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第一章
21 ウラギリ
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轟々と炎が燃え広がる養護施設。
現在その中には、ボッチを助けるべくローズとラギリが入っている。
そして……
「姫様、こちらの部屋から地下を探せます。顔を低くして来て下さい。」
「わかったわ。お願い……無事でい……て?」
ラギリが呼ぶ部屋に入ろうとしたところ、ローズの腹部に衝撃が走った。
なんとラギリはローズの腹に拳を突き刺している。
「すみません、姫様。ボッチとかいう小僧は無事です。そして、あなたには人質になってもらいます。」
「ガハッ!! ラ、ラギリ……あなた!」
突然の事に驚くローズであるが、煙が充満している部屋で腹部への強打はきつすぎた。
新鮮な空気を激しく吐き出したローズはそのまま膝を折る。
それでもローズはなんとか地面近くの空気を肺の中にいれると何かを叫ぼうとするが、その前にラギリに頭部を殴打され、そのまま気絶してしまった。
「これもみな、あなたが悪いのですよ。ローズ姫。」
ラギリはそう呟くと気絶したローズを抱きかかえて、そのまま外に出て消えるのであった。
現在その中には、ボッチを助けるべくローズとラギリが入っている。
そして……
「姫様、こちらの部屋から地下を探せます。顔を低くして来て下さい。」
「わかったわ。お願い……無事でい……て?」
ラギリが呼ぶ部屋に入ろうとしたところ、ローズの腹部に衝撃が走った。
なんとラギリはローズの腹に拳を突き刺している。
「すみません、姫様。ボッチとかいう小僧は無事です。そして、あなたには人質になってもらいます。」
「ガハッ!! ラ、ラギリ……あなた!」
突然の事に驚くローズであるが、煙が充満している部屋で腹部への強打はきつすぎた。
新鮮な空気を激しく吐き出したローズはそのまま膝を折る。
それでもローズはなんとか地面近くの空気を肺の中にいれると何かを叫ぼうとするが、その前にラギリに頭部を殴打され、そのまま気絶してしまった。
「これもみな、あなたが悪いのですよ。ローズ姫。」
ラギリはそう呟くと気絶したローズを抱きかかえて、そのまま外に出て消えるのであった。
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