3 / 11
3
しおりを挟む
。
。
。
「あれ?鉄、お前正月も帰らんの?」
寮の談話室で日向ぼっこしてゴロゴロしていたら、隣の部屋の安西が話しかけてきた
イケメンの部類の安西だが、性はベータで無類の女好きでエロスの権化だ
「帰らぬ。寮でゲームする。安西もクリスマスに寮にいるなんてらしくないじゃん?」
「ばーか、クリスマスはあえて1人で過ごすんだよ」
安西におんぶしてもらって部屋まで連れて行ってもらう
筋トレになるらしい。それ以上鍛えてどうするんだか?
「安西ー、安西!安西よ、おれライフピーチがほしいんだが」
首に巻きついてゲームの紹介ボーナスを強請る
安西は友達が多いのだ
「やだよ、お前一回やりだしたら際限ないじゃん。うお、お前の部屋の前にお色気イケメンアルファが居るんだが」
安西の言葉に、顔を上げると義兄が部屋の前に立っていた
「……………へ?水帆にぃちゃん?」
ずりずりと安西から降りて駆け寄ると、少し痩せた義兄が立っていた
顔を覗きこむと、不安そうな初めて見る表情に驚く
何かあったのだろうか?
「上がってもいいか?」
義兄の言葉に頷き、安西に手を振る
。
。
「あれ?鉄、お前正月も帰らんの?」
寮の談話室で日向ぼっこしてゴロゴロしていたら、隣の部屋の安西が話しかけてきた
イケメンの部類の安西だが、性はベータで無類の女好きでエロスの権化だ
「帰らぬ。寮でゲームする。安西もクリスマスに寮にいるなんてらしくないじゃん?」
「ばーか、クリスマスはあえて1人で過ごすんだよ」
安西におんぶしてもらって部屋まで連れて行ってもらう
筋トレになるらしい。それ以上鍛えてどうするんだか?
「安西ー、安西!安西よ、おれライフピーチがほしいんだが」
首に巻きついてゲームの紹介ボーナスを強請る
安西は友達が多いのだ
「やだよ、お前一回やりだしたら際限ないじゃん。うお、お前の部屋の前にお色気イケメンアルファが居るんだが」
安西の言葉に、顔を上げると義兄が部屋の前に立っていた
「……………へ?水帆にぃちゃん?」
ずりずりと安西から降りて駆け寄ると、少し痩せた義兄が立っていた
顔を覗きこむと、不安そうな初めて見る表情に驚く
何かあったのだろうか?
「上がってもいいか?」
義兄の言葉に頷き、安西に手を振る
270
お気に入りに追加
2,897
あなたにおすすめの小説


久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

番に囲われ逃げられない
ネコフク
BL
高校の入学と同時に入寮した部屋へ一歩踏み出したら目の前に笑顔の綺麗な同室人がいてあれよあれよという間にベッドへ押し倒され即挿入!俺Ωなのに同室人で学校の理事長の息子である颯人と一緒にα寮で生活する事に。「ヒートが来たら噛むから」と宣言され有言実行され番に。そんなヤベェ奴に捕まったΩとヤベェαのちょっとしたお話。
結局現状を受け入れている受けとどこまでも囲い込もうとする攻めです。オメガバース。

こっそりバウムクーヘンエンド小説を投稿したら相手に見つかって押し倒されてた件
神崎 ルナ
BL
バウムクーヘンエンド――片想いの相手の結婚式に招待されて引き出物のバウムクーヘンを手に失恋に浸るという、所謂アンハッピーエンド。
僕の幼なじみは天然が入ったぽんやりしたタイプでずっと目が離せなかった。
だけどその笑顔を見ていると自然と僕も口角が上がり。
子供の頃に勢いに任せて『光くん、好きっ!!』と言ってしまったのは黒歴史だが、そのすぐ後に白詰草の指輪を持って来て『うん、およめさんになってね』と来たのは反則だろう。
ぽやぽやした光のことだから、きっとよく意味が分かってなかったに違いない。
指輪も、僕の左手の中指に収めていたし。
あれから10年近く。
ずっと仲が良い幼なじみの範疇に留まる僕たちの関係は決して崩してはならない。
だけど想いを隠すのは苦しくて――。
こっそりとある小説サイトに想いを吐露してそれで何とか未練を断ち切ろうと思った。
なのにどうして――。
『ねぇ、この小説って海斗が書いたんだよね?』
えっ!?どうしてバレたっ!?というより何故この僕が押し倒されてるんだっ!?(※注 サブ垢にて公開済みの『バウムクーヘンエンド』をご覧になるとより一層楽しめるかもしれません)


βを囲って逃さない
ネコフク
BL
10才の時に偶然出会った優一郎(α)と晶(β)。一目で運命を感じコネを使い囲い込む。大学の推薦が決まったのをきっかけに優一郎は晶にある提案をする。
「αに囲われ逃げられない」「Ωを囲って逃さない」の囲い込みオメガバース第三弾。話が全くリンクしないので前の作品を見なくても大丈夫です。
やっぱりαってヤバいよね、というお話。第一弾、二弾に出てきた颯人がちょこっと出てきます。
独自のオメガバースの設定が出てきますのでそこはご了承くださいください(・∀・)
α×β、β→Ω。ピッチング有り。


成り行き番の溺愛生活
アオ
BL
タイトルそのままです
成り行きで番になってしまったら溺愛生活が待っていたというありきたりな話です
始めて投稿するので変なところが多々あると思いますがそこは勘弁してください
オメガバースで独自の設定があるかもです
27歳×16歳のカップルです
この小説の世界では法律上大丈夫です オメガバの世界だからね
それでもよければ読んでくださるとうれしいです
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる