹っ飛んだ」
「皆無事なはず。あの風圧の原因は後で話すとして、二人発見」
「兄ちゃん達、発見二人とも無事か?無事オリハルゴン倒し、オリハルコンも回収したから、戻ろうか」
俺達は皆で村に帰り、オリハルゴンを倒して数日後、俺達は別々の道を歩いて行った。
「兄ちゃんに健児さんからの差し入れで、オリハルコンで作った剣にミスリルで作った短剣持って行ってくれ。それから俺からはオリハルゴン倒した時、オリハルコンともう1つドロップ品であるこの石を兄ちゃんに渡す」
玄が俺に渡たしたのは、金色に輝く石と短剣に剣を受け取り村を出て行った。
そして黒と俺は次の町へ歩いて行くのであった。
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