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第1章
26話 希望の光
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「ルーシー!」
もう1匹のオークに目を向ける。
「フゴッ! フガガガッ!」
「はっ! ほっ! よっと!」
ブンブンと鉈を振り回すオークを、ルーシーは木々を上手く利用して翻弄していた。
だがちょっとした木ならひと振りでなぎ倒してしまう攻撃は、一撃でも食らえばHPのほとんどを削られてしまうだろう。
「こっちは仕留めた!」
ケントが叫ぶと、ルーシーは敵を見据えたまま木々の合間を縫ってさがり、オークから距離を取る。
「邪魔だ、くそっ!」
ケントは敵との射線を阻む草木をかき分けて距離を詰める。
数歩で、オークを狙える位置取りができた。
ルーシーに翻弄され、怒りに我を忘れて暴れ回るオークの腹をめがけて、銃を撃つ。
「ブヒッ!?」
突然の攻撃に、オークが戸惑いの声を上げる。
みぞおちの少し下に小さな穴を空けた程度だが、牽制の効果はあった。
このままうまく翻弄すれば、逃げる隙ができるかもしれない。
そう思いつつ、コボルトの魔石を銃に取り付けたときだった。
「ケント、援護して!!」
なにを思ったのか、ルーシーが敵の前に飛び出た。
「ルーシー、なにを!?」
慌てて銃を構えるケントを他所に、彼女はオークへと肉薄する。
「ブヒィッ!」
銃撃に驚いていたオークは、反応が遅れた。
その隙に、ルーシーは低い姿勢から剣を突き出す。
「はあっ!!」
彼女の繰り出した刺突は、ケントが光弾で空けた穴を正確に捉えた。
「フゴォッ……!」
ルーシーのロングソードが、下から突き上げるような形でオークの腹に埋まっていく。
「うそだろ……?」
曲芸じみた彼女の攻撃に、ケントは目を見開いた。
さすがに皮膚は貫けないのか、背中から切っ先がでることはなかったが、それでも彼女の剣はかなり深くまで刺さっていた。
角度からして、心臓を傷つけたのかもしれない。
「あああーっ!」
「ブヒィィィイィッ!!」
ルーシーが押し込んだ剣をひねり、オークが悲鳴を上げる。
「フギィィイッ……!」
だがオークもされるがままとはいかず、怒りの篭もった叫びとともに、ルーシーに向け鉈を振り上げた。
「させるか!」
頭を狙って、引き金を引く。
「フガッ……!」
側頭部に銃弾を受けたオークは、顔を仰け反らせて身体の動きを一瞬止めた。
「フギギィーッ!」
だがすぐに体勢を立て直し、鉈を振り下ろす。
――ガンッ!
ルーシーの頭上で、鈍い音が鳴る。
「ケント!?」
ルーシーを庇うようにケントが割って入り、腕で鉈を受け止めていた。
「【防御力】S!」
その言葉に彼女は頷くと、ルーシーは突き刺した剣でオークの体内をかき回すように、腕をひねった。
「フゴッ……!」
オークが白目を剥き、完全に動きを止める。
そしてまもなく、消滅した。
「あはは……勝った。あたしが、オークに……!」
そう呟いたルーシーだったが、はっとしてケントを見上げる。
「ケント、大丈夫!?」
その場にへたり込みそうだった彼女は立ち上がり、彼に寄り添った。
「ごめんなさい、あたしが無茶したから……」
「心配ない、ダメージゼロだよ」
ケントはそう言って、ルーシーに加護板を向けた。
彼の言うとおりケントのHPは100のままで、スーツにはほつれひとつなかった。
「す、すごいわね、その服……」
「ほんとにな。今度からは俺が盾役をやったほうがいいかな?」
おどけて言うケントだったが、半分本気だった。
今回も自分が盾になり、ルーシーを逃がしさえすれば、あとは時間をかけて倒すなりすればよかったのかもしれない。
加護板に出た【防御力】Sについて、もっとちゃんと考えておくべきだったと、ケントは少し後悔する。
いくらなんでもこのスーツが、それだけの防御力を持っているとは思えなかったが、せめてジャイアントラビットなりで実験くらいはしておくべきだった。
「ダメよ。たとえダメージを受けないとしても、ケントが魔物にいたぶられる姿を見ていたくないもの」
「いたぶられるって」
「それに、あたしだって結構戦えるの、見たでしょ?」
彼女は自慢げにそう言うと、剣をひと振りし、鞘に納めた。
「確かに、あの突きはすごかったな。狙ってやったの?」
「もちろん。能力値が低いぶん、技術をのばす必要があったからね」
「だとしても、すごいな」
ルーシーが低い能力値で今日まで生きてこられたのには、もちろん運の要素が大きいだろう。
だが、それだけではなかった。
彼女は十数年、ずっと戦い続け、戦闘技術を磨き上げていたのだ。
(プレイヤースキルが高い、って感じかな)
ケントはそんな感想を抱いた。
「それでさ、ケント」
「なに?」
「実はレベルが上がったんだ」
「本当か!?」
オークを2匹倒したのだ。
レベルが上がってもおかしくはないだろう。
「あー、だからちょっと、無茶した?」
「正直に言うと、それもある。ごめん」
そう言って、ルーシーが身をすくめる。
「ま、いいじゃないか。結果オーライだよ」
加護を信じるなら、【運】Sを持つ彼女に、めったなことはおこらないはずだ。
あまり妄信するのは危険だが、過度に心配するのもよくない。
彼女にはあまり時間が残されていないのだから、多少の危険は承知のうえで、前に進む必要があるだろう。
「そういや俺も、ふたつ上がってるな」
ケントのレベルは6から8に上がり、【SP】は1残していたぶんと合わせて16になっていた。
「今回も【攻撃力】に全振りだな。やっぱり【SP】は16か」
これで【攻撃力】はDからCに上がった。
別に極振りというわけではない。
Cランクを目指すルーシーのためにも、必要な【SP】を確認しておきたかったのだ。
「ルーシーは、どうだ?」
「えっと……一緒に見てもらっても、いい?」
なにも表示していない加護板を手にしたまま、ルーシーが尋ねてくる。
「もちろん」
ケントが答えると、ルーシーは安堵したように微笑む。
念のためあたりに魔物の気配がないことを確認したところで、ふたりは並んで立ち、ルーシーの加護板をのぞき込んだ。
「それじゃ、いくね」
「おう」
ルーシーが念じ、加護板に能力値が表示される。
**********
【名前】ルーシー
【レベル】25
【HP】100/100
【MP】100/100
【SP】25
【EXP】2/100
【冒険者】F
**********
【SP】が25になっていた。
「やったな、ルーシー!」
「うん……! うん!」
賢人を見る彼女の目に、涙が浮かんでいる。
「ケント、これ、どうやればいいの!?」
「えっと、上げたい能力値を思い浮かべて、上がれって念じれば」
「上げたい、能力値……」
彼女はそう呟き、じっと加護板を見つめる。
すると、【SP】が1減り、【攻撃力】がHからGに上がる。
「上がっ……た……」
そう呟き、呆然としたルーシーの目尻から、涙がこぼれた。
「ケント……能力値が……」
彼女は涙を流しながら賢人を見て、そう言った。
「ああ、上がった。まちがいなく、上がってるよ」
ケントがそう告げると、ルーシーはくしゃりと表情を崩した。
「ううう……あああ……!」
そして彼女は声を漏らして、彼の胸に顔を埋めた。
「よかったな、ルーシー」
ケントがそう言って抱き寄せると、立っていられなくなったのか、彼女の身体がから力が抜ける。
ケントはそんなルーシーの身体を支えながら、一緒にしゃがみ込んだ。
「うあああぁ……あああーっ……!」
ルーシーはケントの胸で、しばらく泣き続けた。
彼女にとっての十数年に及ぶ冒険者生活は、ただ不幸なわけではなかった。
能力値が上がらないことに悩みもしたが、それでも生き残るために技術を磨き、知識を増やした。
出会った全員が善人というわけではなかったが、力になってくれる人も多かった。
だから今日まで生きてこられた。
自分より若くして命を落とす冒険者は多く、生き延びられただけでも幸運と言えるだろう。
だが、逃れられない暗闇に向かって、無理やり歩かされるような恐怖が、常にあった。
自分ではどうにもできない力に縛られ、時間だけがどんどん過ぎていった。
それでもルーシーは、諦めずにもがき続けた。
そしていま、彼女は自身の行く先に、はじめて光を見るのだった。
もう1匹のオークに目を向ける。
「フゴッ! フガガガッ!」
「はっ! ほっ! よっと!」
ブンブンと鉈を振り回すオークを、ルーシーは木々を上手く利用して翻弄していた。
だがちょっとした木ならひと振りでなぎ倒してしまう攻撃は、一撃でも食らえばHPのほとんどを削られてしまうだろう。
「こっちは仕留めた!」
ケントが叫ぶと、ルーシーは敵を見据えたまま木々の合間を縫ってさがり、オークから距離を取る。
「邪魔だ、くそっ!」
ケントは敵との射線を阻む草木をかき分けて距離を詰める。
数歩で、オークを狙える位置取りができた。
ルーシーに翻弄され、怒りに我を忘れて暴れ回るオークの腹をめがけて、銃を撃つ。
「ブヒッ!?」
突然の攻撃に、オークが戸惑いの声を上げる。
みぞおちの少し下に小さな穴を空けた程度だが、牽制の効果はあった。
このままうまく翻弄すれば、逃げる隙ができるかもしれない。
そう思いつつ、コボルトの魔石を銃に取り付けたときだった。
「ケント、援護して!!」
なにを思ったのか、ルーシーが敵の前に飛び出た。
「ルーシー、なにを!?」
慌てて銃を構えるケントを他所に、彼女はオークへと肉薄する。
「ブヒィッ!」
銃撃に驚いていたオークは、反応が遅れた。
その隙に、ルーシーは低い姿勢から剣を突き出す。
「はあっ!!」
彼女の繰り出した刺突は、ケントが光弾で空けた穴を正確に捉えた。
「フゴォッ……!」
ルーシーのロングソードが、下から突き上げるような形でオークの腹に埋まっていく。
「うそだろ……?」
曲芸じみた彼女の攻撃に、ケントは目を見開いた。
さすがに皮膚は貫けないのか、背中から切っ先がでることはなかったが、それでも彼女の剣はかなり深くまで刺さっていた。
角度からして、心臓を傷つけたのかもしれない。
「あああーっ!」
「ブヒィィィイィッ!!」
ルーシーが押し込んだ剣をひねり、オークが悲鳴を上げる。
「フギィィイッ……!」
だがオークもされるがままとはいかず、怒りの篭もった叫びとともに、ルーシーに向け鉈を振り上げた。
「させるか!」
頭を狙って、引き金を引く。
「フガッ……!」
側頭部に銃弾を受けたオークは、顔を仰け反らせて身体の動きを一瞬止めた。
「フギギィーッ!」
だがすぐに体勢を立て直し、鉈を振り下ろす。
――ガンッ!
ルーシーの頭上で、鈍い音が鳴る。
「ケント!?」
ルーシーを庇うようにケントが割って入り、腕で鉈を受け止めていた。
「【防御力】S!」
その言葉に彼女は頷くと、ルーシーは突き刺した剣でオークの体内をかき回すように、腕をひねった。
「フゴッ……!」
オークが白目を剥き、完全に動きを止める。
そしてまもなく、消滅した。
「あはは……勝った。あたしが、オークに……!」
そう呟いたルーシーだったが、はっとしてケントを見上げる。
「ケント、大丈夫!?」
その場にへたり込みそうだった彼女は立ち上がり、彼に寄り添った。
「ごめんなさい、あたしが無茶したから……」
「心配ない、ダメージゼロだよ」
ケントはそう言って、ルーシーに加護板を向けた。
彼の言うとおりケントのHPは100のままで、スーツにはほつれひとつなかった。
「す、すごいわね、その服……」
「ほんとにな。今度からは俺が盾役をやったほうがいいかな?」
おどけて言うケントだったが、半分本気だった。
今回も自分が盾になり、ルーシーを逃がしさえすれば、あとは時間をかけて倒すなりすればよかったのかもしれない。
加護板に出た【防御力】Sについて、もっとちゃんと考えておくべきだったと、ケントは少し後悔する。
いくらなんでもこのスーツが、それだけの防御力を持っているとは思えなかったが、せめてジャイアントラビットなりで実験くらいはしておくべきだった。
「ダメよ。たとえダメージを受けないとしても、ケントが魔物にいたぶられる姿を見ていたくないもの」
「いたぶられるって」
「それに、あたしだって結構戦えるの、見たでしょ?」
彼女は自慢げにそう言うと、剣をひと振りし、鞘に納めた。
「確かに、あの突きはすごかったな。狙ってやったの?」
「もちろん。能力値が低いぶん、技術をのばす必要があったからね」
「だとしても、すごいな」
ルーシーが低い能力値で今日まで生きてこられたのには、もちろん運の要素が大きいだろう。
だが、それだけではなかった。
彼女は十数年、ずっと戦い続け、戦闘技術を磨き上げていたのだ。
(プレイヤースキルが高い、って感じかな)
ケントはそんな感想を抱いた。
「それでさ、ケント」
「なに?」
「実はレベルが上がったんだ」
「本当か!?」
オークを2匹倒したのだ。
レベルが上がってもおかしくはないだろう。
「あー、だからちょっと、無茶した?」
「正直に言うと、それもある。ごめん」
そう言って、ルーシーが身をすくめる。
「ま、いいじゃないか。結果オーライだよ」
加護を信じるなら、【運】Sを持つ彼女に、めったなことはおこらないはずだ。
あまり妄信するのは危険だが、過度に心配するのもよくない。
彼女にはあまり時間が残されていないのだから、多少の危険は承知のうえで、前に進む必要があるだろう。
「そういや俺も、ふたつ上がってるな」
ケントのレベルは6から8に上がり、【SP】は1残していたぶんと合わせて16になっていた。
「今回も【攻撃力】に全振りだな。やっぱり【SP】は16か」
これで【攻撃力】はDからCに上がった。
別に極振りというわけではない。
Cランクを目指すルーシーのためにも、必要な【SP】を確認しておきたかったのだ。
「ルーシーは、どうだ?」
「えっと……一緒に見てもらっても、いい?」
なにも表示していない加護板を手にしたまま、ルーシーが尋ねてくる。
「もちろん」
ケントが答えると、ルーシーは安堵したように微笑む。
念のためあたりに魔物の気配がないことを確認したところで、ふたりは並んで立ち、ルーシーの加護板をのぞき込んだ。
「それじゃ、いくね」
「おう」
ルーシーが念じ、加護板に能力値が表示される。
**********
【名前】ルーシー
【レベル】25
【HP】100/100
【MP】100/100
【SP】25
【EXP】2/100
【冒険者】F
**********
【SP】が25になっていた。
「やったな、ルーシー!」
「うん……! うん!」
賢人を見る彼女の目に、涙が浮かんでいる。
「ケント、これ、どうやればいいの!?」
「えっと、上げたい能力値を思い浮かべて、上がれって念じれば」
「上げたい、能力値……」
彼女はそう呟き、じっと加護板を見つめる。
すると、【SP】が1減り、【攻撃力】がHからGに上がる。
「上がっ……た……」
そう呟き、呆然としたルーシーの目尻から、涙がこぼれた。
「ケント……能力値が……」
彼女は涙を流しながら賢人を見て、そう言った。
「ああ、上がった。まちがいなく、上がってるよ」
ケントがそう告げると、ルーシーはくしゃりと表情を崩した。
「ううう……あああ……!」
そして彼女は声を漏らして、彼の胸に顔を埋めた。
「よかったな、ルーシー」
ケントがそう言って抱き寄せると、立っていられなくなったのか、彼女の身体がから力が抜ける。
ケントはそんなルーシーの身体を支えながら、一緒にしゃがみ込んだ。
「うあああぁ……あああーっ……!」
ルーシーはケントの胸で、しばらく泣き続けた。
彼女にとっての十数年に及ぶ冒険者生活は、ただ不幸なわけではなかった。
能力値が上がらないことに悩みもしたが、それでも生き残るために技術を磨き、知識を増やした。
出会った全員が善人というわけではなかったが、力になってくれる人も多かった。
だから今日まで生きてこられた。
自分より若くして命を落とす冒険者は多く、生き延びられただけでも幸運と言えるだろう。
だが、逃れられない暗闇に向かって、無理やり歩かされるような恐怖が、常にあった。
自分ではどうにもできない力に縛られ、時間だけがどんどん過ぎていった。
それでもルーシーは、諦めずにもがき続けた。
そしていま、彼女は自身の行く先に、はじめて光を見るのだった。
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