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お風呂と夢での実験**

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 怠そうなイヴを僕は抱き抱えてそのままお風呂へと向かった。
 シーツは魔法で綺麗に整えておいた。

 抱き抱えたままお湯を流すと気持ちよさそうにイヴはウットリした。

「よく眠れそうです」
 と言う。

「眠ったらまたしなくちゃだけどね」

「でもルイスさんだし夢の中なら疲れないし……そ、そのルイスさんの生気……凄く美味しいから……本当に吸っても大丈夫かな?」
 と少し心配した。

「大丈夫だよ。アクセサリーもあるし今日は思い切り吸ったっていい。死なないはずだからね」
 と安心させようとするが

「でも……不安だからやはり思い切りは……」

「それじゃ実験にならないよ?僕のことなら気にしなくて良い」

「でもっ」
 と反論する彼女の唇を唇で塞ぐ。

「んっ」
 キスをしながら彼女の身体を丁寧に泡を立てて洗っていく。ついでに僕も。
 イヴの中にある僕の液体も指で出しておく。

「ああああ……っ」
 とビクビクと指だけで感じちゃうイヴ。

「ふう……。中も綺麗になったから大丈夫だね」
 洗い流して湯船に浸かる。
 イヴは

「す、少し勿体無いかな……」

「え?」

「だ、だって……さっきまで……ルイスさんの……子種が私の中にあったの出しちゃって……」
 と言うから

「も、もう……。イヴ。またいつでもあげるよ…。……う……えと。ちゃんとプロポーズして結婚して子供たくさん作ろう……」
 と言うとイヴは

「ルイスさん……。はい!わ、私とても嬉しいです!」
 と抱きついて頬をすりすりさせられた。

 *
 お風呂から上がり髪を魔法で乾かして僕たちは整えた布団に入り直した。
 お互い抱き合いながらゆっくりと眠りについた。


 そしていつものイヴの空間にやってきた。イヴは透け透けのネグリジェになっていた。

 夢の中でもアクセサリーの作用を確認した。

「ふう、じゃあ始める?」
 と聞くとイヴは

「もうっ!この格好!感想はないんですか!?わ、私能力で頑張って……そ、そのえっちな……」
 と言うが途中から恥ずかしくなったらしい。
 これまで裸にシーツが多かったし。

「いや、もちろん……。興奮してるよ。でも僕イヴ以外に愛したことないしどんな褒め方をしたら良いのか。

 可愛い意外絶対ないし。

 え、えっちって言われて嬉しいの?」
 と聞くとイヴは

「う、うう、それは!は、恥ずかしいかもです!」

「ならなんでそんな格好してんの!あはは!」
 と笑うとイヴは

「ルイスさんの好みがわからないし……」

「好みはイヴだよ。どんな格好でも可愛いし好きだよ。そうだね、いつも裸シーツが基本だから確かに色々と毎回違う格好してみたら好みわかるかもね」

 と言うとイヴは

「では次からももっと違うもの考えます!!本では色々読んでるんですけど……実際の下着店に行って細部のチェックをしないとあんまり再現度が低くなるんです。

 だから今度ちゃんとした店に行って見てみたいです」

「えっっ!?実際の店にイヴが!?」

「はい。ダメですか?」

「いやダメじゃ無いよ。もちろん……」
 絶対に見るだけじゃなく下着買わされるじゃん!物凄くえっちなやつ!!

 しかも僕が店員にニヤニヤされる視線を送られるのは必須だろうなぁ……。

 とりあえず切り替えて

「じゃあイヴ……。実験て言うのもアレだけど。僕の生気は本当に遠慮なく吸うんだよ!?」
 と言うとイヴは

「わ、わかりました!私、もしルイスさんが死んだら私も死にます!!」
 と言い、もはや死ぬ気でやる覚悟をしていた。イヴ……僕はそれで例え死んでも後悔はない。

 まあ、死なないだろうなとは思っている。ファイリスのあの自信は死なないとハッキリ言っていたし。

「ではルイスさん!早速ですが、ズボンをくつろげてください!夢の中では私がご奉仕しますから!」
 と意気込んでいる。

「ええっ!?」
 でも夢だし……。
 任せるか。
 と言われた通りに僕はくつろげて恥ずかしいが大きくなっている息子を出した。

「ひゃあ!やっぱりお、おおおっきい……」
 なんか恥ずかしくなる。

「ごめん。僕大人だし一応」

「そう言えば何歳なんですか?ルイスさん」
 と聞かれ僕はふいっと横を向き

「そんなの……別に聞かなくて良いよ……」
 と言ったら

「ご、ごめんなさい!!ですね!歳聞きませんもう!!」
 とイヴに気を遣わせた。
 歳はいずれ言うけどなんとなくまだ言いたくなかった。

「じゃあ始めます!」
 イヴは僕をベッドの淵に座らせ自分はその下に膝立ちになり僕の息子を小さな胸に納めようとして気付いた。

「………わ、私……む、胸無かったんだ……!!」
 どうやらパイズリというテクニックの一つをやろうとして胸が無くて挟めない事に絶望するイヴ!

「ブッ!!」
 と耐えきれず笑うとポカポカされた。

「酷い!!私だって色々気持ち良くなってもらいたくて考えたのに!少しバカだったけど!」
 と言う。

「あはは。大丈夫だよ。僕は小さな胸でもイヴのなら興奮するし」
 と挟みきれてないけど一応押し付けてみた。

 ああ、透け透けのイヴの小さな胸の間に僕の息子がいる。しかしイヴは少し涙目になりつつも僕の息子を捕まえてスリスリと擦り付けその賢明さに僕は耐えきれず先から少し出してしまう。

「はあっ……」
 と言う僕を見てイヴは僕の息子の先の液体をチロチロと舐め出した。

「ああう!美味しっ!」
 そうか、生気を舐めて……。

 しかし構図はえろい。
 僕もゴクと唾を飲む。
 チロチロされる度に我慢が出来なくなり

「うっ……うう!イヴ……で……」
 ドヒュっととうとう夢の中で出してイヴの顔に僕のがかかり大変えろくなった!!

「ああっ、ご、ごめん!」
 しかしイヴはそのまま僕の舐めてそして大きく咥えてちゅるると吸い出した!

「うっ!」
 その光景に僕は耐えきれずイヴの頭を押さえ口の中に吐き出した。

「んっ……」
 ゴクゴクと飲む音が聞こえた。

「はあはあっ……」
 イヴは飲み干すと口を離してウットリと

「凄く美味しい……」
 とベロリと顔についたものも舐めた。
 えろい!

 それから僕はイヴの手を引いた。
 顔を拭いてあげてキスをした。
 夢なので自分のアレが上手いとかマズいとかは感じない。

 イヴは座ったまま僕の上に跨る。
 そして自分で指を入れてほぐし始める。

「手伝おうか?」
 と言うとイヴは首を振り

「いいえ!ルイスさんは私を見て興奮してください!!」
 と決意が堅い!

 自分のを解しつつ気持ち良くなるイヴを見て僕は流石に興奮して立ち上がる。

 えろ可愛い……。

「はっ、はあっ……ルイスさん……み、見てる?」

「う、うん。イヴ……堪らない!可愛いすぎ……」

「はあっ……はあっ……。じゃあ私そろそろ入れるから!」
 と僕の息子の上に当てがりそろそろと腰を落としていくイヴ。
 肩に手を乗せ慎重になっている。

「はうっ!……おっきいから……は、入らな…」

「そんな事ないよ。いつも入ってるし……やっぱり手伝おっか?」

「ダメえ、わ、たしがやるの!」
 と言って聞かない。

「んっ!んっ!……」
 と頑張ってるイヴ。
 そして少し休憩した後一気に腰を下ろして同時に

「んああああああん!!!」
 と叫びイッタ……。

 ハアハアしてるイヴの頭を撫でて

「イヴ凄い……。よく出来たね。お疲れ様」

「で、でもまだ、私うご……ひゃあ!!」
 僕はイヴの頑張りに応え下から突き上げを繰り返した。イヴはその度に跳ねた。

「ああん!あん!あっ!あっ!あっ!」

「はあっ、はっ、可愛いよ……」
 イヴの小さな胸が揺れる。
 ん?小さな?

「イヴ!!」
 ガッと僕は止めてそれに気持ち良くなっていたイヴが

「ど、どうしたの!?やめないで……」
 と言うが

「イヴ胸!小さいまま!!おっきくなってない!夢の中なのに!さっき僕の生気吸ったのに!」
 と言うとハッとしてイヴは自分の胸を確認して自分で触った。

「あ、ほ、本当!本当だ!!私の胸変わってない!!や、やった!!これ、これって!!」

「そうだよ!!僕は生気を吸い取られたって死なないって事だ!!」

 感極まりイヴは涙を流し喜んで僕に抱きついた!!

「ルイスさん!!やったあ!!」

「良かった!!イヴ!!」
 とひとしきり喜び合い抱き合った。
 その後少し笑った後に続きを無事にやり遂げた。
 イヴがたっぷり僕の生気を吸い取り夢の中でも眠って朝が来た。

 僕は死なずに起きて眠っている愛しい人にキスで起こした。

「おはよう……」

「……おはよう……ございます……」
 イヴは怠そうだ。現実で2回したから?それにしては怠そうだ。

「あの……お、起き上がれない……」

「は!?」

「どうしたの?」

「わからないし体がぴくりとも動かない……」

「ええっ!?どうして?現実では2回だよ?」
 確かにそんなに無理はさせてないはず!!夢の中でも疲れないからとしたけど!?

「一体どうしてこんな事に!?」
 とりあえず安静になるまで僕は少し看病する事にした。
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