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3話
こいつ、、、大丈夫かァ
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「はぁ~何でこんなことに」
だがいつまでくじけてても仕方ない。流石に学校での陰キャポジションは困る。1人くらい友達は作ろう。と思ったが周りは大体グループが出来ていた。
「まずいな、これじゃ本当に陰キャになっちまうぞ」
ちょうどその時、船のスピーカーが
「この修学旅行ではペアで行動してもらいます。あらかじめペアを組んで置いてください」と鳴った。
まずい、まずい、まずい。ちょっとヤバいな。まだ友達1人もできていないのに。とその時、
「あっ、あのもし私でよければ一緒に組みませんか?」
と声をかけられた。気弱そうな女の子だ。背は中ぐらいで、胸は貧に……いや、俺は太ももフェチだから、気にしない。うん、気にしない。陰キャ寸前 神回避、そう思えばいい。
「ああ、大丈夫だ。これからよろしく。」
そう俺が言うと彼女は安堵した表情になっていた。彼女も陰キャ寸前 神回避だったのだろうか。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
島に着いた。この島は星翔島というらしい。名前の由来は知らん。
とりあえずこの修学旅行は3日間あって、ほとんどが自由行動だ。「放牧主義」がこの学校のモットーなのか?自由行動多すぎだろ、これ。1日5時間自由時間て。しかも大事な授業時間2時間の所には【この島でしかできない特別なアクティビティを行います】って書いてあるし、大丈夫かこの学校。それよりも、だ。この規則、【自由行動中は必ずペアといること(非常事態を除く)。一緒にいないことが確認できた場合はペナルティを課す】これがかなりキツイ。 クッソォせっかく魔力探知で二人が王都に居るか確かめたかったのに。あと多分ペナルティというのはこの時計に表示された数字のことだろう。【100pt】と書かれてある。この数字が【0pt】になると退学なのだろう。学校のことはどうでもいいが退学は流石に避けたいからな。仕方ないこの3日間はこの女の子と一緒に行動しよう。
「あ、あのお名前はなんていうんですか?」女の子は言った。
ああ、まだ名前を言っていなかったか。前世の名前は避けて、今の名前にした方がいいか。
「俺の名前はバイドだ。君は?」
「わ、私はレイナです。」レイナは恥ずかしながら言った。人と話すのが慣れていないのだろう。
「よろしく、レイナ。敬語は無しでいいよ。」
「えッ、そ、そんな、じゃあ、よ、よろしくバイド」
「ああ」こりゃ、人と全然関わってないな。
俺はレイナとうまくやっていけるか心配になった。
――――――――――――――――――――――――――――――――
「さあ、今日の自由行動はどうしようか、レイナ?」1日目は船の時間の影響で自由時間しかない。
「どこかにいきましょうか?」敬語が……、まあ面倒だしこのままでいいや。取りあえず適当に散歩していると、変な森に来た。
「なんだここ?」と思った瞬間、尿意が急にわいてきた。
「ごめん、レイナちょっとトイレに行ってくるッ。」
「え……」急ぎだったのでレイナの声を最後まで聞かずに近くのトイレまで駆け込んだ。
「( ´Д`) フゥースッキリしたー」と思った瞬間、
誰かの叫び声がした。
だがいつまでくじけてても仕方ない。流石に学校での陰キャポジションは困る。1人くらい友達は作ろう。と思ったが周りは大体グループが出来ていた。
「まずいな、これじゃ本当に陰キャになっちまうぞ」
ちょうどその時、船のスピーカーが
「この修学旅行ではペアで行動してもらいます。あらかじめペアを組んで置いてください」と鳴った。
まずい、まずい、まずい。ちょっとヤバいな。まだ友達1人もできていないのに。とその時、
「あっ、あのもし私でよければ一緒に組みませんか?」
と声をかけられた。気弱そうな女の子だ。背は中ぐらいで、胸は貧に……いや、俺は太ももフェチだから、気にしない。うん、気にしない。陰キャ寸前 神回避、そう思えばいい。
「ああ、大丈夫だ。これからよろしく。」
そう俺が言うと彼女は安堵した表情になっていた。彼女も陰キャ寸前 神回避だったのだろうか。
――――――――――――――――――――――――――――――――――
島に着いた。この島は星翔島というらしい。名前の由来は知らん。
とりあえずこの修学旅行は3日間あって、ほとんどが自由行動だ。「放牧主義」がこの学校のモットーなのか?自由行動多すぎだろ、これ。1日5時間自由時間て。しかも大事な授業時間2時間の所には【この島でしかできない特別なアクティビティを行います】って書いてあるし、大丈夫かこの学校。それよりも、だ。この規則、【自由行動中は必ずペアといること(非常事態を除く)。一緒にいないことが確認できた場合はペナルティを課す】これがかなりキツイ。 クッソォせっかく魔力探知で二人が王都に居るか確かめたかったのに。あと多分ペナルティというのはこの時計に表示された数字のことだろう。【100pt】と書かれてある。この数字が【0pt】になると退学なのだろう。学校のことはどうでもいいが退学は流石に避けたいからな。仕方ないこの3日間はこの女の子と一緒に行動しよう。
「あ、あのお名前はなんていうんですか?」女の子は言った。
ああ、まだ名前を言っていなかったか。前世の名前は避けて、今の名前にした方がいいか。
「俺の名前はバイドだ。君は?」
「わ、私はレイナです。」レイナは恥ずかしながら言った。人と話すのが慣れていないのだろう。
「よろしく、レイナ。敬語は無しでいいよ。」
「えッ、そ、そんな、じゃあ、よ、よろしくバイド」
「ああ」こりゃ、人と全然関わってないな。
俺はレイナとうまくやっていけるか心配になった。
――――――――――――――――――――――――――――――――
「さあ、今日の自由行動はどうしようか、レイナ?」1日目は船の時間の影響で自由時間しかない。
「どこかにいきましょうか?」敬語が……、まあ面倒だしこのままでいいや。取りあえず適当に散歩していると、変な森に来た。
「なんだここ?」と思った瞬間、尿意が急にわいてきた。
「ごめん、レイナちょっとトイレに行ってくるッ。」
「え……」急ぎだったのでレイナの声を最後まで聞かずに近くのトイレまで駆け込んだ。
「( ´Д`) フゥースッキリしたー」と思った瞬間、
誰かの叫び声がした。
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