誰にでもできる異世界救済 ~【トライ&エラー】と【ステータス】でニートの君も今日から勇者だ!~

平尾正和/ほーち

文字の大きさ
上 下
45 / 100
幕間

再会

しおりを挟む
 休日を堪能して早めに寝た俺だったが、気がつくと、真っ白な空間にいた。

(あれ? ここは……)

「久しぶりじゃの」

 狐のお面を被った着物姿の女の子がいた。
 お稲荷さんだ。

「あ、ども」
「油揚げのお供えとは、殊勝な心がけじゃ」
「ええ、まあ。たまたま見つけたんで」
「ふむ、どうやら調子はよさそうじゃの」
「そっすね。俺ってば、やればできる子だったみたいで」

 よくヒキニートが“俺はやればできるけどまだ本気出してないだけ”って言い訳するけど、正直、俺はそんなこと思ってなかった。
 俺なんかが本気出したところで、まともに生きられないだろう、なんて思ってたんだよな。
 だからおとなしく引きこもってたわけだが、人間追いつめられるとなんとかなるもんだ。

 自分ひとりじゃなんにもできなかったヒキニートの俺が、いまじゃ毎日働き詰めだもんな。
 しかも昨日なんて、命がけで人助けしたんだぜ?

「アホは死なねば治らんというが、お主は何べん死んだかのう?」
「う……」

 そっか、俺って何回も死んでるんだった。
 つまり、元の世界でヒキニートやってた俺が、いくら一念発起しても、いまのようにマトモな生活が送れたかどうかは、微妙なんだよな。
 なんだかんだ、チート能力の影響もでかいと思うわ。

「まあ、それでも元気でやっとるならええわい。加護も役に立っとるようじゃしな」
「あー、この加護って、呪いじゃねっすか?」
「自分の無能を棚に上げて、人に当たるな。何度死んでもやり直せるということが、どれほどありがたいことか、ちゃんと理解せんか、このバチ当たりモンが」
「まあ確かに助かってはいますけど、最初はマジで嫌だったんですよ? 心が折れたらどうするんですか?」
「じゃから〈恐怖耐性〉を覚えたじゃろうが。それで心が多少壊れようとも、〈精神耐性〉を覚えていずれ復活するようになっておる」
「ぎゃー!! なんつー鬼畜仕様!! あきらめたらそこで試合終了にしてくれよぅ」
「ダメじゃ。最初に言うたじゃろ? ワシゃ容赦なぞせんよ。お主が目的を達するまで、何度でも繰り返すのじゃ」

 おう……どこぞの死神みたいな台詞じゃねーか。

「……おかげさまで、いまはそこそこ充実してるけどさ。ところで元の世界の俺の体って、どうなってんの?」
「まだ祠の前に転がっとるわい」
「えー!? もう半月以上経ってんのに!?」
「心配するな。そちらとこちらでは、時間の流れが異なるでの。向こうではまだ何時間もたっとらんわ。そろそろ誰かが見つけて、救急車でも呼んでくれるじゃろ」

 なんか扱い悪くね?

「ってか、そっちの体が死んだらどうすんのさ?」
「心配するな。ワシがちゃんと守ってやるでの。お主は元の世界のことは気にせず、こちらで頑張るのじゃ」
「うう……。まあ頑張るけどさ。でもこの先大丈夫かねぇ?」
「ワシの加護と、ワシが作った身体があるんじゃ。なんとかなるはずじゃよ」
「あ、この身体ってやっぱ特別製なの?」

 俺にしては、いろいろと出来がよすぎるからなぁ。
 とはいえ、チートってほどじゃないような気もするけど。

「普通は魂と肉体のあいだに、多少のズレがあるもんじゃ。じゃが、その身体に関しては、シンクロ率100%じゃよ。初期性能は元のままじゃが、成長率は格段に上がっとるはずじゃ」
「え、そうなの? そんなチートっぽい能力、なかったけどなぁ」
「アホぬかせ。ひと晩魔力操作の練習をしただけで魔法を習得できるなんぞ、天才レベルじゃわい。魂と肉体のシンクロ率が高いということはじゃな、思ったことを実現する能力が、高いということなんじゃ。普通はそうなるまでに、相当な鍛錬が必要なんじゃぞ?」

 ああ、そういや一流のアスリートとか音楽家なんかが、そんなこと言ってたの、テレビで見たなぁ。
 確かに、思い通りに身体が動くなら、蹴飛ばそうとしたものをスカして転んで頭打って死にかける、なんてこともないよなぁ……。

「そこに、加護による成長補正がついとるんじゃ。努力すればそのぶん、望んだ方向に成長できるんじゃぞ? それがどれだけありがたいことか……」

 世の中、努力が報われないことなんて、いくらでもあるもんなぁ。
 俺はそういうのが怖くて、ひきこもってたんだけど。

「成長補正って、SP使って好きなスキル覚えられるやつ?」
「それもあるがの。ステータスに表示されん効果もあるのじゃよ。レベルアップであれスキル習得であれ、普通の人よりも成長は早いはずじゃ」
「へええ、そりゃどうもありがとうございます」

 うん、そこはちゃんとお礼言っとこう。
 いまこうやって順調に活動できてるのも、努力した成果が目に見えて現れてる、っていうのが大きいと思うしな。

「そういや気になってたんだけど、本来もらえる異世界基本パックって、〈言語理解〉のほかは、〈鑑定〉と〈アイテムボックス〉かな?」
「なんかお主、さっきから馴れ馴れしくなっとらんか?」
「そう? 俺とお稲荷さんの仲じゃん!」
「……まあよい。そうじゃな。お主の言うとおりじゃ」
「でもさ、ステータス使ったら、所持品とか装備品の詳細が見れるけど、あれって〈鑑定〉と何が違うの?」
「ぬ……?」

 あら、なんかお稲荷さんから“しまった!”的な雰囲気が出てるんだけど、お面の下はどんな表情なんだろ?
 もしかして、ステータスでの情報閲覧は、想定外ってことか?
 これはいま外されちゃかなわん!!

「あれっすか? お稲荷さまのせめてもの配慮ってやつっすか!? ですよねー? お稲荷さま、なんやかんやで優しいですもんねー?」
「う……うむ、そじゃな。ワシの配慮によう気づいた。これからも活用するのじゃぞ」

 お稲荷さんはそう言って、少し不器用に胸を張る。
 ほっ……、どうやらこの機能は、継続して使えそうだ。
 しかし、こうなると、なんか俺って恵まれすぎてる気もするんだよな。
 これって贖罪のための、罰なんだよな?

「基本パックマイナス2くらいじゃ、甘くね? とは思わんでもないんだけど、そのへんどうなの? 成長率もかなりいいみたいだしさ」
「ふむ。ちなみにじゃな、普通にこちらからの依頼で転移や転送を行う場合、〈獲得経験値○倍〉とか〈獲得SP○倍〉とか、〈所要SP○分の1〉とか、人外レベルのオマケがつくぞい」
「え……?」
「平均で5倍、多ければ10倍ほどつくこともある。あとはそうじゃな、緊急性が高い場合は〈状態異常無効〉とか〈全戦技LvMAX〉〈全魔法LvMAX〉みたいなのもあるぞ」
「おおう……」

 俺が恵まれてないってより、俺以外が恵まれてるって感じだなぁ。

「そうでもせんと個人の力で世界なんぞ救えるか」

 おいおい、ちょっとまってくれよ……。

「じゃあ俺はどうなんのさ!?」
「ま、頑張れ。少なくとも通常は死に戻りなんぞ、ないからの。普通は高い能力を与える代わりに、死んだらおしまいなんじゃよ。お前さんは苦労する代わりに死んでもやり直せる、と。我ながらいいバチの当て方じゃな」
「ぶー!! 失敗したらどうすんだよ?」
「最終的ににっちもさっちもいかんようになったら、ステータスはそのままで最初からやり直しじゃな」
「強くてニューゲームかよ!!」
「じゃから最初に言うたろ? お主が世界を救うまで、それは終わらんとな」
「あ、だったら死に戻りの仕様、ちょっと変えてくんない?」

 死に戻りの仕様が、少し変わるだけで楽になるはず!
 いまでも結構恵まれてるけど、他の人たちにくらべたらショボいわけだし、それくらいの仕様変更は望んでもいいだろう。

「ほう、たとえば?」
「たとえば、いまのオートセーブな感じはとりあえずありがたいんで、あとはスタート地点を2~3個増やして、手動で更新できるようにとかできない?」
「できるぞい」
「マジで!? いやーこれで随分楽になるわ」
「ステータスを開いてみい」

 ん、ステータスとな?

「はい、開きましたよー?」
「習得可能スキルを出してみい」
「あいよ。おー、相変わらず多いな」
「キーワード検索ができるでの。では『スタート地点』で検索かけてみい」

 検索? とりあえず念じてみればいいのかな……。
 お? 出たな。

「えーっと、〈スタート地点更新方法切替〉が5,000万ptで、〈スタート地点追加〉が1億ptね」
「〈スタート地点更新方法切替〉があれば、スタート地点ごとに手動更新と自動更新を設定できるの」
「おお!」
「〈スタート地点追加〉じゃが、ふたつ目はいま出ておるとおり、1億。3つ目の追加は2億、4つ目の追加が4億と、追加するごとに必要ポイントは、倍々で増えていって最大は10じゃ」

 えっと、2、4、8、16ときて、10個目だと……256億!?
 うへぇ、そりゃ厳しいや。
 ってか、ひとつ目追加の1億すら無理だな。

「贅沢いうのなんだし、とりあえず〈スタート地点更新方法切替〉は有効にして貰って、新しいスタート地点はふたつくらい追加してもらえる?」

 自動と手動の切り替えができて、スタート地点が都合3つあれば、相当楽になるだろうな。
 具体的にどう楽になるかは、実際に能力をもらってから考えればいいだろう。
 ぐへへ、夢が広がるぜぇ。

「うむ。ではがんばってポイントを貯めるんじゃな」
「なんですと……?」
「じゃから、お主の望みを叶えたいんなら、がんばってSPを貯めることじゃ」
「ちょっと待ってくれ! いますぐ仕様変更してくれるんじゃねーのかよ!?」
「ワシゃできるとは言うたが、やるとは言うとらんぞ?」
「ぐぬぬ……」

 しょうがない。
 死に戻りがあるだけマシと考えるか……。
 まあそのうちSPインフレみたいなことになるかもしれんし、そのときに考えよう。
 あ、そういや一番大事なこと、聞いてなかったな。

「あのさ」
「おおっと、時間のようじゃな。またそのうち会おう。お供え、いつでも待っとるぞ?」
「ちょ、待てよ!!」
「ふふふ、お主のような平凡顔には似合わんセリフじゃな。ではまたの」
「ああああ! チクショウ!!」

 お稲荷さん、消えちまったよ。

 ……結局世界を救うって、なにやりゃいいのかまだわかんねぇや。

 その日以降も、暇を見て何回か油揚げを供えてみたけど、お稲荷さんが出てくることはなかったから、お供えはすぐにやめた。
 出てこないくせに、供えたぶんはちゃっかり持っていくんだよなぁ……。
しおりを挟む
新作始めました!
【ハズレ職】【追放】【覚醒】【賢者】【無双】【ダンジョン攻略】に【成り上がり】【ざまぁ】そして【ハーレム】!
【男の欲望】【全部入り】の【本格】【エロティック】【ハイファンタジー】!!
ハズレ赤魔道士は賢者タイムに無双する
よろしくお願いします!!
感想 31

あなたにおすすめの小説

[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!

どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入! 舐めた奴らに、真実が牙を剥く! 何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ? しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない? 訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、 なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト! そして…わかってくる、この異世界の異常性。 出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。 主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。 相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。 ハーレム要素は、不明とします。 復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。 追記  2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。 8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。 2024/02/23 アルファポリスオンリーを解除しました。

解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る

早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」 解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。 そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。 彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。 (1話2500字程度、1章まで完結保証です)

いずれ殺される悪役モブに転生した俺、死ぬのが嫌で努力したら規格外の強さを手に入れたので、下克上してラスボスを葬ってやります!

果 一
ファンタジー
二人の勇者を主人公に、ブルガス王国のアリクレース公国の大戦を描いた超大作ノベルゲーム『国家大戦・クライシス』。ブラック企業に勤務する久我哲也は、日々の疲労が溜まっている中、そのゲームをやり込んだことにより過労死してしまう。 次に目が覚めたとき、彼はゲーム世界のカイム=ローウェンという名の少年に生まれ変わっていた。ところが、彼が生まれ変わったのは、勇者でもラスボスでもなく、本編に名前すら登場しない悪役サイドのモブキャラだった! しかも、本編で配下達はラスボスに利用されたあげく、見限られて殺されるという運命で……? 「ちくしょう! 死んでたまるか!」 カイムは、殺されないために努力することを決める。 そんな努力の甲斐あってか、カイムは規格外の魔力と実力を手にすることとなり、さらには原作知識で次々と殺される運命だった者達を助け出して、一大勢力の頭へと駆け上る! これは、死ぬ運命だった悪役モブが、最凶へと成り上がる物語だ。    本作は小説家になろう、カクヨムでも公開しています 他サイトでのタイトルは、『いずれ殺される悪役モブに転生した俺、死ぬのが嫌で努力したら規格外の強さを手に入れたので、下克上してラスボスを葬ってやります!~チート魔法で無双してたら、一大勢力を築き上げてしまったんだが~』となります

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい

616號
ファンタジー
 不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。

ド田舎からやってきた少年、初めての大都会で無双する~今まで遊び場にしていたダンジョンは、攻略不可能の規格外ダンジョンだったみたい〜

むらくも航
ファンタジー
ド田舎の村で育った『エアル』は、この日旅立つ。 幼少の頃、おじいちゃんから聞いた話に憧れ、大都会で立派な『探索者』になりたいと思ったからだ。 そんなエアルがこれまでにしてきたことは、たった一つ。 故郷にあるダンジョンで体を動かしてきたことだ。 自然と共に生き、魔物たちとも触れ合ってきた。 だが、エアルは知らない。 ただの“遊び場”と化していたダンジョンは、攻略不可能のSSSランクであることを。 遊び相手たちは、全て最低でもAランクオーバーの凶暴な魔物たちであることを。 これは、故郷のダンジョンで力をつけすぎた少年エアルが、大都会で無自覚に無双し、羽ばたいていく物語──。

家の猫がポーションとってきた。

熊ごろう
ファンタジー
テーブルに置かれた小さな瓶、それにソファーでくつろぐ飼い猫のクロ。それらを前にして俺は頭を抱えていた。 ある日どこからかクロが咥えて持ってきた瓶……その正体がポーションだったのだ。 瓶の処理はさておいて、俺は瓶の出所を探るため出掛けたクロの跡を追うが……ついた先は自宅の庭にある納屋だった。 やったね、自宅のお庭にダンジョン出来たよ!? どういうことなの。 始めはクロと一緒にダラダラとダンジョンに潜っていた俺だが、ある事を切っ掛けに本気でダンジョンの攻略を決意することに……。

大国に囲まれた小国の「魔素無し第四王子」戦記(最強部隊を率いて新王国樹立へ)

たぬころまんじゅう
ファンタジー
 小国の第四王子アルス。魔素による身体強化が当たり前の時代に、王族で唯一魔素が無い王子として生まれた彼は、蔑まれる毎日だった。  しかしある日、ひょんなことから無限に湧き出る魔素を身体に取り込んでしまった。その日を境に彼の人生は劇的に変わっていく。  士官学校に入り「戦略」「戦術」「武術」を学び、仲間を集めたアルスは隊を結成。アルス隊が功績を挙げ、軍の中で大きな存在になっていくと様々なことに巻き込まれていく。  領地経営、隣国との戦争、反乱、策略、ガーネット教や3大ギルドによる陰謀にちらつく大国の影。様々な経験を経て「最強部隊」と呼ばれたアルス隊は遂に新王国樹立へ。 異能バトル×神算鬼謀の戦略・戦術バトル! ☆史実に基づいた戦史、宗教史、過去から現代の政治や思想、経済を取り入れて書いた大河ドラマをお楽しみください☆

処理中です...