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番外編
番外編Ⅱ ※ナナシェにて⑳ Side.ガナッシュ
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※今回後半はR18なので背後注意です。
宜しくお願いします。
****************
ラヴィアンを抱いた。
とんでもなく可愛くて、初めてなのに無理をさせてしまった。
でも物欲しげにもっととばかりに私のモノを締めつけてきて離さないから、しょうがなかったんだ。
恥じらいながらも私に抱かれる事に凄く積極的だったし、これでもかと感じていたし…。
(上に乗るか?という言葉も勘違いしていたしな)
要するに抱く側がいいかと聞いたのだが、返ってきたのは私に抱かれる事が前提の騎乗位。
もうどうしてくれようかと天を仰ぎたくなった。
あれで本当に女を抱けたのかと疑いたくなるほど、最高の受け手としか考えられない。
奥をかき混ぜられるのが大好きだと昨夜身悶えていた姿を思い出す。
教えたら教えただけ覚えるし、本当に最高だった。
本人は『侯爵家は閨指導がしっかりしていたから、女性は普通に抱けた』と言っていたが本当だろうか?
そう思い詳しく聞いてみたら、なんでも候補を五人ほど親が用意して、その中から本人が一人選ぶんだとか。
侯爵家の嫡男は代々そうして学ぶ伝統があるとかで、息子のラウルにもそうして用意したらしい。
「まあ教わるのは女性の抱き方とか悦ばせ方とか普通のことですよ?」
「その割に逆も上手かった気がするが?」
「ただの応用でしょう?」
心底不思議そうなラヴィアンを見て、元々飲み込みが早く応用がきくタイプなのかもしれないなと思った。
これが仕事面で生かされていれば、きっと立派な侯爵となっていただろうに。
非常に勿体無い。
ラヴィアンはある意味磨けば光る原石だ。
これからは側に居て、どんどん良いところを引き出してやりたいと思う。
それは兎も角として、無理をさせてしまったせいで朝はベッドから出られなくしてしまったし、食事の世話は私がしよう。
恥ずかしがりながらも鳥の雛のように口を開け、私の手から食事を取るラヴィアンが愛おしい。
これからは主従というより、夫婦のように仲良く暮らしていければと思う。
その日の夕刻、第一部隊のミラン兵長と第二部隊のリオネス兵長が報告にやってきた。
どうやらメリーナはラウルとエヴァンジェリンのところへ行ったらしい。
そこで二人から縁切りされて追い返されたんだとか。
でもここに戻って来ることなく、荷物を手にそのまま馬車で街から出て行ったと報告を受けた。
「無謀過ぎるな」
この街に留まっていれば命の保障はされたものを。
そう思いながら溜め息を吐くが、自主的に出て行った者を追いかけてまで連れ戻す程の理由はない。
「心苦しいが、運を天に任せるより他はないな」
「そうですね。ラウルには俺から伝えておきます」
「じゃあエヴァンジェリンには俺から」
「そうか。すまないが宜しく頼む。ラヴィアンには私から話しておこう」
そうして話が纏まって、いざ解散となったところで、そう言えばとリオネスが声を上げた。
「ガナッシュ様。エヴァの父親とくっついたって聞いたんですけど、本当ですか?」
まさかそんな事を聞かれるとは思わなかったが、まあリオネスはエヴァンジェリンを口説いている真っ最中だと聞いた事があるため一応報告しておくことに。
「まあ…本当だ。昨夜気持ちを伝えて受け入れてもらえた」
「そうですか!実は俺も今日エヴァンジェリンにプロポーズを受けて貰えたんです!」
「なんだかめでたいですね。俺もラウルと上手くいっているので、これなら三人揃って万事問題なくこの地でやっていけるでしょう」
最初はどうなることかと思ったものの、なんだかんだで変な輩に目をつけられることなく馴染んでもらえて本当に良かった。
皆真面目に頑張っているし、いつかここにきて良かったと三人が思える日が来ればいいのだが…。
***
【Side.ラヴィアン】
ガナッシュ様からメリーナが街を出て行ったという話を聞いた。
どうやら子供達から絶縁を言い渡されて、プライドからここに帰ってくることもできずにそのまま出て行ったらしい。
ガナッシュ様の話ではこの街を出たら一気に死亡率が上がるらしいのに、大丈夫なんだろうか?
心配だ。
運良く殺されずに生きて行ってくれればいいのだが…。
その後どこかの野盗団の中にそれらしい人物がいたようだと聞いたが、それがメリーナという確証はなかった。
遺体が見つかったという話も聞かないし、きっとどこかで上手くやっているに違いない。
そう思うことにした。
「ガナッシュ様。お茶が入りました。クッキーもどうぞ」
「ありがとう」
昼間はこれまで通りのようで少し違う、甘い空気が流れる身の回りの補佐。
夜は濃厚な、恋人同士のように愛し合う時間。
勿論お茶をして今日あった事を話す穏やかな時間からの流れでそうなるのだけど────。
「アッアッ!」
すっかり抱かれる事に慣れたとは言え、ガナッシュ様に抱かれたらあっという間に追い上げられてしまう。
ガナッシュ様はどうやら私を翻弄して開発する楽しみを覚えてしまったらしい。
教えたら教えただけ覚えるなと褒められた。
嫌ではないから困ってしまう。
与えられる熱に身悶え、翻弄されてばかりだ。
「ガナッシュ様っ!そこはっ、ダメッ、ダメですっ!」
「ダメじゃないだろう?ラヴィ。奥をかき混ぜられて凄く嬉しそうだ。ほら、もっとお前の事を教えてくれ」
「そ、そこはっ、ぁんッ!」
「ここは?」
「すごくイッ、イイっから、あんまり責めないっでッ!」
「わかった。ちゃんと言えて偉いな。ご褒美にこのままイかせてやる」
そしてそのままイイところを責め始める。
「あっあっ!イイッ!イイッ!ガナッシュ様っ!も、イクッ!イクぅうっ!」
「出すぞ」
「あぁぁっ!んぅっ!一緒にっ…!あぁぁあぁッ!」
「くっ…ラヴィッ」
腰を強く引き寄せ、かき混ぜ緩んだ最奥へと突き刺すように穿たれ熱い子種が注がれる。
こんな奥まで受け入れて大丈夫なんだろうか?
頭が真っ白になって呼吸さえ忘れそうになった。
「ラヴィ。大丈夫か?」
「あ…ガナッシュ…様」
「すまない。いつもより奥に入って驚かせたな。痛みはないか?」
「あ、はぃ。大丈夫だと、思います」
寧ろ呼吸を忘れるほど気持ち良かった。
そう言ったら変態だと思われないだろうか?
それに子種が出たからもう奥からは抜けてしまったようだが、ガナッシュ様はあんな奥のところに嵌まり込んで痛くはなかっただろうか?
なんだか申し訳ない。
「ガナッシュ様は痛くなかったですか?すみません。あんな奥に嵌るなんて予想外で…」
「いや。その…お前には悪いが、すごく気持ち良かった」
「え…」
申し訳なさそうに頬を染め、そっと視線を外すガナッシュ様の色気にクラクラする。
「ガナッシュ様…私も気持ち良かったので、そう言ってもらえて嬉しいです」
「うぐっ…」
身体の相性が良いのか、ガナッシュ様には何をされても気持ちがいい。
「ガナッシュ様…もっと色々教えてください」
「そのセリフ、後悔しても知らないぞ?」
困ったように、でも愛おしそうに私を見つめ唇を重ねてくれる姿に幸せが込み上げる。
いつだって気遣ってくれるガナッシュ様を信頼しているから、余計に幸せを感じているのかもしれない。
最近は仕事の手伝いも色々やらせてもらえるようになった。
この街のためにできそうな事を話す時間もすごく有意義だ。
この先も最期までこの人と生きていきたいと素直に思う。
人は年を重ねていても変われるという事を知った。
努力はいくつになってもできるのだと身をもって学んだ。
できないと言い訳するより、成長できるように努力すればいいのだと、そういった色々なことをここで沢山教えてもらえた。
この人の所で働けて良かった。
この人に出会えて良かった。
この地に来て良かった。
そう思える今に感謝したい。
(ガナッシュ様…どうかずっと貴方の側に居させてください)
一生をかけてこの恩を返したい。
この深い感謝の気持ちと、溢れてきて仕方のない想いが、どうか少しでもこの人に伝わりますように。
そう願いながら、気持ちを込めてキスを返した。
*********************
※次話でエピローグとなります。
エヴァンジェリンとランスロットでお送りしますので、よろしくお願いします。
宜しくお願いします。
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ラヴィアンを抱いた。
とんでもなく可愛くて、初めてなのに無理をさせてしまった。
でも物欲しげにもっととばかりに私のモノを締めつけてきて離さないから、しょうがなかったんだ。
恥じらいながらも私に抱かれる事に凄く積極的だったし、これでもかと感じていたし…。
(上に乗るか?という言葉も勘違いしていたしな)
要するに抱く側がいいかと聞いたのだが、返ってきたのは私に抱かれる事が前提の騎乗位。
もうどうしてくれようかと天を仰ぎたくなった。
あれで本当に女を抱けたのかと疑いたくなるほど、最高の受け手としか考えられない。
奥をかき混ぜられるのが大好きだと昨夜身悶えていた姿を思い出す。
教えたら教えただけ覚えるし、本当に最高だった。
本人は『侯爵家は閨指導がしっかりしていたから、女性は普通に抱けた』と言っていたが本当だろうか?
そう思い詳しく聞いてみたら、なんでも候補を五人ほど親が用意して、その中から本人が一人選ぶんだとか。
侯爵家の嫡男は代々そうして学ぶ伝統があるとかで、息子のラウルにもそうして用意したらしい。
「まあ教わるのは女性の抱き方とか悦ばせ方とか普通のことですよ?」
「その割に逆も上手かった気がするが?」
「ただの応用でしょう?」
心底不思議そうなラヴィアンを見て、元々飲み込みが早く応用がきくタイプなのかもしれないなと思った。
これが仕事面で生かされていれば、きっと立派な侯爵となっていただろうに。
非常に勿体無い。
ラヴィアンはある意味磨けば光る原石だ。
これからは側に居て、どんどん良いところを引き出してやりたいと思う。
それは兎も角として、無理をさせてしまったせいで朝はベッドから出られなくしてしまったし、食事の世話は私がしよう。
恥ずかしがりながらも鳥の雛のように口を開け、私の手から食事を取るラヴィアンが愛おしい。
これからは主従というより、夫婦のように仲良く暮らしていければと思う。
その日の夕刻、第一部隊のミラン兵長と第二部隊のリオネス兵長が報告にやってきた。
どうやらメリーナはラウルとエヴァンジェリンのところへ行ったらしい。
そこで二人から縁切りされて追い返されたんだとか。
でもここに戻って来ることなく、荷物を手にそのまま馬車で街から出て行ったと報告を受けた。
「無謀過ぎるな」
この街に留まっていれば命の保障はされたものを。
そう思いながら溜め息を吐くが、自主的に出て行った者を追いかけてまで連れ戻す程の理由はない。
「心苦しいが、運を天に任せるより他はないな」
「そうですね。ラウルには俺から伝えておきます」
「じゃあエヴァンジェリンには俺から」
「そうか。すまないが宜しく頼む。ラヴィアンには私から話しておこう」
そうして話が纏まって、いざ解散となったところで、そう言えばとリオネスが声を上げた。
「ガナッシュ様。エヴァの父親とくっついたって聞いたんですけど、本当ですか?」
まさかそんな事を聞かれるとは思わなかったが、まあリオネスはエヴァンジェリンを口説いている真っ最中だと聞いた事があるため一応報告しておくことに。
「まあ…本当だ。昨夜気持ちを伝えて受け入れてもらえた」
「そうですか!実は俺も今日エヴァンジェリンにプロポーズを受けて貰えたんです!」
「なんだかめでたいですね。俺もラウルと上手くいっているので、これなら三人揃って万事問題なくこの地でやっていけるでしょう」
最初はどうなることかと思ったものの、なんだかんだで変な輩に目をつけられることなく馴染んでもらえて本当に良かった。
皆真面目に頑張っているし、いつかここにきて良かったと三人が思える日が来ればいいのだが…。
***
【Side.ラヴィアン】
ガナッシュ様からメリーナが街を出て行ったという話を聞いた。
どうやら子供達から絶縁を言い渡されて、プライドからここに帰ってくることもできずにそのまま出て行ったらしい。
ガナッシュ様の話ではこの街を出たら一気に死亡率が上がるらしいのに、大丈夫なんだろうか?
心配だ。
運良く殺されずに生きて行ってくれればいいのだが…。
その後どこかの野盗団の中にそれらしい人物がいたようだと聞いたが、それがメリーナという確証はなかった。
遺体が見つかったという話も聞かないし、きっとどこかで上手くやっているに違いない。
そう思うことにした。
「ガナッシュ様。お茶が入りました。クッキーもどうぞ」
「ありがとう」
昼間はこれまで通りのようで少し違う、甘い空気が流れる身の回りの補佐。
夜は濃厚な、恋人同士のように愛し合う時間。
勿論お茶をして今日あった事を話す穏やかな時間からの流れでそうなるのだけど────。
「アッアッ!」
すっかり抱かれる事に慣れたとは言え、ガナッシュ様に抱かれたらあっという間に追い上げられてしまう。
ガナッシュ様はどうやら私を翻弄して開発する楽しみを覚えてしまったらしい。
教えたら教えただけ覚えるなと褒められた。
嫌ではないから困ってしまう。
与えられる熱に身悶え、翻弄されてばかりだ。
「ガナッシュ様っ!そこはっ、ダメッ、ダメですっ!」
「ダメじゃないだろう?ラヴィ。奥をかき混ぜられて凄く嬉しそうだ。ほら、もっとお前の事を教えてくれ」
「そ、そこはっ、ぁんッ!」
「ここは?」
「すごくイッ、イイっから、あんまり責めないっでッ!」
「わかった。ちゃんと言えて偉いな。ご褒美にこのままイかせてやる」
そしてそのままイイところを責め始める。
「あっあっ!イイッ!イイッ!ガナッシュ様っ!も、イクッ!イクぅうっ!」
「出すぞ」
「あぁぁっ!んぅっ!一緒にっ…!あぁぁあぁッ!」
「くっ…ラヴィッ」
腰を強く引き寄せ、かき混ぜ緩んだ最奥へと突き刺すように穿たれ熱い子種が注がれる。
こんな奥まで受け入れて大丈夫なんだろうか?
頭が真っ白になって呼吸さえ忘れそうになった。
「ラヴィ。大丈夫か?」
「あ…ガナッシュ…様」
「すまない。いつもより奥に入って驚かせたな。痛みはないか?」
「あ、はぃ。大丈夫だと、思います」
寧ろ呼吸を忘れるほど気持ち良かった。
そう言ったら変態だと思われないだろうか?
それに子種が出たからもう奥からは抜けてしまったようだが、ガナッシュ様はあんな奥のところに嵌まり込んで痛くはなかっただろうか?
なんだか申し訳ない。
「ガナッシュ様は痛くなかったですか?すみません。あんな奥に嵌るなんて予想外で…」
「いや。その…お前には悪いが、すごく気持ち良かった」
「え…」
申し訳なさそうに頬を染め、そっと視線を外すガナッシュ様の色気にクラクラする。
「ガナッシュ様…私も気持ち良かったので、そう言ってもらえて嬉しいです」
「うぐっ…」
身体の相性が良いのか、ガナッシュ様には何をされても気持ちがいい。
「ガナッシュ様…もっと色々教えてください」
「そのセリフ、後悔しても知らないぞ?」
困ったように、でも愛おしそうに私を見つめ唇を重ねてくれる姿に幸せが込み上げる。
いつだって気遣ってくれるガナッシュ様を信頼しているから、余計に幸せを感じているのかもしれない。
最近は仕事の手伝いも色々やらせてもらえるようになった。
この街のためにできそうな事を話す時間もすごく有意義だ。
この先も最期までこの人と生きていきたいと素直に思う。
人は年を重ねていても変われるという事を知った。
努力はいくつになってもできるのだと身をもって学んだ。
できないと言い訳するより、成長できるように努力すればいいのだと、そういった色々なことをここで沢山教えてもらえた。
この人の所で働けて良かった。
この人に出会えて良かった。
この地に来て良かった。
そう思える今に感謝したい。
(ガナッシュ様…どうかずっと貴方の側に居させてください)
一生をかけてこの恩を返したい。
この深い感謝の気持ちと、溢れてきて仕方のない想いが、どうか少しでもこの人に伝わりますように。
そう願いながら、気持ちを込めてキスを返した。
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※次話でエピローグとなります。
エヴァンジェリンとランスロットでお送りしますので、よろしくお願いします。
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