50 / 100
第三章 ダンジョンへ行こう
3-5 基礎戦闘訓練-修了-
しおりを挟む
ちょっぴり俺が恥を各場面もあったが、ようやく細剣術の訓練が始まった。
まずはカーリー教官が手本を見せてくれるので、それを真似する。
ここにきて、お稲荷さんが言っていた“思い通りに体が動く事がいかにすごいか”を実感する。
まずステータスで【賢さ】が上がっているおかげか、一度見ただけで型の意図を理解でき、細かいところまで記憶できる。
で、それを元に型を真似ると、自分でも驚くほど、思い通りに身体が動くんだよ。
残念ながらというべきか、もちろんと言うべきか、筋力や柔軟性の関係で、再現できなかった動きがいくつもあった。
でも、それだってトレーニングすれば、そう遠くない将来に習得できると思う。
《スキル習得》
〈細剣術〉
初歩の型をひと通り真似たところで、あっさりとスキルを習得できた。
やっぱり、型って大事だね。
そこからしばらくは、ひたすら型を覚えるコーナーが続き、最後は模擬対戦。
まずはカーリー教官相手に闘う。
他人が闘っているのを見るのも、大事な訓練の一環だ。
全員手も足も出ずあしらわれたあと、訓練生同士で対戦。
ダリルには一日の長があり、獣人ふたりには身体能力が及ばず、俺は全敗。
ま、俺の場合“見合って見合ってよーいどん”的な対戦は向いてないんだよね、と心の中で言い訳しておく。
そんな感じで初日の訓練は終了した。
ちなみにこの訓練は1週間、つまり8日の日程で行われる。
ダリルとアルダベルトは、ここで離脱。
あのふたりはこのあと、小剣術、長剣術、双剣術、大剣術を習い、残りの4日で、そのなかから選んだ剣技を重点的に鍛える、ということになってる。
俺とジータさんは、翌日からもずっとカーリー教官に鍛えられた。
基本的な訓練のスケジュールだが、まず午前中は基礎体力作り。
はっきり言ってこれ、地獄ね。
剣を腰に佩いたまま、ひたすら走りまくる。
限界を迎えてへたり込みそうになったところで、カーリー教官が襲いかかってくる。
「極限状態にあって、剣をひと振りできるかどうか。それが生死を分けることもあるのだ」
とのことらしい。
あと、どれくらい走れるかどうかも重要。
敵わない敵と遭遇したとき、逃げ足の速さ、走れる距離の長さ、そして走り続けられる時間が、生存の確率を左右するのだ。
冒険者ってのは、実際に戦ってるときよりも、移動している時間のほうがずっと長いからな。
午前中の疲れがとれないうちに、午後から型の練習が始まる。
「万全の体制で挑める戦闘など、冒険者にはあると思うな!」
ってなわけで、疲れた身体に鞭打って、ひたすら型の練習だ。
疲労回復効果のある訓練場で、疲れが取れる実感もない訓練。
どれほどのものか察して欲しい。
途中1日、座学の日があった。
このあたりによく出る魔物との戦い方、みたいなのだったが、これはすごく役に立ったと思う。
ラスト2日は模擬戦があった。
教官には相変わらずボコボコにされたけど、ジータさんとはいい勝負ができるようになったよ。
ちなみにダリルとアルダベルトだが、ダリルは長剣、アルダベルトは双剣を選んだようだ。
そんなこんなで、基礎戦闘訓練は無事修了。
〈細剣術〉がLv4になったことから、8日間におよぶ訓練の成果は充分にあったといっていいだろう。
だが、それ以上に嬉しい結果が俺を待っていた。
――――――――――
職業:魔道剣士
――――――――――
カーリー教官のおかげで、夢の魔法剣士に一歩近づけたのだ。
「ふたりとも訓練ご苦労だったな。才能のある者を教えられて、私も嬉しいよ」
おおっと、褒められちゃったぜ。
「まずジータ」
「はい」
「君は細剣にこだわりがあるようだが、君のしなやかで強靭な体には、双剣のような変幻自在の剣術も、合っていると思う。無理にとは言わないが、可能性のひとつとして頭に入れておいてくれ。短剣と細剣での二刀流というのも、悪くないだろう」
「はい。ありがとうございます」
ジータさんは少し嬉しそうな声色で応え、頭を下げた。
「そしてショウスケ」
「はい」
「君の上達には正直舌を巻いたよ。最初のへっぴり腰がウソのようだ」
カーリー教官が、そう言って少しばかり呆れつつも、感心したように微笑みかけてくれる。
改めてみると、やっぱり美人さんだな。
「どもっす」
「とにかく君には、基礎を叩き込んだつもりだ。君なら得意の不意打ちと合わせて、ある程度我流に組み替えても、充分に戦えると思う。正面からならともかく、不意打ちという形を取れば、EランクどころかDランクの魔物にさえ、負けることはあるまい」
「ありがとうございますっ!!」
俺は心の底からの感謝と共に、深々と頭を下げた。
惰性で学校に行き、部活や習い事に本気で取り組んだことのない俺が、誰かになにかを教わったことに対して、はじめて感謝の気持ちを持てたような気がする。
〈細剣術〉のスキルを得たことや、職業が魔道剣士になったことよりも、こうやってひとつのことにしっかりと取り組めたこと、そして俺を導いてくれた人へ、素直に感謝できたことが、なによりの成長かもしれない。
ガラにもなく、俺はそんなことを思ったんだ。
カーリー教官、本当にありがとうございました。
――――――――――
新作を初めました
『簡雍が見た三国志 ~俺の友達は未来の皇帝~』
ある日突然簡雍に転生した主人公が、劉備に付き従って三国志の世界を見て回るという作品です。
よろしくお願いします!
まずはカーリー教官が手本を見せてくれるので、それを真似する。
ここにきて、お稲荷さんが言っていた“思い通りに体が動く事がいかにすごいか”を実感する。
まずステータスで【賢さ】が上がっているおかげか、一度見ただけで型の意図を理解でき、細かいところまで記憶できる。
で、それを元に型を真似ると、自分でも驚くほど、思い通りに身体が動くんだよ。
残念ながらというべきか、もちろんと言うべきか、筋力や柔軟性の関係で、再現できなかった動きがいくつもあった。
でも、それだってトレーニングすれば、そう遠くない将来に習得できると思う。
《スキル習得》
〈細剣術〉
初歩の型をひと通り真似たところで、あっさりとスキルを習得できた。
やっぱり、型って大事だね。
そこからしばらくは、ひたすら型を覚えるコーナーが続き、最後は模擬対戦。
まずはカーリー教官相手に闘う。
他人が闘っているのを見るのも、大事な訓練の一環だ。
全員手も足も出ずあしらわれたあと、訓練生同士で対戦。
ダリルには一日の長があり、獣人ふたりには身体能力が及ばず、俺は全敗。
ま、俺の場合“見合って見合ってよーいどん”的な対戦は向いてないんだよね、と心の中で言い訳しておく。
そんな感じで初日の訓練は終了した。
ちなみにこの訓練は1週間、つまり8日の日程で行われる。
ダリルとアルダベルトは、ここで離脱。
あのふたりはこのあと、小剣術、長剣術、双剣術、大剣術を習い、残りの4日で、そのなかから選んだ剣技を重点的に鍛える、ということになってる。
俺とジータさんは、翌日からもずっとカーリー教官に鍛えられた。
基本的な訓練のスケジュールだが、まず午前中は基礎体力作り。
はっきり言ってこれ、地獄ね。
剣を腰に佩いたまま、ひたすら走りまくる。
限界を迎えてへたり込みそうになったところで、カーリー教官が襲いかかってくる。
「極限状態にあって、剣をひと振りできるかどうか。それが生死を分けることもあるのだ」
とのことらしい。
あと、どれくらい走れるかどうかも重要。
敵わない敵と遭遇したとき、逃げ足の速さ、走れる距離の長さ、そして走り続けられる時間が、生存の確率を左右するのだ。
冒険者ってのは、実際に戦ってるときよりも、移動している時間のほうがずっと長いからな。
午前中の疲れがとれないうちに、午後から型の練習が始まる。
「万全の体制で挑める戦闘など、冒険者にはあると思うな!」
ってなわけで、疲れた身体に鞭打って、ひたすら型の練習だ。
疲労回復効果のある訓練場で、疲れが取れる実感もない訓練。
どれほどのものか察して欲しい。
途中1日、座学の日があった。
このあたりによく出る魔物との戦い方、みたいなのだったが、これはすごく役に立ったと思う。
ラスト2日は模擬戦があった。
教官には相変わらずボコボコにされたけど、ジータさんとはいい勝負ができるようになったよ。
ちなみにダリルとアルダベルトだが、ダリルは長剣、アルダベルトは双剣を選んだようだ。
そんなこんなで、基礎戦闘訓練は無事修了。
〈細剣術〉がLv4になったことから、8日間におよぶ訓練の成果は充分にあったといっていいだろう。
だが、それ以上に嬉しい結果が俺を待っていた。
――――――――――
職業:魔道剣士
――――――――――
カーリー教官のおかげで、夢の魔法剣士に一歩近づけたのだ。
「ふたりとも訓練ご苦労だったな。才能のある者を教えられて、私も嬉しいよ」
おおっと、褒められちゃったぜ。
「まずジータ」
「はい」
「君は細剣にこだわりがあるようだが、君のしなやかで強靭な体には、双剣のような変幻自在の剣術も、合っていると思う。無理にとは言わないが、可能性のひとつとして頭に入れておいてくれ。短剣と細剣での二刀流というのも、悪くないだろう」
「はい。ありがとうございます」
ジータさんは少し嬉しそうな声色で応え、頭を下げた。
「そしてショウスケ」
「はい」
「君の上達には正直舌を巻いたよ。最初のへっぴり腰がウソのようだ」
カーリー教官が、そう言って少しばかり呆れつつも、感心したように微笑みかけてくれる。
改めてみると、やっぱり美人さんだな。
「どもっす」
「とにかく君には、基礎を叩き込んだつもりだ。君なら得意の不意打ちと合わせて、ある程度我流に組み替えても、充分に戦えると思う。正面からならともかく、不意打ちという形を取れば、EランクどころかDランクの魔物にさえ、負けることはあるまい」
「ありがとうございますっ!!」
俺は心の底からの感謝と共に、深々と頭を下げた。
惰性で学校に行き、部活や習い事に本気で取り組んだことのない俺が、誰かになにかを教わったことに対して、はじめて感謝の気持ちを持てたような気がする。
〈細剣術〉のスキルを得たことや、職業が魔道剣士になったことよりも、こうやってひとつのことにしっかりと取り組めたこと、そして俺を導いてくれた人へ、素直に感謝できたことが、なによりの成長かもしれない。
ガラにもなく、俺はそんなことを思ったんだ。
カーリー教官、本当にありがとうございました。
――――――――――
新作を初めました
『簡雍が見た三国志 ~俺の友達は未来の皇帝~』
ある日突然簡雍に転生した主人公が、劉備に付き従って三国志の世界を見て回るという作品です。
よろしくお願いします!
0
新作始めました!
【ハズレ職】【追放】【覚醒】【賢者】【無双】【ダンジョン攻略】に【成り上がり】【ざまぁ】そして【ハーレム】!
【男の欲望】【全部入り】の【本格】【エロティック】【ハイファンタジー】!!
ハズレ赤魔道士は賢者タイムに無双する
よろしくお願いします!!
【ハズレ職】【追放】【覚醒】【賢者】【無双】【ダンジョン攻略】に【成り上がり】【ざまぁ】そして【ハーレム】!
【男の欲望】【全部入り】の【本格】【エロティック】【ハイファンタジー】!!
ハズレ赤魔道士は賢者タイムに無双する
よろしくお願いします!!
お気に入りに追加
306
あなたにおすすめの小説
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)

いずれ殺される悪役モブに転生した俺、死ぬのが嫌で努力したら規格外の強さを手に入れたので、下克上してラスボスを葬ってやります!
果 一
ファンタジー
二人の勇者を主人公に、ブルガス王国のアリクレース公国の大戦を描いた超大作ノベルゲーム『国家大戦・クライシス』。ブラック企業に勤務する久我哲也は、日々の疲労が溜まっている中、そのゲームをやり込んだことにより過労死してしまう。
次に目が覚めたとき、彼はゲーム世界のカイム=ローウェンという名の少年に生まれ変わっていた。ところが、彼が生まれ変わったのは、勇者でもラスボスでもなく、本編に名前すら登場しない悪役サイドのモブキャラだった!
しかも、本編で配下達はラスボスに利用されたあげく、見限られて殺されるという運命で……?
「ちくしょう! 死んでたまるか!」
カイムは、殺されないために努力することを決める。
そんな努力の甲斐あってか、カイムは規格外の魔力と実力を手にすることとなり、さらには原作知識で次々と殺される運命だった者達を助け出して、一大勢力の頭へと駆け上る!
これは、死ぬ運命だった悪役モブが、最凶へと成り上がる物語だ。
本作は小説家になろう、カクヨムでも公開しています
他サイトでのタイトルは、『いずれ殺される悪役モブに転生した俺、死ぬのが嫌で努力したら規格外の強さを手に入れたので、下克上してラスボスを葬ってやります!~チート魔法で無双してたら、一大勢力を築き上げてしまったんだが~』となります
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

チートがちと強すぎるが、異世界を満喫できればそれでいい
616號
ファンタジー
不慮の事故に遭い異世界に転移した主人公アキトは、強さや魔法を思い通り設定できるチートを手に入れた。ダンジョンや迷宮などが数多く存在し、それに加えて異世界からの侵略も日常的にある世界でチートすぎる魔法を次々と編み出して、自由にそして気ままに生きていく冒険物語。

ド田舎からやってきた少年、初めての大都会で無双する~今まで遊び場にしていたダンジョンは、攻略不可能の規格外ダンジョンだったみたい〜
むらくも航
ファンタジー
ド田舎の村で育った『エアル』は、この日旅立つ。
幼少の頃、おじいちゃんから聞いた話に憧れ、大都会で立派な『探索者』になりたいと思ったからだ。
そんなエアルがこれまでにしてきたことは、たった一つ。
故郷にあるダンジョンで体を動かしてきたことだ。
自然と共に生き、魔物たちとも触れ合ってきた。
だが、エアルは知らない。
ただの“遊び場”と化していたダンジョンは、攻略不可能のSSSランクであることを。
遊び相手たちは、全て最低でもAランクオーバーの凶暴な魔物たちであることを。
これは、故郷のダンジョンで力をつけすぎた少年エアルが、大都会で無自覚に無双し、羽ばたいていく物語──。

7個のチート能力は貰いますが、6個は別に必要ありません
ひむよ
ファンタジー
「お詫びとしてどんな力でも与えてやろう」
目が覚めると目の前のおっさんにいきなりそんな言葉をかけられた藤城 皐月。
この言葉の意味を説明され、結果皐月は7個の能力を手に入れた。
だが、皐月にとってはこの内6個はおまけに過ぎない。皐月にとって最も必要なのは自分で考えたスキルだけだ。
だが、皐月は貰えるものはもらうという精神一応7個貰った。
そんな皐月が異世界を安全に楽しむ物語。
人気ランキング2位に載っていました。
hotランキング1位に載っていました。
ありがとうございます。

大国に囲まれた小国の「魔素無し第四王子」戦記(最強部隊を率いて新王国樹立へ)
たぬころまんじゅう
ファンタジー
小国の第四王子アルス。魔素による身体強化が当たり前の時代に、王族で唯一魔素が無い王子として生まれた彼は、蔑まれる毎日だった。
しかしある日、ひょんなことから無限に湧き出る魔素を身体に取り込んでしまった。その日を境に彼の人生は劇的に変わっていく。
士官学校に入り「戦略」「戦術」「武術」を学び、仲間を集めたアルスは隊を結成。アルス隊が功績を挙げ、軍の中で大きな存在になっていくと様々なことに巻き込まれていく。
領地経営、隣国との戦争、反乱、策略、ガーネット教や3大ギルドによる陰謀にちらつく大国の影。様々な経験を経て「最強部隊」と呼ばれたアルス隊は遂に新王国樹立へ。
異能バトル×神算鬼謀の戦略・戦術バトル!
☆史実に基づいた戦史、宗教史、過去から現代の政治や思想、経済を取り入れて書いた大河ドラマをお楽しみください☆
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる