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死神が呼ぶもの
将狩りと狂い姫
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律聖騎士団隊長・司武。
既に故人である彼は、現六番隊々長・司福の父親であり、現騎士団筆頭 鬼軍曹シチー・オルファイナスの盟友である。
オルファイナスと共に双璧を成し、旧剣合国の侵攻から重氏とファライズ(重氏本拠地)の民を守護した救国の英雄として知られる一方、精練された剣術はナイトや亜土震(雷・炎兄弟の父。旧剣合国の将軍)をして「当代の剣華」と謳われる程の大剣豪だ。
偏に、圧倒的な軍力比を誇った旧剣合国を前にして尚、小国の重氏が生存できたのは、彼が残した抜群の戦功によるものだった。
否、戦功のみではない。堅物な彼の、清廉潔白かつ崇高な人柄も影響していると言えた。
何せ司武と旧知だった亜土震は、彼の戦死を悼んで進撃を独断停止したほど。
それによって発生した亡国の猶予の間に、ナイトによる継承戦争が勃発。先陣のフォンガンと淡咲が空軍による奇襲を仕掛けてきた為、旧剣合国軍は重氏に向けていた戦力を義士城へ戻さざるを得なくなったのだ。
そして今現在、司武の剣技の冴えと勇猛な精鋭達は、他でもない娘の司福にそのまま引き継がれていた。
「ひっ、ひぃぃ!? 「将狩りの司福」だぁーー!?」
「まずい!? 奴らを止められ――ぐあぁっ!?」
悪天候すら撥除け、我が物顔で爆走する旧司武隊および若き才能の司福。
ナイトの剣合国継承以降、主に律聖騎士団と戦ってきた松国の人間は、剣合国継承以降に結成された司福隊の強さを剣合国軍以上に知っていた。
知っているからこそ、これ以上ない程に恐れた。
恐れて、あっという間に付け入る隙を見せてしまう。
「後ろの兵を前に持ってこい! 守りを厚くして時間を稼ぎ、その間に御二人を脱出させる! 何としてもその女を近付けるな!!
――くそっ……! 駄目か。完全に敵の勢いに呑まれてしまった……!」
マルシュの指揮も虚しく、ヨゴ族隊は司福率いる五百騎に蹂躙され始めた。
騎兵対歩兵という兵種の違いは当然ながら、民兵主体の豪族兵では彼等の地力が他より優れていたところで、叩き上げの精鋭部隊が相手では悪すぎる。
こればかりは、勢いや士気で解決する話ではなかったのだ。
(……状況は分からない。けど、あそこに見える幼子が涼周だということは分かる。周りの護衛も大した事はなく、恐るべき狂い姫も負傷している様だ。……このまま上手く捕まえる事ができれば、これ以上ないぐらいに最高の結果を望めるが……)
先頭にあって勇敢に切り進む司福が涼周を捉えた時、かの幼子はキャンディに抱き抱えられた状態で怯えていた。
その光景は見るべき狂将にとって嗜虐心を駆り立てるものなれど、確固たる良心と特別な事情を持つ司福には、真に心を痛めるものだった。
(…………噂には聞いていたが、本当に強よりも小さな子供だったとは。……あんな子供を戦場の第一線に立たせるなんて、ジオ・ゼアイ・ナイトは何を考えている。あれではあの子が……余りにも可哀想じゃないか……!!)
「くそっ! 将狩りの司福! 貴様をここで止めて――くがぁっ!?」
「……雑魚は邪魔だ! 道を開けろ!」
名のある騎士として社会的弱者を第一に想いつつも、彼女の見せる冷徹な一閃は立ちはだかる豪族兵を容赦なく切り伏せる。
彼女の猛進は突入から今に至るまで一切の衰えを見せず、ヨゴ族隊の防衛隊形を単純な攻撃で突破。遂には涼周の首を狙える辺りまで進出した。
「おのれ司福ッ! 止まれェい止まれェい!! ヨゴ族長・マルシュの剣が、貴様をここで阻む! 涼周殿には指一本触れさせぬぞ!!」
「勇猛なヨゴ族の長殿か。討ち取るのに不足はない。……いざ、御命頂戴する!」
司福は最後の防衛線を担うマルシュと対峙。
お互いが馬上にあり、扱う得物も剣という状態で、司福が迫ってマルシュが待ち受けるという構図を成した。
退けぬ想いから現れる士気の高さはマルシュが勝り、実力に関しては類い稀なる剣の才能と魔力の才能を有している司福が上。
両者は互いの武器を手に、真っ向から激突する。
「セェェイッ!!」
「……ハァッ……!」
すれ違いざまの一刀。その刹那の如き一瞬で勝負は付いた。
「ぐぅっ……!? ……涼周殿……す……ま…………」
「族長ォォ!? そ、そんな! 族長が……!?」
「も……もうダメだ……とても敵やしねぇ……」
馬上から落下し、泥土に鈍重な音を響かせたのはマルシュ。
彼の後方にあって涼周の護衛を担う豪族兵も、族長の戦死を前に絶望の色を浮かべた。
「……ヨゴ族長・マルシュ! 律聖騎士団隊長・司福が討ち取った!」
動揺を通り越して生まれた静寂に、司福の魔力声は良く良く通った。
半ばそれが、部隊同士の戦いに於ける勝利宣言でもある。
ヨゴ族隊は見に見えた総崩れをきたし、司福隊の追い討ちを前に四散してしまう。
こうなっては最早、抗う力は零と言えた。
「流石は司福様! よし、我等もこの勢いのまま――えっ?」
然し、当然ながらそこで終わるほど柔な話ではない。
包囲を狭めんとした一部の司福隊騎兵の前に、突如として出現した細腕が振られたのだ。
振られて、それを視認するや否や、騎兵は一瞬以上一秒未満の内に消滅する。
「……やはり、そう簡単には終わらないか。……狂い姫」
司福の言うとおり、簡単には終わらない……否、終わらせない存在がキャンディだ。
彼女は体力的・精神的限界が近いのを承知で徹底抗戦を主張し、迫り来る騎兵を片っ端から消し飛ばしていく。
司福はその光景を見て、二つ思う所があった。
(血の繋がりなど関係ない。狂い姫にとって、涼周は本当の子供なんだ。…………愛すべき家族の為に死力を尽くせるとは……何て美しい姿だ。……何て……羨ましい事なんだ)
「…………無理に挑むな。遠巻きに包囲して逃げ道を無くせ。……挑むのは、私がやる」
キャンディの母性愛に深く感じ入り、彼女の奮戦する姿に至高の美を見る。
それと同時に、弱り目であっても流石は列国に名を轟かせる実力者だと再確認。魔人の相手は魔人でしか務まらないと判断するや、部下を遠ざけて単騎駆けする。
「狂い姫、いざ参――ぅっ!?」
秒で間合いを詰める司福に対し、キャンディは何一つ応えてやらなかった。
一切の余裕がない彼女は、卑怯を承知で司福の馬を狙う。
当の司福は、細腕による頭部両断を寸前で察知し、馬首を変えて馬体を逸らせる。
ならばと、キャンディは更に一歩踏み込んで左足を真っ直ぐ突き出し、馬体に巨大な穴を開けて騎乗主を地に叩き落とす。
司福は落下中、バランスを崩しながらも刹那の一閃を繰り出し、お返しとばかりにキャンディの左足を深く切りつけた。なまじ真っ直ぐに伸びた美脚が災いして、切り口は足首から股上にまで及んだ。
それでもキャンディは止まらない。激痛が迸るより先に左足を戻し、支えとしている右足を蹴り出す事で更に間合いを縮め、落下中の司福に急接近。剣を振り切ったばかりで防御のとれない彼女を、左手の一振りで盛大に弾き飛ばしたのだ。
「うわあぁぁっ!?」
「ぅぐぅぅっ……!?」
激突から反発まで、時にして僅か数瞬の出来事だった。
二人は同時に悲鳴をあげ、そこで漸く、周りの司福兵が異変に気付く。
「し、司福隊長!? 大丈夫ですかっ!?」
「……えっ!? 狂い姫も……いつの間に深手を!?」
「い……いや、それ以前に……」
「あぁ、まったく……何も見えなかったぞ……!?」
驚くべき事に二人の女傑は、素人目には映らない刹那の内に致命傷を与えていたのだ。
既に故人である彼は、現六番隊々長・司福の父親であり、現騎士団筆頭 鬼軍曹シチー・オルファイナスの盟友である。
オルファイナスと共に双璧を成し、旧剣合国の侵攻から重氏とファライズ(重氏本拠地)の民を守護した救国の英雄として知られる一方、精練された剣術はナイトや亜土震(雷・炎兄弟の父。旧剣合国の将軍)をして「当代の剣華」と謳われる程の大剣豪だ。
偏に、圧倒的な軍力比を誇った旧剣合国を前にして尚、小国の重氏が生存できたのは、彼が残した抜群の戦功によるものだった。
否、戦功のみではない。堅物な彼の、清廉潔白かつ崇高な人柄も影響していると言えた。
何せ司武と旧知だった亜土震は、彼の戦死を悼んで進撃を独断停止したほど。
それによって発生した亡国の猶予の間に、ナイトによる継承戦争が勃発。先陣のフォンガンと淡咲が空軍による奇襲を仕掛けてきた為、旧剣合国軍は重氏に向けていた戦力を義士城へ戻さざるを得なくなったのだ。
そして今現在、司武の剣技の冴えと勇猛な精鋭達は、他でもない娘の司福にそのまま引き継がれていた。
「ひっ、ひぃぃ!? 「将狩りの司福」だぁーー!?」
「まずい!? 奴らを止められ――ぐあぁっ!?」
悪天候すら撥除け、我が物顔で爆走する旧司武隊および若き才能の司福。
ナイトの剣合国継承以降、主に律聖騎士団と戦ってきた松国の人間は、剣合国継承以降に結成された司福隊の強さを剣合国軍以上に知っていた。
知っているからこそ、これ以上ない程に恐れた。
恐れて、あっという間に付け入る隙を見せてしまう。
「後ろの兵を前に持ってこい! 守りを厚くして時間を稼ぎ、その間に御二人を脱出させる! 何としてもその女を近付けるな!!
――くそっ……! 駄目か。完全に敵の勢いに呑まれてしまった……!」
マルシュの指揮も虚しく、ヨゴ族隊は司福率いる五百騎に蹂躙され始めた。
騎兵対歩兵という兵種の違いは当然ながら、民兵主体の豪族兵では彼等の地力が他より優れていたところで、叩き上げの精鋭部隊が相手では悪すぎる。
こればかりは、勢いや士気で解決する話ではなかったのだ。
(……状況は分からない。けど、あそこに見える幼子が涼周だということは分かる。周りの護衛も大した事はなく、恐るべき狂い姫も負傷している様だ。……このまま上手く捕まえる事ができれば、これ以上ないぐらいに最高の結果を望めるが……)
先頭にあって勇敢に切り進む司福が涼周を捉えた時、かの幼子はキャンディに抱き抱えられた状態で怯えていた。
その光景は見るべき狂将にとって嗜虐心を駆り立てるものなれど、確固たる良心と特別な事情を持つ司福には、真に心を痛めるものだった。
(…………噂には聞いていたが、本当に強よりも小さな子供だったとは。……あんな子供を戦場の第一線に立たせるなんて、ジオ・ゼアイ・ナイトは何を考えている。あれではあの子が……余りにも可哀想じゃないか……!!)
「くそっ! 将狩りの司福! 貴様をここで止めて――くがぁっ!?」
「……雑魚は邪魔だ! 道を開けろ!」
名のある騎士として社会的弱者を第一に想いつつも、彼女の見せる冷徹な一閃は立ちはだかる豪族兵を容赦なく切り伏せる。
彼女の猛進は突入から今に至るまで一切の衰えを見せず、ヨゴ族隊の防衛隊形を単純な攻撃で突破。遂には涼周の首を狙える辺りまで進出した。
「おのれ司福ッ! 止まれェい止まれェい!! ヨゴ族長・マルシュの剣が、貴様をここで阻む! 涼周殿には指一本触れさせぬぞ!!」
「勇猛なヨゴ族の長殿か。討ち取るのに不足はない。……いざ、御命頂戴する!」
司福は最後の防衛線を担うマルシュと対峙。
お互いが馬上にあり、扱う得物も剣という状態で、司福が迫ってマルシュが待ち受けるという構図を成した。
退けぬ想いから現れる士気の高さはマルシュが勝り、実力に関しては類い稀なる剣の才能と魔力の才能を有している司福が上。
両者は互いの武器を手に、真っ向から激突する。
「セェェイッ!!」
「……ハァッ……!」
すれ違いざまの一刀。その刹那の如き一瞬で勝負は付いた。
「ぐぅっ……!? ……涼周殿……す……ま…………」
「族長ォォ!? そ、そんな! 族長が……!?」
「も……もうダメだ……とても敵やしねぇ……」
馬上から落下し、泥土に鈍重な音を響かせたのはマルシュ。
彼の後方にあって涼周の護衛を担う豪族兵も、族長の戦死を前に絶望の色を浮かべた。
「……ヨゴ族長・マルシュ! 律聖騎士団隊長・司福が討ち取った!」
動揺を通り越して生まれた静寂に、司福の魔力声は良く良く通った。
半ばそれが、部隊同士の戦いに於ける勝利宣言でもある。
ヨゴ族隊は見に見えた総崩れをきたし、司福隊の追い討ちを前に四散してしまう。
こうなっては最早、抗う力は零と言えた。
「流石は司福様! よし、我等もこの勢いのまま――えっ?」
然し、当然ながらそこで終わるほど柔な話ではない。
包囲を狭めんとした一部の司福隊騎兵の前に、突如として出現した細腕が振られたのだ。
振られて、それを視認するや否や、騎兵は一瞬以上一秒未満の内に消滅する。
「……やはり、そう簡単には終わらないか。……狂い姫」
司福の言うとおり、簡単には終わらない……否、終わらせない存在がキャンディだ。
彼女は体力的・精神的限界が近いのを承知で徹底抗戦を主張し、迫り来る騎兵を片っ端から消し飛ばしていく。
司福はその光景を見て、二つ思う所があった。
(血の繋がりなど関係ない。狂い姫にとって、涼周は本当の子供なんだ。…………愛すべき家族の為に死力を尽くせるとは……何て美しい姿だ。……何て……羨ましい事なんだ)
「…………無理に挑むな。遠巻きに包囲して逃げ道を無くせ。……挑むのは、私がやる」
キャンディの母性愛に深く感じ入り、彼女の奮戦する姿に至高の美を見る。
それと同時に、弱り目であっても流石は列国に名を轟かせる実力者だと再確認。魔人の相手は魔人でしか務まらないと判断するや、部下を遠ざけて単騎駆けする。
「狂い姫、いざ参――ぅっ!?」
秒で間合いを詰める司福に対し、キャンディは何一つ応えてやらなかった。
一切の余裕がない彼女は、卑怯を承知で司福の馬を狙う。
当の司福は、細腕による頭部両断を寸前で察知し、馬首を変えて馬体を逸らせる。
ならばと、キャンディは更に一歩踏み込んで左足を真っ直ぐ突き出し、馬体に巨大な穴を開けて騎乗主を地に叩き落とす。
司福は落下中、バランスを崩しながらも刹那の一閃を繰り出し、お返しとばかりにキャンディの左足を深く切りつけた。なまじ真っ直ぐに伸びた美脚が災いして、切り口は足首から股上にまで及んだ。
それでもキャンディは止まらない。激痛が迸るより先に左足を戻し、支えとしている右足を蹴り出す事で更に間合いを縮め、落下中の司福に急接近。剣を振り切ったばかりで防御のとれない彼女を、左手の一振りで盛大に弾き飛ばしたのだ。
「うわあぁぁっ!?」
「ぅぐぅぅっ……!?」
激突から反発まで、時にして僅か数瞬の出来事だった。
二人は同時に悲鳴をあげ、そこで漸く、周りの司福兵が異変に気付く。
「し、司福隊長!? 大丈夫ですかっ!?」
「……えっ!? 狂い姫も……いつの間に深手を!?」
「い……いや、それ以前に……」
「あぁ、まったく……何も見えなかったぞ……!?」
驚くべき事に二人の女傑は、素人目には映らない刹那の内に致命傷を与えていたのだ。
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