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ナシュルク解放戦
錝将軍同士の一騎打ち、其の一
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壁上にて相対した我昌明と白葯。
我昌明はストレートに死ねと言い、当然ながら白葯はそれを拒否する。
「ほざけ。死ぬのはお前だ。雑魚との馴れ合いに美点を感じ、強さを求める事を止めた哀れで虚しい翁が、私に勝てるとでも思うのか?」
「…………ほっほう、では貴様は自分が強いとでも言うのだな?」
「強い。この戦場の誰よりも、ゲルファン王国の誰よりも、人界中の誰よりも私は強い」
白葯の断言を聞いた我昌明は、心の中で舌打ちした。
無駄で味気ない歳の取り方をしていた、かつての自分そっくりな奴が来やがったと。
そして彼は、内に抱いた激情を発散するべく豪快に笑う。
否、笑わずには殺ってられなかったと言うべきだ。
「ゴハハハハハ!! イカした登場をしよるから面白い奴だと期待しておれば――」
構えていた大矛を肩にかけた我昌明は、侮辱五割で呆れ五割の言葉を白葯に向ける。
「大層つまらぬ糞餓鬼だったわ」
含み笑いを交えた彼の言葉に、白葯の気配は変わった。
血に酔って暴走しない為に抑えていた殺気を剥き出し、先程以上に殺人的な睨みを利かす。
言葉にこそ出さないが、彼が怒りを覚えた事は火を見るより明らかだった。
そんな心の乱れを、悪乗りを得意とする我昌明が見逃す筈はない。
彼は確かな実体験を交えた挑発を繰り出し、白葯を己のペースに誘い込もうとした。
「おぅ、気に触ったか? だが事実だ、慎んで受けろ。殺気を殺さねば己の力を制御できぬ時点で、貴様は並み居る雑魚の一欠片な――」
光のごとき刹那。
一瞬で白葯は間合いを詰めて白銀の槍を突き出し、我昌明の心臓を狙った。
然し、我昌明は大言を吐くだけの男ではない。
矛の柄で突き出された刃をピンポイントで防ぎ止め、伝わった衝撃で大きく後退りながらも、彼は余裕の込もった表情を浮かべて得物を構え直す。
さて、では殺り合おうか……と。
「貴様を超える強者なんぞゴロゴロおるわ、井の中の蛙め。この地にも三人居るしな」
ナイト、キャンディ、我昌明。自分を入れた三人が白葯を超す実力者であると言う。
それは白葯の様な根拠のない強がりとは違い、断言できるだけの裏付けがあるからに他ならなかった。
偏に、かつての自分と今の自分を比べてみた結果がそれだろう。
「減らず口の多い翁。その白髪交じり素っ首を今すぐ突き落としてくれる」
怒りに囚われて冷静を失う白葯ではない。
だが戦いを前にして流れを手にしたのは我昌明だった。
その証に彼はアホ発言を行う余裕があり、図らずして白葯の鋭気を削ぐ事に成功する。
「ゴハハハ! 殺れるものなら殺ってみろ。貴様なんぞは王国連合のマスコットキャラを担う我輩の一撃でイチコロぞ! 神妙に死ねぃ!」
正式にはマスコットキャラ申請中(四十五回目、いい加減諦めろオッサン)。それと大矛を持って敵を切り伏せていくマスコットがどこにいる。
「ここに居るぞぉぉぉ!!」
気合い百倍の我昌明が突進。それに応えて白葯も打ち掛かる。
「オオオォォォ!!」
両者の正面衝突は龍虎の戦いと呼ぶに相応しい程の苛烈さを極めた。
一刃ごとに大気が悲鳴を上げ、広がる衝撃が足場を激しく損壊させていく。
それは最早、並の者では介入する事が適わぬ修羅場であった。
両軍の兵士は気を抜けば見守る事すら危うい状況から逃れ、城壁中央で繰り広げられている死闘から距離をとった。
「成る程……ゲルファン王国の錝将軍・白葯。確かに面倒な存在だな。……それも仕方ないとは言え、狭い城壁の上で殺り合われると正直困るぞ」
最前線からもたらされた報告に、ナイトは言葉通りの困り顔を浮かべた。
虎壟水塞の城壁は通常のそれより広く設計されているが、それでも何千名が密集して戦う程度のスペースしかない。
そこに人型台風が二つも現れれば、戦略的行動に支障をきたすのは当然と言えた。
「しかも白葯が北から現れたって事は……」
想定される事態を思い浮かべたキャンディが言葉を詰まらせる。
「あぁ、間違いない。北東の水路か東の陸路を使って敵の援軍が接近してきている。それも錝将軍直属の精鋭軍だろう」
俗に言う面倒な存在は、何も白葯だけではない。
寧ろ、現在の状況では彼の率いる直属軍の方が厄介だった。
「だが…………歩隲はこれも想定していたのだろう。仲間ながら恐ろしい女だ!」
「彼は一応男よ。あんまり弄らないの」
真剣な顔付きが一転して、ナイトは余裕の込もった笑みを見せた。
それは鳥亥集落で公表した歩隲の作戦が、この状況に大きな効果を生む事を理解した為。
「…………頃合いだろう。慾彭に伝えてくれ。成功を信じている! ……とな!」
隣の部隊を指揮する慾彭に伝令を送れば、それが合図となって彼は動き出す。
と言っても表立った動きではなく、機動力を活かした極秘の潜入任務ゆえに、彼はそっと自分の部隊本陣から姿を消したのだった。
そして、開戦から二時間近くが経過した頃だ。
依然として我昌明と白葯が壮絶な一騎討ちを演じ続け、于詮も張真と刃を交え始める中、それは虎壟水塞の北西より突如として現れた。
「何っ!? 王国連合の艦隊だと!? 奴等、いつの間に出兵準備を整えていたのだ!」
司令塔より確認できるシュクーズが、戦場にある将達の中で真っ先に視認した。
視認して、国境を守るザエンの情報収集能力の低さに驚き呆れる。
「ザエン殿は一体なにをしていた……奴等の事など、まったく報告に無かったぞ!」
戀王国に味方する諸侯が派遣した連合軍艦隊は、延べ十九隻の軍艦と動員兵士一万人を数える歴とした軍勢規模だった。
これ程の大部隊の集結を、国境を守る将軍でありながら見落としていた事に、シュクーズは有り得ないといった感情を抱いたのだ。
だが彼は、それで心を乱し続ける愚将ではない。
動揺する側近衆を余所に、確かな観察と考察を経て迅速な理解に努める。
「…………数は揃っているが、あれは烏合の衆だ。大方、東方諸侯の三国から遊撃部隊を三千ずつ回してもらって出来た即席の艦隊だろう」
王国連合軍という形態が、常時動員可能戦力の実数把握を難しくしていた。
言わば各国ごとの遊撃部隊が二千から三千であっても、そこは連合の強みを発揮して集結させる事で、最大で二万から三万近い軍勢を揃えられるのだ。
当然、集結させる事は言うほど楽ではない。
予め各国に周到な根回しを行い、広域に及ぶ戦略眼から下される迅速な指示と的確な目標がなければ、連合諸侯も派兵に応じないからだ。
然れど、歩隲はそれを可能にする実力を持つ。
ゲルファン王国軍にとって虎壟水塞がどれほど重要な要所に当たるかを、ゲルファン王国軍以上に把握していた彼は、かなり前にギザ郡の叛気が高まっているとの報告を受けて多くの策を考えた。
今作戦はその内の一つであり、彼が最も適すると判断したものだった。
「大した戦力ではない。我が軍の水上部隊四千で充分対応できる。それにどうやら……奴等は遠巻きに此方を牽制しているだけだ。近寄って攻撃する戦力ではないのだろう」
対するシュクーズも冷静に指示を飛ばし、歩隲の必殺計に徹底抗戦の姿勢を見せる。
彼を筆頭に側近や水上部隊の将兵も落ち着きを取り戻し、目前の敵に集中した。
それが悪い結果に繋がるとは、まだ知らずに。
我昌明はストレートに死ねと言い、当然ながら白葯はそれを拒否する。
「ほざけ。死ぬのはお前だ。雑魚との馴れ合いに美点を感じ、強さを求める事を止めた哀れで虚しい翁が、私に勝てるとでも思うのか?」
「…………ほっほう、では貴様は自分が強いとでも言うのだな?」
「強い。この戦場の誰よりも、ゲルファン王国の誰よりも、人界中の誰よりも私は強い」
白葯の断言を聞いた我昌明は、心の中で舌打ちした。
無駄で味気ない歳の取り方をしていた、かつての自分そっくりな奴が来やがったと。
そして彼は、内に抱いた激情を発散するべく豪快に笑う。
否、笑わずには殺ってられなかったと言うべきだ。
「ゴハハハハハ!! イカした登場をしよるから面白い奴だと期待しておれば――」
構えていた大矛を肩にかけた我昌明は、侮辱五割で呆れ五割の言葉を白葯に向ける。
「大層つまらぬ糞餓鬼だったわ」
含み笑いを交えた彼の言葉に、白葯の気配は変わった。
血に酔って暴走しない為に抑えていた殺気を剥き出し、先程以上に殺人的な睨みを利かす。
言葉にこそ出さないが、彼が怒りを覚えた事は火を見るより明らかだった。
そんな心の乱れを、悪乗りを得意とする我昌明が見逃す筈はない。
彼は確かな実体験を交えた挑発を繰り出し、白葯を己のペースに誘い込もうとした。
「おぅ、気に触ったか? だが事実だ、慎んで受けろ。殺気を殺さねば己の力を制御できぬ時点で、貴様は並み居る雑魚の一欠片な――」
光のごとき刹那。
一瞬で白葯は間合いを詰めて白銀の槍を突き出し、我昌明の心臓を狙った。
然し、我昌明は大言を吐くだけの男ではない。
矛の柄で突き出された刃をピンポイントで防ぎ止め、伝わった衝撃で大きく後退りながらも、彼は余裕の込もった表情を浮かべて得物を構え直す。
さて、では殺り合おうか……と。
「貴様を超える強者なんぞゴロゴロおるわ、井の中の蛙め。この地にも三人居るしな」
ナイト、キャンディ、我昌明。自分を入れた三人が白葯を超す実力者であると言う。
それは白葯の様な根拠のない強がりとは違い、断言できるだけの裏付けがあるからに他ならなかった。
偏に、かつての自分と今の自分を比べてみた結果がそれだろう。
「減らず口の多い翁。その白髪交じり素っ首を今すぐ突き落としてくれる」
怒りに囚われて冷静を失う白葯ではない。
だが戦いを前にして流れを手にしたのは我昌明だった。
その証に彼はアホ発言を行う余裕があり、図らずして白葯の鋭気を削ぐ事に成功する。
「ゴハハハ! 殺れるものなら殺ってみろ。貴様なんぞは王国連合のマスコットキャラを担う我輩の一撃でイチコロぞ! 神妙に死ねぃ!」
正式にはマスコットキャラ申請中(四十五回目、いい加減諦めろオッサン)。それと大矛を持って敵を切り伏せていくマスコットがどこにいる。
「ここに居るぞぉぉぉ!!」
気合い百倍の我昌明が突進。それに応えて白葯も打ち掛かる。
「オオオォォォ!!」
両者の正面衝突は龍虎の戦いと呼ぶに相応しい程の苛烈さを極めた。
一刃ごとに大気が悲鳴を上げ、広がる衝撃が足場を激しく損壊させていく。
それは最早、並の者では介入する事が適わぬ修羅場であった。
両軍の兵士は気を抜けば見守る事すら危うい状況から逃れ、城壁中央で繰り広げられている死闘から距離をとった。
「成る程……ゲルファン王国の錝将軍・白葯。確かに面倒な存在だな。……それも仕方ないとは言え、狭い城壁の上で殺り合われると正直困るぞ」
最前線からもたらされた報告に、ナイトは言葉通りの困り顔を浮かべた。
虎壟水塞の城壁は通常のそれより広く設計されているが、それでも何千名が密集して戦う程度のスペースしかない。
そこに人型台風が二つも現れれば、戦略的行動に支障をきたすのは当然と言えた。
「しかも白葯が北から現れたって事は……」
想定される事態を思い浮かべたキャンディが言葉を詰まらせる。
「あぁ、間違いない。北東の水路か東の陸路を使って敵の援軍が接近してきている。それも錝将軍直属の精鋭軍だろう」
俗に言う面倒な存在は、何も白葯だけではない。
寧ろ、現在の状況では彼の率いる直属軍の方が厄介だった。
「だが…………歩隲はこれも想定していたのだろう。仲間ながら恐ろしい女だ!」
「彼は一応男よ。あんまり弄らないの」
真剣な顔付きが一転して、ナイトは余裕の込もった笑みを見せた。
それは鳥亥集落で公表した歩隲の作戦が、この状況に大きな効果を生む事を理解した為。
「…………頃合いだろう。慾彭に伝えてくれ。成功を信じている! ……とな!」
隣の部隊を指揮する慾彭に伝令を送れば、それが合図となって彼は動き出す。
と言っても表立った動きではなく、機動力を活かした極秘の潜入任務ゆえに、彼はそっと自分の部隊本陣から姿を消したのだった。
そして、開戦から二時間近くが経過した頃だ。
依然として我昌明と白葯が壮絶な一騎討ちを演じ続け、于詮も張真と刃を交え始める中、それは虎壟水塞の北西より突如として現れた。
「何っ!? 王国連合の艦隊だと!? 奴等、いつの間に出兵準備を整えていたのだ!」
司令塔より確認できるシュクーズが、戦場にある将達の中で真っ先に視認した。
視認して、国境を守るザエンの情報収集能力の低さに驚き呆れる。
「ザエン殿は一体なにをしていた……奴等の事など、まったく報告に無かったぞ!」
戀王国に味方する諸侯が派遣した連合軍艦隊は、延べ十九隻の軍艦と動員兵士一万人を数える歴とした軍勢規模だった。
これ程の大部隊の集結を、国境を守る将軍でありながら見落としていた事に、シュクーズは有り得ないといった感情を抱いたのだ。
だが彼は、それで心を乱し続ける愚将ではない。
動揺する側近衆を余所に、確かな観察と考察を経て迅速な理解に努める。
「…………数は揃っているが、あれは烏合の衆だ。大方、東方諸侯の三国から遊撃部隊を三千ずつ回してもらって出来た即席の艦隊だろう」
王国連合軍という形態が、常時動員可能戦力の実数把握を難しくしていた。
言わば各国ごとの遊撃部隊が二千から三千であっても、そこは連合の強みを発揮して集結させる事で、最大で二万から三万近い軍勢を揃えられるのだ。
当然、集結させる事は言うほど楽ではない。
予め各国に周到な根回しを行い、広域に及ぶ戦略眼から下される迅速な指示と的確な目標がなければ、連合諸侯も派兵に応じないからだ。
然れど、歩隲はそれを可能にする実力を持つ。
ゲルファン王国軍にとって虎壟水塞がどれほど重要な要所に当たるかを、ゲルファン王国軍以上に把握していた彼は、かなり前にギザ郡の叛気が高まっているとの報告を受けて多くの策を考えた。
今作戦はその内の一つであり、彼が最も適すると判断したものだった。
「大した戦力ではない。我が軍の水上部隊四千で充分対応できる。それにどうやら……奴等は遠巻きに此方を牽制しているだけだ。近寄って攻撃する戦力ではないのだろう」
対するシュクーズも冷静に指示を飛ばし、歩隲の必殺計に徹底抗戦の姿勢を見せる。
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