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第一章 別れの後に、出会いがある。
極上のチ◯コマッサージ師。
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「……え」
まさか、この期に及んで言葉を失うとは思わなかった。
俺は、言葉を発せられぬまま、やっとの思いで、目の前の光景を指差し、ひきつった顔でザギンを見上げた。
「ここが僕の家のお風呂なんだ」
「…………」
「ちょっと遠いよね」
そう、テヘッという顔で言われてもな……。どうりで、どんだけ部屋の中を探し回っても見つからなかったわけだよ……。
目の前の風呂は、一般的に想像するレベルを遥かに超越していて、サイズ感ですら、上手く言葉で説明することは難しい。
皮肉なことだけど、イメージ的にはラブホにありがちな丸い浴槽の風呂を、バカでかくした感じでしょうか。
俺は、幼稚園のときによく遊んでいた園庭のプールを思い出していた。
園児ならば1クラス全員が1度に入れそうな大きさである……。
ザギンは、呆然としている俺を抱えたまま、そのバカでかい浴槽の中へと足を踏み入れた。
「……おっ、おい!? ちょっと待て」
俺は、いつの間にか服を着た状態だった。ボタンがいくつか弾け飛んでるとはいえ、とりあえず白ブラウスを羽織り、下には、さっきザギンに脱がされたはずのスカートをちゃんと履いている。号泣して取り乱してるときに、ザギンが着せたのだろうけど、風呂入るのに、なんでわざわざ着替えさせたんだ、この男は……。自宅の風呂とはいえ、一旦は玄関を出るわけだから、正しい判断ではあるけども。てか、ならお前も何か着ろや……。
「……ん? ミャーちゃん、脱ぎたい?」
「……ぬっ!?」
いや待てよ……脱いだら脱いだで、全裸でザギンと風呂に入る羽目になんのか……?
「…………ッ!」
……ぐぬぬぬぬ。
俺は、力無く首を横に振った。
ザギンは、俺を屈辱的なお姫様抱っこした状態のまま、ゆっくりと湯船に身体を沈めていった。
下半身が全て湯に浸かる瞬間、俺のスカートがパラシュートのように湯の表面に広がって、水中に恥部が露わになった。
「んワーーーッッ!!」
思わずスカートを両手で押さえ込むも、後ろ側のお尻は相変わらず丸出しになっている。
胸まで浸かると、今度は濡れた白いブラウスがスカートとは反対に、身体にピッタリと張り付いてきて、気持ち悪いったらありゃしない。
俺がスカートを太ももの間に挟み込んで、なんとかチ◯コだけでも隠そうと躍起になっていると、ザギンの指先が胸に伸びてきた。
「んアッ!?」
「……ミャーちゃん……チクビが透けてスゴくエッチだ……ほら」
そう耳元で囁きながら、俺の右乳首の先端を爪でカリッと引っ掻いてくる。
「……まっ、ヤメ……んアッ……アッ」
「……はぁ……可愛い……」
いつの間にか、俺の丸出しの尻にゴリゴリした熱いものが当たっている。
……おいおい、ウソだろ……勘弁してくれ……。
でも、予想に反して、ザギンは俺の乳首をイジる以外、手を出そうとしてこなかった。
まぁ、そりゃそうだろう。お互いもう出そうにも何も一滴もでてこないに決まってる。
俺の燃え尽きた、フニャちんも、お湯の中で、ピクンピクンと、震えてみるものの、頭はもたげずに、まるで釣り竿のように、ユラユラと漂うばかりだ。
それでも、何かを思い出すみたいに、下腹部がキューッと収縮するのを感じる。それと同時に、俺のケツの穴もキュッと締まるので、お湯がケツの中に入り込んでくる。
緩んだ瞬間に、自然と外に出ていくものの、俺の中にはまだ、たっぷりとザギンの精液が残ったままなので、その度、風呂の湯を汚してしまう。
俺は、慌てて立ち上がろうとした。
「気にしなくていいよ」
すると、俺の意図を読んだのか、ザギンが腕を俺の腹に回してきた。
「僕がキレイにしてあげたかったんだ」
ザギンの細長い指が、スルンと俺の中に挿入ってくる。
「うわッ!? ……ふぁッ!?」
ザギンの指先で、俺の粘膜の内壁がゆっくりと丁寧になぞられていく。優しく擦られるたびに、ビクンッビクンッと、どうしても俺の身体は反応してしまう。
無性にチ◯コが切なくなって、思わず握ろうとするも、腰に回されていたザギンの手によって、あっさりと制される。
「…………うッ!」
「どうしたの、ミャーちゃん」
「…………フーッ……フーッ……」
「……どうして欲しいの?」
俺は、ぎゅっと目を閉じたまま激しく首を振った。
「ちゃんと言えるよね、間宮?」
「……フーッ……って」
「……ん?」
「……って欲しい」
「……ん? 聞こえないよ、間宮?」
「……ま、ま……えも……触って……」
「……んー? 前って、どこだろう」
その間もずっと、ザギンの指先が、俺の内壁のあらゆるところを撫で続けている。
それは、耐えられないような刺激の強い快感とはまた違う、目眩のするような気持ち良さだった。
「……えっと、ここかなー?」
ザギンのもう一方の手に、俺のチ◯コはそっと下から撫で上げられた。
「……んああんッ!?」
触れるか触れないかのフェザータッチに、俺は身震いした。
「合ってる?」
「…………」
「ねぇ、間宮、合ってる?」
「……んあっ……合って……ゆ」
「OK」
ザギンは、OKサインをした手で、ゆっくりと俺のチ◯コの先っぽから根本までを、擦り始めた。
お湯の中の浮力も加わって、俺は、まるでチ◯コの極上のマッサージでも受けているかのように、ジンジンと脳内を染み渡るような快感に虜にされていた。
俺が何度か、尻を収縮させるたびに、
「間宮、上手だよ……」
と耳元で囁かれた。
その全てが、夢の中にいるみたいに心地よかった。
あらかた、尻の中の洗浄が終わったのか、ザギンはチ◯コを撫でる手の方に集中し始めた。
まず、そっとチ◯コを手のひらで包みこんだり、ほんの少し握ったりを繰り返してから、手に力を入れない程度の握力で、愛撫をしてくる。
「間宮の半勃ちチ◯コ可愛いね」
「可愛いね、間宮」
「間宮、好きだよ、間宮」
……ふぐぅううッッンアアアアアッッ!!
山田はなぁああああああああああああッッ
んなこたぁああああああああああああッッ
言うわきゃねぇえええええんだぁよぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッ!!
心の中で、精一杯の罵声を浴びせてみたところで、現実的には俺は、ザギンの手に少しでも擦り付けるように、腰をヘコヘコ動かしているだけだった。
お湯と愛撫でのぼせかけた俺の耳元で、
「前も後ろもキレイになったよ、間宮」
取ってつけたようなザギンの演技はまだ続いていた……。
まさか、この期に及んで言葉を失うとは思わなかった。
俺は、言葉を発せられぬまま、やっとの思いで、目の前の光景を指差し、ひきつった顔でザギンを見上げた。
「ここが僕の家のお風呂なんだ」
「…………」
「ちょっと遠いよね」
そう、テヘッという顔で言われてもな……。どうりで、どんだけ部屋の中を探し回っても見つからなかったわけだよ……。
目の前の風呂は、一般的に想像するレベルを遥かに超越していて、サイズ感ですら、上手く言葉で説明することは難しい。
皮肉なことだけど、イメージ的にはラブホにありがちな丸い浴槽の風呂を、バカでかくした感じでしょうか。
俺は、幼稚園のときによく遊んでいた園庭のプールを思い出していた。
園児ならば1クラス全員が1度に入れそうな大きさである……。
ザギンは、呆然としている俺を抱えたまま、そのバカでかい浴槽の中へと足を踏み入れた。
「……おっ、おい!? ちょっと待て」
俺は、いつの間にか服を着た状態だった。ボタンがいくつか弾け飛んでるとはいえ、とりあえず白ブラウスを羽織り、下には、さっきザギンに脱がされたはずのスカートをちゃんと履いている。号泣して取り乱してるときに、ザギンが着せたのだろうけど、風呂入るのに、なんでわざわざ着替えさせたんだ、この男は……。自宅の風呂とはいえ、一旦は玄関を出るわけだから、正しい判断ではあるけども。てか、ならお前も何か着ろや……。
「……ん? ミャーちゃん、脱ぎたい?」
「……ぬっ!?」
いや待てよ……脱いだら脱いだで、全裸でザギンと風呂に入る羽目になんのか……?
「…………ッ!」
……ぐぬぬぬぬ。
俺は、力無く首を横に振った。
ザギンは、俺を屈辱的なお姫様抱っこした状態のまま、ゆっくりと湯船に身体を沈めていった。
下半身が全て湯に浸かる瞬間、俺のスカートがパラシュートのように湯の表面に広がって、水中に恥部が露わになった。
「んワーーーッッ!!」
思わずスカートを両手で押さえ込むも、後ろ側のお尻は相変わらず丸出しになっている。
胸まで浸かると、今度は濡れた白いブラウスがスカートとは反対に、身体にピッタリと張り付いてきて、気持ち悪いったらありゃしない。
俺がスカートを太ももの間に挟み込んで、なんとかチ◯コだけでも隠そうと躍起になっていると、ザギンの指先が胸に伸びてきた。
「んアッ!?」
「……ミャーちゃん……チクビが透けてスゴくエッチだ……ほら」
そう耳元で囁きながら、俺の右乳首の先端を爪でカリッと引っ掻いてくる。
「……まっ、ヤメ……んアッ……アッ」
「……はぁ……可愛い……」
いつの間にか、俺の丸出しの尻にゴリゴリした熱いものが当たっている。
……おいおい、ウソだろ……勘弁してくれ……。
でも、予想に反して、ザギンは俺の乳首をイジる以外、手を出そうとしてこなかった。
まぁ、そりゃそうだろう。お互いもう出そうにも何も一滴もでてこないに決まってる。
俺の燃え尽きた、フニャちんも、お湯の中で、ピクンピクンと、震えてみるものの、頭はもたげずに、まるで釣り竿のように、ユラユラと漂うばかりだ。
それでも、何かを思い出すみたいに、下腹部がキューッと収縮するのを感じる。それと同時に、俺のケツの穴もキュッと締まるので、お湯がケツの中に入り込んでくる。
緩んだ瞬間に、自然と外に出ていくものの、俺の中にはまだ、たっぷりとザギンの精液が残ったままなので、その度、風呂の湯を汚してしまう。
俺は、慌てて立ち上がろうとした。
「気にしなくていいよ」
すると、俺の意図を読んだのか、ザギンが腕を俺の腹に回してきた。
「僕がキレイにしてあげたかったんだ」
ザギンの細長い指が、スルンと俺の中に挿入ってくる。
「うわッ!? ……ふぁッ!?」
ザギンの指先で、俺の粘膜の内壁がゆっくりと丁寧になぞられていく。優しく擦られるたびに、ビクンッビクンッと、どうしても俺の身体は反応してしまう。
無性にチ◯コが切なくなって、思わず握ろうとするも、腰に回されていたザギンの手によって、あっさりと制される。
「…………うッ!」
「どうしたの、ミャーちゃん」
「…………フーッ……フーッ……」
「……どうして欲しいの?」
俺は、ぎゅっと目を閉じたまま激しく首を振った。
「ちゃんと言えるよね、間宮?」
「……フーッ……って」
「……ん?」
「……って欲しい」
「……ん? 聞こえないよ、間宮?」
「……ま、ま……えも……触って……」
「……んー? 前って、どこだろう」
その間もずっと、ザギンの指先が、俺の内壁のあらゆるところを撫で続けている。
それは、耐えられないような刺激の強い快感とはまた違う、目眩のするような気持ち良さだった。
「……えっと、ここかなー?」
ザギンのもう一方の手に、俺のチ◯コはそっと下から撫で上げられた。
「……んああんッ!?」
触れるか触れないかのフェザータッチに、俺は身震いした。
「合ってる?」
「…………」
「ねぇ、間宮、合ってる?」
「……んあっ……合って……ゆ」
「OK」
ザギンは、OKサインをした手で、ゆっくりと俺のチ◯コの先っぽから根本までを、擦り始めた。
お湯の中の浮力も加わって、俺は、まるでチ◯コの極上のマッサージでも受けているかのように、ジンジンと脳内を染み渡るような快感に虜にされていた。
俺が何度か、尻を収縮させるたびに、
「間宮、上手だよ……」
と耳元で囁かれた。
その全てが、夢の中にいるみたいに心地よかった。
あらかた、尻の中の洗浄が終わったのか、ザギンはチ◯コを撫でる手の方に集中し始めた。
まず、そっとチ◯コを手のひらで包みこんだり、ほんの少し握ったりを繰り返してから、手に力を入れない程度の握力で、愛撫をしてくる。
「間宮の半勃ちチ◯コ可愛いね」
「可愛いね、間宮」
「間宮、好きだよ、間宮」
……ふぐぅううッッンアアアアアッッ!!
山田はなぁああああああああああああッッ
んなこたぁああああああああああああッッ
言うわきゃねぇえええええんだぁよぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおッッ!!
心の中で、精一杯の罵声を浴びせてみたところで、現実的には俺は、ザギンの手に少しでも擦り付けるように、腰をヘコヘコ動かしているだけだった。
お湯と愛撫でのぼせかけた俺の耳元で、
「前も後ろもキレイになったよ、間宮」
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