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【番外編】
番外編.フランテーヌからの客人⑦
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無事にパトリック殿下からの話を退け、これで一安心と思いながら穏やかな気持ちで仕事に取り組む。
それからは特に帰国の日までいつもと変わらない日が続いたし、ディオンもあと少しだということで嫉妬の方も少し落ち着いた。
これでやっと元通りだと思えた自分がいたのは確かだ。
ただ、ディオンは『見送りは自分がするから来なくていい』と言ってきた。
最後だからとパトリック殿下が俺に強引にキスの一つや二つしてくるかもしれないからと言うのがその理由で、『皇太子殿下にも話は通しておいたから』と念には念の入れよう。
確かにパトリック殿下のあの様子ならやってもおかしくはないし、ディオンが警戒するのはわからなくはない。
だから聞き入れた。
そして皆が見送りに行っている間に書類の整理でもと思っていたところで、ドアのノックが聞こえてきたんだ。
コンコンコン。
「はい」
「失礼します。ラスター様」
やってきたのはパトリック殿下の御者だった。
どうやらパトリック殿下には俺へ手渡そうと思っていた物があったらしく、わざわざ届けてくれたらしい。
「ダンジョンからドロップした希少な品とのことです。殿下からは是非その場でラスター様に確認いただき、反応を見てくるようにと」
「そうですか」
ダンジョンからのドロップ品を贈ってくるなんて実にパトリック殿下らしい行動だ。
そう思いながら箱を開けた。
中に入っていたのはブレスレットだ。
綺麗な金の腕輪の内側に、何か文字が刻まれている。
何が書かれているんだろう?
そう思ってジッと見たところまでは覚えている。
次に目が覚めると、何故か悠然と笑うパトリック殿下との馬車の中。
「…………ここは?」
「ラスター。目が覚めたか?」
訳がわからない。
そんな俺にもうすぐ街に着くから、そこで腰を落ち着けて説明させてほしいと言われた。
「取り敢えず落ち着いて一息入れてくれ。話はそれからだ」
温かい紅茶を勧めながらパトリック殿下がにこやかに言う。
それから俺に渡したダンジョンからのドロップ品について教えてくれた。
「あれは眠りの腕輪という物で、装備して『眠れ』と口にすると手をかざした相手を一定時間眠らせることができるという不思議なアイテムなんだ」
どうやら魔法がないはずのこの世界では珍しい、マジックアイテムらしい。
ダンジョンからのドロップ品ならあり得る話ではある。
ただ、これを持ってきた御者はこれを装備していた訳じゃなかったし、俺も身につけていたわけじゃない。
なのにどうして意識を失ったんだろう?
そんな風に首を傾げる俺に、パトリック殿下が種明かしとばかりに笑みを深めた。
「ラスターなら内に書かれた文字を解読しにかかるんじゃないかと思って渡した甲斐があった」
パトリック殿下曰く、このブレスレットがドロップした際に、どういう効果がある物なのかを調べるため研究者達がこぞって文字を解明しようとしたらしいのだが、皆その文字をじっくり見た途端昏倒してしまったらしい。
斯く言うパトリック殿下も実際に経験したのだとか。
だから俺も同じくじっくり見るんじゃないかと思って、あんな風に贈ってきたらしい。
「つまり、わかっていてそれを贈り、俺を攫ったと?」
「俺はラスターをどうしても国に連れ帰りたかった」
パトリック殿下はそう言うけど、そんなこと許されるはずがない。
ディオンだって今頃心配しているだろうし、もしかしたら城では俺の行方不明によって各所に迷惑が掛かっているかもしれない。
容易に想像できるディオンの様子や任されている仕事のあれこれを頭に浮かべ、俺は思い切り溜息を吐いた。
(早く帰らないと)
「申し訳ありませんが、今すぐ帰ります」
まだそれほど城からは離れていないはずだ。
乗合馬車にでも乗ればすぐにでも帰れるだろう。
そう思って立ち上がったところでグラリと身体が傾いだ。
「え……?」
思うように足に力が入らないが、辛うじて気合でその場へと踏みとどまる。
そして次いでジワジワと火照り始める身体と下腹に溜まる熱に媚薬を盛られたのだと気づいてギッとパトリック殿下を睨みつけた。
「どういうことです?!」
「何の話だ?」
何も知らないとばかりに嘯き、余裕の笑みを浮かべる姿に苛立ちが込み上げてくる。
「ラスター。悪いことは言わない。あんな男のことは忘れて俺と来い。後悔はさせないぞ?」
そんなもの後悔しかない。
ツガイと共に過ごせない日々などもう懲り懲りだ。
そんな俺へと猫なで声でパトリック殿下はゆっくりと近づいてくる。
「ほら。具合が悪そうだ。ベッドで休もう。俺が直々に付き添ってやるぞ?」
国賓だから我慢してきたのに、ここまでされてキレないはずがなかった。
「下がれ」
「…っ?!」
威圧スキルを発動し、王弟パトリックへと命じる。
「聞こえなかったか?下がれと言っている」
蔑むように圧をかけると耐えきれずパトリック殿下はその場へと跪いた。
自分でも何故そうしたのかが理解できないのだろう。
その目には畏怖の色を浮かべ、その顔色は蒼白になって言葉も出ない様子。
腹立たしいことに身体の熱はどんどん募っていくが、まだ耐えられないほどではない。
そもそもの話、俺の身体はツガイしか求めていないから、ツガイにしかこの熱は静められないのだ。
ツガイの元に行くまで耐えきってみせる。
どれだけ辛かろうと、他の男になど抱かれる気は一切なかった。
「今回の件、国交のことを考えて表沙汰にする気はありませんが、見逃すのは今回限りです。二度はないとしっかりと心に留めておいてください。失礼します」
睨みつつも一応の礼儀は払って丁寧にそう告げて部屋を出る。
ここまで言えばきっと追いかけては来ないことだろう。
「早く…ディオンのところに帰らないと……」
気力を振り絞りフラフラと廊下を進み外へ出る。
持ち合わせがないからそこも何とかしないといけない。
懐に入れた上級ポーションをどこかで売れば馬車代くらいにはなるだろうか?
でもできればその前にどこかで一度抜きたい。
とは言え一度抜いたら歯止めが利かなる可能性もある。
最悪トイレで動けなくなってしまうから、そう考えると抜かない方がいいのかもしれない。
段々思考力が奪われていくのを感じながら兎に角まずは資金をとギルドを探すべく足を動かす。
「はぁ…はぁ……」
なのに服が擦れて嫌でも感覚を刺激してくるから勝手に息が上がってしまう。
性欲はなんとか抑えられても、そう言った感覚まではなくせない。
そんな自分を男達がチラチラと見つめているのは感じていたが、どうしようもなかった。
(ディオン…)
できれば今すぐ愛しいツガイに迎えに来てほしかった。
もう大丈夫だと言ってその安心できる胸の中に抱き込んでほしかった。
でもそれを望むのは甘えでしかないともわかっていたから必死に自分を奮い立たせて歩を進める。
なのに────どうしてそんな自分を阻む存在が現れるのか…。
「よぉ兄ちゃん。随分辛そうだな。俺達が助けてやろうか?」
目の前に現れたのはニヤニヤと笑う底辺冒険者達。
破落戸と変わらない、真昼間から酒を呑んでる連中だった。
(ああ、面倒くさい)
媚薬のせいで思考力が下がり、正直言って言葉を尽くして躱すほどの余裕なんて今は全くなかった。
「お前達に用はない。下がれ」
力に物を言わせようとする者は自分よりも力を持つ者には弱い。
だから威圧した。
大丈夫。まだ加減はできる。
でもこれ以上はどうなるかわからないからさっさと去ってほしい。
その思いはちゃんと伝わり、男達は蒼白になりながらあっさりと引き下がる。
逃げ去る彼らの背中を見送りホッと胸を撫で下ろすが、周囲からの欲望を滲ませた眼差しはなくなりそうにない。
(無事に帰れるかな…?)
そんな心配をしながら俺は息を整え、汗が滲み始めた額の髪を掻き上げた。
それからは特に帰国の日までいつもと変わらない日が続いたし、ディオンもあと少しだということで嫉妬の方も少し落ち着いた。
これでやっと元通りだと思えた自分がいたのは確かだ。
ただ、ディオンは『見送りは自分がするから来なくていい』と言ってきた。
最後だからとパトリック殿下が俺に強引にキスの一つや二つしてくるかもしれないからと言うのがその理由で、『皇太子殿下にも話は通しておいたから』と念には念の入れよう。
確かにパトリック殿下のあの様子ならやってもおかしくはないし、ディオンが警戒するのはわからなくはない。
だから聞き入れた。
そして皆が見送りに行っている間に書類の整理でもと思っていたところで、ドアのノックが聞こえてきたんだ。
コンコンコン。
「はい」
「失礼します。ラスター様」
やってきたのはパトリック殿下の御者だった。
どうやらパトリック殿下には俺へ手渡そうと思っていた物があったらしく、わざわざ届けてくれたらしい。
「ダンジョンからドロップした希少な品とのことです。殿下からは是非その場でラスター様に確認いただき、反応を見てくるようにと」
「そうですか」
ダンジョンからのドロップ品を贈ってくるなんて実にパトリック殿下らしい行動だ。
そう思いながら箱を開けた。
中に入っていたのはブレスレットだ。
綺麗な金の腕輪の内側に、何か文字が刻まれている。
何が書かれているんだろう?
そう思ってジッと見たところまでは覚えている。
次に目が覚めると、何故か悠然と笑うパトリック殿下との馬車の中。
「…………ここは?」
「ラスター。目が覚めたか?」
訳がわからない。
そんな俺にもうすぐ街に着くから、そこで腰を落ち着けて説明させてほしいと言われた。
「取り敢えず落ち着いて一息入れてくれ。話はそれからだ」
温かい紅茶を勧めながらパトリック殿下がにこやかに言う。
それから俺に渡したダンジョンからのドロップ品について教えてくれた。
「あれは眠りの腕輪という物で、装備して『眠れ』と口にすると手をかざした相手を一定時間眠らせることができるという不思議なアイテムなんだ」
どうやら魔法がないはずのこの世界では珍しい、マジックアイテムらしい。
ダンジョンからのドロップ品ならあり得る話ではある。
ただ、これを持ってきた御者はこれを装備していた訳じゃなかったし、俺も身につけていたわけじゃない。
なのにどうして意識を失ったんだろう?
そんな風に首を傾げる俺に、パトリック殿下が種明かしとばかりに笑みを深めた。
「ラスターなら内に書かれた文字を解読しにかかるんじゃないかと思って渡した甲斐があった」
パトリック殿下曰く、このブレスレットがドロップした際に、どういう効果がある物なのかを調べるため研究者達がこぞって文字を解明しようとしたらしいのだが、皆その文字をじっくり見た途端昏倒してしまったらしい。
斯く言うパトリック殿下も実際に経験したのだとか。
だから俺も同じくじっくり見るんじゃないかと思って、あんな風に贈ってきたらしい。
「つまり、わかっていてそれを贈り、俺を攫ったと?」
「俺はラスターをどうしても国に連れ帰りたかった」
パトリック殿下はそう言うけど、そんなこと許されるはずがない。
ディオンだって今頃心配しているだろうし、もしかしたら城では俺の行方不明によって各所に迷惑が掛かっているかもしれない。
容易に想像できるディオンの様子や任されている仕事のあれこれを頭に浮かべ、俺は思い切り溜息を吐いた。
(早く帰らないと)
「申し訳ありませんが、今すぐ帰ります」
まだそれほど城からは離れていないはずだ。
乗合馬車にでも乗ればすぐにでも帰れるだろう。
そう思って立ち上がったところでグラリと身体が傾いだ。
「え……?」
思うように足に力が入らないが、辛うじて気合でその場へと踏みとどまる。
そして次いでジワジワと火照り始める身体と下腹に溜まる熱に媚薬を盛られたのだと気づいてギッとパトリック殿下を睨みつけた。
「どういうことです?!」
「何の話だ?」
何も知らないとばかりに嘯き、余裕の笑みを浮かべる姿に苛立ちが込み上げてくる。
「ラスター。悪いことは言わない。あんな男のことは忘れて俺と来い。後悔はさせないぞ?」
そんなもの後悔しかない。
ツガイと共に過ごせない日々などもう懲り懲りだ。
そんな俺へと猫なで声でパトリック殿下はゆっくりと近づいてくる。
「ほら。具合が悪そうだ。ベッドで休もう。俺が直々に付き添ってやるぞ?」
国賓だから我慢してきたのに、ここまでされてキレないはずがなかった。
「下がれ」
「…っ?!」
威圧スキルを発動し、王弟パトリックへと命じる。
「聞こえなかったか?下がれと言っている」
蔑むように圧をかけると耐えきれずパトリック殿下はその場へと跪いた。
自分でも何故そうしたのかが理解できないのだろう。
その目には畏怖の色を浮かべ、その顔色は蒼白になって言葉も出ない様子。
腹立たしいことに身体の熱はどんどん募っていくが、まだ耐えられないほどではない。
そもそもの話、俺の身体はツガイしか求めていないから、ツガイにしかこの熱は静められないのだ。
ツガイの元に行くまで耐えきってみせる。
どれだけ辛かろうと、他の男になど抱かれる気は一切なかった。
「今回の件、国交のことを考えて表沙汰にする気はありませんが、見逃すのは今回限りです。二度はないとしっかりと心に留めておいてください。失礼します」
睨みつつも一応の礼儀は払って丁寧にそう告げて部屋を出る。
ここまで言えばきっと追いかけては来ないことだろう。
「早く…ディオンのところに帰らないと……」
気力を振り絞りフラフラと廊下を進み外へ出る。
持ち合わせがないからそこも何とかしないといけない。
懐に入れた上級ポーションをどこかで売れば馬車代くらいにはなるだろうか?
でもできればその前にどこかで一度抜きたい。
とは言え一度抜いたら歯止めが利かなる可能性もある。
最悪トイレで動けなくなってしまうから、そう考えると抜かない方がいいのかもしれない。
段々思考力が奪われていくのを感じながら兎に角まずは資金をとギルドを探すべく足を動かす。
「はぁ…はぁ……」
なのに服が擦れて嫌でも感覚を刺激してくるから勝手に息が上がってしまう。
性欲はなんとか抑えられても、そう言った感覚まではなくせない。
そんな自分を男達がチラチラと見つめているのは感じていたが、どうしようもなかった。
(ディオン…)
できれば今すぐ愛しいツガイに迎えに来てほしかった。
もう大丈夫だと言ってその安心できる胸の中に抱き込んでほしかった。
でもそれを望むのは甘えでしかないともわかっていたから必死に自分を奮い立たせて歩を進める。
なのに────どうしてそんな自分を阻む存在が現れるのか…。
「よぉ兄ちゃん。随分辛そうだな。俺達が助けてやろうか?」
目の前に現れたのはニヤニヤと笑う底辺冒険者達。
破落戸と変わらない、真昼間から酒を呑んでる連中だった。
(ああ、面倒くさい)
媚薬のせいで思考力が下がり、正直言って言葉を尽くして躱すほどの余裕なんて今は全くなかった。
「お前達に用はない。下がれ」
力に物を言わせようとする者は自分よりも力を持つ者には弱い。
だから威圧した。
大丈夫。まだ加減はできる。
でもこれ以上はどうなるかわからないからさっさと去ってほしい。
その思いはちゃんと伝わり、男達は蒼白になりながらあっさりと引き下がる。
逃げ去る彼らの背中を見送りホッと胸を撫で下ろすが、周囲からの欲望を滲ませた眼差しはなくなりそうにない。
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