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しおりを挟む「ああぁ…も、やべて…、も、や…」
何時間経っただろうか?刺さったピンのせいで達する事も出来ず、しかもそのままグチュグチュと音を立ててオナホを上下に動かされて、紫苑の涙と涎でぐちゃぐちゃになった顔を神宮寺はうっとりと眺めながらオナホを動かす
脚も伸びて、腰をかくかくと揺すればペチンと太腿を叩かれる
「しぃちゃん、言う事あるでしょ?」
耳元で囁く神宮寺は紫苑が、いけずに苦しんでいる姿を堪能しているようにも見える
「ごめんなざいぃ…、も、しない、も、や、いきたいぃ…」
「やっぱりおちんちんのせいじゃないのかなぁ?こんなにいきたがりなんて知らなかった…お尻は?」
オナホから流れてきたローションを使いながら、自分から足を開いて指を入れる
神宮寺は舌なめずりするように、その光景を眺めていた
「お尻だけで気持ちよくなれて、もう勃起しないように頑張ろっか?」
神宮寺の指も差し込まれ、教えるように前立腺をとんとんと叩くのを唇を噛んで身悶える
「顔も真っ赤か。ねぇ、しぃちゃん俺だけにするって約束覚えてる?」
神宮寺は凶器のようなでかいブツだけ前をくつろげて取り出し、にっこりと微笑む
「ちがっ、ちがうぅ…戮、戮、においがっ、ダメになったと、思ってぇ…ああ!」
脚を掴まれて一気に前から突っ込まれて紫苑は短い悲鳴を上げた
悲鳴をあげつつも上がっている口角は笑っているようにも見え、泣きじゃくっているのに喜んでいるようにも見える
突っ込まれた圧迫感に震えていると、ぎゅうと身体を密着して抱き込まれる
「しぃちゃん不安になってたの?しぃちゃんのヒートが近そうだから、籠もる為に色々終わらせて来てたんだよ。それなのに…匂いにあてられるから避けてたのはごめんね?」
首筋に神宮寺は鼻を埋めて、うっとりと匂いを嗅いでいる
一気に突っ込まれて酸素を取り込もうと、口をはくはくさせていたら、唇を塞がれて、口内を舌で蹂躙してくる
「いい匂い…今回も抑制剤飲んでないから…ぐちゃぐちゃにされちゃうね。しぃちゃん…」
ぎらぎらとしたアルファ特有の瞳で見下ろされて、背筋がぞくぞくする
あの数ヶ月前の激しいセックスが思い出され身体が熱くなる
「う…う、も、前、取って…これ、外してぇ…」
もじもじとオナホを外そうとすると、凄い力で両腕を捩じ伏せられた
「だめだよ、お仕置き。しぃちゃんの発情期のために急いで仕事を終わらせてきたら、しぃちゃん浮気しようとしてたでしょ?今からシェルターでお尻以外使えなくするんだから。そうしたら、あのモブビッチなんて忘れられるでしょう?」
うっとりと、どこかイッてしまって視点の定まらない瞳で神宮寺は言い切ると、腰をゆっくりと動かし始めた
身体を押さえつけてきながら、腰を回し最奥を抉るように巨大なブツをねじ込んでくる
強引に押さえつけられながらの抽挿なのに、下半身はびっくりするぐらい気持ちがいい
そのまま抱えられ、シェルターに連れて行かれるのだとボンヤリ思う
シェルターに入ってしまえば、紫苑のひっきりなしに上げられた悲鳴も誰にも聞こえなくなるだろう
「あ、あ、取って、おねが、ラット前に、これ取ってぇ…!」
オナホ越しに見えるピンを、どうにかしようと神宮寺の背中を叩いたが、ふー、ふー、とすでにラット状態に入りかけている神宮寺には聞こえなようだった
「よがり狂うくらい、しような…」
緩い突き上げでも、すでに甘イキしているのに、もう耐えられそうにない紫苑が泣きながらイヤイヤしながらシェルターに連れて行かれて、外に出られたのは、それから2週間後のことだった
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