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しおりを挟む「……ぶさいくな猫だな」
アタリはノラさんを繁々と眺めながら、そう言い放った
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熱さで頭がぼんやりする
もうあれから何時間経ったのか
最初はキスだった気がする
執拗に何度も角度を変えたキスをされて、次に服を全部脱がされた
アタリは着衣したままだったので、余計に恥ずかしくなって逃げようとしたら、全身隈なく舐められて、アタリはいやらしい顔して笑ってた
「感じてるの?気持ちいい?」
そう言いながら、脇腹や指の先、耳まで舐められた
「あ、アタリも脱いでよ、俺だけはずかしい…」
アタリの服の裾を引っ張ると、アタリは手早く真っ裸になる
筋肉質で、均整の取れた体を、ぼんやりとした頭で眺めながら、再びちろちろと唇から出ている舌に吸い付くと、息を奪うように唇をふさがれた
そして、体を隅々まで優しくふれておいて、駄目だって言ってるのにアタリの蛸の足が一本、お尻に触れてきて、暴れたら押さえつけられて穴に侵入し解されている
「う、ぐっ、これ、やだぁ、やだぁ……うぁっ…」
アタリは胡座をかいた体制で、俺の手首を両手で押さえ、脚をタコの足で固定されて、背中にブツを擦り付けられながら、ぐちゅぐちゅと水音がするくらいお尻に出入りしている蛸の足がぬるぬるしていて泣けてきた
「大丈夫、知ってた?蛸の足って一本生殖手なんだよ。夜須の中、気持ちいい…」
「うゔっ…しり、たくなかたぁ…!!抜いてぇ、やだぁ、ごりごりしない…で…」
泣きじゃくっているのに、興奮したように中に入り込んだ脚の吸盤が、前立腺を潰し、悲鳴を上げる
体をしならせて絶頂を迎えているのを、するりと蛸の足がお尻から抜けていき、びくんびくんと体を痙攣させた
「なんか嫉妬するな…夜須は何でも気持ちよくなっちゃうの?」
耳元で囁きながら、体を持ち上げられお尻にいきりたった怒張を宛てがわれる
「あ、あ、ゔっ、う、いま、へん、待ってぇええ!!!」
制止もきかずに、ぶち込まれて泣きながら仰け反ると、乳首をくりくりと弄りながら、腰を固定されて下から打ちつけられる
「ひぃっ、い、あっ、いいっ!はあ、はあ、あ!」
脳みそが溶けそうなくらいの快楽に、髪を振り乱しながら泣いていると、ごろんと寝転がらされて、アタリに見下ろされていた
細められた目が、ぞくりとするくらい情欲に濡れている
アタリの興奮が伝わってきて、じわりと内部が蠢いたのがわかった
縁が広がるくらいいっぱいに、いじめられたそこは、ひくひくとひくつきながらアタリの怒張を味わっているようにも見える
脚を持ち上げられ、アタリが舌なめずりをしているのが見えて、今からもっといじめられるのだと、ぞくぞくした
「やめて、あげられない、からね?」
ぐちゅんと腹の奥までいっぱいに突かれて、出しちゃいけないような悲鳴をあげてしまった
ぎゅうと抱きしめられ、逃げ場のない腰の動きに逃げようと腰を動かすと、アタリが笑う
「自分からも気持ちよくなろうとして…夜須、いっぱい気持ちよくしてあげるからね」
「あああっ!あっ、ひぎっ!やぁ!も、やぁ!止まっ、いく、いく!」
射精しても、貪るように何度も腹の中で熱い液体をかけられ塗り込まれる
「夜須、夜須!これで、これで、夜須も、一緒だよ♡」
びくんびくんと痙攣をし、泣きじゃくっているのに脚を広げられ、再びぐっぷりと怒張を埋め込まれる
何度目かわからない交合に、逃げようと身を捩っても押さえつけられて、ぱんぱんと腰を打ちつけられた
「ひ、ぎぃっ、ぐっ、んっ、ん!」
「ふふ、反応しなくなってきたね、でもまだやめないから」
腰だけ高くあげられて、楽しそうなアタリに嬲られながら、窓の外の光が差し込んでくるのを見た
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