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閑話16.※終わった後で Side.カーライル
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※カリンがカークがリヒターを好きそうと勘違いした件の裏話。
意外と仲良しなリヒターとカークのやり取りですが、薔薇の棘で省略していたカークの3Pについての詳細な描写が入っているので、苦手な方はパスしてください。
宜しくお願いしますm(_ _)m
****************
「お世話になりました」
闇医者に丁寧に礼を言うリヒターと一緒に俺もちゃんと礼を言い、長々と続いたこの場所での滞在に終止符が打たれた。
リヒターはこの後カリン陛下と一緒にロキ様を抱くらしいけど、大丈夫だろうか?
俺からするとやめておいたら良いのにという心境だった。
だって絶対後で辛くなると思うから。
リヒターはロキ様が大好きだ。
だからその献身っぷりも凄い。
溢れる想いで抱いたらそりゃあロキ様の癒しには繋がるだろう。
でもそれだけの気持ちをもってしても、あの人は絶対に振り向いてくれないのは目に見えてわかるから────。
でもその翌朝からずっと側で見ていたけど、全くこれまでと変わらずリヒターはロキ様に仕えていた。
それこそ母親かというほどの愛情を込めて。
ロキ様もズレてるけど、リヒターも大概だなと思った。
忠誠心がそうさせるのか、元々わかりきっていたことだから割り切っているのか、どっちなんだろう?
まあ俺もロキ様の世話を焼くのは大好きだから、リヒターがそこに幸せを感じているのなら止める気はない。
そんな俺にカリン陛下がこっそり『リヒターに変わった様子は見られないか』と聞いてきた。
いつも通りですよと答えたら安心してたけど、多分心配してのことなんだろう。
なんだかんだでこの人もこうして気を使うことを覚えてくれて嬉しい限りだ。
これを機に気持ちに寄り添えるようになってロキ様をもうちょっと理解してくれたら言うことはないのに。
「大丈夫ですよ。もし必要なら俺がリヒターを引き受けますから」
まあないとは思うけど、暴走したらちゃんと俺が相棒として止めにかかろう。
暗部と近衛だから立場は違うけど、ロキ様への忠誠心は同じくらい高いつもりだし、気持ちは汲んでやれると思う。
やけ酒でもなんでも付き合ってやろう。
そんな気持ちで言っただけなんだけど、何故か面食らった顔でカリン陛下から見られてしまった。
どうしてこんな顔をされたんだろう?
俺がそんな事を言うなんて思いもしなかったという感じだけど、俺は暗部とは言え別に冷たくはないつもりなんだけど。
だからちょっともやっとして、つい休憩の時にリヒターにこぼしていた。
「俺ってそんなに冷たそうに見えるのかな?」
でも話を聞いたリヒターはどこか可笑しそうに笑って、それは誤解されたんだと言ってくる。
「誤解?」
「ああ。いざとなったらお前が俺と結婚するとでも受け取ったんだろう」
「え?!」
全くそんな気はなかったけど、そう聞こえたのなら失敗だったかもしれない。
「どうしよう…俺、ロキ様に怒られるかも」
「どうして?」
「だってお前に粉かけたらロキ様はきっちり釘を刺しにかかるんだぞ?」
補佐官のライオネルもミュゼも二人ともロキ様にガッツリ釘を刺されていたのを俺はちゃんと覚えている。
でもリヒターはそんな懸念を笑って吹き飛ばした。
「カーライルなら多分ロキ陛下は何も言わないと思う」
「どうして?」
「俺が前に言った条件に当てはまっているし、この間ロキ陛下自身も俺達が結婚して側にいてくれたらいいのにと仰ってたから」
そう言われて、ああ、あの時かと思い至った。
「でもあれは冗談だろう?」
「いや。多分そうなればいいなという期待半分の本音だ」
「え?」
「それだけ俺達を信頼してくれてるという事だ」
「え?何それ。滅茶苦茶嬉しいんだけど?!」
ロキ様からリヒターと同じくらい信頼されているというなら、これほど嬉しいことはない。
「ロキ様…一度くらい抱いて欲しい」
無理だと思いつつちょっと夢見てそんな事を口にしたら、カリン陛下も許可していたし3Pで呼んでもらえると思うと言われた。
「えぇ?!」
そこは絶対ダメだと思ってたのに…。
「え?どうしよう?もしそうだとしても俺、ロキ様を楽しませるスキルなんて持ってないんだけど?!」
これまでもロキ様の処女が欲しいと言ってみたりしたことはあったけど、受け手側でもカリン陛下を翻弄できるその手管に俺は衝撃を受けたと言っても過言ではない。
ロキ様は凄すぎるのだ。
玩具だけでも気持ち良く乱してくれるのに、抱かれたらどうなってしまうんだろう?
俺もリヒターみたいにハマって抜け出せなくなるかもと思わず口にしたら、また笑われてしまった。
そうなったら本当に二人で結婚してしまおうかと冗談交じりに言われたから、一発軽く腹に入れておいた。
で、だ。
(ほ、本当に呼んでもらえたっ!)
これまで頑ななまでに混ぜてもらえなかったから、どうせ今回もなんだかんだで流れちゃうんだろうなと思ってたのに…。
「よ、宜しくお願いします」
よく考えたらこれって凄い状況なのでは?!
王と王配の閨に混ぜてもらうなんて、暗部の一人として畏れ多い…。
ロキ様がいっつもホイホイ多人数とか口にするからすっかり麻痺してたけど、よく考えたら凄いことだ。
そう思い至った途端、緊張して動けなくなった。
(た、助けてくれ、リヒター!)
そう思うけど今ここにリヒターはいない。
今日はマーシャルと二人で外での警護だ。
俺の代わりの暗部はカリン陛下の暗部が数名ついてて警備に死角はない。
だから何の心配もなく抱かれたら済む話ではあるんだけど、緊張するなという方がおかしかった。
どうしてリヒターは平気なんだと凄く思ったけど、もしかしたら慣れ以外の何ものでもなかったのかもしれない。
そんな緊張で固まった俺をロキ様が優しく呼んでくれて、リヒターにやってもらったことがあるんだと言いながらマッサージをしてくれた。
何気にロキ様は器用だから凄く気持ち良かった。幸せ。
主人にこんなことしてもらった暗部なんて俺が初めてなんじゃないだろうか?
それから後ろをほぐしてくれた後、挿れてもらったんだけど、滅茶苦茶気持ちよくてこれはカリン陛下が抱かれたくなるのも無理はないと思った。
これを知ったら絶対抱く側より抱かれる側の方がいいに決まってる。
そこから散々可愛がってもらってたらカリン陛下が嫉妬し始めたから、ロキ様はカリン陛下に見せつけるように自分で自分の後孔を指で慣らし始め、甘く誘いをかけた。
「兄上…舐めてあげるのでこっちに来てください」
そして口淫でカリン陛下を可愛がりつつ俺を犯して絶頂へと追いやった。
その後寝そべったカリン陛下に跨って肩越しに振り返り、「兄上。兄上のモノが入るのをちゃんと見ててくださいね」と妖艶に笑いながら言い放ちゆっくりと腰を落としていくロキ様。
エロい!
そして落としきったところで俺にも声を掛けてきて、サンドイッチをするからともう一度挿れてくれた。
そこから先は本当にあり得ないことにロキ様の独壇場だった。
間に居るのにどうして二人同時に攻められるのか本当に謎!
気持ち良すぎてもう訳はわからないし、カリン陛下と俺の喘ぎ声が部屋中に響いていた気がする。
こんなの知らないと何度口から飛び出したことか…。
ロキ様のエロスキルが恐ろし過ぎる。
でもそんなロキ様を普通に抱けたリヒターはきっともっと凄いんだろう。
素直に尊敬する。
たった一夜だけだけど、俺にとっては忘れられない夜となった。
翌朝、腰が痛む俺にリヒターが無理はするなと声を掛けてきてくれて、ロキ様に頼まれたからと言ってマッサージをしてくれた。
二人共優しい。
「うぅ…幸せ」
「そうか」
「はぁ…なあリヒター」
「なんだ?」
「俺、前向きに考えてみようかな」
「何を?」
「お前との結婚」
その言葉にリヒターがピタリと動きを止める。
「俺もお前もロキ様が大好きだし、悪くないと思うんだ」
そう言ってニカッと笑ったら、俺らしいって笑われた。
「まあ…考えておこうか」
「ああ。そうだ!それならリヒターも俺の事、カークって呼んでくれよ。裏の連中も最近は結構呼んでくれてるし、結婚するしないに関わらず、俺達もうロキ様命の相棒だしさ。親しみがあっていいだろ?」
「ふっ…確かに」
そう言って、リヒターは楽しそうにしながら俺をカークと呼んでくれた。
アンシャンテで生まれ暗部としてあっちで育てられた俺だけど、これからはロキ様の傍でリヒターと一緒にお守りしていけたらいいなとどこか幸せな気持ちで思ったのだった。
意外と仲良しなリヒターとカークのやり取りですが、薔薇の棘で省略していたカークの3Pについての詳細な描写が入っているので、苦手な方はパスしてください。
宜しくお願いしますm(_ _)m
****************
「お世話になりました」
闇医者に丁寧に礼を言うリヒターと一緒に俺もちゃんと礼を言い、長々と続いたこの場所での滞在に終止符が打たれた。
リヒターはこの後カリン陛下と一緒にロキ様を抱くらしいけど、大丈夫だろうか?
俺からするとやめておいたら良いのにという心境だった。
だって絶対後で辛くなると思うから。
リヒターはロキ様が大好きだ。
だからその献身っぷりも凄い。
溢れる想いで抱いたらそりゃあロキ様の癒しには繋がるだろう。
でもそれだけの気持ちをもってしても、あの人は絶対に振り向いてくれないのは目に見えてわかるから────。
でもその翌朝からずっと側で見ていたけど、全くこれまでと変わらずリヒターはロキ様に仕えていた。
それこそ母親かというほどの愛情を込めて。
ロキ様もズレてるけど、リヒターも大概だなと思った。
忠誠心がそうさせるのか、元々わかりきっていたことだから割り切っているのか、どっちなんだろう?
まあ俺もロキ様の世話を焼くのは大好きだから、リヒターがそこに幸せを感じているのなら止める気はない。
そんな俺にカリン陛下がこっそり『リヒターに変わった様子は見られないか』と聞いてきた。
いつも通りですよと答えたら安心してたけど、多分心配してのことなんだろう。
なんだかんだでこの人もこうして気を使うことを覚えてくれて嬉しい限りだ。
これを機に気持ちに寄り添えるようになってロキ様をもうちょっと理解してくれたら言うことはないのに。
「大丈夫ですよ。もし必要なら俺がリヒターを引き受けますから」
まあないとは思うけど、暴走したらちゃんと俺が相棒として止めにかかろう。
暗部と近衛だから立場は違うけど、ロキ様への忠誠心は同じくらい高いつもりだし、気持ちは汲んでやれると思う。
やけ酒でもなんでも付き合ってやろう。
そんな気持ちで言っただけなんだけど、何故か面食らった顔でカリン陛下から見られてしまった。
どうしてこんな顔をされたんだろう?
俺がそんな事を言うなんて思いもしなかったという感じだけど、俺は暗部とは言え別に冷たくはないつもりなんだけど。
だからちょっともやっとして、つい休憩の時にリヒターにこぼしていた。
「俺ってそんなに冷たそうに見えるのかな?」
でも話を聞いたリヒターはどこか可笑しそうに笑って、それは誤解されたんだと言ってくる。
「誤解?」
「ああ。いざとなったらお前が俺と結婚するとでも受け取ったんだろう」
「え?!」
全くそんな気はなかったけど、そう聞こえたのなら失敗だったかもしれない。
「どうしよう…俺、ロキ様に怒られるかも」
「どうして?」
「だってお前に粉かけたらロキ様はきっちり釘を刺しにかかるんだぞ?」
補佐官のライオネルもミュゼも二人ともロキ様にガッツリ釘を刺されていたのを俺はちゃんと覚えている。
でもリヒターはそんな懸念を笑って吹き飛ばした。
「カーライルなら多分ロキ陛下は何も言わないと思う」
「どうして?」
「俺が前に言った条件に当てはまっているし、この間ロキ陛下自身も俺達が結婚して側にいてくれたらいいのにと仰ってたから」
そう言われて、ああ、あの時かと思い至った。
「でもあれは冗談だろう?」
「いや。多分そうなればいいなという期待半分の本音だ」
「え?」
「それだけ俺達を信頼してくれてるという事だ」
「え?何それ。滅茶苦茶嬉しいんだけど?!」
ロキ様からリヒターと同じくらい信頼されているというなら、これほど嬉しいことはない。
「ロキ様…一度くらい抱いて欲しい」
無理だと思いつつちょっと夢見てそんな事を口にしたら、カリン陛下も許可していたし3Pで呼んでもらえると思うと言われた。
「えぇ?!」
そこは絶対ダメだと思ってたのに…。
「え?どうしよう?もしそうだとしても俺、ロキ様を楽しませるスキルなんて持ってないんだけど?!」
これまでもロキ様の処女が欲しいと言ってみたりしたことはあったけど、受け手側でもカリン陛下を翻弄できるその手管に俺は衝撃を受けたと言っても過言ではない。
ロキ様は凄すぎるのだ。
玩具だけでも気持ち良く乱してくれるのに、抱かれたらどうなってしまうんだろう?
俺もリヒターみたいにハマって抜け出せなくなるかもと思わず口にしたら、また笑われてしまった。
そうなったら本当に二人で結婚してしまおうかと冗談交じりに言われたから、一発軽く腹に入れておいた。
で、だ。
(ほ、本当に呼んでもらえたっ!)
これまで頑ななまでに混ぜてもらえなかったから、どうせ今回もなんだかんだで流れちゃうんだろうなと思ってたのに…。
「よ、宜しくお願いします」
よく考えたらこれって凄い状況なのでは?!
王と王配の閨に混ぜてもらうなんて、暗部の一人として畏れ多い…。
ロキ様がいっつもホイホイ多人数とか口にするからすっかり麻痺してたけど、よく考えたら凄いことだ。
そう思い至った途端、緊張して動けなくなった。
(た、助けてくれ、リヒター!)
そう思うけど今ここにリヒターはいない。
今日はマーシャルと二人で外での警護だ。
俺の代わりの暗部はカリン陛下の暗部が数名ついてて警備に死角はない。
だから何の心配もなく抱かれたら済む話ではあるんだけど、緊張するなという方がおかしかった。
どうしてリヒターは平気なんだと凄く思ったけど、もしかしたら慣れ以外の何ものでもなかったのかもしれない。
そんな緊張で固まった俺をロキ様が優しく呼んでくれて、リヒターにやってもらったことがあるんだと言いながらマッサージをしてくれた。
何気にロキ様は器用だから凄く気持ち良かった。幸せ。
主人にこんなことしてもらった暗部なんて俺が初めてなんじゃないだろうか?
それから後ろをほぐしてくれた後、挿れてもらったんだけど、滅茶苦茶気持ちよくてこれはカリン陛下が抱かれたくなるのも無理はないと思った。
これを知ったら絶対抱く側より抱かれる側の方がいいに決まってる。
そこから散々可愛がってもらってたらカリン陛下が嫉妬し始めたから、ロキ様はカリン陛下に見せつけるように自分で自分の後孔を指で慣らし始め、甘く誘いをかけた。
「兄上…舐めてあげるのでこっちに来てください」
そして口淫でカリン陛下を可愛がりつつ俺を犯して絶頂へと追いやった。
その後寝そべったカリン陛下に跨って肩越しに振り返り、「兄上。兄上のモノが入るのをちゃんと見ててくださいね」と妖艶に笑いながら言い放ちゆっくりと腰を落としていくロキ様。
エロい!
そして落としきったところで俺にも声を掛けてきて、サンドイッチをするからともう一度挿れてくれた。
そこから先は本当にあり得ないことにロキ様の独壇場だった。
間に居るのにどうして二人同時に攻められるのか本当に謎!
気持ち良すぎてもう訳はわからないし、カリン陛下と俺の喘ぎ声が部屋中に響いていた気がする。
こんなの知らないと何度口から飛び出したことか…。
ロキ様のエロスキルが恐ろし過ぎる。
でもそんなロキ様を普通に抱けたリヒターはきっともっと凄いんだろう。
素直に尊敬する。
たった一夜だけだけど、俺にとっては忘れられない夜となった。
翌朝、腰が痛む俺にリヒターが無理はするなと声を掛けてきてくれて、ロキ様に頼まれたからと言ってマッサージをしてくれた。
二人共優しい。
「うぅ…幸せ」
「そうか」
「はぁ…なあリヒター」
「なんだ?」
「俺、前向きに考えてみようかな」
「何を?」
「お前との結婚」
その言葉にリヒターがピタリと動きを止める。
「俺もお前もロキ様が大好きだし、悪くないと思うんだ」
そう言ってニカッと笑ったら、俺らしいって笑われた。
「まあ…考えておこうか」
「ああ。そうだ!それならリヒターも俺の事、カークって呼んでくれよ。裏の連中も最近は結構呼んでくれてるし、結婚するしないに関わらず、俺達もうロキ様命の相棒だしさ。親しみがあっていいだろ?」
「ふっ…確かに」
そう言って、リヒターは楽しそうにしながら俺をカークと呼んでくれた。
アンシャンテで生まれ暗部としてあっちで育てられた俺だけど、これからはロキ様の傍でリヒターと一緒にお守りしていけたらいいなとどこか幸せな気持ちで思ったのだった。
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