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第二部 ソレーユ編~失くした恋の行方~
15.すれ違う想い
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※このお話は第一部『55.手紙』とリンクしています。
────────────────
身を繋げてしまった翌日、アルバートは罪悪感に駆られながら昼時に騎士舎近くの回廊を歩いていたのだが、そこに嫉妬の相手であるロイドの姿を見かけた。
どこかに出掛けていたのだろうか?
いつもなら客人といるのにと思いながら、そう言えば先程アストラスから使者が来たと耳に挟んだなと思い至った。
もしかしたらそちらに顔を出しているのかもしれない。
とは言え確か使者はライアードと会うと言っていたように思うのだが、ロイドは同席しなくても大丈夫なのだろうか?
だからついお節介かとは思ったが初対面にも等しいと言うのに声を掛けてしまった。
「ロイド殿。先ほどアストラスから使者が来たと伺ったのだが、ライアード王子の隣に控えなくても大丈夫なのだろうか?」
最初は訝しげにしたロイドだったが、恐らく眷属だろう相手と一言二言話したところで顔色を変えて、挨拶もそこそこに一気に駆け出し姿を消してしまう。
それはもしや何か言ってはいけないことを言ってしまっただろうかと思わず不安になってしまうほどの慌てぶりだった。
そしてその予感は的中する。
何やら事情はありそうだったが、それ以降ロイドの想い人はどうやらアストラスの方へと帰ってしまったらしかった。
(なんだか居た堪れない……)
自分が悪かったわけではないと思うのだが、それでもなんだか後味の悪い想いが込み上げてしまう。
それから遠目に見掛けたロイドがなんだか物凄く遣る瀬無いような苦々しい表情を浮かべていたからだ。
恋に振り回されるのは自分だけではない。
それがよくわかる姿だと感じた。
「アル…」
それからまた何度もミシェルとの夜を過ごした。
あんな罪を犯しても、何も知らないミシェルは自分を信じて名を呼んでくれる。
そんなミシェルを裏切っている自分に嫌気がさすが、それを白状できるほど自分はできた人間ではなかった。
いつもの様に可愛がり、ミシェルを満足させては自室に戻る日々が続いていく。
けれど一度犯してしまった罪というものは誘惑の強いもので……ミシェルの意識がない時にたまに挿れてしまう愚かな自分がいた。
勿論起こさないように細心の注意を払ってではあったが、身を繋げている時だけはミシェルが自分の物になったようで本当に嬉しくて、どうしてもその誘惑に勝てなかったのだ。
信頼を裏切っている罪悪感に蝕まれながらもどうしてもやめられない。
それほどミシェルの事が好きで好きでたまらなかった。
けれどそのせいもあるのだろうか?
ここ最近指だけでは足りないとミシェルが訴えてくるようになった。
最中に足りない、もっとと言われることはあったし、これまでは流してきた。
けれど────それはある日突然訪れた。
「アル…最近体がおかしいんだ…」
そんな言葉に心臓がドクリと跳ね、嫌な汗が背を伝う。
「アル…無理にとは言わないが、お前さえ良ければ指で届かない奥まで可愛がってくれないか?」
切実さを滲ませて訴えてくるミシェルの姿は、まるで自分の罪を知っていると言わんばかりに心を抉ってきた。
もしかしてばれているのだろうか?
自分がこっそり犯してしまっていることを……。
けれどそんなことを絶対に口になどできない。
口にしたら最後、信頼をなくしてしまうのは火を見るよりも明らかだ。
疑われているだけなら誤魔化してしまうべきだと悪魔の声が耳元で囁きを落とす。
もう二度と挿れなければいいのだと反対側で天使まで囁いてくる。
そうやってどこまでも追い込まれて、最終的に自分が導き出した答えは────。
「わかりました。では今日はこれで下がらせていただいて、次回からはミシェル様をご満足させられる物をお持ちさせていただきますので」
取りあえずその場から逃げ出す口実にちょうど良かったのと、玩具を用意したらミシェルの要求には応えられるという二つの要素から導き出した返答だった。
その言葉にどこか緊迫感を感じさせていたミシェルの雰囲気ががらりと変わる。
「……え?」
その姿は明らかに思っていた答えと違うと言わんばかりだった。
それはそうだろう。
自分を疑って話をしたら全く別の話が降ってきたのだから。
けれどもうこれしか逃げ道はないのだと思い、騎士然としながら礼を執り、そのまま逃げるように部屋を後にした。
自分が大きな勘違いをしているなど、考えもしないで────。
***
ミシェルは正直悩んでいた。
アルバートに可愛がられるのは本当に嬉しいのだが、一方通行の恋は辛いものだ。
ここ数か月、行為はどんどんエスカレートするのに肝心の気持ちは何一つ伝わっていない。
それどころか、アルバートの気持ちさえ正直よくわからなくなっていた。
最初は義務だっただろう。
けれど今は?
乱れまくる自分をアルバートはどう見ているのだろう?
あんな痴態を晒しているのだから、最早敬愛の念は消え失せたと考えて間違いはないはずだ。
呆れながらもストレスで大変なのだなと仕方なく付き合ってくれているのだろうか?
それとも臣下にこんなことを許す愚かな王子だと内心笑っているだろうか?
もしかしたら淫乱な王子だと蔑んでいるかもしれない。
そもそもいつもこちらだけを乱してくるアルバートは平気なのかという思いもあった。
口づけだけであそこが熱くなっていたことがあるのを知っているだけに思わずそんな疑問が湧く。
(いや……でも……)
もしかしたら淫乱な自分にドン引きして萎えてしまうのかもしれないなとふと思った。
それを証拠にいつも事が終わったら平静な顔で部屋から出ていくではないか。
要するに自分には抱きたくなるほどの魅力がないのだ。
そんな現実に悲しくなってしまう。
そう言えば妻達からも陰で言われていたことがあった。
『私、申し訳ないけれどミシェル様ってお綺麗なだけに人形としているように感じてしまうのよ……』
『あら私もよ。どこか冷めているし、どうしても面白味には欠けてしまうわよね』
自分が聞いているとは知らずに赤裸々に話されていた内容に少なからずショックを受けた。
自分の前で感じていた姿は全て演技だったとでも言うのだろうか?
そう思ったところで彼女達も義務で自分に抱かれたにすぎなかったのだと理解したのだ。
結局自分を愛してくれる人などどこにもいない。
唯一の理解者だったジャスティンももうどこにもいない。
自分はどこまでいっても『皇太子』という名の人形で、頑張って当然、できて当然、そうして一生死に物狂いで努力し何の楽しみもなく生きていくだけなのだ。
もっとライアードのように優秀だったなら違った人生だっただろうと思う。
けれどどこまでも自分は努力の上でしか人の上に立てない男だった。
たった一人でいい。
自分を愛してくれる人に出会いたい。
それがアルバートだったらいいのに────。
けれどそんな都合のいいことなどあるはずもない。
それでも希望は捨てたくなかった。
(そうだ…思い切って一度、抱いてくれと口にしてみようか……)
あからさまに言えば命令になってしまうから、それとなく言葉を選んで言ってみてはどうだろう?
もしそれで抱いてもらえたら、少しはアルバートも自分の事を想ってくれているということにならないだろうか?
断られても冗談だから忘れてくれと逃げられるかもしれない。
それならこれまでと何も変わらない関係を続けていけるのではないか?
それはとても名案に思えた。
だから意を決してお茶を飲みながら、それとなくその言葉を口にしてみたのだ。
「アル…最近体がおかしいんだ…」
アルバートが好きだから抱かれたくて体が疼くのだと…そう伝えたかった。
「アル…無理にとは言わないが、お前さえ良ければ指で届かない奥まで可愛がってくれないか?」
────お前に抱いて欲しい。
自分なりに逃げ道を用意しつつ、口にできないそんな想いを込めてそのセリフを口にしたつもりだ。
それなのに……。
「わかりました。では今日はこれで下がらせていただいて、次回からはミシェル様をご満足させられる物をお持ちさせていただきますので」
返ってきたのはそんなよくわからない返答だった。
あまりにも驚きすぎて思わず「え?」と訊き返したのだが、アルバートはそのまま騎士としての礼を執りあっという間に部屋を辞してしまう。
そんな姿に衝撃が走った。
「……アル?」
ただ抱いてほしかっただけなのにどうしてそんな結論に至られてしまったのだろう?
どうして……抱いて可愛がってもらえないのだろう?
自分には抱く価値すらないのだろうか?
その行動は、アルバートは自分を好きでも何でもないのだと思い知らされたようで、胸が押しつぶされるように悲しくなった。
折角勇気を出したつもりだったのにこれではあんまりだ。
「う…っ……アル…ッ…」
自分のこの想いはいつまで経ってもアルバートに届くことはないのだろうか?
期待するだけ無駄だと言うのなら、自分はただアルバートの与えてくれる快楽に、アルバートが飽きるその日まで溺れ続ければいい────。
「アル……お前にならもう何でも許そう……。好きにしていいから……飽きるまででいいから……」
どうか少しだけでいいから自分を好きになって………。
そうして悲しい気持ちのまままた眠りへとついた。
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身を繋げてしまった翌日、アルバートは罪悪感に駆られながら昼時に騎士舎近くの回廊を歩いていたのだが、そこに嫉妬の相手であるロイドの姿を見かけた。
どこかに出掛けていたのだろうか?
いつもなら客人といるのにと思いながら、そう言えば先程アストラスから使者が来たと耳に挟んだなと思い至った。
もしかしたらそちらに顔を出しているのかもしれない。
とは言え確か使者はライアードと会うと言っていたように思うのだが、ロイドは同席しなくても大丈夫なのだろうか?
だからついお節介かとは思ったが初対面にも等しいと言うのに声を掛けてしまった。
「ロイド殿。先ほどアストラスから使者が来たと伺ったのだが、ライアード王子の隣に控えなくても大丈夫なのだろうか?」
最初は訝しげにしたロイドだったが、恐らく眷属だろう相手と一言二言話したところで顔色を変えて、挨拶もそこそこに一気に駆け出し姿を消してしまう。
それはもしや何か言ってはいけないことを言ってしまっただろうかと思わず不安になってしまうほどの慌てぶりだった。
そしてその予感は的中する。
何やら事情はありそうだったが、それ以降ロイドの想い人はどうやらアストラスの方へと帰ってしまったらしかった。
(なんだか居た堪れない……)
自分が悪かったわけではないと思うのだが、それでもなんだか後味の悪い想いが込み上げてしまう。
それから遠目に見掛けたロイドがなんだか物凄く遣る瀬無いような苦々しい表情を浮かべていたからだ。
恋に振り回されるのは自分だけではない。
それがよくわかる姿だと感じた。
「アル…」
それからまた何度もミシェルとの夜を過ごした。
あんな罪を犯しても、何も知らないミシェルは自分を信じて名を呼んでくれる。
そんなミシェルを裏切っている自分に嫌気がさすが、それを白状できるほど自分はできた人間ではなかった。
いつもの様に可愛がり、ミシェルを満足させては自室に戻る日々が続いていく。
けれど一度犯してしまった罪というものは誘惑の強いもので……ミシェルの意識がない時にたまに挿れてしまう愚かな自分がいた。
勿論起こさないように細心の注意を払ってではあったが、身を繋げている時だけはミシェルが自分の物になったようで本当に嬉しくて、どうしてもその誘惑に勝てなかったのだ。
信頼を裏切っている罪悪感に蝕まれながらもどうしてもやめられない。
それほどミシェルの事が好きで好きでたまらなかった。
けれどそのせいもあるのだろうか?
ここ最近指だけでは足りないとミシェルが訴えてくるようになった。
最中に足りない、もっとと言われることはあったし、これまでは流してきた。
けれど────それはある日突然訪れた。
「アル…最近体がおかしいんだ…」
そんな言葉に心臓がドクリと跳ね、嫌な汗が背を伝う。
「アル…無理にとは言わないが、お前さえ良ければ指で届かない奥まで可愛がってくれないか?」
切実さを滲ませて訴えてくるミシェルの姿は、まるで自分の罪を知っていると言わんばかりに心を抉ってきた。
もしかしてばれているのだろうか?
自分がこっそり犯してしまっていることを……。
けれどそんなことを絶対に口になどできない。
口にしたら最後、信頼をなくしてしまうのは火を見るよりも明らかだ。
疑われているだけなら誤魔化してしまうべきだと悪魔の声が耳元で囁きを落とす。
もう二度と挿れなければいいのだと反対側で天使まで囁いてくる。
そうやってどこまでも追い込まれて、最終的に自分が導き出した答えは────。
「わかりました。では今日はこれで下がらせていただいて、次回からはミシェル様をご満足させられる物をお持ちさせていただきますので」
取りあえずその場から逃げ出す口実にちょうど良かったのと、玩具を用意したらミシェルの要求には応えられるという二つの要素から導き出した返答だった。
その言葉にどこか緊迫感を感じさせていたミシェルの雰囲気ががらりと変わる。
「……え?」
その姿は明らかに思っていた答えと違うと言わんばかりだった。
それはそうだろう。
自分を疑って話をしたら全く別の話が降ってきたのだから。
けれどもうこれしか逃げ道はないのだと思い、騎士然としながら礼を執り、そのまま逃げるように部屋を後にした。
自分が大きな勘違いをしているなど、考えもしないで────。
***
ミシェルは正直悩んでいた。
アルバートに可愛がられるのは本当に嬉しいのだが、一方通行の恋は辛いものだ。
ここ数か月、行為はどんどんエスカレートするのに肝心の気持ちは何一つ伝わっていない。
それどころか、アルバートの気持ちさえ正直よくわからなくなっていた。
最初は義務だっただろう。
けれど今は?
乱れまくる自分をアルバートはどう見ているのだろう?
あんな痴態を晒しているのだから、最早敬愛の念は消え失せたと考えて間違いはないはずだ。
呆れながらもストレスで大変なのだなと仕方なく付き合ってくれているのだろうか?
それとも臣下にこんなことを許す愚かな王子だと内心笑っているだろうか?
もしかしたら淫乱な王子だと蔑んでいるかもしれない。
そもそもいつもこちらだけを乱してくるアルバートは平気なのかという思いもあった。
口づけだけであそこが熱くなっていたことがあるのを知っているだけに思わずそんな疑問が湧く。
(いや……でも……)
もしかしたら淫乱な自分にドン引きして萎えてしまうのかもしれないなとふと思った。
それを証拠にいつも事が終わったら平静な顔で部屋から出ていくではないか。
要するに自分には抱きたくなるほどの魅力がないのだ。
そんな現実に悲しくなってしまう。
そう言えば妻達からも陰で言われていたことがあった。
『私、申し訳ないけれどミシェル様ってお綺麗なだけに人形としているように感じてしまうのよ……』
『あら私もよ。どこか冷めているし、どうしても面白味には欠けてしまうわよね』
自分が聞いているとは知らずに赤裸々に話されていた内容に少なからずショックを受けた。
自分の前で感じていた姿は全て演技だったとでも言うのだろうか?
そう思ったところで彼女達も義務で自分に抱かれたにすぎなかったのだと理解したのだ。
結局自分を愛してくれる人などどこにもいない。
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自分はどこまでいっても『皇太子』という名の人形で、頑張って当然、できて当然、そうして一生死に物狂いで努力し何の楽しみもなく生きていくだけなのだ。
もっとライアードのように優秀だったなら違った人生だっただろうと思う。
けれどどこまでも自分は努力の上でしか人の上に立てない男だった。
たった一人でいい。
自分を愛してくれる人に出会いたい。
それがアルバートだったらいいのに────。
けれどそんな都合のいいことなどあるはずもない。
それでも希望は捨てたくなかった。
(そうだ…思い切って一度、抱いてくれと口にしてみようか……)
あからさまに言えば命令になってしまうから、それとなく言葉を選んで言ってみてはどうだろう?
もしそれで抱いてもらえたら、少しはアルバートも自分の事を想ってくれているということにならないだろうか?
断られても冗談だから忘れてくれと逃げられるかもしれない。
それならこれまでと何も変わらない関係を続けていけるのではないか?
それはとても名案に思えた。
だから意を決してお茶を飲みながら、それとなくその言葉を口にしてみたのだ。
「アル…最近体がおかしいんだ…」
アルバートが好きだから抱かれたくて体が疼くのだと…そう伝えたかった。
「アル…無理にとは言わないが、お前さえ良ければ指で届かない奥まで可愛がってくれないか?」
────お前に抱いて欲しい。
自分なりに逃げ道を用意しつつ、口にできないそんな想いを込めてそのセリフを口にしたつもりだ。
それなのに……。
「わかりました。では今日はこれで下がらせていただいて、次回からはミシェル様をご満足させられる物をお持ちさせていただきますので」
返ってきたのはそんなよくわからない返答だった。
あまりにも驚きすぎて思わず「え?」と訊き返したのだが、アルバートはそのまま騎士としての礼を執りあっという間に部屋を辞してしまう。
そんな姿に衝撃が走った。
「……アル?」
ただ抱いてほしかっただけなのにどうしてそんな結論に至られてしまったのだろう?
どうして……抱いて可愛がってもらえないのだろう?
自分には抱く価値すらないのだろうか?
その行動は、アルバートは自分を好きでも何でもないのだと思い知らされたようで、胸が押しつぶされるように悲しくなった。
折角勇気を出したつもりだったのにこれではあんまりだ。
「う…っ……アル…ッ…」
自分のこの想いはいつまで経ってもアルバートに届くことはないのだろうか?
期待するだけ無駄だと言うのなら、自分はただアルバートの与えてくれる快楽に、アルバートが飽きるその日まで溺れ続ければいい────。
「アル……お前にならもう何でも許そう……。好きにしていいから……飽きるまででいいから……」
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