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第一章:アナザーニューワールド
15 かくれんぼ
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一方、直撃を食らったブライアンは、ぶつかった衝撃で大木を倒すと、その衝撃で馬化が解け、人型の姿のまま前方にくるくると前転しながら転がっていった。
車ならば大破は間違いないのだが、あいにくぶつかったのは驚異的な石頭を持つブライアン。
その為、一瞬気を失っただけでほぼ無傷であり、更には前転している間に意識を取り戻していく。
「お? ここどこだ? おーい、あいぼーう! 俺っちだぞ! 俺っちがきたぞぉー、お? 相棒いねぇな……かくれんぼか?」
自らが招いた大惨事であるにも関わらず、全くをもって状況を理解していないブライアン。
自分が何で森にいるのか、何が目的でここに来たのかも忘れており、純粋にかくれんぼをしていると思い込み始める。
「相棒、隠れるの上手いじゃねぇか。上等だ! かくれんぼのブラちゃんの意地をみせてやんぜ、バーロー!」
そしてブライアンは森を駆け回る。
数分後
「お! 相棒みっけ! お? 相棒面白い隠れ方するな。てっきり俺っちが干した洗濯物かと思って見逃すところだったぜバーロー。」
ブライアンは遂に俺を発見した。
だが、未だにかくれんぼだと思っているらしい。
「次は俺っちが隠れる番な、俺っちは中々見つけられないぜ! お? 相棒どうした? 降りられなくなったか?」
ブライアンは自分が見つける事で勝ったにも関わらず、いつになっても降りてこない俺に痺れを切らす。
「ったく! しょうがねぇ相棒だぜバーロー。」
そしてブライアンはジャンプすると、俺をお姫様抱っこでキャッチし、そのまま着地した。
そこで初めて俺が意識を失っていることに気付く。
「お? 相棒? 起きろ? もう見つけたぞ。おーい……まじかよ、死んでるぜバーロー……。」
死にそうにはなったが、決して死んではいない。
そして俺は、ブライアンが着地した衝撃で意識が戻りつつあった。
俺は朧気ながらも意識が戻ってきて、目をゆっくりと開けると……。
目の前に映った怪物(ブライアン)がキスしようと顔面を近づけている瞬間だった!!
どうやら俺を人工呼吸で助けようとしているみたいだ。
「俺っちの初めて……相棒に捧げるぜ!!」
俺は、あまりの恐怖と受け入れられない現実から、再度意識を手放しそうになる。しかしこのままじゃ、体は死ななくても一生消えないトラウマで心が死ぬ。そして俺は、防衛本能に従い、とっさに近づいてくる恐怖(ブライアンの顔)を右手でぶん殴った!
ゴン!!
「何すんだごらぁ! 殺す気か! 心を!!」
「ブベラァッ!」
俺の怒りの一撃はブライアンのこめかみにヒットし、その衝撃でブライアンは、俺が生きていたことに気付いた。
「お? 相棒! 良かった! 生き返ったんだなぁ……バーロ。俺っち、相棒が死んだと思ってよぉ……よか……ったぜ、バーロー……」
その場で号泣し始めるブライアン。あまりの恐怖からつい殴ってしまった俺であったが、ブライアンの涙を見て、自分がブライアンに助けられた事を察し、申し訳ない気持ちになってきた。
「悪かった、心配させちまったな。助けてくれてサンキュ。」
「いいってことよバーロー、相棒が生きててくれればそれで充分だバーロー。」
ブライアンは涙を拭き、右手の人差し指で鼻の下を擦りながら言う。
こいつはバカだけど、やっぱりいい奴だな。
「まさか、相棒がかくれんぼに必死になって、死ぬ寸前まで隠れるたぁ思わなかったぜバーロー……相棒も随分負けず嫌いだぜ、まぁ俺っちには負けるけどな。」
ん? かくれんぼ? 何言ってんだコイツ。
あれ? そういえばどうして俺はこんな状況に……
俺は冷静になると、徐々に混濁していた記憶が戻ってきた。
「あぁぁぁ! 思い出した! てめぇ、この野郎! 元はといえばお前のせいじゃないか! この馬やろぉ! 死ぬとこだったじゃねぇか!」
俺の記憶は蘇り、暴走したブライアンによって、自分が何度も死の恐怖を味わい続けた事を思い出した。
するとさっきまでの感動はどこやら、ふつふつと殺意が湧いてくる。俺はブライアンから飛び降りると、ブライアンの胸倉をつかみ上げた。しかしその瞬間、大事な事に気付く。
「あれ? アズがいねぇ! 俺が吹っ飛ばされている時、落ちたかもしれない! ブライアン! 俺を探している時、アズを見なかったか? 俺の近くにいなかったか!?」
俺はブライアンへの怒りは一時おいておき、アズの生死を心配した。流石にあの衝撃じゃアズとてただでは済まないかもしれない。やばいな、早く見つけないと!
「お? チビ助はみてねぇぞ? チビ助隠れるの上手いじゃねぇか。ちいせぇから見つけづれぇなぁ……バーロー」
未だにかくれんぼだと思っているブライアン。だが、今俺にはそんな事を気にしている時間はない。
「とにかくアズを探そう。アズが居なければ洞窟の場所はわからないし、もしかしたら瀕死の状況かもしれない……急ぐぞブライアン!!」
「お? 気合入ってんな相棒! でもよぉ、あそこ行って探した方が早くねぇかバーロー?」
そう言うと、ブライアンは木々の間からも見える、巨大な大樹を指差した。
「どういうことだブライアン?」
「あのでっけぇ木に登ったら見えるんじゃねぇか? 俺っちの目は360度見渡せるし、遠くまで見えるから見つけられるかもしれねぇぜバーロー。」
「まじか? でかしたブライアン! 伊達にアゴが三つに割れてないな!」
「あんま褒めんなバーロー!」
「確かに闇雲に探すよりかは効率的かもしれない! よし! じゃあ行くぞ!」
かくして俺達は、アズを探すために、森の中心に聳え立つ巨大な大樹に向かうのであった。
車ならば大破は間違いないのだが、あいにくぶつかったのは驚異的な石頭を持つブライアン。
その為、一瞬気を失っただけでほぼ無傷であり、更には前転している間に意識を取り戻していく。
「お? ここどこだ? おーい、あいぼーう! 俺っちだぞ! 俺っちがきたぞぉー、お? 相棒いねぇな……かくれんぼか?」
自らが招いた大惨事であるにも関わらず、全くをもって状況を理解していないブライアン。
自分が何で森にいるのか、何が目的でここに来たのかも忘れており、純粋にかくれんぼをしていると思い込み始める。
「相棒、隠れるの上手いじゃねぇか。上等だ! かくれんぼのブラちゃんの意地をみせてやんぜ、バーロー!」
そしてブライアンは森を駆け回る。
数分後
「お! 相棒みっけ! お? 相棒面白い隠れ方するな。てっきり俺っちが干した洗濯物かと思って見逃すところだったぜバーロー。」
ブライアンは遂に俺を発見した。
だが、未だにかくれんぼだと思っているらしい。
「次は俺っちが隠れる番な、俺っちは中々見つけられないぜ! お? 相棒どうした? 降りられなくなったか?」
ブライアンは自分が見つける事で勝ったにも関わらず、いつになっても降りてこない俺に痺れを切らす。
「ったく! しょうがねぇ相棒だぜバーロー。」
そしてブライアンはジャンプすると、俺をお姫様抱っこでキャッチし、そのまま着地した。
そこで初めて俺が意識を失っていることに気付く。
「お? 相棒? 起きろ? もう見つけたぞ。おーい……まじかよ、死んでるぜバーロー……。」
死にそうにはなったが、決して死んではいない。
そして俺は、ブライアンが着地した衝撃で意識が戻りつつあった。
俺は朧気ながらも意識が戻ってきて、目をゆっくりと開けると……。
目の前に映った怪物(ブライアン)がキスしようと顔面を近づけている瞬間だった!!
どうやら俺を人工呼吸で助けようとしているみたいだ。
「俺っちの初めて……相棒に捧げるぜ!!」
俺は、あまりの恐怖と受け入れられない現実から、再度意識を手放しそうになる。しかしこのままじゃ、体は死ななくても一生消えないトラウマで心が死ぬ。そして俺は、防衛本能に従い、とっさに近づいてくる恐怖(ブライアンの顔)を右手でぶん殴った!
ゴン!!
「何すんだごらぁ! 殺す気か! 心を!!」
「ブベラァッ!」
俺の怒りの一撃はブライアンのこめかみにヒットし、その衝撃でブライアンは、俺が生きていたことに気付いた。
「お? 相棒! 良かった! 生き返ったんだなぁ……バーロ。俺っち、相棒が死んだと思ってよぉ……よか……ったぜ、バーロー……」
その場で号泣し始めるブライアン。あまりの恐怖からつい殴ってしまった俺であったが、ブライアンの涙を見て、自分がブライアンに助けられた事を察し、申し訳ない気持ちになってきた。
「悪かった、心配させちまったな。助けてくれてサンキュ。」
「いいってことよバーロー、相棒が生きててくれればそれで充分だバーロー。」
ブライアンは涙を拭き、右手の人差し指で鼻の下を擦りながら言う。
こいつはバカだけど、やっぱりいい奴だな。
「まさか、相棒がかくれんぼに必死になって、死ぬ寸前まで隠れるたぁ思わなかったぜバーロー……相棒も随分負けず嫌いだぜ、まぁ俺っちには負けるけどな。」
ん? かくれんぼ? 何言ってんだコイツ。
あれ? そういえばどうして俺はこんな状況に……
俺は冷静になると、徐々に混濁していた記憶が戻ってきた。
「あぁぁぁ! 思い出した! てめぇ、この野郎! 元はといえばお前のせいじゃないか! この馬やろぉ! 死ぬとこだったじゃねぇか!」
俺の記憶は蘇り、暴走したブライアンによって、自分が何度も死の恐怖を味わい続けた事を思い出した。
するとさっきまでの感動はどこやら、ふつふつと殺意が湧いてくる。俺はブライアンから飛び降りると、ブライアンの胸倉をつかみ上げた。しかしその瞬間、大事な事に気付く。
「あれ? アズがいねぇ! 俺が吹っ飛ばされている時、落ちたかもしれない! ブライアン! 俺を探している時、アズを見なかったか? 俺の近くにいなかったか!?」
俺はブライアンへの怒りは一時おいておき、アズの生死を心配した。流石にあの衝撃じゃアズとてただでは済まないかもしれない。やばいな、早く見つけないと!
「お? チビ助はみてねぇぞ? チビ助隠れるの上手いじゃねぇか。ちいせぇから見つけづれぇなぁ……バーロー」
未だにかくれんぼだと思っているブライアン。だが、今俺にはそんな事を気にしている時間はない。
「とにかくアズを探そう。アズが居なければ洞窟の場所はわからないし、もしかしたら瀕死の状況かもしれない……急ぐぞブライアン!!」
「お? 気合入ってんな相棒! でもよぉ、あそこ行って探した方が早くねぇかバーロー?」
そう言うと、ブライアンは木々の間からも見える、巨大な大樹を指差した。
「どういうことだブライアン?」
「あのでっけぇ木に登ったら見えるんじゃねぇか? 俺っちの目は360度見渡せるし、遠くまで見えるから見つけられるかもしれねぇぜバーロー。」
「まじか? でかしたブライアン! 伊達にアゴが三つに割れてないな!」
「あんま褒めんなバーロー!」
「確かに闇雲に探すよりかは効率的かもしれない! よし! じゃあ行くぞ!」
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