黒衣の魔道士

オレンジペコ

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第一部 アストラス編~王の落胤~

144.過去からの解放

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クレイはロックウェルと共にドルトの元へ足を運ぶと、時間を頂きたいと礼を執りながら丁寧に述べた。
それを見たドルトがどこか困ったようにクスリと苦笑する。

「わかりました。ではあちらでお話をお伺いしましょう」

あくまでも皆の前ではクレイを一人の黒魔道士として接してくれるドルトに、クレイは嬉しい気持ちが込み上げてしまう。
自分がかつてレイン家にいたと知っていても、記憶操作されていたことも、彼は全て知った上で自分に好意的に接してくれて、王の子だと言うことも理解した上で一人の黒魔道士として受け入れてくれていたのだ。
それがどれほど有難いことなのか……。
これまでも敬愛する父ではあったが、それを知ってさらに面映ゆい気持ちになった自分がいた。
けれど自分は今から彼に酷い選択を迫らなければならないのだ。

────記憶を取り戻すか否か。

ヒュースから提案されて自分で決めたこととは言え、正直どう切り出すべきかわからなかった。

「クレイ殿。それでお話と言うのは?」

そうやって促してくれたドルトに何か言おうと何度も口を開くが、思ったように言葉が出てこなくて情けなくなってくる。
そんな風に思い悩む自分をドルトはただ優しい眼差しで待ってくれていて、それがなんだか昔の父を思い起こさせて泣きたくなった。

小さかったあの頃…最後に会った時もドルトは優しく自分に話を促してくれたのが思い出される。
だから余計に胸が苦しくなって何も言うことができなくなってしまったのかもしれない。
思わず項垂れてしまった自分をそっとロックウェルが支えてくれるが、そんな自分にドルトの方から話しかけてくれた。

「今日は一人の黒魔道士としてのクレイ殿ではなく、息子のクレイと思って話してもいいだろうか?」

その言葉に思わず顔を上げてしまう。

「ドルト殿…」

どうしても素直に父とは呼べなくてそう呼びかけることしかできない自分に、ドルトは優しく言葉を紡いでくれた。

「初めてクレイの女装姿を見た時、妻に似ているなと思った。陛下からクレイの話は聞いていたがまさか同一人物とはその時は思わなかった。けれど…後で話を聞いて納得がいったよ」
「……!」
「ヒュース殿だったかな?一度お会いした時に私の記憶だけでも戻してはもらえないだろうかとお願いしたけれど、主を傷つけてほしくないのだと断られてしまった。だから…今はクレイが傷つくのなら無理をしてまで記憶は戻してくれなくてもいいと思っている」

そんな言葉にクレイが驚いてドルトを見つめるが、ドルトの表情は変わらず優しかった。

「その上で君をロックウェル様と一緒に改めてレイン家に迎え入れたいんだが…どうだろうか?」

どこまでも優しく言ってくれるドルトに、クレイは気づけば涙が止まらなくなっていた。
どうして…こんなに優しい言葉をくれるのだろう?
そんな優しさをもらっても自分には何も返すことなどできはしないのに────。

「うっ…」
「クレイ…」

だからロックウェルが声を掛けてくれたにもかかわらず、クレイは叫ぶようにその言葉を口にしてしまった。

「やっぱり俺にはそんな資格がない!」

自分にはドルトからそんな優しい言葉を掛けてもらえる資格などない。
自分が産まれてしまったばかりに母とドルトの仲は拗れてしまった。
そこにあるべきはずの幸せはなくなってしまったのだ。
自分がいなくなってから二人が仲睦まじくなったのがそのいい証拠だ。
それなのに────。

ドルトの優しさが胸へと突き刺さる。
これでは胸は痛く苦しくなるばかり。
罪深い自分がレイン家に戻るなどできるはずもない。

今日ドルトと話してある意味気持ちに踏ん切りをつけることができた。
例え偽りでも、ドルトからここまで優しくしてもらえたことでもう十分だった。
自分はきっとこの記憶さえあればレイン家の名を捨てても幸せに生きていける。
だから訣別の意味を込めてその言葉を紡いだ。

「ドルト殿。貴方の……記憶を戻します」

記憶が戻ればきっとドルトは自分を嫌いになるだろう。
夫婦の仲を壊した張本人なのだ。当然だ。
自分が去った後に築いた幸せを知るだけに、迷惑そうに見つめて突き放されるかもしれない。
何故戻ってきたのかと冷たい目で自分を見つめてくるかもしれない。
勝手に結婚して幸せになれと背を向けられるだけかもしれない。

でも…それでいいのだ────。

例え一時のまやかしの夢だったとしても、もう十分ドルトからの優しさは受け取ったのだから。
そう心に決めたところでクレイはその瞳の封印を解き放った。
どこまでも美しく輝くアメジスト・アイと人は呼ぶけれど、自分にとっては己の罪の象徴のようなものでしかない。
自分さえ生まれてこなければ────そんな思いがずっと心の奥底にあった。
そうやってどこまでも暗い闇の淵に落ちていきそうだった所を、突如背後からギュッと抱き締められて引き戻される。

「クレイ。私がついているから何も心配せずに前向きに記憶を戻してみろ」
「…ロックウェル」
「言っただろう?どんなお前でも私は愛しているから……」

弱い自分でも情けない自分でもロックウェルは嫌いになったりしない。
傷ついたら癒してくれるだけの強さも優しさも持ち合わせているのを自分は誰よりも知っている。
どんな醜態を晒してもロックウェルはこれまで自分をすべて受け入れてくれ、決して手放そうとはしなかった。
そんなロックウェルが心配するなと言ってくれる。
それはどれほど心強く自分の支えとなってくれているのか……。
胸が温かくなって、気づけば泣きながら笑っている自分がいた。

(……大丈夫だ)

どこか救われたような気持ちでギュッとロックウェルの手を強く握ると、そっとドルトへと手を伸ばしその記憶を取り戻すよう呪文を唱えた。
幼き日に掛けたあの…紫の花の魔法を解呪するために────。


***


クレイがその礼を執り自分の元へとやってきた時に、彼の決意を感じた気がした。
きっと結婚の件と言うよりもレイン家の件で話があると言うことなのだろうとすぐに察することができた。
けれど別室へと移り話を促してはみたが、何か話そうと口を開きかけるのにどうしても言葉を紡げないように見えた。

(なんだかどこかで見たことがあるような気がするな……)

一体それはいつの事だっただろう?
それはもしかしたら忘れているだけの遠い記憶だったりするのかもしれないと…そう思えて仕方がなかった。
記憶操作をされてはいても、頭のどこかで覚えているのだろうか?

王はよくクレイは傲岸不遜でいつも憎たらしくぶつかってくると愚痴を溢すが、自分にはそうは思えなかった。
こうして項垂れてしまったクレイの姿はどこか途方に暮れる幼子のように見えて、何故か自分の方から話しかけてやらねばと言う気にさせられてしまう。

「今日は一人の黒魔道士としてのクレイ殿ではなく、息子のクレイと思って話してもいいだろうか?」

思い切ってそう声を掛けてみると、クレイはパッと顔を上げてくれたが、その顔は今にも泣きだしそうなほどに歪んで見えた。
その表情を見ただけで以前クレイの眷属が王へと言っていた言葉が耳へと蘇ってくる。

『クレイ様は、クレイ様の魔力が怖いのだと震えて泣く母君と決別して相当の思いを飲み込みレイン家を出たのでございます』

確かにこれは相当心に深い傷を負わせてしまっていたのだろうと言うことがすぐに見て取れて、これ以上本人を傷つけるようなことはすべきではないと判断した。

「ドルト殿…」

そうやって口にしたクレイを抱きしめてやりたかった。
できれば記憶を戻してもらった上で、悪かったと謝ってやりたかった。
けれどそれはただのエゴでしかないのかもしれない。
ただでさえ傷ついているであろうクレイに追い打ちを掛けてまでそれを強要し記憶を戻してもらって謝罪をしても、それは何の意味もないような気がした。
だから敢えてこれ以上傷つけずに済むように言葉を選び、記憶は戻さなくてもいいと口にした。

「初めてクレイの女装姿を見た時、妻に似ているなと思った。陛下からクレイの話は聞いていたがまさか同一人物とはその時は思わなかった。けれど…後で話を聞いて納得がいったよ」

見れば見る程、妻によく似た面差し。
この顔が悲しみに歪む姿はこれ以上見たくはない。
彼には幸せになってもらいたいのだ。

「ヒュース殿だったかな?一度お会いした時に私の記憶だけでも戻してはもらえないだろうかとお願いしたけれど、主を傷つけてほしくないのだと断られてしまった。だから…今はクレイが傷つくのなら無理をしてまで記憶は戻してくれなくてもいいと思っている。その上で君をロックウェル様と一緒に改めてレイン家に迎え入れたいんだが…どうだろうか?」

もう自分の事で苦しまなくてもいい。
レイン家の名を捨てられないと言うのなら受け入れてあげるから、もう過去の事に囚われず前を向いて愛する人と幸せになってほしい。
願うのはただそれだけだった。
けれどその言葉を聞いたクレイはボロボロと涙をこぼして叫ぶように言い放ったのだ。

「やっぱり俺にはそんな資格がない!」

その声には悲痛な色が滲んでいて、その表情には絶望ともとれるような危うさが滲んでいた。
自分は何かを間違えてしまったのだろうか?
彼をこれほどまでに追い込むようなことを口にしてしまったのだろうか?
何が正解で何が間違っているのかわからないまま途方に暮れる。
自分はどう言ってあげればよかったのだろう?
そうやってただただクレイのその表情を見ていることしかできない自分が情けなかった。

「ドルト殿。貴方の……記憶を戻します」

そして告げられたその短い言葉は、棘のように自分の胸へと突き刺さるものでしかなかった。
彼は決別を込めてこの言葉を紡いでいるのだとはっきりと分かったからだ。
全てを諦めたかのようなその言葉に、自分は何も言うことができなかった。

彼の幸せは────自分には用意してやることができない。

それが悲しくて…遣る瀬無くて仕方がなかった。
クレイの事をちゃんと考えているつもりなのに何故か気持ちがすれ違ってしまう。
それ故に結局自分にできることは何もないのかもしれないと思い知らされた気持ちでいっぱいだった。
そうやってただただなすすべなく立ち尽くす自分の前で、クレイがその瞳の封印を解き放つ。

初めて見るクレイの紫の瞳はとても綺麗に思えたが、どこか懐かしくも切ない気持ちにさせられるような気がした。
きっと自分はこの瞳を知っている。
でなければこれほど泣きたいような気持ちにはならないはずだ。

記憶が戻ったら自分はクレイになんと声を掛ければいいのだろう?
恐らくクレイは記憶を戻したらもう自分の前に姿を見せてくれなくなる気がする。
そう思えば思うほどに最後に何か声を掛けてやりたい気持ちが募るのに、どうしてもいい言葉が出てこない自分がいた。
そんなどこか絶望的な空気の中で、思いがけずクレイの背後からロックウェルがそっと言葉を紡いでくれた。

「クレイ。私がついているから何も心配せずに前向きに記憶を戻してみろ」
「…ロックウェル」
「言っただろう?どんなお前でも私は愛しているから…」

そんな慈しむような言葉に、クレイの表情がフッと変わった。
どこか安堵したような、救われたような…そんな表情────。
それを見て、ドルトは胸が温かくなったように感じられた。

彼は確かにレイン家を出て苦労して生きることになってしまったけれど、自分の力で生き抜いて愛する相手と出会えたのだ。
今ここに居るのは傷ついた幼い子供ではなく、人を愛することができるほど成長した一人の青年だった。

彼の心には過去の事で確かに深い爪痕が残されてしまったけれど、きっとロックウェルが一緒に居れば大丈夫だろうと今の短いやり取りで確信が持てたように思う。
例え記憶を取り戻したところでそのままクレイが去ってしまったとしても、ロックウェルが傍に居てくれるのならば安心して任せられると思った。

クレイの手がそっと自分へと伸ばされ、掛けられた魔法が解呪されていくのを感じる。
そして彼が呪文を唱え終えたところでそれらは一気に記憶の奔流となって自分の元へと戻ってきた。

小さなクレイが不安げに自分を見つめてくる姿や、戸惑うように母親に手を引かれそっと物言いたげにする姿────。
部屋で何やら楽しげに話している姿を見掛けたのでそっと視線をそちらへとやると、自分に気づいてそのまま蒼白になって固まってしまった姿────。
そして最後の別れの時の…酷く辛そうな姿────。

未熟だった自分を思い出し、辛い思いをさせていたという後悔やもっと何かしてやりたかったと言う悔しい気持ちが込み上げてきて、気づけば涙が止まらなくなっている自分がいた。

そんな自分を見てクレイが悲しそうに笑って、どこか諦めたような表情でそっと踵を返すのが目の端に映った途端、気付けば彼の手を取り自分の方へと引き寄せ、強く抱きしめてしまっていた。

「と……?」

恐らく昔のように父様と…そう呼びたかったのだろう。
驚いたように身を強張らせたクレイに何か言ってやりたかったけれど、やっぱり言葉は何も出てこなくてただ抱きしめてやることしかできなかった。
そんな自分にクレイが恐る恐るそっと背に手を回して、不器用に抱きしめ返してくれる。
今はただそれだけで十分だった。
それから暫くそのまま落ち着くまで黙ってそうしてくれたので、涙が止まったところでそっと身を離して微笑んでやった。

「……お帰り。クレイ」


***


記憶が戻ったドルトはやはり思っていた通りクレイをきちんと受け入れてくれた。
それはクレイにとっては思ってもみなかったことのようだったが、自分やヒュースにはわかりきっていた事だった。
確かに辛い記憶かもしれないが、彼ならきっと大丈夫だと言う確信があったのだ。
だから二人が落ち着いたところでクレイの頭をクシャリと撫でてやった。

「だから言っただろう?大丈夫だと」
「…ロックウェル」

未だ戸惑うようにするクレイにヒュースと共に声を掛ける。

【ですからいつも言うように、クレイ様はすぐに自己完結してしまうのをおやめになればいいんです。悪い癖ですよ?】
「そうだぞ?もっと相手を信じることも大事なことだ」
「……だって」
【まあ傷つくことが怖いから防衛本能でそうしてしまうのはわかるんですがね~。それでも少しは我々の意見も素直に聞いていただいてですね…】
「あーもう!わかった!お前はいつも煩い!下がっていろ!」

ロックウェルにつけてからは口喧しいのが減ったと思っていたのにとクレイはそっぽを向くが、その姿はわかっていることを指摘されて拗ねているようにしか見えなかった。
本当にヒュースとのやり取りは親子みたいだ。
そんな三人のやり取りをドルトは温かな眼差しで見守ってくれている。

「クレイ。ミュラとのことは…私の未熟さから招いたことでお前は何も悪くない。何もしてやれなかったことを本当に申し訳なく思っている」

そして少し座って話さないかと言われ、ロックウェルも交えて昔話だがと経緯を話してくれた。
それによると、ドルトはクレイが王の子だからと疎んじて距離を置いた訳ではなかったらしい。

「私はいつか陛下にクレイを返すべきだと…そう思っていたんだ」

紫の瞳を持って生まれてきた子。
その高貴な生まれをいつまでも隠しておくことなどできるはずがない。
だから元々時が満ちれば返そうと思っていたのだとか。

「雨を意味するレイン家の中ではその名は唯の泥となってしまうけれど、アート家に入ればその名は芸術的な素晴らしい名へと変わる。私はお前が本来の場所で幸せに暮らしてほしいと…そう願って名をつけたんだが、ミュラにはそれが伝わらなかった」

その名を勘違いされて夫婦間に溝を作ってしまったのは自分が至らなかったからだとドルトは自嘲するように笑った。

「私はミュラの事もお前の事も愛していたのにどう接していいのかわからなくて、あれ以上彼女を傷つけたくなくて…仕事に逃げたんだ」

未熟だった自分が招いた罪だから、クレイがそれを気に病むことはないのだとドルトは明かす。

「軽蔑されてもいい。愚かだと笑ってくれてもいい。罵ってくれてもいい。お前にはその権利がある。その上できちんと謝らせてほしい」

すまなかったと頭を下げたドルトはいっそ清々しかった。
そんなドルトを見てクレイはまたポロリと涙をこぼす。

嫌われていたわけではなかった。
疎まれていたわけでもなかった。
その名も────母が言っていたものとは違って、愛情を込めてつけてくれたものだった。

それは思ってもみなかった事実で、クレイは感極まってしまったようにも見えた。

「…顔を…上げてください」

静かに紡がれたその言葉にドルトがそっと顔を上げる。

「俺はこの名を与えてくれた貴方に感謝しています」

そう言って笑ったクレイの紫の瞳は、涙で濡れてはいたがどこまでも澄んでいて綺麗だった。



そうやって親子の感動的なシーンを迎えていたところで、突如バーンと扉が開かれてしまう。

「クレイ!そろそろドルトを返してほしいんだが……」

やってきたのは王で、涙をこぼし合う二人を見て固まってしまった。

「……クレイが泣くなんて」

思わずゴシゴシと目を擦った王にクレイはバツが悪そうに視線を向ける。

「俺だって普通に泣くし、感激だってする」

クレイが急いで涙を拭い悪態を吐くが、王からしたら相当意外だったのだろう。
何やらぶつぶつ言っていて、クレイはそれが気に入らなかったらしい。

「本当に腹立たしい!折角の父様との時間が台無しだ!出直してくる!」

そう叫ぶとさっさと瞳を封印し直して扉へと向かってしまった。
けれどその言葉を聞いたドルトが嬉しそうに微笑みを浮かべる。
どうやら父と呼んでもらえたことと出直してくると言ってもらえたことで安堵したらしい。

「クレイ。今度は一緒に夕餉でも食べながらゆっくり話そう。勿論ロックウェル様も一緒に」

「……父様さえよければ、いつでも喜んで」

ドルトの言葉にクレイがそっと振り返り、少し恥ずかしそうにしながらも嬉しそうに笑みを浮かべる。

それはまるで花が綻ぶような満面の笑みだった────。




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