【完結】王子の本命~ガヴァム王国の王子達~

オレンジペコ

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131.※薔薇の棘⑲ Side.カリン

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※今回ロキが総受けとなっております。
リバが苦手な方は飛ばしてお読みください。
読まれる方も一応ロキが初めて感じてるので注意喚起しておきます。
よろしくお願いしますm(_ _)m

****************

その日の夜、俺はロキを城へと連れ帰り、結局リヒターと一緒に抱くことになった。

闇医者に一応確認は取ったけど『本人が楽しそうに言い出したことだし、いいのでは?』と言われてしまった。
治療としてはほぼ終わっているし、気になる事があればまたいつでもどうぞと言われてそのまま見送ってもらえた。
本当にあっさりしている。

そして広いベッドの上でロキの後ろをしっかりほぐしたところで、どっちからかと聞かれて、リヒターは俺に任せると言ってくれたから俺が先に抱いたのだけど、結局のところロキは受け入れる側でも攻めるのが上手いし、俺を虐めるのも大好きだから前と同様に散々俺の方が喘がされてしまう。
俺を受け入れるロキは凄く嬉しそうで「兄上が乱れれば乱れるほど凄く癒やされるので、もっと感じてください」と何度も俺の耳元で甘く囁いた。
大好きと全身で訴えられているようで俺もつい夢中になってしまった気がする。

「ん…兄上。ごちそうさまでした」

ぴくぴくと身を震わせロキの中に放った俺からゆっくりとロキが身を離す。
いつもと違う艶やかな眼差しで見下ろしてくるロキに目を奪われて思わず『抱いて』と言いそうになるけど、今は我慢だ。
今日はロキを癒してやることが目的なんだから。
それにこの様子ならリヒターが相手でも一緒だろうし、もしかしたらリヒターが喘ぐという珍しい姿が見れるかもとちょっと思った。
それなのに────。

「ん…」

挿れた時は俺の時より落ち着いた顔をしていたのに、リヒターが色々声を掛けて軽く髪にキスを落としながら緩々と動き出した途端、明らかにロキの反応が変わった。
別に特別な事を言ったとかそう言うわけじゃないはずなのに!

「ロキ陛下。怖くないですか」
「ああ」
「よかったです。痛かったり怖かったりしたらちゃんと言ってくださいね。遠慮はいらないので」
「大丈夫だ」

俺だって似たようなことはちゃんと言った。
でもロキは相手が俺だと嬉々として受け入れてるのが一目でわかるから、そこまで丁寧には聞いていなかったとは思う。
正直俺がリヒターほど気が回らないのもまた事実だった。

「頬をぶたれた時に言われて傷ついた言葉とかはありませんか?」
「う~ん…特には?」
「本当に?何も隠さないでくださいね?」
「隠してはない。ちょっとビッチとか不感症とか言われたくらいだし」

その言葉を聞いてリヒターが一瞬凄く殺気立った気がする。

「ロキ陛下。もっとご自分を大事にしてください」

そう言いながら慈しむように髪にキスを落とし、リヒターはゆっくりと馴染ませるように腰を動かし始める。
そして馴染んだところでロキの反応を確認しつつ巧みに攻め始めた。

「ロキ陛下は不感症なんかじゃないですよ?ほらここ…感じていますよね?」
「んっんっ…」
「こうされるのもお好きですか?」
「あ…それ、いい……」
「良かった。ロキ陛下が感じてくれると俺も嬉しいです」

(え?…えぇ?!)

段々とロキの表情が気持ち良さそうなものへと変わっていく。
正直言ってロキの感じる姿に衝撃が強すぎて俺的に大ショックだった。
リヒターが上手いのは当然知ってる。
俺もこれまでに何度も抱かれてきたんだから当たり前だ。
でもそこに愛情が乗ってくるとこれほど違うのかと愕然となってしまった。
愛おしげにロキを見つめてロキのためだけに快楽を与えていく。
どこか俺を抱くロキとその姿が重なるような気がした。

(あのロキが…攻めに回ることなく気持ち良さそうに抱かれているなんて…っ)

「はっ…うっ…」
「ロキ陛下。可愛いですよ」
「あっ…」

(ね、寝取られる!)

本気でそう思って半泣きになってたら突然ロキと目があった。

「ああ…兄上。嫉妬に駆られて泣きそうになるなんて、可愛すぎてたまりません」

物凄く嬉しそうに笑ってそう言ったところでリヒターを締めつけてしまったらしく、リヒターがウッと呻いてロキの名を呼んだ。

「ロキ陛下は本当にカリン陛下がお好きですね。こんなに俺で感じているのにカリン陛下の方がいいなんて…」
「あ…だって兄上を虐めるのが一番好きだから…」
「それならこのまま嫉妬を煽りながら寝取りプレイのようにしてイかせてあげますね」
「あ、イイッ!はぁ…リヒター…っ」

(そ、それは反則だろう?!リヒター!!)

ロキが○○プレイ的なものが大好きなのを知っていて口にしたのは明らかだ。
それで良しとするロキにも嫉妬してしまう。

(ロキのバカバカ!!俺だけだって言ってくれるくせに!!)

身を震わせ絶頂に導かれたロキがトロリと表情を緩めて呼吸を整え、そのまま俺を熱っぽく見つめてくる。

「兄上…きてください……」

こ、これは寝取り返せと言ってるのか?
凄く嫉妬してるし、できるならやりたいけど、俺はリヒターみたいにはできないぞ?
そもそもリヒターは、俺を抱く時にロキが俺をこれでもかと感じさせるためにこれまであれこれアドバイスしてきたせいでかなりのテクニシャンになってるのだ。
明らかに俺の方がテクニックでは劣るに決まっている。
でもロキは気にした様子もなく俺を誘ってきた。

「カリン…早く…」

色っぽく名を呼びながら誘われて、恐る恐るもう一度挿れてみたら最初の時と全然違った。

「今なら兄上と一緒に気持ち良くなれると思って…」
「ロキ…」

(中が凄く熱くてちょっと震えてる?)

そんな状態だったからかロキは今度は俺でもちゃんと感じてくれて、凄く嬉しそうに受け入れながら「奥も奪ってください」なんて言ってきた。

そう言えばレイプ男は凄く大きかったと言っていたけど、奥まで挿れなかったんだろうか?
不思議に思って尋ねたら、『主導権を握ってたのは俺なんですから、わざわざ好き好んで奥まで受け入れるわけないでしょう?』と言われた。
そういうものなんだろうか?
俺はブルーグレイで無理矢理挿れられて開発されたからよくわからない。
でも取り敢えず痛かったのは覚えてるから、無理にしなくても…とは思った。
だからロキにもそう言ったけど、他の誰かにあげたくないからもらって欲しいと言われた。

「俺が好きなのは兄上なので、兄上に挿れられたいです」

その言葉を受けて思い切って挿れてはみたけれど、流石に辛かったようで涙を滲ませたから、動きは止めて何度もキスを落としてやった。
俺だってできるだけロキを泣かせたくはない。

「ロキ…無理はするな」
「だいじょ…ぶ……ですよ?」

どうやったらロキに負担がかからないだろう?
ロキが辛くないようにしてやりたい。
そう思って体位を変えた方が楽ならそうするから、言ってくれと言ったらじゃあ対面座位でと返されたからそうしてやった。
ぴったりくっついているからロキの鼓動がダイレクトに伝わってくる。

「んぅ…」
「ロキ…凄く感じてるな」
「あ…言わないで……くださ…っ」
「ああ。でも嬉しい…」

そこからは初めて握った主導権に感動しながらゆっくりゆっくりロキを愛した。
合間合間でリヒターも慈しむように愛撫を施し、ロキがより気持ちよく感じられるようフォローを入れてくれる。

「ん…あ…」
「ロキ…可愛い」

俺の腕の中で感じ、縋りつくように抱き着いてくるロキが可愛い。

「ロキ陛下。大丈夫ですか?」
「ん……大丈夫…気持ちいっ…」

正直そこからやっと本来の目的が達成できたような気がする。
俺とリヒターに愛されて蕩けるように幸せそうに笑うロキに、俺も幸福感に満たされていく。
それはリヒターも同じだったのか、どこか安心したようにロキを包んで優しくキスを落としていた。
そして嫌な事なんて思い出さなくてすむように沢山ロキを気持ちよくしてやって、身を清めてから三人で仲良く眠りにつくことに。

一人でここまで持ってこれなかったのはちょっとどころではなくかなり悔しかったが、ロキが幸せそうだからまあいいかと結論づけた。

「おやすみ。ロキ」

そう言ってやったら心底安心したようにロキがふわりと笑って、俺の腕の中でそっと目を閉じた。


***


【Side.リヒター】

今日、ロキ陛下を初めて抱いた。
これまで大切に見守ってきた主人だ。
そんな主人を抱いて、何かが変わったかと聞かれたなら俺はこう答えるだろう。

世界の全てが変わったと。

カリン陛下やミュゼを抱いた時とは全然違った。
込み上げてくるのはどこまでも愛しいという感情だけだった。
これまで頑なに認めてこなかった感情に名前がつく。

(ああ…俺はロキ陛下をこんなにも深く愛していたのか)

認めてすぐに失恋確定なのはわかりきった事ではあったが、俺はこの想いを否定する気は一切なかった。
カリン陛下に抱かれていた時、ロキ陛下は興奮はしていたけど然程感じてはいなかったのに、俺に抱かれた時はちゃんと感じてくれていた。
それだけで感無量というものだ。
俺の腕の中で控えめながらも快感を拾い、気持ちいいと言ってくれたから余計に愛おしさが増して大切に大切に抱いた。
ロキ陛下が好きな言葉も知っているから、喜ぶ顔が見たくて口にしてみた。
ロキ陛下を俺の手で絶頂へと駆け上がらせる────それは至福の喜びだった。

カリン陛下を筆頭にこの人を前にすると皆が皆ドMになってしまうからか、基本的にこの人はいつもドSだ。
でも何故か俺の前でだけはいつも可愛くて、時折甘えられるのがたまらなく嬉しかった。
もっと甘やかしたい。
もっと幸せになってほしい。
そんな気持ちでカリン陛下との仲を見守ってきた。
だからロキ陛下を不幸にする全てに苛立ってしまったのかもしれない。
そんな俺にロキ陛下は素直な気持ちを口にしてくれた。
感謝していると。
そこにあるのは親愛ではあるけれど、俺がどれだけ嬉しかったのかきっとこの人はわかっていないはずだ。

「ロキ陛下。愛しています」

隣で眠る愛しい人にこっそりと愛を囁く。
これくらいは許されるだろうか?
この人が見つめる相手がずっと変わらないのは知っているから、どうか想い続ける事だけは許して欲しいと思う。




そして翌朝目が覚めたらカリン陛下と目があった。
凄く苦々しい目で見られたから何か言われるだろうなと覚悟したのだが、意外な事に文句を言われることはなかった。
代わりにこれまでのカリン陛下なら絶対に言わなかったであろうことは言われたが。

「……リヒター。ロキが望むなら、側室になっても許してやる」
「どういう風の吹き回しですか?」

はっきり言ってさっぱりわからなかった。
あんなにもロキ陛下に近づく輩を牽制しまくっていたというのに。

「それは……」
「それは?」
「ロキのためになるかと思ったからだ」

その言葉に俺は正直驚いた。
ロキ陛下と違ってこの人は王族として将来の王として育てられた。
ただその弊害で人の気持ちに寄り添うのが苦手という一面があって、よくそれでロキ陛下とすれ違っていたように思う。
この人にとって、周囲が自分に合わせるのが当然で、命令するのが当然だった。
もちろん表面的に取り繕うことはできる。
他国の王族とのやり取りがあるのだから当然だ。
でも根本的に彼はこの国の最上位にいる者であり、その他全てが臣下であるという認識が強かった。
本人が気づいていなかったであろう、彼の欠点とも呼べる点でもある。
だからこそ友人と呼んでいるマーシャルやエディオン達とも一線を引いた付き合いだし、心の底から気持ちを許すこともない。
ある意味孤独な人だった。
ただ好きでそうしているのならこちらも特に言うことはないし、どちらかというと庇護が必要であろうロキ陛下の方が俺の目を惹きつけた。

逆にロキ陛下は城では虐げられ続け貴族の中では最底辺にいたと言っても過言ではない。
表面的に命令こそ辛うじて聞いてはもらえるけれど、一騎士、一侍女でさえ内心では蔑んでいた王族。
彼の中で周囲の者は信頼の置ける臣下ではなくただの敵でしかなかった。
彼の味方は彼を壊したこの城の者ではなく外の者で、普通ならならず者と呼ばれる者達。
けれど彼らはロキ陛下に生きる術を教えると共に、人に寄り添うという大切なことをその行動を通して教えてくれていた。
おかしな事はおかしいと言い、悪いところは悪いとちゃんと教えた。

どちらが人として大切なものを学んできたかは明白だ。
だからこそロキ陛下は外に出た事で花開き、沢山の味方ができていったのだと思う。
幼少期の件で壊れていようとだ。

でもそんなロキ陛下はどう足掻こうとカリン陛下しか好きになれない。
ならカリン陛下に変わってもらうしかないのにカリン陛下はたまにどうしようもなく致命的な事をやらかすのだ。
そしてとうとう今回ばかりは俺も堪忍袋の尾が切れてしまったのだが…。

(変わろうとしている…)

他の誰のためにも変わる気のないこの人だけど、彼はロキ陛下のためなら変わろうとするのだ。
悩み、苦しみ、足掻く。
これまでの人生でそんな経験は積んできていないに違いないのに、ロキ陛下のためなら不器用ながら頑張る。
だからこそ結局この人を…俺は憎めないのかもしれない。

「カリン陛下。ロキ陛下が愛しているのは貴方だけですよ?」

いくら想おうと揺らがないものがそこにある。

「でもお前は……」
「言ったでしょう?俺とロキ陛下はそういう関係ではないのだと」
「好きなくせに…」
「ええ」
「愛していると…」
「そうですね」

(聞かれていたのか…)

否定はしない。
俺がロキ陛下を愛しているのは事実だから。
ただ望まれていないだけだ。

「俺の幸せはロキ陛下の笑顔と共にありますから、お気になさらず」
「お前も大概おかしくないか?」
「皆どこかおかしいから今があるのでは?」

普通なら3Pになんて好んで参加したりはしないだろう。
俺はロキ陛下が心配で参加し続け、一方的にどんどんのめり込み、他の者達同様完全に囚われてしまっただけだ。
ただ、他の誰もが貰えなかった信頼と親愛を貰えただけで十分だと思う。

「ん……兄上?」
「ロキ」
「おはようございます」
「おはよう」
「ロキ陛下。おはようございます」
「おはよう、リヒター」
「お身体は大丈夫ですか?」
「ん~…ちょっと怠い気がする」
「なら今日は寝ていてください」
「ありがとう」

この笑顔が消えなかったら俺はいい。
好きな人の笑顔を見ることができるならそれでいいのだ。

「あ、そうだ。兄上、言い忘れてたんですけど、カークが一度でいいから俺に抱かれたいんですって。いいですよね?」

『昨日いいって言ってたし』と軽く言い放つロキ陛下に鬼だなと思うが、こういうところも天然で可愛いし別に嫌いではない。
さてカリン陛下はどうするだろう?

「ロ…っ、ロキのバカ!浮気者!リヒターだけじゃなくカーライルまでなんて酷い!」
「涙目の兄上…可愛い」

取り敢えず、この好きな相手を虐めて楽しむのは程々にと今度教えておこう。
折角カリン陛下が成長しようとしてもすぐに甘やかしてダメにしてしまうし、まだまだ注意すべき点は多々ある。

「本当にお二人はすぐにこうなりますね。またすれ違わないよう微力ながらこれからもお手伝いするので、きちんと幸せになってくださいね」
「ふふっ。リヒターは心配性だな。そんなに心配しなくても大丈夫なのに」

『もういっぱい幸せなんだから』と笑う、この全くわかっていない主人を支え、

「リヒター…いいのか?」

なんだかんだと俺を頼りにするカリン陛下に手を貸そう。
取り敢えず…カーライルの件はこの提案でいいだろうか?

「ロキ陛下。カーライルの件ですが、カリン陛下にちゃんと意見を聞いてから決めてあげては如何です?」
「え?」
「きちんと話し合わないのは夫婦間トラブルの元ですよ?以前の事をお忘れですか?」
「……!えっと…兄上、今回のお礼は何がいいか聞いたらカークが俺に抱かれたいって言ってたんですけど、ダメ…ですか?」
「……わかった。三人でしよう」

(上目遣いに負けるってどうなんですか?カリン陛下)

折角ダメだと言える状況にしたのにロキ陛下のお願いに弱すぎる…。

「じゃあ俺を真ん中にしてサンドイッチでもしてみますか?それなら兄上も楽しめますし」

(ロキ陛下…最近思うんですが、実は新しいことが大好きですよね?)

ロキ陛下は出会った当初でこそ『自分なんて』と殻にこもっていたけれど、勉強にしろ体術にせよ俺が色々教えているうちに自信がつき、新しいことに挑戦する楽しみを覚えた。
加えて、レオナルド皇子がロキ陛下の言葉で次々事業を起こし、セドリック王子やフォルティエンヌのジョン氏などがロキ陛下のアイデアで物を改良した事などを受けて『みんな楽しそう』と思ったのも、色々興味を持つ=楽しい事に繋がったのかもしれない。
そこにきて鉱山ホテルからこっち、カリン陛下との新しいプレイの数々もまた気に入ったのだ。
折角受け側も覚えたしと興味本位で色々やりたくなっても全くおかしくはない。

目をキラキラ輝かせるロキ陛下が可愛すぎてつい見惚れてしまう。
気持ちを自覚したせいで輪をかけて可愛く見えるから正直目の毒だ。
可愛すぎて胸が苦しい。
沢山可愛がりたい気持ちが込み上げてくるから、自制するのもなかなか大変だ。
当然表には一切出さないけれど…。

「リヒターも今度したかったら言ってくれていいから」
「お声がけ頂けるなら喜んで」

そう答えたらロキ陛下が嬉しそうに笑う。
おかしくてもいいんだ。
俺はこの人が望んでくれる限り寄り添い続けよう。
そこに俺の幸せがあるから。


****************

※やっぱりどこかおかしいリヒター。
でも貴族の心得でしっかりポーカーフェイスは保ってます。

ちなみにお清めプレイとしては最初のカリンが正しいです。
あの時ロキは挿れられながらも攻めに回っていたので。
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