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しおりを挟む喉がからからになって、身体中が汗が吹き出すほど熱い
痺れるような甘く重たい感覚が、下半身からうずうずと湧いてくる
「…変だ。なにこれ……うっ、ふ、ん!」
下半身を撫でながら、緩く起ちあがった自分の陰茎を扱く
指先に先走りを絡めながら唇を舐め、前を触る
いつもならば、これだけなのに今日は後ろも疼いている
がくがくと動く腰を浮かし、後ろを触ってみると湿っていた
腫れぼったい部分に指を少しずつ挿れながら、息を詰める
中から溢れてくる滑った液体を、ぐちゅぐちゅと音をさせながら指を内混ぜる
しかし一番欲しいと思う、もっと奥には届かずもどかしい思いをしながら腰を浮かせると、後ろでガチャと有り得ない音がした
「うわ、すごい匂い…もう我慢出来ずに自分でしてるの?あ、お尻弄ってたの?続けて、遊」
ゆったりと部屋に入ってきた彰を信じられない気持ちで眺める
後ろから腕を回してきた彰は、乳首をふにふにと揉みながら、面白げに下半身に視線を落として息を飲んだ
ゴクリと喉が鳴る音が頭上で聞こえて身体が強張る
どうして、彰が部屋に入って来てるんだろう?
アルファの凄いフェロモンの匂いがする
腕を取られて、ベッドに放り投げられると彰は覆い被さって唇を塞ぐ
彰も俺も目を瞑らず、視線を合わせたままお互いの口内を貪り合う
「………ん、目瞑れよ。なあ、初めてだよな?」
跨ってシャツを脱ぎながら言う彰の言葉に頷く。初めてのヒートだし、初めてのキスだ
腰を浮かして制服のスラックスまで脱ぎ始め、彰の素肌が太股や腹に触れるだけでドキドキする
脚を持ち上げられて、脹脛を舐めながら彰は優しく見下ろしてくる
「……すごい匂い、我慢できなさそう…」
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